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2004.11.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今2点は国語の授業で、「ひとつの花」という戦争物の話をやっています。
そこで今週の宿題は、戦争に関する物語を一冊読んで感想文に書くことでした。
夏休みでもないのによくも「一冊読んで感想文」なんて平気で言ってくれるものです。
...よくできるお嬢さんならなんと言うこともないのでしょうが、そもそも本を一冊読むこと自体が時間がかかるうちの2点です。
しかも、2点に「ママ、何か良い本知らない?」なんていわれても、そもそも私は戦争物だけは苦手であんまりいい本といわれても思いつきません。
ただ、わけもわからずとんでもない本を借りてきそうな2点の頼みをほおっておくわけにもいかないので、ちょっと古いかもしれないけど...と前置きをして、松谷みよ子さんの「ふたりのイーダ」を薦めました。
ただ、2点にはちょっと難しいかも...と言っていたのですが、2点は翌日にはもう学校の図書館から、年季の入った「ふたりのイーダ」を借りて帰って来ました。
しかも、司書教諭の先生から、「その本はいい本よ~!!」と言われたそうで、母の懸念を他所に読む気満々。
珍しく時間を惜しんで読んでるなぁ...と思っていたら、なんと翌朝には読み終わっていました。...やればできるんじゃん。2点。


舞台は現代(と言っても昭和40年代くらいですが...古っ!)なのですが、小学生の主人公の男の子と2歳の妹が、母親の仕事の都合で短期間広島近郊の祖父母の家に預けられ、そこで、放置された古い洋館で帰らない主人とその孫の小さな女の子イーダを待ち続ける椅子と出会います。
この椅子、イーダの椅子だったので、子供用の木の椅子...となっているのですが、なんとカタカタ動いてしかもしゃべるんですね。「イナイイナイ...ドコニモイナイ」とか言っちゃって。私なんか既にここで怖い(-_-;)
椅子は、主人公の妹をイーダだといいはる(!)ので、本当のイーダを主人公は探して回り、ついにイーダとその祖父は広島の原爆で亡くなったのだろうということを突き止めます。
そして、妹がイーダではない証拠を椅子に突きつけたとき、椅子はばらばらに壊れてしまうのです。
最後に、本当のイーダは主人公と一緒にイーダのことを探してくれたお姉さんだったことが分かるのですが、このお姉さんは原爆病でどうも余命あとわずからしい...ということが暗に示されて終わります。
お姉さんが原爆病に侵されながら、最後に、きっと元気になって結婚して、ちいさな女の子を産んで椅子ちゃんに座らせてあげる...と言うところは未来への希望を語って涙してしまいます。

戦争が人にとってかけがえの無いものを奪ってしまうこと、奪われたものは取り返しが付かないこと、それを受け入れられない人がいること、そういったことを2点が分かってくれるといいのですが...どうだったのでしょうね???
「どうだった?」との母の問いかけには、「いすちゃんが可哀想...最後涙が出ちゃったよ。」と非常にまともでシンプルな感想。
椅子が動くなんてホラーだよ!なんて言うんじゃないかと思っていたので正直ほっとしました。本当言うと私自身は昔この本を読んで、可哀想というより怖かったので...(^^ゞ

小学生に読んで欲しい本の一冊をクリアしたということで、ま、いいことにしてあげましょ。










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Last updated  2004.11.19 07:35:24
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私も・・・・  
戦争は苦手ですがこの話だけは
教育TVのテレビ絵本かお話の国でやっていたので
知っています。
最後がなんともセツナイ・・・
平和が一番と思っちゃいます。 (2004.11.20 16:40:25)

Re:私も・・・・(11/19)  
はりねずみーさん
おお!ご存知ですか!嬉しいですねぇ。
非常に悲しい話ですが、ただ悲惨な話ではなく、悲しみとそのなかでの人間の希望を書いていて、とてもいい作品だと思っています。
ただこれ、第2.3.4作目があって、本が進むにつれてめっちゃ陰惨な話になるので、第一作の「ふたりのイーダ」だけで充分です。ブルブル。 (2004.11.20 22:51:06)

松谷みよ子  
「私のアンネ = フランク」に、上記の内容について記載しました。
もしよろしかったらaccessしてみてください。


(2021.05.02 11:20:34)

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