NO-NAMEの隠れ家

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[う]

< w-inds. >

13thシングル
『四季』
(2004.10.6)



1.四季 ★★★★
2.永遠の途中 ★★★

すっごく良い曲。アイドルだからって馬鹿にしちゃいけない。
テンポ良く進む曲調と、恋人と過ごした季節を回想する歌詞が、見事に切なさを醸し出しています。アレンジも細かいところも含めてよく出来ています。間奏で泣くアコギもいいし、2番の始まる直前の「トゥルットゥッ」という音色もいい。ひら歌からサビへの入り方も上手いし、「so I cannot forget 4 seasons~♪」というコーラスも泣かせます。
疾走間と切なさを併せ持ったこういう楽曲は、彼らみたいな子達が歌うのにはピッタリでしょう。タイトルを『Seasons』じゃなくて『四季』としたのも上手い。こういう曲を名曲と言うのかもしれませんぞ。
c/w『永遠の途中』はアコースティックなバラード。キンキン声が気になる~!
(記:2008.1.3)










< 宇浦冴香 >



2ndシングル
『Sha la la -アヤカシNIGHT-』
(2007.3.14)

1.Sha la la -アヤカシNIGHT- ★★☆
2.背中越しの笑顔 ★★★

現役の女子高生ロッカーとして2006年末にメジャーデビューした宇浦冴香。この2ndシングルから、B’zの稲葉浩志が楽曲提供・プロデュースを行い話題となりました。2007年9月にリリースされた1stアルバムでも、全曲を稲葉さんが手掛けています。
GIZAでは、同じようなロッカー路線の上木彩矢がB’zの『ピエロ』をカバーするという、やはりB’z絡みで話題になっており、上木・宇浦はライバルとして売り出そうとしているのかなという気もしますね。ただ、まだ両者のカラーの違いははっきりとは分かりづらい現状ですね。

タイトルトラック『Sha la la -アヤカシNIGHT-』は、一聴して分かる、いかにもな稲葉メロ。ちょっとヒネくれた具合が、いかにも彼らしいです。適度なギタージャカジャカ系アレンジも、葉山さんによる流石のきっちりとした仕事。更にこの曲、コーラスで稲葉さん自身も参加しているというか、ゲストヴォーカルって言ってもじゃないのっくらい絡んでます。B’zファンからの需要もありそう。そっちのが宇浦本人への人気より勝っちゃってんじゃないかって感じですね。宇浦のヴォーカルは、高いところまで出るのですが、その高音がどうも声が細くて弱い感があって…う~ん、苦しい。
c/w『背中越しの笑顔』は、しっとりとしていて個人的にはこっちのほうが好き。宇浦本人による歌詞も合格点。ただ、この曲でも高音はちょっと気になったな。
どうもこの2曲を聴いた感じでは、「ロッカー」よりも「シンガー」路線で勝負したほうが良いんじゃないかって思っちゃったんですが、どうなんでしょうね。
(記:2007.11.6)










< 上杉昇 >



ミニアルバム
『L.O.G』
(2004.11.3)

1.THE FOREBODING
2.LORELEI
3.TANGO
4.THE GROUND’S NAME IS 零
5.MY SWEET FUNNY EGGS
6.JELLYFISH
7.EPILOGUE

総合 ★★★☆

元WANDS・al.ni.coの上杉昇の初ソロ音源がこのミニアルバムです。al.ni.coのアルバム『セイレン』から実に5年8ヶ月ぶりとなる音源。ファンにとっては、まさに「待ちに待った」作品となりました。
プロデュースは上杉自身の名義。また、7曲中5曲で、堀越信康を編曲に迎えています(1曲目以外の全曲でギタリストとして演奏にも参加)。また、『LORELEI』では編曲に携わり、『LORELEI』と『TANGO』でベースを弾いている宮沢昌宏は、後に猫騙のメンバーとなります。
音楽性は、al.ni.co時代からの流れを汲み、Nirvanaに代表されるグランジ路線。上杉自身が多大な影響を受けたという「じゃがたら」のカバー『TANGO』は、鬼気迫るような緊張感があります。
(記:2009.1.27)

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