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時々スーパーなどで3本同じ花が1束で売っている時があるのですが、そんな時のアレンジのアイデア。一輪挿しのことを英語ではbud vaseといいますが、これはWhole Foodsで各5ドルぐらいで売ってました。とりあえず3本同じものをそろえておくと、いろいろ役立ちます。細長いテーブルに間隔を置いてセッティングすると良いでしょう。
2011.11.09
少し前のことですが。残念ながらお祖母さまを亡くされたのだけれど、それと入れ替わるようにして赤ちゃんを授かったお友達にお世話になることがあったのでアレンジを作って贈ることに。ピンクの小さなカラー達は、この冬に生まれる予定の女の子の赤ちゃんのイメージ。その他は白と紫といったお悔やみの色で、お祖母さまの長い人生をイメージして。稲穂のような形のベロニカという花でお祖母さまから赤ちゃんへ命がつながれていく様子を表わしてみました。いつも自分が欲しいお花が欲しい形で手に入るだけではないのだけれど、それも「出会い」ということで、その上で、自分の気持ちを形にして相手に伝えられるようなアレンジをこれからも作って行きたいと思っています。
2010.09.07
6月のフラワーアレンジメントのレッスン、無事終了。今月は、こんな低くて口の広い花器に・・・こんな風に同じ花ごとにまとめてこんもりと挿す流行のアレンジを。右側の細いわっかみたいな葉っぱはベアグラス。花器の中にはバナナの葉みたいなぶ厚い葉をぐるりと入れて茎を隠します。「このアレンジ、良く見るけれど、こういう風に作るんだー」とは生徒さんの感想。そうそう。ずっとこういうアレンジをやってみたかったんですけど、花器や花材が揃ってようやく実現。レッスンでは写真のように花を何種類か使っていただきましたが、普段は下記のように1ダースのバラや10本ひと束のアルストロメリアなんかでも十分。茎の下を輪ゴムで止めればまるくまとまります(輪ゴムの止め方は次回のレッスンにでも)。おふらんすはリヨンにある老舗高級フランス料理店「ポール・ボキューズ」のシェフ、ポール・ボキューズがインタビューで言ってました。自分が家で作る料理はごくごくシンプルなものだと。それを聞いたのはもうン十年も前の話で、その時はふーんと思っただけですが、今はその気持ちが良く分かるような気がします。仕事で作って出すものと違って、家で自分で楽しむためのものは、ごくシンプルに。ということなのでしょう。アメリカの6月は年度末ということで、もう早々と夏休み気分。また9月に向けて新たなレッスンのアイディアをゆっくり練ろうと思っています。Have a nice summer!
2010.06.23
どんな仕事であっても、その仕事が好きな人と一緒に働くことほど楽しいことはない。これまでいくつかの花屋で働いて来たが、当然のことながらお花が好きでたまらないという人が集まっている職場はとりわけ楽しかった。この業界の「職業病」の重大な症状として、自分の気に入った花や美しい花を見るとついつい買ってしまう、というものがある(断言)。この際、客受けするしない、売れる売れないはあまり関係ないのである。仕入れから帰って来たオーナーが、見て見て、この花見て、きれいでしょ、と、興奮気味に花を見せる。それを店員たちがわらわらとやって来て取り囲み、わーほんとだほんとだ、と皆でその興奮を分かち合う。"I couldn't resist."要するに、「買いたいという衝動を抑えられなかった」「買わずにはいられなかった」という意味なのだが、オーナーがそう言いながらその喜びを皆で分かち合うひとときは、花屋で働いていた頃の楽しい思い出のひとつだ。そんなわけで、現場は離れてしまったけれど、今日の私の"I couldn't resist."今、ボストンはシャクヤク(peony)が旬の季節。これは地元で栽培されたとの謳い文句で今週の特別提供品になっていたもの。同系色のアルストロメリアでボリュームを出してみた。
2009.05.28
花のそばを通るとライラックの香りがする。花をさわると弾力があるのが分かる。どの花もゴムまりのように跳ね返ってくる。花屋できちんと水揚げの処理をしている証拠だ。花でも食べ物でも何でも、質の良いものがきちんと手入れされているのが分かるととても気持ちが良い。この花屋ではクリスマスシーズンなどの繁忙期には手伝っていたのだが、夏もウェディングの仕事が入っているからその時は手伝ってくれないかと言われた。嬉しかった。アレックスが生まれてからは子供2人を抱えてなかなか身動きがならず、行動範囲といえばせいぜい近くのビーチや図書館どまりで人に会うこともついつい面倒で殻に閉じこもっていたが、こうやってたまには「遠出」をすれば可能性も広がるものだ。今日はチャールズタウンまでは水族館の脇から出ているmbta(公共交通機関)のボートで行った。片道1.70ドル。約15分の旅。ちょっとした「クルーズ」が楽しめる。
2008.05.16
花の仕事を始めてからは好きな花が多くて困るのだが、あえて一つ挙げるとしたら、それは紫陽花(あじさい)。丈夫そうな花と緑を目にすると、こちらまで瑞々しく元気になれそうな気がする。いま、こちらではあちこちの庭に紫陽花が咲いている。いつか一軒家を持つことになったら庭に紫陽花を植える。それが私のささやかな夢。
2006.07.15
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