嘔吐112.

June 19, 2006
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カテゴリ: 詩的史的書記


彼は僕の行動を先読みし、僕の御決まりの言葉まで盗った。

そんな彼に少しだけ感心し、この世界も
まだまだ捨てたものじゃあないかもな、とか馬鹿なことを想う僕がいた。

とりあえず今のところは生きてやろうと想う、ほんの少しだけ。



彼に言葉を吐き捨てた僕は、いつもと違う僕だった。
臆病で、嫌悪されることを嫌って、何時の間にか人格を代える。

そんな僕ではなく、ただ只管に僕は僕だった。

それが良いことか悪いことかなんて僕には解らなかった。


些細な、今にも崩れそうな幻想を抱けているということだけで。

死にたい、なんて。死ねば良い、なんて。
何度君に呟けばこの世界を終わらせられるんだろう。



碧。





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Last updated  June 19, 2006 08:32:20 PM コメントを書く
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