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現在の660cc軽四輪で油圧クラッチはホンダ・ビートしかない、らしい・・T360は油圧クラッチを使っている。今まで油圧を使ったのは、ホンダだけなのか?不明・・T360の3年前に発売された、コニーはAKに非常に似ている。たぶん、コニー以上の軽四輪として、コニーの空冷2気筒に対して、水冷4気筒を積んだ。コニー復元クラブさんのHPを見ても、油圧とは書いてない、単に、乾式単板ダイヤフラム、一般的なクラッチ。当時の軽四カタログを見ても油圧と書いて有るのは無いみたいだ・・?T360を見ても、油圧クラッチは必要無いかも、ワイヤーで十分。ホンダ最初の4輪車なので、他社が付けてるものは全て付けたのかも。写真は日本昭和村で開催された旧車イベント参加のコニー360エンジン。T360と同じ、運転席の下にエンジンがある。見るとワイヤー式。T360はこの場所に、水冷4気筒エンジンが収まる。しかも、頭の大きいDOHC、そりゃ・・むちゃですわ。
2006年08月23日
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T360/500荷台の種類は何回かブログした。写真はUPしてなかったので、3種類の荷台をUP。標準型の一方開き荷台と 次の3種類。1)三方開き、高床式荷台(H型)、我がT360がこの型になる。2)フラットデッキ型、(F型)このタイプはバイク屋さんが主な顧客だと思う。 スーパーカブを積むのに都合が良い。3)パネルバン(V型) なんせ・・・当時のホンダなので、 最も錆やすく現存はないと思っていたが、1台生き残っていた。F型は福山自動車博物舘に1台現存している。標準型一方開き荷台はT360とT500はかなり違う。T500の一方開きは、以前のブロクに写真がある。T500の荷台はT360より20cm長くなる。40cm長いLタイプもある。ただし、T360の荷台を延ばしただけなので、横幅は同じ。普通車となり、経費が大幅に高くなるのに、この程度の積載量UPで、ほんとうに・・・売れたのか? (1万台売れたことになってるが??)昨日ブログ写真はKさんのT500ロングで40cm長い。この荷台は、昔、荷台が傷んだのでホンダSFに部品注文したところ、九州SFに最後の荷台が残っていた。Kさんが注文し、SFで交換してくれるのかと思ったら、荷台の入った、巨大な木箱が玄関前に置いたあったそうだ・・・三方式Hタイプは一方式荷台より、20kg軽い590Kgとなる。
2006年08月15日
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8日にUPした写真はT360の部品だった。メールをいただき写真のパーツは「引き違い式バックウインド」 1700円。T360オプション・パーツカタログに10種類のオプションが載っている。引き違いガラスは38年だけ販売されていた。最も初期型に付いてる場合もある、珍しい部品。上段中央がバックウインド。三角窓と併用すると、オープンカー以上の風が入るそうだ。荷台に補助席を載せ、家族で出かけるときに、子供と会話できる。こんな使い方が多かったのかも。書いては無いが、右シフト同様、宗一郎の指示かも?当時、オプションパーツは売れなかったみたいだ。販売していた方も「見たこと無い」らしいので、必要なかったのかも。オプションでラジオが一番高く、アンテナ込みで16400円。当時の給料の倍近い金額なので、高いものだった。幌(ターポリン)は5900円、これは売れたかも?ただし、オプションは割高なので、幌ぐらいは地元で調達可能。純正オプション幌の支柱には Hmマークが付いている。当時はど~ってことないマークだが、今となっては貴重品、おそらく現存はこれしか無いのでは・・・
2006年08月11日
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ホンダ39年ぶりの優勝は株価に反応なし。しっかり下げて、今日ちょっと上げたが、トヨタに比べると?普通・・・買いのメッセージなのだが? ブログを見て歩いた、福井社長が表彰台でトロフィー(お皿)を揚げていた。現場にいたとは・・・強運な社長だ。F1優勝に立ち会う、大企業のトップはめったにいない。さて・・このパーツはなんでしょうか?私も判りません。AKかASのパーツだろうと推測される。いろんな写真を送っていただくが・・・判らないパーツもある。以前紹介したパーツで、AKASのキャブはC型から市販されてるらしいのに、A型キャブも現存している、もちろんエンジンともども。現在、いろんな車体やら、パーツを調べている方が居られる・・・何時の日か、公開されると思う。このパーツ見たことある、もしくは、知っている方は、コメント下さい。
2006年08月08日
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T360はメイブルー(水色) T500はモスグリン(薄緑)AKはこの2種類のボディカラーになっている。白色も有ったらしい。それに、ホンダは初期のバイクからも、限定色や地区ディラー色を出しているので・・・T360が一色だけとは考えられない。一応、公式生産台数は10万台、10万台が1色だけとは?しかし、ベテランさんは「水色しか見たこと無い」なので、ますます?同時発売”S”はS500で4色、800まで含めると16色もある。たぶん、AKも数色あったと思うが、なんせ・・証言が無いので何とも?下のカタログは黄色のT360,辛子色に近いのでたぶん、Sのゴールデンイエローだと思う?何かの本に「メイブルー」の説明に「ポリバケツ色」と書いてあった。この説明には感心して、私も使わせてもっらている。現存するAKはオリジナル色が多い、つまり当時のまま。大事にされている。Sはオリジナル色が少ない、残念ながら私のAKも3度塗ってある。惜しい。
2006年07月19日
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T360のネジとしては現行ネジ、JISネジ、ウイットネジと3種類使用している、全部ピッチが違うから面倒、地方では手に入らないネジもある。何の本だったか、本田宗一郎がイギリス工場見学でプラスネジを拾って来たのが、我が国で最初のプラスネジと書いてあった。この本、皆さんも読んだこと有るかも?この話はうそ臭いと思っていたが、プラスネジ(フィリップねじ)の特許が切れたのは1960年なので、日本の自動車大量生産にはちょうど良いタイミングだったのかも。(ドライバーにはマイナスとプラス、プラスの先が尖っているのが特許)外輪船からスクリューに替わったのが明治維新、マイナスからプラスに替わったのが戦後復興の時期なので、我が国はタイミングが良かった・・「ねじとねじ回し」この本は面白い。旧車はマイナスネジが多いほど旧車らしい。T360も僅かだが使われていて雰囲気がある、プラスネジは見栄えが悪い。
2006年07月09日
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前期から中期にかけてキャブは2か4機、後期は1機になる。4から2になった時期は不明、おそらく今となっては判らないのでは?1機はセルダイからだと思う。 セルダイから後期型になる、BKとも呼ばれるが、マニュアルを見ると正式には ”AK250(改)” これが正式名称。AKは改造(設計変更)だらけなのに、後期型だけ(改)を付けたのは不思議に思っていた、昨年、鈴鹿で始めてセルダイを見たら・・・ぜんぜん違う。後期はコストダウン型らしいが、完全なコストアップ、全く不思議、理解に苦しむが、後期型では、すでにN360試作車は出来ていた。ただし、このクルマが売れるのかは未知数だったので、安全の為T360改を造ったのでは?(N360と部品共通化しコストダウンを図った)キャブの交換は簡単に出来る。1を4にしたり、他社のキャブでもOK.今の高性能バイクキャブも簡単に取り付けられる。インマニにアルミかゴムのアダプターを取り付ける。器用な方は削りだしで造ってしまう。性能的にはキャブ数は少ないほど良い、雰囲気で4キャブかな~2キャブを4キャブに交換するのは、2キャブのソレックスは部品が入手できないからしかたなしに、4キャブにしている。4キャブ最大のメリットは・・・S6やS8のキャブが使えるので、部品調達が楽。T360最初期型では試作車S360のキャブと思われるA型キャブも実在している。360~800まで守備範囲が広いエンジンだ。
2006年06月30日
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T360は設計変更が非常に多く、パーツリストやサービスマニュアルには無い部品もある。逆に、マニュアルには出ているのに、ほんとにそんな部品があったのか?疑うような写真が何枚もある。最初のマニュアルは実在していない試作車で製本したのかと思ったが、実際にあったそうだ。昨日のT500オーナーKさんに見せてもらった取説。ボンネットの開け方のイラストにはフロント・スカート(グリル)が中央で別れている。このようなフロントスカートは誰も見たこと無いらしい・・・現存するAKはトップページのAK写真にあるような、シンプルグリルだ。とにかくAKは良く判らないが・・・・ど~でも良いことでもある。T360は走ってなんぼ・・・・
2006年06月21日
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最近の車の車載工具は使う事も無いのでトランクの隅に積んである。積んである事も知らない人は多い。昔の車は良く壊れるので車載工具は頻繁に使った。車載工具は一度でも使うと絶対になくす、ましてや、40年以上前の工具が積んで有るのは奇跡。下の写真は送っていただいた ”T360純正車載工具” 極めて珍しいものだ。 Sの純正工具も見たこと無い、あっても奇跡に近いかも?T360の純正ジャッキも滅多にない。ジャッキについては「オトキチさん」のブログに詳しく。車載工具とは、一度でも使うと不思議となくす。この工具は一度も使ってないのかも?
2006年05月21日
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T360の荷台で一方開きとか三方開きと書いている、これは荷台の種類。T360には基本として4種類の荷台がある。1)基本型・・・一方開き荷台。2)高床式T360H、 三方開き荷台。3)フラットデッキT360F、主にバイク屋さん用に開発された。4)パネルバンT360V 鉄製のバン。 さらに、オプションで幌(ターポリン)も用意されてた、5900円(支柱こみ)基本型である一方開きとフラットデッキは定価349000円。(最終では299000円)三方開きは・・・何故か359000円と1万円高い。 はっきり言って、一方開きの方がコストがかかっている。パネルバンは25000円のアップ、これはコストの割には安いと思う。パネルバンは生存が確認されてない、たぶん無いと思う。T360の荷台の種類は上記ようになっているが・・・T500は分からない・・・T360のオプションパーツリストにT500用幌7300円となっている。T360より1400円高い。T500にバンやフラットデッキが有ったのかも不明。それよりも、本などにT500は三方開きだけと書いてあった? 実は一方開きも現存している。下の写真はS県Kさん所有のT500一方開き。 実物を見ると、T360とはまったく違う構造になっている。しいて言えば、三方と一方の中間みたいだ。
2006年05月20日
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T360のサービス・マニュアル、パーツリスト、セールスマニュアルにも、荷台はセットバック、運転席はキャビンとカタカナばっかし。まだ自動車用語が決まってなかったのかも?それと、当時の輸送手段はリヤカーに大八車なので、荷台と書くよりカタカナがかっこ良かったのかも?T360荷台には3種類ある、これは写真入り何回かブログした。下の写真は一方開きと我が三方開き荷台。一方開きのプレスラインはドアから荷台へと綺麗な一直線になっている。三方開きは荷台のプレスラインがドアと数センチずれている、AKオーナーさんは「なんで?」いい加減な仕事だ・・・などと・・一方開きはAKの基本車体、本田宗一郎は徹底して造り上げた。一方開きは三方開きより荷台が20kgも重いのは、それだけ入念に造ったのだと思う。出来てしまうと、本田宗一郎の興味はSに行ってしまい、T360の改造型である、三方開きは若い社員が応急的に?造り上げたのだと思う??プレスラインがずれているのも、いまさら金型の変更は出来ないので・・・まぁ~いいか・・・本田宗一郎も気がつかなかったのでは?
2006年05月12日
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T360は全国各地でレストアされている(極少数ですが・・)下の写真はセットバック(荷台)レストア中で裏返しになっている。一方開き荷台なので荷台に段差がある。 三方開き荷台はマッ平。 このT360は、秋までには完成するそうだ。ここまで手を入れてたら、素晴らしいT360になると思う。昨年、鈴鹿ASHMに参加したAKは6台、状態はそこそこ。私のが一番ひどいAKだと思い、鈴鹿に参加したが・・・平均的な個体。このAKが参加すると素晴らしく・目の保養になる。オーナーさんは、いずれ、機会があればT360で鈴鹿を走るのが夢だそうだ。
2006年05月11日
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AKもASもデスビにはデンソーと日立製の2種類ある。たぶんT360~S800までは共有できると思う? しかし、メーカーが違うと合わない。AK講習会で当地のYさんはデンソーに日立のカバーが合ったような記憶があると話していた。私の場合、日立のカバーは直径で1mm小さく合わなかった。ベテランさんに日立製デスビを聞いても、昔から部品が無く、ほとんど使用しないそうだ。デンソーと日立ではポイント、コンデンサーなどは共有できない。たぶん、ベアリングも合わないと思う。仕組みは同じでもぜんぜん別物。左デンソー製、右は日立製。デンソーと日立、最大の違いは裏側。デンソーは歯車の取り付けは2本の角をはめるのに、日立製は半分しかなく角も1本だけ。1本だと間違うといけないので、大き目の角になっている、絶対間違わないようになっている。半年間は日立デスビを使用してみる、鈴鹿AHSMにはデンソー装着になる。日立はコードに刺す 導通用ネジ針?が太いので、デンソーに交換するときは線を裏返しにした方が安心だと思う、 日立製はかなり太。外した時に、裏側の写真もUPする。7時半に追加・・・デスビの上記説明は分かり辛いので、デスビを外してきて写真と共に再説明する。日立の角(つの)1本はデスビのシャフトを駆動するための、スプロケットに入るものです。キャップを押さえる爪ではないのですが、説明不十分で・・・写真を見ると、一目瞭然なので近々UP。日立のキャップが合う場合も有るそうなので?これも・・・聞いてきます。
2006年04月28日
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機械式燃料ポンプを電磁式に交換して大正解だった。現在公道走行可能なT360は ほとんど電磁ポンプに交換している。何とか機械式で行きたかったが、リンクしているオトキチさんのブログを拝見していると・・・・機械式では不安。機械式はクランク室とガソリンの通路がゴム製ダイヤフラムで仕切られている。40年前のゴム製品では、いつ破れても不思議はない。破れると大量のガソリンがクランク室に流れ込む、結果、走行中ならオイルやガソリンを撒き散らしながら走ることになる。ぞっとする光景だろう。土曜日に始めて電磁式で試走した。エンジン始動は1っ発。それ以外は変化ないだろうと思っていた、いつも走る大きな橋の上り坂道では明らかに力がある。今までは、流れで、坂道の上りでは負けまいとアクセルを踏んでいた。機械式は回転に対応しているので、アクセルだけ踏んでもガソリンが追いつかない、みたいだった。今回、なかなか力強い。これは正解だ。 バッテリーボックスの横に取り付けた電磁ポンプ。透明チューブはテスト用だから、これでは車検に通らない。現在は燃料専用ゴムホースがついている。T360はホンダにとって試作車的要素がある。数多く、頻繁に改造されてるのに、最後まで機械式ポンプだった。AK以外は電磁ポンプを使用している、不思議な気もする・・・それと、ポンプ側プッシュロッドはクランク室側ロッドよりも軟らかい金属で出来ていて、ロッドが磨り減る。3万キロでガソリン吐出量は約半分に?なる、これがエンジンの寿命と みたのかも?
2006年03月20日
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燃料ポンプは電磁式に決定、機械式は外してしまう。ポンプ交換は造作ない仕事だが、配線が厄介。T360の下は鉄板で覆われている、もちろん、エアロなんかではなく昔の悪路から高価なエンジンを守るため。この鉄板は、当然ながらベコベコ。外すのも取り付けるのも苦労する。やっと底板鉄板を取り外して配線した、床下は1枚物の鉄板なので苦労する。スイッチなどの取り付けは明日にでも。今日は小雪まいちり非常に寒い、電磁ポンプを作動しエンジン始動したら1発で始動。機械式を外すのは寂しい気もするが、ダイヤフラムが裂け、クランク室にガソリンが流れ込む悪夢からは解放された。
2006年03月13日
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朝から雨、明日から雪の予報、降っても積もることはない。電磁燃料ポンプに交換した場合、現在ある燃料配管を利用して給油する方法と新たにゴムボースを引き直す、2種類ある。我がT360は普通は機械式を使い、故障の場合電磁式に切り替える計画だった。最初考えたのは電磁バルブを使用し、しかも、運転席からスイッチで切り換え出来る様に計画した。いくらヒマとは言え、大変めんどくさい。電磁バルブも何処に売ってるのか知らないし、何よりも昨日のリンクにあるオトキチさんの燃料ポンプ交換を見たら、現在のポンプ改造が楽そうで、確実。 ゴテゴテは故障の素。 製作途中の機械式ポンプ隔壁、アルミ板が隔壁になりガスケットで挟む。もっと簡単なのはホームセンターに売っているオーディオ防振用鉛板。加工が簡単、安いし、ガスケット製作の必要も無い。買おうかと思ったが・・・廃材利用で製作した。
2006年03月12日
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今年の作業予定だった燃料ポンプを交換した。T360は機械式燃料ポンプ、案外丈夫な構造らしいが、さすがに40年以上前の製品なのでダイヤフラムが劣化破損しやすい。電磁式燃料ポンプに交換するのが常套手段となる、それに、ダイヤフラムが破れても交換部品は・・絶対入手不可!燃料ポンプ交換はオトキチさんのブログに詳しく書いてある我がT360は機械式でも問題なく動いているし、常時スペアーのポンプを積んでいる、故障発生しても路肩で回復できる。ただ、毎日乗ってれば問題なく1発でエンジンがかかるが、何日も乗らないとガソリンを送るため予備クランキングをしなくてはならない。電磁式に交換すればこの問題は解決する・・と思っていた。ポンプを仮設置して、チョークを引きエンジン始動・・・しなかった。結局、予備クランキングしたら・・かかった。??これではポンプ交換の意味が無い、明日もエンジンをかけてみる。T360は一度エンジンがかかってしまうと、あとは簡単に始動するのでテストは数日に1回しか出来ない。引き続きテストしてみる。 電磁ポンプ設置場所はオーナーさんによって色々、私はT500オーナーさんと同じ場所に置いた。電磁ポンプはミツバ製と三菱製があり、今回は大型スクーター用の三菱製を使用。燃圧も丁度良かった、オーバーフローなし、高速回転に対応するのかは不明。
2006年03月11日
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今年の 我がT360のバージョン・アップとして、プラグコード交換と機械式燃料ポンプを電磁式に交換予定だった。プラグコードは簡単に交換してしまったので、次にポンプの交換準備。1)ポンプ交換には機械式ポンプの膜を外し、メクラぶたをはめる方法と、2)ポンプを全て外し、ポンプの有った場所にメクラぶたをはめる方法と 2つの方法がある。1はダイヤフラムが破れた場合には良い方法。私の機械式は破れていないので予備にとって置きたい、絶対・入手できない部品。2の方法は配管も外すので、バンジョーと呼ばれる太鼓型のジョイントが必要になる、これが当地では入手できない。ろう付けで造ろうかと思ったら、バイクの予備キャブに付いてるのがあった、これを使用することにした。 バイク用ケイヒンCRキャブ。ファンネルの下に付いているのがバンジョー。T360を燃料ホースにすると、この金具が必要になる。このキャブは90ccに使える、4個でT360はお化けエンジンになる??ただし、市街地ではまったく使えない軽トラになる。
2006年02月23日
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昨日は久々に走ったので、夜、各部の点検。プラグも見てみた、せっかく外したので ついでにプラグコードも交換した。「ウルトラ・シリコン・プラグコード」はAHSMの抽選で当たった賞品。ガレージ・イワサさん提供でS800専用と書いてある。箱から出して物を見たら、さすが専用商品、簡単に取り付けられる。線の長さもピッタリ、ニッパがいらない。工具は10mmスパナーと細いマイナスだけ、これだけで簡単に交換できる。1時間もあれば十分。以前のブログで火花の比較写真をUPすると書いたが、写真は無理だった。あの火花を撮るには高度な技術?が必要だな。目視で火花は約5倍以上になった、強力な火花で・・・これは凄い。今日の朝、走行テストした。早朝なので気温は0℃、なんと・・チョークなしで1発始動、なんだこれ~って感じで恐ろしく始動性が良くなった。少し走り回ったが、走ってる感じでは新プラグコードで、飛躍的に性能が上がったとは思えない・・・長期テストはブログで報告。 交換したプラグコード、新品は気持ち良い。 上に有るのは予備のデスビ、こちらを交換しても良かったが、メーカーが違うので互換性が無い。T360~S800まで同じなのに、メーカーによっては互換性がない。交換したのはデンソー製。
2006年02月14日
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一昨年のAHSM抽選会でガレージ・イワサさん提供のハイテンションコードキットが当たった。S800専用と書いてある、T360使用でもまったく問題ないはずだ。一箇所だけ新品パーツはバランスが悪いと しまってあった。お昼からガレージの整頓をしてたら、当たったハイテンションコードが出てきた。説明書を読むと・・・効果抜群みたいなので、交換する事にした。純正雑音防止はプラグキャップの中にある抵抗、これが粘土を輪切りにしたような、初めて見るタイプだった。ガレージ・イワサさんの雑音防止器はプラグキャップ内のコイルだそだ。コードには一切抵抗がないので強力な火花が出る、らしい。作業時間は2時間もあれば十分なので、数日中に作業予定。比較写真もUPしたいが、スパークを写真に納めるのは大変そうだ。 一昨年AHSMでの写真、持っているのはハイテンション・コード。買うと2万円近くするのでは?一昨年はAK軍団で私だけ当たった。 昨年のAHSMでのAK軍団の写真。皆さん商品を持っている。昨年は、私だけ何も当たらなかった・・・・
2006年02月05日
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昨日のブログ、T360の最高速度160kmは電卓上の話で実際は無理だと思う。変速機の最終ギヤはドリブンギヤ、ノーマルで1.71。T360の場合ドリブンは簡単に交換できる。エンジンもミッションも降ろす必要がない、Sは不明。 T360標準ドリブン、この組み合わせで最高速は変化する。右の歯車がドライブシャフトに行く、スピードメーター用のウオームギヤが刻んである。Sではサーキットに応じたギヤがあり、いろんな組み合わせでセッティングするらしい。ここまでするのは、5速ミッションのスペシャルSだけみたいだ。(S上級者用?委細知りません)
2006年02月02日
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前オーナーさんから予備エンジン、ミッションも譲っていただいた。調子の良いエンジンらしいので触らないで置いておいた、私の主義として壊れていないエンジンは分解しない。かって、余計な事をして失敗した経験が数回ある、暇つぶしと探究心が故障の元。今、動いていれば、それで十分。トランスミッションは全分解しなくても、ドライブギヤとドリブンギヤは見れるので分解してみる事にした。バイクのエンジンも分解してるので時間をみて。 予備のミッション。軽く持てる、大きさは煙草を比較して欲しい。この小さなミッションに高性能オイルポンプとストレーナーが入っている。ポルシェじゃなく軽トラ、ここまでするとは恐ろしい。シフターの部分はスチールボールが入っていてS同様にカッチと入る、ただし、コラムシフトのロッドが長いので曖昧になる、かなり曖昧。初期型AKではこの部分にユニバーサルジョイントを二箇所つけ、小気味良く入るようになっている、実際、我がAKと比較すると感触は良いが、凝りすぎのような気がする、中期からは無くなった。分解するのは後ろの部分だけ。ここにドリブンギヤが入っている。一度、どんなものか見てみないと。 ホンダ・コレクションホールのAKミッション、上の写真を下側から見る。ドリブンギヤはミッションを降ろさなくても簡単に交換できるらしい。
2006年01月13日
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本日快晴、雪が融けて行く・・・が、なんせ量が多すぎる。T360ヘッドライトは50/40シールドタイプ。レストア時にはチョット曇っていた、27年ぶりにスイッチを入れたら乳白色に曇りだし切れた。AKもSも同タイプだと思う?シールドランプは経年変化には弱く、40年も使用すると空気が入るのだと思う酸素が入って燃えたような状態だった。ガラスと端子の接合部分はセメントみたいで硬い、新しいシールドランプはゴムかプラスチックで弾力があり密着している、空気は絶対入らないと思う。メーカーは小糸とスタンレー製の2種類、シールドタイプは現在ほとんど使用されてないので、変形ライトは加工して使用するらしい。セットで5万円と聞いた?T360のライトはラッキーなことに汎用タイプ、ホンダ製なのにライトの裏にトヨタの番号が打ってあったので、トヨタ部品販売に現物を持って行き、在庫を聞いたら・・・30秒で同じ物が出てきた。確か2300円ぐらいだった。トヨタで聞いたら、現在もこのヘッドライトは使われているので在庫がなくなることはないそうだ?これなら安心。以前、中古のT360ヘッドランプがオークションに出て高い金額で落札されていた、新品でも2千数百円なのに? 新品ヘッドライトはレンズもクリアーで充分な光量がある、現在でも問題ない明るさ。40数年前の道路はもっと暗かったと思う、これくらいの光量が必要だったのかも。
2005年12月25日
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北陸はお天気が悪く毎日雨。ひょっとしたら今年は乗れないかも?それで、念願の燃料ポンプを機械式から電磁式に交換準備を始めた。現在のAKで機械式を使っているのは3台だけ? T500オーナーKさんの電磁ポンプ交換を見学して、電磁の威力をまざまざと見せ付けられた。電磁式ポンプにするとキャブの立ち上がりが抜群に早く、安定している。機械式は回転に応じて必要な燃料を供給できるが、欠点としてフロートがいっぱいになるまで時間がかかる。機械式はゴム膜をピストンで押すので、40年前のゴムではいつ破れるやら・・・破れてクランク室がガソリンで満たされる故障の発生確率は非常に高い。電磁ポンプ交換方法は二通りある、キャブまでゴムホースを引いてしまうのが一番簡単、ガソリン入り口にはバンジョー(この名前はKさん宅で始めて知った)が必要だが、当地の機械屋さんでは入手不能と分かり、あきらめた。次の方法は機械式ポンプのピストン、弁を取り去り隔壁を設けてクランクにガソリンが入らないようにする方法。これが一般的みたいだ?機械式ポンプ分解写真、円い金属板がポンプ。周りがゴムの膜、まだまだ使えるので脱酸素剤を入れたビンで保存。絶対入手不可能な部品。アウトの穴にはメクラ蓋がついている(下のキャップみたいなの)。AHSMでの話では、昔はこのキャップが良く外れ、ガソリンだだ漏れになったそうだ。 心配になり、帰ってからプライヤーで回したところ・・・簡単に外れた。この部分は内側にネジを切り、特製削りだしアルミボルトを付けてる方もいる。当方にそんな技術は無いので瞬間接着剤でカチこみ、更にピンを1本打ち込む。燃料ポンプ取り付けなどの経過報告は何れ。ポンプは2種類用意した、燃圧の問題はやって見ないと分からない。
2005年12月11日
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数日前のブログで日本最速AK(T500)オーナーKさんを書き込んだ。自分でリンクをたどって行ったら、マウントビームの話題があった。1200回も書き込んでいるので、昔、なにを書き込んだか記憶にない。最近はカテゴリー分類が出来るので若干楽だが、カテゴリーは10種類しかないのは不便。T360初期型のエンジンを載せる屋台骨のマウントビームは鉄パイプ組み立て式、中期からプレス一体形成になる。各パーツは4輪生産する大型プレス機がまだ無く、溶接、ボルト組み立て式が多い。KさんのT500もパイプ製、おまけに実動ではAK/AS合わせても唯一?のバスタブ式湿式エアークリーナーが付いている。おそらく、T500ではもっとも古いタイプと思う。ベテランさんも、このAKには首を捻っているが、なんせ、泣く子も黙る、ワンオーナー。間違い無い。プレスタイプは下記の番号からになる。 T360のプレスのマウントビームはAK250-1021558以降。 T500のプレスのマウントビームはAK280-1004135以降。この写真は昨日の写真、懇親会風景、左から2番目のAさんから送っていただいた。上が初期型パイプ製マウント、下がプレス式。比べると、パイプ式は華奢、だれが見ても「これで大丈夫なのか?」と思う。強度的には問題ないのだと思う。パイプ式の最大のメリットはエンジンに手が入る。KさんAKのエンジン修理に立ち会った時、かなりの部分に手が入る。タイミングチェーンもエンジンを降ろさずに交換できる。これを見ると初期型は意外と整備しやすかったみたいだ。ただし、湿式エアークリーナーはシュラウドが複雑な為、面倒そうだ。
2005年12月09日
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書き込みいただいたオトキチさんのホースとはオイルタンクとマスターシリンダーを繋ぐホース。AKの場合、タンクはオイルを点検しやすいように、シリンダーから離れた場所(約1m)に設置してある。9mmホースは長くなり結果的にはオイル量が増えて安全になる。このホースの材質については何が良いのかは不明、もちろん純正部品など出る分けない。私の古いホースは外そうとしたら砂糖菓子のように崩れた。ブレーキ油は特殊アルコールなので、ホームセンターで入手できるようなホースでは漏るのかもしれない。マスタータンク。AKには数々の隠れた安全装置が付いている。ボンネットに収まるスペアータイヤも運転席を守るために本田宗一郎が設置させた。写真、タンクの右がブレーキ、左がクラッチオイルの出口。クラッチ出口部分の高さがブレーキより高くなっている。万が一、ブレーキラインに漏れが生じると、まず、クラッチがスカスカになり緊急事態を知らせる、ブレーキ分のオイルはまだ残っているので、エンジンブレーキと併用すればAKは停止できる。徐々にオイルが減り、補給を忘れるとクラッチだけが使用不可になる、発進できなくなり、ブレーキは守られる。良く考えている、感心。Sはシリンダー上部に付いている。AKの場合、最初の車なのでコストは無視して最大限の安全策を講じている。
2005年11月23日
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本日 朝から雨なのでT360に乗らず。昨日はお昼休みに走り回った、雪を戴いた白山が綺麗なので、何台か旧車とすれ違った、虫干しだと思う。シトロエンDSが走ってきてクラクション鳴らしたのでこちらも挨拶。近くのホンダプリモ店にクラッチのピストンゴムカップを注文してきた。以前、マスターカップは出たので、スレーブも出るかも知れないと思った。期待は全くしていない。鈴鹿AHSM出発前日に当地の有名な旧車専門店に行って在庫を聞いても不明。「自分で探してくれ・・・」と言われ、膨大な在庫から現物合わせしたが、チョットが合わない、あきらめた。外形が同じでも中の溝の部分が違う。右下の黒いゴムがピストンシール、通常では滅多に漏れないが長い間使ってないとダメになる、当方のT360は27年間動いていなかったのでブレーキはパイプを含めて全部ダメだった。
2005年11月22日
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おてんきが良いのでT360でお仕事。水温計不動、しばらくしてから正常に戻ったが、再発しそうだ。こんなのは故障にもならない。エンジン快調、ガンガン行ける。今話題の映画「ALWAYS」を見に行きたいが時間が取れない、結局、TV放映まで待つしかない。昭和30年代の映画は冒険と言われてたそうだ、明治や江戸時代なら時代考証は楽だが、30年代は皆さん記憶にある。面倒なのは、記憶が自体験と重なり、必ずクレームが付くそうだ。『三丁目の夕日』オフシャルガイドブックを見たら、末尾に昭和30~39年までの年表が付いていた。T360発売の38年8月誕生の有名人は吉田戦車(漫画家)さん 9月にはタレントの松本人志さん、この年表を見るとT360を旧車と呼ぶには若すぎるような気がしてきた・・・あの松本人志と同い年とは、なんか ガッカリしてきた。
2005年11月17日
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昨日はアクセルワイヤーなどに給油。今日はお天気も良かったので出勤前にオイル交換したT360の慣らし運転。80kmで爆走? 路肩に寄せて各部の点検したらオイル漏れがあった。油圧クラッチのシリンダーから結構もれている、ピストンのシールはレストア時に新品に交換した、新品といっても袋は汚くおそらく数十年前の部品だと思った。クラッチシリンダーは最も腐食が激しかった、内部は白い粉だらけ。オーニングは徹底してやったので、少し広くなったと思っていた。シールも3年もてば御の字、AHSMでゴムシールを購入する。Sと同じサイズと思う。漏れる量は鈴鹿往復でオイルタンクが空になるような感じ、(AKはSの倍以上の容量がある)継ぎ足しながら行く。しかし・・・突然発生した、1週間前の走行では異常がなかったのに・・・部品さえあれば修理は簡単、エアー抜きもクラッチは一箇所だけ、簡単に出来る。次回、もうちょっとハードな故障期待。
2005年10月24日
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昨日紹介したオトキチさんのT360日記の説明に、AKもASもホイールベースは同じ、N360も同じと書いてあった。T360はホンダ1号車なので2メートルきっかり、スバル360は1.8メートルと計ったように正確である。軽四輪の長さは3メートル未満なので、設計にはまず、ホイールベースが基準になるからピッタシになる。S500は2mとしても S800の最後まで2mとは驚いた。T360からS800まで全く同じ、S800までT360のボアアップ版と言われているのも分かる。ASのカムシャフトがT360にボルトオン(年式同じなら)で付くらしい。N360も確かに2mだった、なんと水冷ライフまで2m。なかなか頑固。ただし、バモスやステップバンはエンジンに合わせて設計してるのか端数が出ている。オトキチさんのHPから1枚借用。これだけAK/ASを対比させた写真は始めて。T360を大幅改造してS360を造るのも面白いかも?上手くすれば、改造で車検が通るかも?
2005年10月01日
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数日前から、全国の旧車レストア・オヤジがパニクっていた・・・オールドタイマー誌にレストア入門マニュアル第5弾、『パート別 旧車再生テクニック』9月26日堂々発売!!と大々的に広告が出ているのに2日遅れの本日発売になった。(発売日は地方によって異なる)これだけの内容で1500円とは安い、涙が出る。さて、中身は当然レストア技術オンパレード、この本は旧車マニアには必備。N360は冒頭のエンジン分解方法がカラーページなのでNオーナーさんは100%購入すると思う。ホンダツインカムはキャブ調整や・・・全ページ関係お~ありかな・・記事は以前にオールドタイマーで紹介されたものだが、まとまると凄い。3000円でできるアルミボンネットの造り方。私のT360で将来必要になりそうな、ヘッドガスケットの自作方法など、ケミカルから溶接、絶版部品複製の仕方まで・・・・とにかく、何でもかんでも。立ち寄った書店に山積になっていた。最後のページは編集後記、編集部員のレストア素材が出ていた、Z2らしいが、草薮しか写ってない。
2005年09月29日
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9月21日と23日にT360試作車の話を書き込んだ。この件は私の所に来る情報も少ないので、1~3月後に、場合によっては数年後に。23日の日記により、なんか、凄い話がアッチコッチから来て・・・・この件も数ヶ月後にまとめて書き込みます。そのなかで、T360のサービスマニュアルは市販車用ではあるが、写真や説明は試作車用らしい・・? そんなバカな。マニュアルは最も基本となる部分、それが違っているとは、にわかに信じられない話だ。最初期型実車は、すでに現存していないらしい、マニュアルだけ存在している。実物がないのでは調べられない。そこで、以前より不思議に思っていたキャブだけ中心に精査(オーバーな)してみた。キャブのベンチュリー径はT360で20mm、S6は26、S8は30mmと改良されても径の大きさは一定している。T360マニュアル諸元表では22mm、本文では23mmと書いてある。1種類のキャブに3種類の径があることになる。(これで最初迷った)決定的なのは、AK・ASとも、ブリーザーバス・エアフイルターベースはガソリン供給、ブリーザーも兼ねた最も手の込んだ部品になっている。マニュアルの写真をみたら、なんと、ガソリンは各キャブに外からパイプで取り込んでいる。はるかに、こっちの方が整備しやすそうだ。私の中期型はエアーフルターベースからガソリンが供給されている。この部分はやり過ぎだと思う、想像では中村良夫の造りでは?バイクのようにシンプルにすれば整備がしやすいと思う。 このマニュアルのキャブ写真は、AKASでは絶対ありえないキャブが写っている。ヒョットしたら、試作車以前の実験用キャブかも?(最初期型はパイプ配管かもしれないが、実物が無いので確認できない)T360は不明な点が多い、マニュアルも? ますます分からん。たぶん、特振法でT360の市販を急いだため、準備が出来なかったのでは?さらに、面白い話も聞きました、数ヶ月後に。
2005年09月28日
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AK・ASキャブのベンチュリー径(空気導入口径)は360ccは京浜で22mm、 S5~600は26mmS800で30mmとなっている。数字の次にアルファベットは種類、改良されて後になるほどアルファベットは下がってくる。T360は22cから始まる。(未確認部分もある)ASではMとかHなどがある、S800後期型で30Bも書いてあったので、アルファベットは なにが基準か不明。AKにおいては、CからなのでAとBは360cc試作車と見れば良い?下の写真はAK360ccツインカムエンジンのキャブ、20Aとなっているので一番最初の試作車になると思う。世の中にはこんな物も残っているのかと感心する。昨日のラジオはトランジスターでした。レストア中のオーナーさんが分解したところ、トランジスターだった。真空管式は無いのかも。真空管式ラジオもTRもケースの大きさは同じ、ミニ真空管が5本のスーパーヘテロダイン方式、違いは、スイッチを入れたとき、即音が出るのがTR真空管は温まるまで数秒かかる。
2005年09月19日
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連休はお仕事、お天気が良いので しばらくはT360で通勤。昨日のラジオ写真は、現在T360レストア中のオーナーさんから送っていただいた。古くからのASオーナーさんみたいだ。純正ラジオかも?と日記に書いたら、驚いておられた、私も純正ラジオなるものは見たこと無いので、何とも。メールによると、アンテナはバンパーに付いてるそうです。オプションカタログを見てもアンテナはボンネットに付けるタイプしかない。最初期型はバンパーに取り付けたのか?(メールがありボンネットに付いてるそうです、バンパーのは旗棒?) AK純正オプション・カタログのコピー、ラジオの形が似ている。ASのラジオは神戸工業(TEN)と日本無線(JRC)の2種類。たぶん、AKも同じだと思う、昨日の写真はTEN製だそうです。今も昔も、オプションは割高なので、後付けラジオぐらい他社製を付ける場合が多かったのでは。興味が有るのは純正ラジオは真空管式なのかトランジスターなのか?真空管だとすると、40年後も音が出るのか?(分解したらトランジスター式だそうです)
2005年09月18日
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現在、草ヒロのT360を救出し公道復帰を果たすべく、悪戦苦闘している方が居られる、たぶん何名か。送られたレストア前の写真に純正ラジオらしき写真があった。今まで見たT360でラジオが中央に付いてるものは無かった、たいがい運転席右側、確かに空いたスペースなので良い場所と思う。もちろん、オプション純正ラジオは写真のように中央に付く。それと、1963年ごろだと真空管ラジオなのでは?。ラジオ付きのオーナーさんに聞いても、果たして今付いているのが純正かどうかは分からないそうだ。故障しやすく、当時はオプション、つまり後付けなので他社製をつける場合も多かった。初期型T360レストア前の状態。興味あるラジオだ。今まで見たラジオは本体を直接取り付けてあった。このラジオは同色に塗った取り付け金具に付いている、純正だと思う。当時のT360オプション中では、べらぼうに高い本体15000円、アンテナ1400円。軽トラといえども当時は贅沢品、それに初任給1万円未満で15000円もした今なら、ナビとカーオーディオとETCが一緒に付いたぐらいの贅沢品?では。ちなみに他のオプション価格はバックライト:950円 (この当時、バックランプはオプション)印鑑入れ:500円 (だれも見たこと無い)幌一式:5900円 と、なっている。
2005年09月17日
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レストアにサービスマニュアルとパーツリストは必備の本になる。パーツリストは純正新品部品が入手出来なくてもパーツの正式名称や分解組み立てには必要になる。私は下記写真の2点を持っている。大阪でのAK講習会では滋賀のKさんが分厚いバーツリストを持参してきた。なんでも、数十年前にホンダにパーツリストを注文したら、絶版なのでコピーでも良いかと聞かれ、OKしたら送ってきたらしい。AKパーツリストは3種類あったらしく、3冊とも1冊にコピー製本してあった。これは便利で珍しいパーツリスト。安かったらしい。Kさんのパーツリストをスキャナーで読み取るか、写真に撮りDVDに収めてオーナーさんに無償配布しようと思ったが、なんか難しいそうなので、機会があったらに、大変そうだ。ホンダ公式HPにあるバーチャル・ピットにはS500やN360のマニュアルが出ている、T360はなし。ディラーに部品注文しに行くと、確認のためパーツカタログに印が付けられていた、すでにパソコンには入力されている。将来、ネットで公開してもらいたいものだ。 もし、AKオーナーさんでサービスマニュアルをお持ちでなかったら、これをコピーして下さい、私のもコピーしたものです。
2005年08月19日
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お隣り県のAさんからの写真に、Akエンジンを載せるマウントビームがあった。エンジンマウントビームはAKフレームでもっとも強度が必要な部分、ボルト4本で固定される。エンジンを降ろすには補機配線を外し、エンジンにジャッキをかまし、ビームのボルト4本外すだけで簡単にエンジンが降ろせる。ASは上から収めるので、面倒な作業になるがAKは簡単(らしい)。上の写真が初期型マウントビーム、下は中期以降のタイプ。T360初期型の場合、ホンダは車生産の経験がなく、実験状態だった。また、プレス機も満足な数が揃ってなかったので、こんなタイプになったと思う。本来、一体パーツの部分でも組み立て式があった、フロントサスペンションウイッシュボーンのAアームも組み立て式。これも車生産に必要な大型プレス機がなかったからだろうと思う。プレス機どころか、T360生産はバイク工場の片隅で造っていた、設計変更は日替わりメニューで販売店を泣かせた、AK250Eエンジンブロックだけで5種類有ったそうだ、もちろんボルトもガスケットも合わなかった。
2005年08月18日
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毎日、梅雨みたいな天気から、やっと晴れた。虫干しかねてT360出動。エンジン快調、異常なし。有っても都合の悪い部分は無かったことにする。大阪のAK講習会はエンジン解析も有ったけれど、AKを維持する為の話と実技もあった。デストリビューターはデスビと呼ばれている、電気系ではもっとも重要なパーツ。この部分は調整箇所があるので、分解と調整方法を教えてもらった。バイクと違って外して出来るので楽、私の場合は外さなかったので、調整は鏡を見ながらの疲れる仕事だった。外せば簡単に出来るとは・・・・デスビは簡単に外れて元に戻すのも絶対失敗しないようになっている。この機械はタイミングを計る装置、0.5度単位で正確に角度の調整が出来る。素人では必要ない装置、分度器(円盤)でも出来るが、サンデーメカニックには上級編になり、まず調整しない。もっとも、失敗したら元に戻せば良いだけなのでチャレンジするのも面白い。 ポイント調整は難しくない。AKデスビの自動進角は、なんせ古い車なので点検の必要がある、実際、固着してたり、スプリングが伸びてる場合があるそうだ。
2005年08月16日
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ホンダS専門書にしてAK記事も数ページある『ホンダ・スポーツ』二玄社刊にホンダスポーツ開発者・新村公男氏のエンジン解説がある。この中の、ピストンが入るシリンダースリーブ説明ではT360から始まるスリーブは4本ともバラバラだったのが、S800から1番2番と3番4番を一緒にしてメガネスリーブと呼ばれている。別の本にはS600後期からもメガネスリーブだった、と書いてあったような?AK講習会で見せてもらった「メガネスリーブ」S800用かと思いきや・・・チェーンテンショナーを見ると判るのだがなんと、AK用だった。 これには名人も首をひねっていた。AKもASも昔は、部品としていろんなのが出ていたので、修理用部品かもしれない?メガネスリーブにしたのは、T360用のクランクケースに800ccエンジンを無理やり押し込むのにメガネにした。強度も増したらしい。
2005年08月14日
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以前の日記で、昔はT360にハイカム付けた方もいたのかも?と書いたら、メールを頂き・・・・T360はS8のハイカムがボルトオンで付きます、と教えてもらった。まさか、排気量倍以上のS8やS6の部品がボルトオンで付くとは、にわかには信じられない話だった。今回のAK講習会ではAKとASパーツを判りやすく比較できた。T360がホンダツインカムの元祖、S8まではT360ボアアップ版に過ぎないことが分かった。写真左がAK,右はAS(S800)のヘッド。バルブの穴はT360~S800まで変化なし、ボアアップするぶんバルブ穴よりオフセットして各シリンダーが配置されている、つまり、基本はT360で後は単純に排気量だけ上げただけになる。T360のディチューンしてる部分は、Sは燃焼室ヘッドが理想的な半球型なのにAKは台形に近い、たぶん、これで低速でのトルクが出るのかも??低速トルクなんて実際は無いのですが。しかし、ツインカムの部分はT360からS8まで全く変化してないのも驚く。それを考えると、最初から完成されていた事になる。明日も・・・
2005年08月08日
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オトキチさんのT360レストア日記が更新された。今回は故障編、クランクケースからオイルがあふれた。私は原因を聞きましたが、つづく、となっているので、続編として次回に修理報告があると思う。次は、ウオーターチョークプレート。このプレートの働きは冷却水を噴水のように各シリンダーの間に流し、冷却を均一にする。ただし、ウオーターチョークプレートは必要無いとの意見もあり、どちらが本当かは不明。私のT360には最初付いてなかった。助言があり、付けてみたが効果の違いは実感できなかった。この話を聞いた鈴鹿AHSMから帰宅後は改良プレートにした。でも、変化なかった。輸出用ASに始動用ヒーターを付けた場合だけ必要な物らしいので日本では必要無いらしい。オトキチさんの日記にもサービスマニュアルのコピーが出ている、必要無いものを付ける必要が有るのか?もし、本当に必要無いのなら、AK・ASはホンダ最初の車、試行錯誤だったのかも。ウオーターチョークプレートは排気管を外さないと開けられない。慣れれば簡単に点検できる、何回開けたことか・・・ウォーターチョークプレートは日記に何回か。
2005年07月20日
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リンクしているオトキチさんのT360レストア日記が久々に更新された。今回はブレーキ編、レストアするような車体なら100%逝っている。ゴムシールなどは汎用品でOK,作業自体はそんなに難しくはない、ただし、それ以前のパーツを外す、分解するとなると、簡単ではない。私もひどい目にあった。フレアーナットはスパナーでは絶対緩まない、バイスプライヤーで回すにも場所が狭すぎるので、KTCのフレアーナットレンチを買ってきたら簡単に回った・・・・素人は万事が全てこの調子なので時間がかかる。 T360のブレーキピストン、こんな小さいので4本のタイヤを止める。固着しているのでドライヤーで暖め、反対側から圧力をかけて分解。1系統だけなので、何処かで漏れるとアウト、ただし、ASと違ってAKは非常安全装置が付いているので、緊急事態でも油圧は効く?らしいけど、経験はしたくない。
2005年07月16日
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T360のボディーカラーは何度も日記に書いている。一番ポピュラーな?三つ折カタログにはT360がメイブルー(ポリバケツ色)とT500がモスグリーンとなっている、T360の場合メイブルーしかないことになっているが、実際はもっと多く、限定色もあったと思う。まず、白色は結構売れた色らしい。別のカタログに不思議な色が出ていた、アイボリーと思われるが黄色にも見える、元々、T360は1色しかない事になっているのでなに色か分からない。サミーさんのHPにミスタークラフト創業30周年記念非売品T360チョロQは薄黄色だった。この色がカタログに有った色だ、なにを参考に色を決めたのか不明だが、同じカタログかも?カタログにある名称不明の色。ASに当てはめるならアイボリーホワイトかゴールデンイエローになるが、どちらとも違うようだ。ASはS5~S800で合計16種類のボディーカラーがある。いくら商用軽トラでもASの3倍の販売台数があって、ポリバケツ色1色だけとは思えない。ベテランさんに聞くと、ほとんどがメイブルーだったらしい。
2005年07月10日
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昨日の日記で・・・AKのハイカムも昔はあったのかも?思いつきで書き込んだら、メールをいただき、年式が同じなら、AKもASも同じカムがボルトオンで使用できる。驚いた! T360が排気量倍以上のS800と同じものとは・・・AKのハイカム使用とはS600・800用を使用するとは。カムの角度、リフト量は違うので、ボルトオンといってもバルブ関係は調整しなければならない。この調整はマニアルには当然書いてないので、プロの経験と勘がいる。さらに、カム交換は圧縮比の変更もあるので素人の範囲を超えている。ASオーナーさんはマニアックな方が多いので朝飯前かもしれない。AKツインカムヘッド、AKもASも同じと思っていたがボルトオンとは驚いた。シム取り出し中の水没S8オーナーの山田さん。監督はオールドタイマー47号で紹介されたK名人。
2005年07月06日
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昨日の追加書き込みの追加。AK・ASのカムシステムについてメールをいただいた。>カムの時間がASより短いので、AKASとも圧縮圧力は変わらないそうです。圧縮比が違うのに圧力が違わないのは、メーターで測定すると、そうなるのかも。逆にASにハイカムを組み込んだ時、圧縮も上げないとパンチのないエンジンになるそうだ。AKの逆のパターンなので分かりやすい説明だった。バルブ系統は素人の領域を超えている、特に、経験と勘、NHKプロジェクトXのポップ吉村みたいな、職人の領域になる。「T360サービスマニアル」エンジン構造概要編のバルブとカムの項目の最初に誇らしげに「2輪レーサーCR・RCと同一タイプのツインカムを使用・・・」と、書いてある。設計者は同一人物だと思う。AKのカムリフトは Inで6mm、Exで5mmとなっている。圧縮やシムの調整、このあたりの調整は私には絶対無理な世界。AK用ハイカムも昔は存在してたのかも知れない?たぶん、ヨシムラに持ち込んだAKもあったのかも、あっても壊れて、とっくに解体屋さんに行ってると思う。 ほぼ水平のAKエンジン、この上に昨日のキャブが乗る。
2005年07月05日
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T360もASもヘッド内の有害な排気ガスを大気に放出しないで元に戻し、もう1度燃焼させる為のホースがブリーザーチューブ。有害と言ってもエンジンには良い、オクタン価が上がり有害ガスも出さず一石二鳥。(と、書いてあった)(レーシングなどの厳密に調整されたキャブはオイルキャッチタンクに逃がす)ブリーザーチューブは黒いホースだが、エンジンの調子を見るのに都合良いので、透明チューブに交換している。T360はS800ほどブリーザーに気を使わなくても良いらしい、圧縮比8.5に対しS8は9.5もありオイルの噴出しなどもある、基本的にT360は排ガスもオイルもS8に比べると非常に少ない。T360のブリーザーからオイル、水蒸気がでたらエンジンの末期症状になる。透明チューブは水蒸気を見るのに都合が良い、私のエンジンも水蒸気が少しでる。湿度と長距離走行をしないと出るらしいので・・・これだと思う、そうあって欲しい。T360の冷却水はインマニまで複雑に走っているので水漏れを起しやすい。ブリーザーは走行後点検している、頼むから何も出ないでくれ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・追加AKASエンジンについてメールをいただいた。感謝!AK 8.5対1S600 9.5対1S800 9.2対1圧縮圧力はアクセル全開でセルでクランキングして測定します。AKも含めて総て10kg/・・以上でなければエンジン分解対象です。さらに、AKエンジンの圧縮が低くなっているのは、カムの時間がASより短いので、AKASとも圧縮圧力は変わらないそうです。カムとバルブの関係は複雑で角度や時間となると私には・・・・とにかく、ブリーザーから液体がでたら分解対象だそうです。調子の良いエンジンは一切、何も出ない。4連キャブとインマニ。マニホールドの中も冷却水が循環している、非常に凝った造りだが水漏れ注意。
2005年07月04日
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三日続けてのスノーラカタログ。下の写真は諸元表、表面のスノーラ価格とサイズ。T500用は現存していないと思う?雪、湿地、砂浜、草原とあるが、スノーラの名称からして雪用。現在の湿地、砂浜は自然保護が叫ばれている、当地にも有名な湿地がある、もし、T360で走ろうものなら、逮捕され、翌日の新聞には「傍若無人、キャタピラを付けた軽トラ」。雪上しか走れません。
2005年06月24日
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T360用スノーラのカタログはまだ紹介してなかったので何回か。2年ほど前に、某オークションでスノーラのカタログが出品された。カタログといっても、ペラペラの紙1枚に両面印刷、たいしたチラシでないと思った。100円スタートで最高金額3千円で入札、楽勝と思ったら、簡単に蹴飛ばされ、カタログ・マニアさん同士の争いとなり、数万円で落札された。マニアさん・・・恐るべし。スノーラのカタログには諸元表も出ている、せめて、これだけでも見たいと思ったら、某・資料室さんからコピーをいただいた、感謝。昨日の写真は表側、今日のは裏側。拡大した写真もUPした。カタログ裏側、印刷もお粗末?、オプションカタログは当時も今もこんなもの。キャッチコピーに嘘は無い、現代でも充分に通用する。撮影では空のドラム缶だと思うが、実際は、もっともっと過酷な労働だと思う、結果として、現存T360は極端に少ない。
2005年06月23日
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昨日のT360クローラ装着の写真には前輪スキーがない、私は持ってないから付けれない。webなどで2台のスキーが確認されている、何れも新品デットストック。スキーは4千円で販売されていた、クローラは12万円したので、割安の感じだが、消耗品なので作りは簡単だと思う、鉄板も薄そうだ。前輪サスペンションシステムを守るため、すぐ壊れるようになってるはずだ。一度でも使用したスキーは絶対生き残ってない、新品のみしか無理な話だ。金沢クラシックカー・ミーティングでT360オーナーさんが3名集まったのでスキーを作りますか?話になったが、結局、「使用する場所がない」で一致した。 このような木箱に入って販売されてたみたいだ、スキーの色は、カタログはシルバーなので、少なくともオレンジとシルバーの2色は有ったみたいだ。現存するスキーは2台だけ、将来発見される事も無いと思う、貴重な品になる。当時のカタログ。当時のクローラ・コマーシャルフィルムも以前日記に書いたので、カテゴリのどこかにあります。
2005年06月22日
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ピストンについては日記に何度も書いた。ツインカムはカムが2本で高速回転が可能なのと、プラグが燃焼室の頂上に来るために、半球型の理想的な燃焼室が出来る。T360のピストンは台形、本には理想的な形と書いてある。AHSMでのピストンの話数回あり。 ツインカムクラブ谷村代表から送っていただいたT500(AK280)新品ピストンの写真。 分解中のAKエンジン。たいそうに吊るしてあるが、両手で軽々持てる、T500のエンジンなので各125ccとなる。ホンダF1エンジンは125ccの12気筒なのでこのエンジンの丁度3倍の大きさになる。
2005年06月05日
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