wind is far away

wind is far away

2005.11.01
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カテゴリ:
『絵の具』

鮮やかに 栄える様に
空も 木々も 風も
すべてが色付いていく
秋に誘われて 変わっていく

星も 雲も 月も
季節に流されて 哀愁に満ちていく
激しさと優しさと 憂いさと愛しさと
瞬く輝きに 目を細めて
奏でる感情を 夜闇にのせて

全てが近づいていく
終わりに向けて その想いを遂げる為に
白い世界が訪れる
その間のほんの出来事



【コメント】
秋ももうすぐ終わりに近づいて、冬特有の寒さと淡い青空がよく身に染みます。
そんな時にふ、と秋が告げる切ない終わり、一つの年が終わる瞬間を詩にしてみたくなりました。
冬になる時と同時に木々の葉や動物達は冬の支度を始めます。
葉は枯れ落ち、動物達は実った木の実などを食べて冬眠のために。
木の葉は1年という短い一生の中で、何を想うのでしょうか。
それはそれぞれだと想うのですが、どの葉も最後に鮮やかな色彩を魅せてくれます。
あの色彩は葉が残した最後の遺言のようにも思えてきたのです。
それは毎年違うのですけど、同じような色でも葉の一つ一つはまったく違う色なのではないのでしょうか。


冬になれば雪が降る。それは当たり前のこと。
雪が降り積もれば真っ白。真っ白な世界になって、色がなくなる。
その前に魅せてくれる葉の色彩は、1年に一度の美術館みたいなものだとも想います。





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最終更新日  2005.11.01 21:30:20
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