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早いもので娘は11歳、9月の新学期からミドルスクールに通い始めた。日本では小学校6年生だが、アメリカではミドルスクール(中学)の6年生である。エライ速度で思春期の扉までの階段をとんとんと駆け上がっている勢い。それに伴い、周囲では娘の外見について不思議におもう人も出てきたようだ。娘の顔は日本人である私の骨格(のっぺりしていて目が離れ気味で頬骨が張っている)に、アフリカ系アメリカ人の夫のはっきりしたパーツが載っているという構成で、私から見ても「ナニ系?」「ナニ人?」とおもうような顔である。肌色は一年中日焼けしているみたいに小麦色だし、髪の毛も色は私に似て漆黒であるがウェーブがかかっている。こういう時、アメリカ人は、WHAT ARE YOU? と尋ねる(AREにアクセント)。もちろん、これは場と状況によってぶしつけ度が左右される質問であるようだが、娘の話しぶりからするとこれはかなり"annoying(ウザイ)"質問らしい。しかも娘には日本の名前を名づけたので、人によってはなかなか覚えてもらえないらしく、挙句の果てに娘は誰にでも覚えられるようなニックネームを自分で考案して、夏のキャンプなど期間限定の場ではそのニックネームを覚えてもらうようにしていた(笑)。これから思春期を迎えて、自分の外見とか、アイデンティティとか、色々と考えることが出て来るのかもしれない。ハーフじゃない親としてはどうしてやればいいのかまだ手探りの状態だけど、その話が出た時は、思いっきり抱きしめて、あなたはパパとママに半分ずつ似ててとっても可愛いんだよ。と言ってやることにしている。どんな外見だとしても、その人は、生みの父親と母親の、二つとない、すばらしい組み合わせの結果なのだから。
2015.09.19
ルナの誕生日は12月半ばなのだが、その頃のアメリカはホリデーシーズンの真っ只中で誰もが気忙しいので、誕生日会を思い切って1月の後半に設定してみた。ルナが選んだお友達は:日本語学校2名サマースクール2名現地校3名という、まあ、親からすると全部同じ境遇の人たちでまとめて欲しかったな、知らないお母さんもいるしな、ちょっと面倒だな、と言うのが本音だったのだが、これまでずっと家族と1~2名のお友達だけでやっていた誕生日会から初めてルナが脱皮?してお友達を自ら選んだという成長に敬意を表することに。今年のテーマは「人魚姫のアリエル」ってことで、本人が描いた絵を使って制作したウェルカムボード。なかなか雰囲気出てますよね。こちらは、かーさんが夜なべして一人分ずつ作ったお持ち帰り用フォトアルバム。左が女の子用、右が男の子用。当日にアートプロジェクトと称して各自に表紙と裏表紙にシールを貼って飾り付けをしてもらいます。中はこんな感じ。お誕生日会では、いつも最後に袋にお菓子とかオマケとかがいっぱい詰まったグディーバッグ(つづりワカラン)というものをお返しにもらうんですが、まあ、少しでも骨のあるものを持って帰ってもらいたいと思い、ハハ、ちょっと頑張りました。当日のスケジュールを冷蔵庫の横側に貼って、ルナにこのスケジュールどおりにパーティーをやりなさいと指示したら、仕切り屋のルナ、その才能をいかんなく発揮し、時々冷蔵庫のところに来ては時間をチェックして(その後ろを子供達がぞろぞろと着いて来てかわいかった)、パーティーをがっつりとまとめておりました(爆)。その間、私は付き添いのおかあさん達とおしゃべり。子供を連れて来てそのまま子供だけ置いてお迎えの時間にまた来る、というお母さんがほとんどでしたが、最初から最後までいたお母さんの一人は初対面だったものの、とても気さくないい人で、しかもご近所同士。ケーキもアリエル仕様。母、手作り。娘、飾りつけの力作!?ピニャッタもアリエル。これはもう宴の後の、見るも憐れな残骸ですが・・・。本当は家の庭の木の枝に吊るすんですが、うちはアパート暮らしのため、室内にてお父さんが椅子の上に立って大木代わりに・・・ご苦労。でも、子供たちにとってはそんなこたあ、どーでもよろしいようで、ヤツらの目当てはこのピニャッタの中に入っているお菓子やおまけであり、お菓子とおまけがピニャッタの中からざーっと出て来て落ちると、餌に群がるハトのように漁っておりました。いちおうお菓子もジャンクって感じじゃないのにしたんだけど、こだわりは分かってもらえたでしょうかね。分かってないと思いますけどね。1時間半のパーティーはあっという間に無事に終わり、親子ともにどっと疲れて、添い寝のはずが朝までそのままずっと寝ちまったぜ・・・。 ああ、でも、この1ヶ月間ぐらい、毎日毎日、誕生日会、誕生日会と興奮して次々と意味不明のアイディアを出すのに付き合わされていたので、それから解放されてウレシー。
2010.02.01
ルナが6歳になった。毎年用意する花のことをすっかり忘れていたので、当日、スーパーの花売場に駆け込む。あまりに外が寒かったのと、2歳児アレックスを連れていたので、頭の中がフリーズしていてアレンジのアイディアがほとんど思い浮かばず、今年はチューリップでシンプルにまとめることに。テーブルコーディネートは、ルナが学校から帰って来て彼女の微妙なセンスでさっさとやってくれました。ちょっと私が口を出そうとすると「私の誕生日なんだから!」と一言。それ言われちゃこっちは出る幕はありませんがね。アタシもあれこれ仕切りたいタイプだけど、このヒトもね・・・。ケーキは、またまたウィリアムズ・ソノマのちっちゃいティーケーキ用の型を使って。そして、これもまた彼女の独特のセンスにより、こんな感じに(涙)。あなたはいったい何歳なのですか。さらに、なぜか人魚姫のアリエル姿に衣装替え。(今年のハロウィーンの衣装)夕方から義弟と義理の両親を交えて、夕食とケーキとアイスクリーム(アメリカではこれがセット)でお祝い。アイスクリームメーカーで作ったミックスベリー風味のアイスは皆に大好評!いっぱいおかわりしてたから、本当に美味しかったんだと思う(笑)。そんな感じで、例年どおり、家族でこじんまりと過ごしました。(来月にお友達よびたいって言っているんだけどね・・・)
2009.12.16
あ、アタシの歯じゃありませんことよ。ルナの乳歯です。『歯がぐらぐら』という記事を書こうと思っていたら、あっという間に抜けてしまいました。右下の歯。お友達のお誕生日会によばれた後の車内で、いつものごとく、気になって気になって、ぐらぐらしている歯をいじっている間に抜けました。そうそう。歯がぐらぐらしているのって気になるんですよね。私も小学生の時なんて、歯がぐらぐらしたら授業そっちのけで、歯のことばかり考えていたような。ルナは、家族親戚先生知り合いはもちろんのこと、道行く見知らぬ人にまで(笑)『歯がぐらぐらしているの』とふれまわり、もう大変な騒ぎ。学校では、担任の先生が『歯が抜けたチャート(表)』まで用意しているようで(笑)、この時期の子供にとっては一大イベントなのですな。そして、親にとっても、子供の成長を改めてしみじみと感じるひとときでもあるのですね。さて、抜けた歯はどうするか。日本では、上の歯は下に向かって、下の歯は上に向かって投げると思いますが、こちらでは、枕元に歯を置いておくと、夜の間にtooth fairy(歯の妖精)がやってきて、歯の代わりに1ドル紙幣を置いて行ってくれるのであります。ダンナ筋によると、昔は枕の下に隠しておいたんだそうですが、昨今では専用の枕もいろいろ売っているようで。ただ、私はその枕が普通のサイズではなく、結婚式のリングピローのような小さなものなのかと思い、そのサイズで余っていたフェルトを使って即席ピローを作ってしまいました。本人の希望によりプリンセスとお花と、ちょっと意味不明の赤いリボンがピラピラとついた、またしても私のセンスはほぼ無視された作品に仕上がってしまいましたが、ルナはこれがいたく気に入って両手に包み込むように大事に抱えて、まあ、それならそれでいいかと。(育児において「妥協」は必須技能)お花の隙間に抜けた歯を差し込むと、『妖精には見えないんじゃないか』と心配するルナに、『大丈夫。妖精は透視能力があると』口からでまかせを言うハハ。半信半疑ながら、『え、そうなの』と目を輝かせるルナ。何かにつけてお邪魔虫の弟の攻撃を避け、無事に寝付きました。ほっ。翌朝、歯抜けの顔に満面の笑みをたたえ、『tooth fairyが歯を持って行って、代わりに1ドルをくれたの!!!』と大昂奮して私のところに報告しに来ました。作戦大成功。サンタなんていないんだということに気がつけば、tooth fairyなんていないことにも気がつくのでしょう。それまでじっくり、付き合うことにしましょうか。
2009.11.28
2歳児検診。無理やり私に押さえつけられ看護婦さん2人がかりで狭い部屋で予防注射や採血されてむちゃくちゃ怒った2歳児。水から出された魚みたいにもんどりうって暴れてオムツさえするの拒否して病院中に聞こえるような大声で泣き叫び、文字通り全裸状態なのを仕方なくベビーキャリアーで縛り付けるようにして抱っこし、私のコートで覆って外に出た。それでもそっくり返ってしばらく泣き叫んでいたので、通りの向こう側にいた人が心配して様子を見に来てくれたほど(笑)。ところが、少し歩いただけですぐに寝てしまい、そのままこんこんと4時間以上寝続けた。ごくろうさん(私も 笑)。
2009.10.28
アレックスが意外にもあっさり卒乳した。里帰りにクルージング旅行と、いつもとは違う環境に晒されたせいか、夜中に数回目を覚ましてはおっぱいを欲しがって、もう何も出ていないのにいつまでも吸い続けてなかなか寝ないというような状況が続いていて、私もいい加減疲れて来ていたところだったので、夏の終わりを機に、授乳回数を減らす作戦を敢行。かれこれ1ヶ月ぐらいかかるかと覚悟を決めていたら、何と、近所から苦情が来るのではないかとヒヤヒヤしたぐらい夜中に大きな声で泣き叫んだのは3日間ぐらいで、その後は目を覚ましてもちょっとふえーんと泣くぐらいで朝まで寝てくれるようになり、そのうち朝の授乳をごまかしていたら忘れるようになって夜寝る前だけになり、そして、私が夜にダンスのレッスンに行く日はすでに授乳なしでも私が家に戻って来る頃には寝ていてくれたのだが、その日にちょうどさしかかって・・・と、全部で一週間ぐらいで完全に卒乳してくれた。今でも夜寝る前には、顔を私の胸に押し付けたり、手でそっと触ったりと若干名残惜しそうにしているが、その程度である。そんな姿もいじらしく、いとおしい。ルナの時の経験から、おっぱいが終われば牛乳を良く飲むようになるし、朝まで寝てくれるようになる、その方が子供の成長のためにも良いと分かっていたので、夜中に大きな声で泣かれても比較的冷静でいられたような気がする。一人目の時は何に関しても結果を見たことがないので、頭では分かっていても、出口の見えないトンネルをとぼとぼと歩いているような気になるものだが、二人目の時はトンネルの中は依然暗かったとしても、出口があることが分かっている分、気が楽だ。私の方も、これまたルナの時の経験から、胸がガチンゴチンにならないようにこまめに母乳を絞り出したおかげで、身体も楽ちん。あれはホントに痛くてツライけんね。これで恐らく人生最後になるであろう巨乳との別れを惜しんでいるところ(笑)。また、授乳中はアルコールと念のため5大アレルゲンの食品はなるべく避けていたので、それからも解放されて気分的にもラクチンになった。ただでさえ制限のある糖尿病の食事にさらに制限が加わっていたので、結構大変だったのである。そしてもう一つの大きな変化は、7年半にわたって続けたインスリン注射を止めて経口剤へ切替えられること。まだ注射が2本残っているので(笑)、それを使い切ってからにしようと思う。またいつか他の理由で注射を復活させることになることかもしれないけれど、それまでは、おさらばじゃ。今、困っているのは、ここ3年間ほどマタニティ服か授乳服だったので、普通の服がないということ(笑)。季節も中途半端だし、デカデカTシャツとかで何とかしのいでいるんだけど、ああ、これで少しはオシャレも出来るようになるかな。ま、どうせオシャレなんて出来るような日常じゃないけどな(涙)。
2009.09.15
一向におっぱいを止める気配のなかったアレックスが、このところ急に、朝の一番搾り以降、夕方までおっぱいを飲まなくなった。今日なんて、夕方のおっぱいさえ飲んでいない。牛乳の味の方が美味しくなっちゃったのかなあ・・・?そのせいで私は胸が張って痛い痛い。私の中では5月までには止めたいんだけどどうしたものかなあ、と思っていたので、棚からぼたもちのような展開にちょっと驚き。ルナの時には卒乳の時期や方法に関する情報に振り回されていたのだが、あるアメリカの育児書に、「乳離れ(卒乳)とは、あなたが子供を乳から引き離すことではなく、子供が乳から離れて行くことなのです。どの動物の子供も時期が来れば勝手に乳離れして行くのですから、人間だけが出来ないわけはありません」みたいなことが書かれていたのを読んで、目からウロコの落ちる思いだった。それを信じて、ルナの卒乳は本人のペースに任せた。具体的にどうしたのかは良く覚えていないのだが、この分だとアレックスももしかしたら5月までには何とか止めてくれるかも。それもちょっと寂しいけど(笑)。
2009.03.16
朝早くアレックスが目を覚ますと自分の部屋へ連れて来て2人で布団の中にもぐりこみ、ぬくぬくとしながらおっぱいをたっぷりとふくませる。アレックスは時々ちらりと上目遣いで見ながら一心におっぱいを飲み、しばらくして満足すると「ぶば」とおしゃべりを始める。その様子があまりに可愛らしくて、この朝の儀式がどうにも止められない。当初の予定では1歳を過ぎたら卒乳の準備を始めてクリスマスぐらいまでにはきっぱり止めようなんて思ってたけど、こりゃちょっと無理かなあ・・・。
2008.11.19
2008年8月5日火曜日。アレックス、とうとうハイハイ開始。ああーん・・・(涙)。
2008.08.05
アレックス、鼻水じゅるじゅる、よだれダラダラ、モノを手当たり次第に口に入れてガツガツ噛むという、歯の生えかけの典型的な状態が続いていたのだが、とうとう下2本の歯が頭をのぞかせた。歯が全くなかった頃もカワイかったけど、この、歯が下2本だけという時期もまたカワイイ。要するに、どうなってもカワイイ(笑)。
2008.05.28
アレックスがここ2週間ほど寝返り修行を続けている。私も一人目の時とは違って、逐一彼の行動を観察しているわけではないので、いつもふと目を離した隙に裏返っている。数日前までは下になった方の腕が抜けなくて怒っていたのだが、今日はいつの間にか腕が抜けていた。でも、両腕もしくは片腕が裏返ったままなので、両手をふんばって上体を持ち上げることができず、下に敷いている布団をよだれだらけにして、トドのように寝そべったまま。でも、今またふと見たら、横向きになったまま寝てしまっていた。先ほどちょうどルナが5ヵ月の時の写真を見て(いやーアレックスに似てんなあ)、横向きになって寝ている写真があって、何でこんな写真撮ったんだろ、なんて思っていたのだが、そうか、それまではずっと仰向けになったまま寝ていて、きっとこの時初めて横向きに寝たんだろな。というわけで、アレックスの初横向きネンネ記念撮影。折り紙をぴしっと二つ折にした時みたいに完璧な横向き。両手も前でちょこんと組んでいてかわいいなあ。パチリ。
2008.04.17
ルナは厳しい冬の季節に生まれたのだと改めて実感。嗚呼。ぐちゃぐちゃべちゃべちゃの雪のような雨のような霰のような一日。いつもは花のアレンジメントを作るのだが、今日は雪のため花屋に行けず、オーマが買ってきてくれた花のみ。誕生日パーティーはいつもどおり身内を自宅に招いてのささやかなもの。いやあ、すごい大雪だったからお友達をたくさんよんだりしなくてよかったぁー。食事は近くのコロンビア料理屋からテイクアウトを。美味しかった。ケーキは初めてスポンジケーキに挑戦。悪天候の中、おじいちゃん、おばあちゃん、いとこたちが来てくれて楽しい会になりました。今年はアレックスと日本からオーマも初参加。みんな、ありがとう。疲れた。
2007.12.16
何だかこの数日でまた、ぐぐぐっと成長した気がする。電話。これまでは電話口から相手の声が聞こえてくるとビックリして黙ってしまっていたのだが、最近は「あい」と出て、そのあと、なにやら受け答えをしている。昨日は、実家の母と電話で話していて、「バイバイ」と勝手に自己完結して電話を切りそうになったので、慌てて受話器を奪い取った。何かものを頼む時は「~してください」と言わせようとしていたら、「プリーズ」のサインとともに、「しゃい」と言うようになった。「フラワー(花)」のベビーサインも突然出来るようになった。「ちゅうちゅ(ちょうちょ)」は「ちょうちょ~♪」の歌で覚えたようだ。その他の言葉:「たっち」、"eye,nose,ear,mouth(歌で覚えた)""moon(ベビーサイン付き)"気に入らないことがあると噛む。これがすごく痛い。困ったものだ。私にならまだいいが、おともだちとおもちゃの取り合いになった時などにもやるので目が離せない。「こんにちは」と言うと、ぺこんとおじぎをする。全く教えていなかったのに、私がやるのを見ていたのだろうか?相変わらず階段の昇り降りは大好き。階段を見れば必ずと言っていいぐらい、昇る。食欲は、かなりムラがあるが、これはこの時期のコドモにはよく見られるとのこと。眠くなると、私のぱいぱいをモゾモゾとさわる。鼻歌を歌う(笑)。"Ring-a-Round-the-Rosy"の歌の振りがほぼ完璧に出来る。生後5ヶ月から赤ちゃん教室でいつもやっていたけれど、ようやく成果が出たか(涙)。バイバイが上手になった。
2005.08.16
体重19.66ポンド(8.9キロ)、身長30.5インチ(77.5センチ)。相変わらず小粒。2,3日前、ルナは転んで初めてひざをすりむいた。すっかりコドモの仲間入り(笑)。最近の成長ぶり:言葉: ある朝、突然、冷蔵庫の上のリッツクラッカーの箱を指差して"cracker"と言った。 それからは何でも"cracker"。欲しくもないのに"cracker"(笑)。ベビー手話: "water"、"cereal"、"bubbles"等。 すべてDVDでいつの間にか覚えていた。 手の発達:一度にたくさんの物を次々とつかむことができる。 鉛筆やクレヨンをオトナと同じように上手に持つことができる。足の発達:段差が好きで、階段も這わずに足で降りようとする。 走る。結構速い。 ダイニングテーブルの椅子に登ろうとする。 食事: ムラはあるものの、ようやく量を食べるようになった。 ほぼ何でも一人で食べる。心の発達: イタズラが高度化。好きなこと:シャボン玉遊び
2005.06.16
体重18.1ポンド(8.2キロ)。いや~はやいはやい。特に1歳過ぎてからはあっという間。最近の成長ぶりをまとめてみると:言葉:”bird"、"bear"、”うわうわ(犬)"、"てぃー(プリーズ)" が新規追加 言葉の音は合っていないけど、音程はかなり上手に真似ることができる。 ベビー手話:"bib(よだれかけ)"、"eat"、"more" が新規追加手の発達:ものを重ねる。蓋を閉めようとする(ちゃんとは閉められない)。 財布を開けたり閉めたりする(財布が好きですごく迷惑)。 財布から小銭を全部出す。全部しまう。 先日は財布を閉めた後にまだ小銭が床にいくらかちらばっていたのを見つけ、 どうするかと思っていたら、財布をちゃんと開けて小銭をしまってビックリ。 うちの子、天才かも・・・(って親なら一度は絶対に思うものだよね)。 箱や袋に入っている物を自分で出せる。足の発達:階段を這って上がる(が、下りることはできず、階段の一番上でいつも困っている)。 ソファーを自由に昇り降りできる。食事: いっぱいこぼすものの、自分の手で、あるいはスプーンを持って食べる。 私が食べさせようとすると烈火のごとく怒る。心の発達:おもむろにバッグを持って「ち、ち」と私にキスをして「ばいばーい」と言う。←どこかにお 出かけのつもり? DVDの歌に合わせて部分的に一緒に歌う。 気に入らないことがあると、きーぃ!!!と脳天に響くような声を出す。外出時にやられると ハハは身が縮む思い。同じように駄々をこねている子供を見つけるとちょっとホッとしたりし て(笑)。 「きーぃっ!って言わないでちゃんとお話ししてね」と冷静に対処している(つもりな)のだ が、効果あるんでしょうか。 そう。子供への対応って通訳者としての心得に似ているなと思う時がある。すなわちこれ「平常心」。昔、とある地方自治体(?)の専属通訳をしていたことがあったのだが、当事者間の関係がかなり悪くて修羅場と化していることが多く、最初のうちはその雰囲気にのまれて冷静さを失ってしまい、通訳不能になることなどがあった。そのうちだんだん馴れて来て、どんな状況でも客観的に冷静に対処することができるようになったのだが、このときの鍛錬が案外いまの子育てに役立っている。自分を渦中から外側にふと移動させるというワザ。子供に対しても自分がカーッとなってしまったら逆効果。ただし、平常心を保つには、自分が常に心に余裕を持っていないとダメ。これがなかなか難しいんだけどね。
2005.04.16
ルナがとうとう1歳になりました。昼間はいつもどおりの一日。朝、大丈夫だろうと思ってハイチェアーに入れてちょっとその場を離れたらそのうち、がちゃがちゃと物音がしたのでのぞきに行ったら、なんと、椅子の上に立って隣のテーブルの上の鍋敷をさわってました。・・・落っこちなくてよかったー。いつもの固定用ベルトとは違うものを使っていたからすり抜けてしまったみたい。ひゃー、あぶないあぶない。お誕生日当日に転落事故なんて起きてしまったら大変だものね。やはり、こういうときはその場を離れてはいけないのですよね。油断してしまってこの場で懺悔。日本のジジババからお誕生日おめでとうの電話。電話口でおしゃべりを披露してジジババを喜ばせていました。まあ、1歳になったからといって、急に何でもできるようになるわけでもないんであって、相変わらずおっぱいをちゅーちゅーと飲んだり、ピーピー泣いたりしています。でも、最近、ルナが生まれて1ヶ月ぐらいの頃のビデオを観たのですが、ちっちゃーい!!!ほにゃほにゃしてるだけで何にもできなーい!!!泣き方がヨワッちーい!!!あんなモノを毎日よく世話してたなー、と我ながら思います。ほんと。口の中を見たら上の歯がさらに2本、のぞいています。ここ数日、機嫌が悪かったのはこのせいだったのかも。今年から毎年ルナの誕生日にその時その時のルナのイメージに合ったお花のアレンジメントを作ることにしました。第一回目の作品はこれ。 何と言っても今のルナのイメージはチューリップです。それもこのくっきりしたピンク!さて、昨日から準備したディナーはこんな感じになりました。 みんな、楽しんでくれたみたいでホッとしました。・・・ほとんど出来合いのものなんだけど(汗)。使った食器はすべて食器洗い機OKのもの。それがコツ! バースデーケーキは、ものすごいこってりした味で気絶しそうでしたが、おいしかった。パーティは夜6時からだったので、ルナが眠くなって機嫌が悪くならないうちにケーキを前にして写真を撮影し、バースデーソングを歌いました。歌っている間、ちょっと涙が出そうになっちゃいました。今日、来てくれたのは、おじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃん(義弟)、大おばちゃん(義母の姉)と又いとこ?(夫のいとこ)です。ルナは途中、眠くなってきたのですが、みんなが楽しそうな様子に必死に睡魔と戦っていました。でも、今日はひときわニコニコ笑って嬉しそうでした。パーティがお開きになった後、ルナはお風呂に入りましたが、湯船の中でうとうとしていました。今は、パパのお胸の上で、パパとともにぐっすり眠っています。今夜は朝まで寝てくれるかな?
2004.12.16
*生後11ヶ月の項を追加しました!ん???なんだかいつもよりルナの背が高いような・・・と思ったら、カタカタの上に載っていた。・・・・・やられた。ルナは今日で生後11ヶ月。このところずっしり重くなってきた。この時期になると、夜通し眠る赤ちゃんも多いのだが、ルナはまだ2度は起きる。午前1~2時と、午前4~5時あたり。夜中に起きて泣いたらそのまま放っておくと夜通し寝るようになると小児科医にも言われて何度か試してみたが、今のところダメ。ルナは身体が小さいから、一度に食べられる量も少ないせいなのかなと勝手に考えているのだが、まあ、親が付き合えるなら付き合えばいいという考え方もある。これでも3回食になって、すこしずつではあるが間隔も長くなってきたし、疲れた日にはよく眠るので、昼間にきちんと食べさせたり、なるべく外にでかけたりしてしばらく様子を見ているところ。表情もぐんと豊かになってきて、よく笑うようになった。親としてはどうしても同じ時期に生まれた他の赤ちゃんと比べてしまうのだけれど、ルナは身体の発達は早かったけれど、心の発達はちょっと遅く感じられてずいぶん心配した。なかなか笑わなかったし、赤ちゃん教室でのしゃぼん玉もしばらくじっと見つめているだけだった。それが、今では手を伸ばしてシャボン玉を取ろうとしたり追っかけたりする。いないいいないばあ、もようやくきゃっきゃきゃっきゃと笑うようになった。昨日、母が電話をかけて来たとき、電話口からルナがしゃべっている声が聞こえたらしく、おしゃべりがずいぶん上手になったとびっくりしていた。ここ2、3日、舌を震わせるワザ?も覚えて、ぷるるるるとルナ語がますます進化。バイバイのつもりか、手をグーパーしながら「にゃいにゃい」という時もある。ほんの数秒であるが、一人でたっちもできるようになった。どこかにつかまって立ってから、自分でわざと手を離してみたりする。褒めるとにやーっと嬉しそうに笑ったりして面白い。髪の毛もようやくふさふさして来た。くるくるとゆるめのパーマがかかっている感じで、ほよほよとしていてとてもかわいい。きょうは町へ出てルナの洋服やおもちゃをゲット。 細部も凝っている。 クリスマス用にも着られそう。いま、ルナの離乳食をまとめて作っているところ。親の食事は・・・まだ決めてない。どうしようかなあ・・・。
2004.11.16
ルナは今日で生後10ヶ月。相変わらずちっちゃめだけれど、毎日元気いっぱい。昨日は、お祝いにいただいたミッフィーちゃんのカタカタを上手に押せるようになって周りのオトナが大興奮。みんなにパチパチ褒められてルナもちょっと得意気。レストランではハイチェアーにも座れるようになってチェリオを親指と人差し指でつまんで食べるさまはまるで子供のよう。離乳食は相変わらずあまり食べないのだが、おかゆとシリアルとチェリオはよく食べる。まあ、そのうちちゃんと食べるようになるだろう。おしゃべりもいっぱいする。マママママー、ダダダダダー、ディディデーと意味不明ながら何となく会話っぽくなってきている。今月に入ってやっと生理が再開した。妊娠前に最後の生理があってから実に1年半ぶりのこと。生理がなくて楽な面もあったけれど、1年半のうち半分近くは別の生き物?に自分の身体を間貸ししていたわけだし、その後も長いこと母子一体というか、寄生虫(なんて言っちゃ失礼か)のようにチューチューとエネルギーを吸い取られるような毎日が続き最近、やっと向き合える別個の人間になってくれたような気がしてきた頃だった。長い間、ワタクシのアイデンティティーたるものは消失しただただ、子を産み育てる哺乳動物と化してしまったような気がしていた。母乳育児をしているお母さんは生理の再開が遅めだという話だが、まさにその通り、溢れんばかりにぴゅーぴゅーと出ていた母乳の量が時の流れとととも少しずつ落ち着き、それに伴い、自分の身体も哺乳動物から元の人間(人間だって哺乳動物だが)に戻っていくような感覚があった。そして、それを証明するかのように生理の再開。そして、私がこうして元通りの身体に戻っていくにつれて、ルナも私の胸の中から徐々に離れて外の世界へ向かってハイハイを始め、母乳以外のものを口にするようになり、少しずつ人間らしくなっている。母子密着の日々から、それぞれ別の個性を持った人間へ。子育てもまた違った性格を帯びてくるのだろう。
2004.10.16
ルナは今日で生後8ヶ月。いやあ、ちょっと前まで6ヶ月だと思っていたんだけど、それから2ヶ月も経ったのか?変則ハイハイが始まったと思ったら、今日、いきなりハイハイがほぼ完成。体操男子金メダルらしいが、ルナのハイハイも10点10点10点10点????????いやあ、しかも早い早い。目標に向かってまっしぐら。嬉しいけど、ますます目が離せなくなりそうで困ったなあ。今日、また照り焼きチキンに挑戦。きょうは今までで一番良い出来であった。ちょっと嬉しい。
2004.08.16
旅行の疲れをとるヒマもないまま仕事を続けて入れてしまってバテバテ。反省。今日は特に何も用事がなかったので、午前中、ルナの服を買いに行く。これまでお股のところがスナップ開きになっている短いボディースーツにズボンという格好をさせていたのだが、最近手の動きが活発になってきて自分でズボンを脱ぐようになってしまったので、上と下が一続きになっているつなぎタイプの服を買うことにした。GAPで$24.50が$4.57になっていたものを買う。 ルナは今日で生後7ヶ月。手の動きがとても活発になった。店で買い物をしていると商品に手を伸ばしてつかんでしまうのでウカウカしていられない。口を金魚のようにパクパクさせるのが好き。
2004.07.16
ルナは今日で生後6ヶ月。よく声を立てて笑うようになった。最近は、仰向けに寝かせておくと頭をうんしょと持ち上げ、夏のビキニ姿に備えて腹筋を鍛えているのではないかと思われる。6ヶ月になるまでは母乳オンリーで育てようという目標も達成。ハハ大満足。先日、ボストンに来たばかりという方が我が家に遊びにいらしたのだが、実は日本で私の親友であるA子ちゃんと同じ会社だったということが判明した。A子ちゃんとは、おふらんすでの小学校1年生以来の付き合いである。最初の出会いはサマーキャンプ。出発の日、親としばしの別れってことで、A子ちゃんは汽車の窓辺に坐って涙を流していた。その後、9月の新学期になって、A子ちゃんが私の小学校に転校して来た。それ以来、細々とながら近況報告をし合う仲で、この前も里帰りした時にルナに会いにきてくれた。さて、おふらんすのサマーキャンプ、colonie de vacances とか言うのだが、これがハンパじゃなかった。2泊3日とかじゃなくて、1ヶ月近くもあった。弱冠6,7歳の子供が1ヶ月近く親元から離れて暮らすのである。A子ちゃんが汽車の窓辺で涙を流すのも無理なかろう。しかし、我が子をあえて崖に突き落とさんばかりのうちの親も、さすがに最初と2回目は日本人だけのサマーキャンプに出してくれた(それでも1ヶ月だぞ、1ヶ月)。パリの日本人補習校の主催で、スイスに近い国境の、まるでアルプスの少女ハイジの世界のような村の山小屋に寝泊りして、午前中は日本の教科書でお勉強、午後は山登りなどをするという生活であった。親に手紙を書いたのは恐らくこの時が初めてであろう。私はパリの現地校に通っていたので日本の勉強が遅れていて、算数がまるで分からなくて途方にくれたこととか(私の算数・数学嫌いはここから始まった)、山小屋のフランス人のスタッフが作ってくれたおにぎりが日本のものとはかけ離れていた味だったことや、部屋の外から見える放牧牛がやかんをひっくり返したような大量の放尿をするとか、そういうどうでもいいことだけ覚えている。3度目の夏は、フランスの学校主催のキャンプに行った。こっちは、勉強など一切なくて一日中遊びオンリー。日本人だけのキャンプは、やはり日本式に細かくスケジュールが組み込まれていて、しかも、全員同じことをやっていたような気がするが、おふらんすの方は、いちおう大まかな時間割みたいのはあっても、自分が好きなものに参加するだとかでもっと自由だったような気がする。山小屋の裏が「大草原の小さな家」のテーマソングのときに出てくる草原みたいに、だだっ広い遊び場になっていて、そこで鬼ごっこをしたり、工作の時間があったり、歌を歌ったり。食事はどうだったんだろう?私としたことが記憶にない。パリからだけではなく、南仏からも子供が集まっていたのだが、南仏の子供達にはおフランス語に訛りがあって、最初、て・ふれじえ?って聞かれて、何のことかサッパリ分からず。そのうち、て・ふらんせーず(あんた、フランス人)?って聞いているらしいということが何となく分かった。3度目の夏ということは、すでに3年近くおふらんすに暮らしていたことになるのだが、新たなカルチャーショックもいくつかあった。参ったのは、頭が好きな時に洗えなかったこと。1ヶ月いたうち、洗えたのは真ん中あたりの1回のみ。それも、シャワーの排水口に髪の毛がたまるからとかいう理由で(何でそんなこと覚えてるんだ、私)。一緒に参加した日本人のお友達は、おかあさんから「このシャンプーを使い切ってきなさい」と特大ボトルのシャンプーを渡されていたのだが、私が使ってあげても、当然なくならず。その子は心底困り果てていた。あとは、どうもおフランス人の子供は寝るときにパンツを履かないらしいのだが、パンツを履く日本人の私はきれいなパンツがなくなってしまい、洗濯したいのだが洗濯する日が決まっていて、それも困った。結局どうしたのかは覚えていないし、できれば思い出したくない。全体としてはいろいろ遊んで楽しかったという印象を今でも持っているのだが、母いわく、私は心労のためか?痩せて家に帰ってきたらしい。うーむ、ホントに楽しかったんだろうか???
2004.06.16
ルナは今日で5ヶ月。2日ほど前から、下唇を突き出して、ぶーっと唇を振るわせるようになりました。それが気に入ったみたいで何度もやっています(笑)。笑顔もたびたび見せてくれるようになり、ようやくかわいい笑顔の写真が撮れたので日本の実家に送ったら、すぐ電話がかかってきて、あのねー、いまお財布に入れるためにプリントアウトしてるところなの、あーかわいいかわいい、だって。パパに似ていると言われるルナです。確かに私は典型的な一重まぶたで、ルナはくっきりぱっちり二重のおめめ。睫毛もくるんとしてきました。パパには負けますが(パパの睫毛は写真にもくっきりと写るぐらいカールしているのです)。でも、目が離れているところと眉毛の形は私にそっくり。私もパパも小さい頃から同じ顔をしているんだけれど、ルナはどうなるんでしょう?毎日よだれがダラダラ出て、手もべちゃべちゃと舐めて、布オムツと共にお洗濯が大変です。
2004.05.16
ルナは今日で生後3ヶ月。目がバッチリ合うと、ついににっこり笑うようになった!それも今のところママ限定。これで24時間育児も報われた。「機嫌の良い時の声」というのも出現。体重は順調に増えているのか、ずっしり重くなってきている。首も左右にバンバン振るようになった。最近は夜、本格的に寝る前にちょっとぐずるようになったが、しばらく抱っこしていると、すーっと寝て、そのまま4時間ぐらい眠ってくれて、本当に楽になった。独身の友達に「午後11時から午前3時まで眠るようになったの!」と嬉しくて話したら、「それでも十分短いよ」って言われちゃった。でも、午前0時、2時、4時・・・の2時間おきの授乳の頃から比べたら天国のようなのよ。きょうは、料理の下ごしらえをした。ハンバーグと餃子とタンドリーチキンとローストビーフ。ローストビーフ以外は焼かずに冷凍。ローストビーフはちょっと焼きすぎてしまって失敗。ま、生まれて初めて作ったんだし、次はもう少し焼き加減に注意してみよう。このところオーブン料理に凝っている。お肉かお魚を野菜と一緒にオーブンに放り込むだけで立派なおかずになるから、今のように料理に時間がとれない時にはとても便利。うちのオーブンは古くて温度のダイヤルが壊れているから温度はいつも適当なのだけれど、フライパンで焼いたときとはまた違う食感が楽しめる。それに抹茶アイスとパンも作った。さすがに疲れた(当然でしょう)。洗濯は今日のうちにダンナにお願いして明日は何もせずにルナとゆっくり過ごそうっと。家事も育児も給料は出ないけれど、お金をもらってもいいくらい大変な仕事であると思う。ということで、育児と家事をやったら1回5ドルとして、給料に換算してみることにした。たとえばおむつを1回替えたら5ドル、料理したら5ドル、洗濯したら5ドル。その都度、冷蔵庫の扉に貼ってある表に書き込む。きょうの賃金は75ドル。まあまあかな。そのうち昇給もしよう(笑)。
2004.03.16
3日間の花屋での仕事が終わった。今年のバレンタインは土曜日だったせいか、注文が金曜日と土曜日に分散し、しかもプレジデント・デイの連休と重なったこともあって、普段ほどは忙しくなかった。バレンタインデーの当日に、ほっとできる時間があるなんて普通じゃ考えられない。一日仕事をして、夜中の授乳もやるというのはどんなものかと思っていたけれど案外大丈夫だった。でも、これは3日間だけだから出来たのであって、これがずっと続くのはすごく大変なことだろう。フルタイムで働いてしかも母乳をしているお母さんは、さぞかし大変なことだと思う。ギブアップしたとしても仕方がないと思う。ルナは3日間もずっと哺乳瓶からの授乳で(中身は解凍した母乳だけど)どうも調子が狂ったらしく、バレンタイン当日に家に帰ったら、夫がぐったりした顔をしていた。ルナが夕方の5時ぐらいからぐずり始めたらしくずっとかかりきりだったらしい。私も普段はこんなぐったりした顔をしているのかと思った。ルナは私が帰ってきてからも、これまでにないほどひどく泣いていたのでできるだけ長く抱っこして、おっぱいもやった。花屋の仕事を辞めてからというものの、働きながら子育てをしているお母さんもいるのに、と何となく劣等感を味わい、家の中で悶々としていた。でも、一時的ながら仕事に復帰でき、しかもほとんどブランクを感じることもなく、即戦力として働けたことは大きな自信の回復につながった。毎日毎日働いて、疲れてストレスをためるより、こうして不定期ながら細々と仕事を続ける方が、今の私にはちょうどいいのだろう。特に母乳育児をしている間は、そちらに重点を置こうと思う。ルナを育てるという仕事は今しかできないのだから。仕事の帰り、しゃれたレストランでカップルが食事をしている姿が目に入って、ああ、今年はロマンチックなディナーは無理だなあ、と、ちょっと寂しくなった。その代わり、ルナという大切な宝物を授かったわけだから、ゼイタクを言ってはいけないのだけれど。今年のディナーは、テイクアウトのピザとサラダとケーキ。雰囲気だけでもと思い、キャンドルに灯りをともし、ワイングラスや陶器のお皿を並べた。乾杯したところで、やっと眠ったと思っていたルナがふえーんと泣く。仕方がないので授乳しながら片手でピザを食べたりして雰囲気ぶちこわし。ま、これも人生。思いがけず、赤いバラの花束のプレゼントがあった。さっそく花瓶に生ける。食事の後は映画をDVDで観てリラックス。今年もまだ2人きりだったらどんなバレンタインを過ごしていたのだろう。でも、ルナが家族に加わった今、2人きりだった時のことを思い出すのも難しい。この変化を夫とともに楽しみたいと思う。今日はプレジデント・デイの祝日で、夫の仕事は休み。二人でルナの世話ができて、お互い余裕を持って楽しめた。
2004.02.16
ルナは今日で生後7週目。ずっしりと重くなってきた。手足の動きが活発になってきて毛布を蹴飛ばすことも。さらに手の動きが意思を持つようになってきて、この前、おっぱいが出すぎた時に怒って私の胸元をぼかすか殴った(笑)。授乳は相変わらずほぼ2時間おき。夜中に2度起きるのは辛いよおおおおおおお。昼間は機嫌よく起きている時間が長くなってきて、マッサージや絵本の読み聞かせなどをやっている。実はお風呂好き。日本人の血が騒いでいるのか???ウンコも快調。昨日は体をふいて着替えをさせて「きもちよくなったねえ」と語りかけたとたん、ぶりぶり!っとビッグウンチをしたので、母と大笑いしてしまった。
2004.02.03
きょう(8日)、ルナが初めてハッキリ微笑んだ。パパが仕事から帰ってきて、ただいまーと話しかけたときのことだ。新生児の頃は、嬉しくて微笑んでいるのではなく、ただの反射だっていうけれど、本当に微笑んでいるように見えて、パパは大喜び。これで本当に笑ったりするようになったらますますかわいいんだろうなあ。
2004.01.08
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