えぶりんはうす

えぶりんはうす

3歳の頃


弟が生まれたのだ。彼女にとっては、突然現れて、今まで自分だけのものだった母の手やひざを奪うライバルの登場だ。しっかり赤ちゃん返りしてしまい、わがままもひどくなった。
 以前からよく行っていた子育て支援センターの先生に相談してみると、
「思い切ってトレーニングのことは忘れてみましょう。頭ではきっとわかっているはずなので、そのときが来たら、自分から行きますよ。」とのこと。
その言葉を信じて、待てど暮らせど、いっこうに’そのとき’は来ない。

 3歳もあとわずか。入園までには、4歳になるまでにはなんとか・・・。私はあせっていた。娘に対して「何で行かないの!」とか「いい加減にトイレでしてよ!」などの暴言を吐くこともしばしば。トイレトレーニングの「しかってはいけない」というタブーを何度もやってしまった。娘も辛かったと思う。

 ごめんね。お母さん、あなたをちっとも信じてあげてなかった。

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