蝦の部屋

蝦の部屋

愛


けど、愛を知らない僕が愛を語ってもただの戯言、
所詮漫画やドラマのセリフからパクってきた物でしかなかった。
自分なりの愛し方、自分なりの愛、自分なりの愛され方、
そこには正しいものも間違ったものもなく、
人それぞれ、一つ一つ違ったユニークものなのであり、
ただ受け入れられるか、受け入れられないかのだけであり、
好きになった人、好きになられた人が選ぶだけのものであり、
好きじゃなくなっていっても、身体がなくなっても、忘れられても、
感じ続けていくだけのものでしかないのかもしれない。

人の幸せだけが目にとまり、素直に喜べず嫉妬しか出来ない
ケツも肝も青い僕が言える愛は、他の誰かが共感できるものではないだろう。
でも価値観や、頭のよさ、性格、生活環境、容姿、
僕を司る全てのもので否定されるのはちょっと痛い。
けど赤の他人の心の真相を知ることなんて不可能であり、
出来たとしてもそれは洗脳であり、
煩悩のままに生きていくのが人間なんだろう。

愛するのが怖い、好きになるのが怖い・・・
怖いまま逃げていては強くも、学習する事も出来ない
ただの臆病チキン野郎だ。
でも今一歩踏み出せない・・・
踏み出してはいけない・・・
すべてが終わり、自分が崩壊するかもしれない。
そんなのは嫌だ。
俺はまだ強くなり、大きくなり、世界的有名人になるまでは死ねない。
それを犠牲にしてまで、人を愛する事は出来ない。

なんてちっぽけな愛なんだ・・・
これが僕の愛なのか・・・
自分の限界を知りたがってたくせに、
いざ知るとなると、かなり痛い。
冷たい人間なのかな・・・
俺の言ってることは正しいのかな・・・
何度考えても答えは出るはずもなく、
また朝日が昇り始め、また今日が始まった。

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