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Feb 24, 2021
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 今年も問題について感じたことを書いておきます。
勝手な感想と次年度以降のアドバイスを思うままに書いています。

「一般的には理科の勉強時間が少ない子が多い」
「小学校時代の学校以上の勉強をしておらず知識が曖昧な子が多い」

​「受験対策教材の内容が薄っぺらい物で勉強している子が多い」
「練習段階で分からない問題について追究していない子が多い」
という視点からも評価しています。

来年の受験生、冬の時期の都立理科対策を甘く見ないように。

小学校時代に遊んでばかり・・・だけでなく、中2までに部活ばかりしていて「受験勉強は中3の夏からで良い」と思っていて、全然耕されていない脳で受験勉強に挑んだツケが高校受験勉強時に本当に出やすいので要注意。
それまでの勉強の蓄積だけでなく、悪い膿も全て出てくる!それが都立入試当日。


突破す!突破す!突破す!突破す!突破す!突破す!突破す!

全体の学力が低いとされている江戸川区のレベル(学校生活)にどっぷりハマってしまっているならば尚更『人一倍』勉強しようとしないと、都会の都立高校を受験するならば戦えません。
それまでの悪い膿も全て出てくる!それが都立入試当日。​大学入試も同じようにやらないようにして欲しい。高1から勉強していなければ現役で合格なんてほぼ全員、夢の話。
因みに所謂GMARCHレベルは高校受験時の偏差値で65以上+高校で理系科目or文系科目の勉強を高1から頑張っていく高校生でないと現役では進学できません。
例えば「小松川に入ったからGMARCHには当たり前に行ける!」というわけでもありません。大学入試の厳しさを早めに情報収集しましょう。


突破す!突破す!突破す!突破す!突破す!突破す!突破す!


問題の難易度で4段階に分けました。
ポイント制にして◎は0.8、▲は0.6、■は0.4、☆は0.2とします。

【大問1】3.6ポイント  

◎1 ヒトのからだ。養分を吸収する器官とアンモニアを尿素に変える器官の組み合わせ。どの問題集にも登場する基本問題。

◎2 音叉を叩いてでた音がオシロスコープにどう表されるか。中1の問題集にもある基本問題。ただ説明の文字数がやや長く、何を求められているかの読み飛ばし注意。

■3 中1の問題集に似たようなものが必ずあるだろうという基本問題。しかし計算問題であるし、こればっかり対策するわけでもないので。理科の計算問題というとそれだけでアレルギー反応起こす受験生は多い。計算練習の時間も足りていないし。

▲4  完答問題。 中3の"イオンの移動"の問題。これも問題集に必ずある。しかし、問題集にはろ紙に染みこませる液体が食塩水とはなっていないのでは?教科書も"水道水"。

▲5 種子の個体の遺伝子。基本だけどしわの種子をAaと勘違いしないか?と表を書いて調べられたか?(書いて調べる習慣がついていない受験生はいる←小学生時代からメモする癖をつけたい。これが所謂"悪い膿"の1つ)

■6 力のつり合い。中1あたりの基本ではあるのだけど、受験勉強の中でどれくらいこれを扱っているんだ?とも思う。受験対策の物理分野は電流系とか、運動系を扱うことが多いので。作用・反作用とか曖昧にしていないかな?と心配して■。直前に勉強したプリントで5や6の問題とちょうど巡り会っていた受験生はラッキー。運も大切。



【大問2】2.0ポイント  

◎1  完答問題。 動物の分類。セキツイ動物と軟体動物を選択。基本問題。

☆2 運動。速さを求める問題。図1の意味が分かれば何とかなりそう。そこまでならば▲だったかもだけど、秒速から時速に直すのは練習機会が少ないと思われるので■。

■3 密度。水に沈んだ物質が食塩水では浮いたという問題。まず文章を読んで内容を理解できるかがポイント。その上で計算してならば難しくなりそうだけど、話しの流れから勘で選べそう。「食塩水の密度を求めなさい」ならば面白かったかも。

▲4 1ヶ月後にオリオン座が南中する時刻。中3の一番最後に扱うこともあり簡単だったと思う。星座の問題の基本でもあるので。選択肢が夕方以降の時刻順になっていないので感覚的に一瞬騙された笑


【大問3】2.4ポイント  今年は予想通り天気で湿度。 

☆1 湿度が同じ場合の空気中の水蒸気の量について。変化球で攻めてきた。気温は異なるが湿度が同じと言うことは?という数字(割合)に強い受験生は有利。苦手な子は正解しているか不安が残ったままだったであろう。 

​◎2  ​3問完答問題。​ 気象データの読み取り。天気記号、風力など基本的な読み取り。


▲3  完答問題。 定番中の定番の"寒冷前線"の問題。気圧の中心での空気の流れ。基本だけど、低気圧と高気圧を誤りたくないところ。寒冷前線=雨と考えていると失敗する。

◎4  ​4問完答問題。​ 季節による天気の気圧配置。問題集には必ずある基本問題。


【大問4】2.0ポイント  今年は予想通り中1の植物。 

◎1 気孔と孔辺細胞について。基本問題。

▲2  完答問題。 葉の特徴について。①暗室に置いた理由、②光合成に二酸化炭素が必要な理由。②の葉の選択の方がやや難しいかも。


▲3  完答問題。 明るさの違いによる二酸化炭素の量とデンプンの量。基本問題。文からきちんと状況判断できるか。文字から実験時のイメージができることがとても大事。そういう力を日頃の理科の演習時から付けておきたい。


【大問5】1.6ポイント  今年は予想通り中2の範囲の物質と化学変化。 

よく見たら大問5で炭酸水素ナトリウムが登場するのは久々?

▲1  完答問題。 ①実験でガラス管を先に抜く方法と、②炭酸ナトリウムのpHについて。①は基本。②も炭酸水素ナトリウムより強いアルカリ性になるのは基本事項だけどpHで攻められてどうだったか。完答だと正答者は下がるだろうか。

■2  完答問題。 ①実験と同じ"分解"はどれか、②今回の実験での化学変化のモデル式のうちナトリウム原子はどれか。
どういうことかというと、
   ●○◎◎◎■
   ●○◎◎◎■ → ○◎◎◎■■ + ○◎◎ + ●●◎
炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムの化学式が分からなくても、水と二酸化炭素の方から推測はできるようになっている。でも、炭酸水素ナトリウムなど習った物質の化学式はきちんと覚えておきたい。

■3 実験結果を表したグラフはどれかを選ぶ問題。結果2の表が伝えたいことを理解していればありがちな実験結果例と問題なので難しくはないが、数字が出てくるだけでアレルギー反応を起こしたり、こういう表が出てきたときに何をすれば良いか分からないまま本番を迎えている受験生もいそうなので■。

☆4 ベイキングパウダー4.00gの中に炭酸ナトリウムがどれだけ含まれているかを計算する問題。応用問題として問4に鎮座している感じ。今後の練習材料としても良い問題。
計算方法は、 こちらの記事の中に問題の解説があります


​【大問6】1.8ポイント  
電流系が2年連続大問6に登場することはなかったことだけど、今年は流石に『エネルギー』が出題範囲外となり磁界の問題に。

▲1 コイルにできる磁界の向きの問題。基本問題だけれど、アクリル板2枚のような問題は珍しいかも?あとは+とーの位置が右ネジの法則と逆向きなので▲に。

▲2  記述問題。 頑張って説明したらしいが、模範解答は1行でシンプルだったので拍子抜けしたようだった。問題としては難しくはないが記述なので▲。


■​3  4問完答問題。 20Ωの抵抗器がついている回路に、5Ω or 10Ωの抵抗器を回路に直列 or 並列に繋ぐときのコイルの回転速度について。コイルが速く流れる順に並べる。仕組みを知っていれば問題無いのだが、やはりこういう問題は好きじゃないのかなぁと。2つ目を付けた時の図も示されていないのでイメージが湧かない受験生もいたはず。しかも4つ並べるので。

☆4  4問完答問題。 コイルが回転する仕組みについての文章穴埋め問題(選択肢各3つずつ有り)。教科書に載っているような基本問題ではあるけれど、回転する仕組みを受験時期にどこまで勉強しているかで☆。中2でしっかりと理解していた受験生の勝ちかな。最後の問題の解答が「ああ、うう・・・」なのは故意であろうか?笑


​そうすると全部で13.4ポイント。1問4点なので53.6点。​

理科は大問で何が出るかは予想できるけど、ヤマを張って勉強するのはナンセンス。ましてや上位校のみならず中堅校を狙うのであれば、きちんと満遍なく勉強をすること。

​​​今年の出題から見ても、教科書に書いてあることを中1の時から深く理解をして勉強をすること。やっぱり教科書が基本。
そして、『模擬試験などの問題は完璧にしてから受験会場に行く』ことを心がけて。

また、理科の計算問題というとそれだけでアレルギー反応起こす受験生は多い。
練習時間も足りていないし。まあ、それが原因ですけどね。
攻略法としては理科の計算問題を定期的に行うこと。苦手な子ほど少々難しい問題のパターンを覚えた方が良い。
TOP→PASSでは計算問題プリントで練習しているので(基本レベル)、触れている機会は多いと思う。本当にまずは慣れることから。なんでもそうだけど。
理科計算プリントについて。
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完答で4点の問題(化学反応式も含む、作図は除く)が
2016年度 2問(化学反応式、比)
2017年度 1問
2018年度 1問
2019年度 2問
2020年度 4問
2021年度  ​11問​
『今年大きく変化があったのが理科』 と言うことがよく分かると思う。
来年は模擬テストの形も今年の入試のように変わるでしょうね。

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Last updated  Feb 27, 2021 10:50:32 PM
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