愛いっぱい 介護生活の便利な介護グッズ♪♪アンチ寝たきり byホームヘルパー愛

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介護の悩みの打ち明け方♪




ある時は排泄問題、ある時は徘徊行動。たった一人で格闘のし通し。まるで終わりがないかのようなこの日々。大切に思っていた人のはずなのに、ふと何もかも投げ出したいと思っている自分に気づく。義理人情にがんじがらめにされ、自由を失ったあなた。日に日に弱っていく人を、見守り続けなくてはならないあなた――。


介護の悩みやストレスが昂じて、ついには心の病気にかかってしまうケースはけっして少なくありません。配偶者の無理解に嫌気がさし、離婚などの思わぬトラブルに発展することも。
かつて介護は家族全体の問題でした。しかし、家族形態が変化した現代では、もはや全員で力を合わせ、お年寄りを看ること自体、難しくなっています。その結果、相談相手もなく一人で問題を背負い込む人は増え続ける一方。


しかし、自分だけで悩んでいても問題は解決しません。我慢のしすぎは介護する側にとってもされる側にとっても禁物。家族や親戚、友人に言えないことも、専門の相談機関になら素直に話せるかもしれません。悩みやストレス解決に力を貸してくれるカウンセリング、情報提供機関を取材しました。


悩ましいのはいつだって人間関係
今月2日、痴呆介護の専門カウンセリングを開始した、カウンセリング会社「ピースマインド」。

「自分に合ったカウンセラーを選べるのも特徴です」(荻原国啓代表取締役社長)▼


従来型の対面式カウンセリングのほかにウェブサイト上のオンライン相談を実施しています。精神保健福祉士や介護支援専門員の資格を持ったカウンセラーが対応するそう。オンラインメール料金は3回のやり取りで平均5000~6000円程度。


「相談内容の多くは人間関係のもつれ。お年寄りとの間で、または配偶者との間で感情のズレが生じている、というものです」と荻原国啓代表取締役社長。責任感の強い人ほど、家族を思う心と苦しい気持ちの板ばさみになりがち。他人に打ち明けることもできず悩みをこじらせた挙句、周囲に対し心を閉ざしてしまうという悪循環に陥るのだとか。


もう悩まない自分に変身!
「カウンセラーは問題をひとつひとつ紐解いていく手伝いをします。心の中を整理したら、次は相手の立場から同じ問題を見直してみる。すると自分がとらわれていたトラブルに別の側面があることを発見するのです」。


そのうえで今度は「相手への接し方」を考え直す作業に入ります。互いのコミュニケーションがとれるようになると、ぎくしゃくしていた家族同士も再び歩み寄れるように。


「カウンセリングを通じて、相談者は自分なりの視点や問題整理の方法、解決法を学びます。そうなると、その人の性格の癖から生じるさまざまなトラブルを回避できるようになります。心の問題は根の深いところから生まれるもの。目先の問題解決はバンソウ膏を貼る程度の応急処置にすぎません」(荻原国啓代表取締役社長)。


単に悩みを打ち明けアドバイスをしてもらうだけでなく、その後も起こり得るさまざまな問題を自分で乗り越えていく知恵や力をもらう――。心の専門家がくれる処方箋は永く効きそうです。


カウンセリングは医療行為ではないため、民間機関の相談料にはやや割高感がつきまとうかもしれません。それだけに事前に電話して話を聞くなど、相性の良し悪しを確認することが大切でしょう。

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