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30人31脚の県大会に出場しました!
昨年3年生の時、出場できずに悔しい思いをしたのですが、
約1年半後の昨日、念願の大会参加を果たすことができました。
これも、担任の先生の熱意のおかげだと思います。
あきらめきれず、ずっと練習をしてきた子どもたち。
4年生になって、全クラスで取り組んできました。
1学期の親子PTAで、全クラスが走る姿を見せてくれ、それで感動し
心を動かされた保護者も多かったようです。
先生の作戦が大成功でした。
大会参加が決まったときは本当にうれしくて、いつも息子に様子を聞き、励まし、応援してきました。
息子のクラスでは、毎日帰りの会の時に全員でもも上げをしていたようです。
夏休みの練習は数回しかなかったけれど、2学期の始業式の日も全員で練習をしたようです。
キャプテンの息子は、大きな声で掛け声もがんばっていました。
そしていよいよ大会当日。
参加校は去年より少なく16校。
そのうち6年生が9チーム、5年生1チーム、4年生が息子の学校4チームを
含めて6チーム。
会場の大きなスタジアムに感動しながら、こんなところで走れるなんて
本当によかった~と、参加できたことに改めて感謝。
走る順はくじ引きで決まります。
息子は「2番」を引き、「しまった~!」と思ったそうです。
中間ぐらいの8,9番がよかったそうです。
最初は緊張するからね。
でも、担任の先生の「先生は2番で優勝したことがある。」という言葉で
ちょっと気が楽になったと言っていました。
いよいよ1本目。
息子の大きな掛け声でみんなが声を出し、集中してスタート。
「ワンツーワンツー」の掛け声でみんながきれいに走ります。
1番のチームよりは絶対速い!
やった~ゴール!と思った瞬間・・・
転んでしまいました。
本当にゴールラインの何cmか手前。
体はゴールしてたでしょ?ってところで。
もうショックで、声も出ませんでした。
子どもたちはそれ以上にショックだったでしょう。
転ぶと、その地点まで戻ってスタートし直すのですが、
息子たち、戻る練習までしたことがなかったと・・・
転ぶことは想定していなかったのだと思います。
それだけがんばっていたからね。
予選は2本走ります。
予選タイムの速い上位6チームが決勝進出です。
1本目で転んでしまったので、かなり心配になりました。
もう1本も転んでしまったら・・・
そんなことを考えていたら、もう他のチームの走りなんて、
見ていられる気分じゃなくなっていました。
息子の学年4クラスの目標は「全員で50m完走」でした。
1走目では、息子のクラスの後に走ったクラスも転んでしまいましたが、
その他の2クラスはしっかり完走できました。
実は、息子のクラスでは「完走」ではなく密かに決勝進出を狙っていました。
それくらい、がんばっていたし、気持ちものっていたのです。
ところが1本目の結果は14位。
そしてこの失敗で、「全員完走」すら心配になってきました。
2本目の前に、もういてもたってもいられなくなって、
息子にどうしても声をかけなくては、と学校の応援スタンドから出て、
スタート地点に近いところまでいきました。
数チームが並んでいるところに向かい、次女といっしょにスタンドから大きな声で息子を呼びました。
何回か呼んでも気付かなかったのですが、
しつこく呼ぶと息子も気付いて振り返りました。
笑顔で、「大丈夫!がんばれ!」とガッツポーズで声をかけると
息子も笑顔で頷いてくれました。
円陣組んで、気合いを入れ、いよいよ2本目。
もう緊張で息が詰まり、心臓が止まりそうな感覚でした。
しっかり見ておきたいけれど見ていられないような心境で、
スタートのピストルがなったら祈るだけ・・・。
涙が出ました。震えました。
感動しました。
そしてホッとしました。
タイムは、ベストタイムではなかったけれど、
その時点で決勝進出ラインの6位に上がりました。
うまくいけば・・・と思ったけれど、その後の6年生チームに越され、
最終的には8位という結果でした。
決勝に残れなかったことは本当に悔しいけれど
4年生チームの中では1位でしたから、まずまずでしょう。
負けず嫌いの息子は、やはり悔し泣きをしていたようで、ずいぶん落ち込んでいました。
がんばったことを褒めまくったけど、昨日は浮上することなく
沈んで眠りました。
「キャプテンのオレのせいだ。」という言葉まで残して。
本当によくやったんです。
興奮が今でもよみがえります。
できることならまた来年も見たい。
クラスも替わり、先生もおそらく替わるでしょうが、
リベンジして欲しいなあと思いました。
息子はね、「このクラスで勝ちたかったんだ!」って言ってました。
「ここまできたのも○○先生のおかげだ」とも言います。
本当に担任の先生には感謝です。
できることならそうさせてあげたいけどね・・・。
昨夜、息子を迎えに行ったときに長女が言った言葉。
「お兄ちゃん!8位おめでと~!」
それはそれは兄を讃える最高の言葉でした。
感動をありがとう。
お疲れさま。
あなたの母であることを、誇りに思えた1日でした。