園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ: 蘭、洋蘭
 カトレア交配種、Slc. Anzac 'Orchidhurst' FCC/RHS(Slc. アンザック ’オーキッドハースト’)が今年も開花した。一昨年の2月にオリジナル株として購入し、 昨年の3月16日の日記 に続いて2回目の登場。前回同様、今回も1花茎4輪咲きで、色も形もさらに良く咲いてくれたようだ。
Slc. Anzac 'Orchidhurst' FCC/RHS 20150228-1Slc. Anzac 'Orchidhurst' FCC/RHS 20150228-2
 この個体は「不定期咲き」と紹介されることも多く、実際、昨年の夏にも開花している。が、あまり良い花ではなかったので、画像は撮っていないし、ブログにも紹介していない。やはりこの系統は冬に咲いたときにこそ真価を発揮する。株分け直後のものを入手してから2年経ち、株も出来上がってきたようで、来年は更なる良花を期待したい。
 ところで先日、この個体についてある老舗洋蘭園から気になることを聞いた。どうも、過去にこの個体の偽物が出回ったという噂があるとのこと。まず、私が所有する株の入手経緯については、前回紹介時に書いている。私がその株を買った業者の話では、初期メリクロン株がオリジナル株として誤って流通したらしいとのこと。しかし、先日訪れた別の業者の話では、個体(品種?)そのものが違うものが出回ったらしいとのこと。ただし、噂の域を出ないので真相は不明らしい。
Slc. Anzac 'Orchidhurst' FCC/RHS 原色薔薇洋蘭図鑑より
 で、改めて画像検索でヒットする’オーキッドハースト’の画像を見比べてみると、大きく分けて二つのタイプが存在するようにも見える。一つはリップの付け根が閉じていて柱頭が見えないタイプ。もう一つは、リップの付け根が開いていて柱頭が見えるタイプ。私が所有するものはリップの付け根が閉じているタイプで、前回紹介した『原色薔薇洋蘭図鑑』の写真は、リップの付け根が開くタイプに見える。
 こうした違いがあるのは、株の健康状態による咲ムラなのか、メリクロン変異なのか、本当に個体(品種)そのものが違うのか、花を撮影する角度の問題なのか、それとも気のせい(笑)なのか、即断はできない。ちなみに、アンザックと言えば’オーキッドハースト’のみが知られているが、'Doris'(’ドリス’)という別個体も存在する。1987年(昭和62年)前後の某洋蘭園のリストに載っていたのをはっきりと覚えている。また、2年ほど前、ある洋蘭園にその個体が置いてあったのを見ている。ただ、どんな花なのかは分からない。もし場所とお金(笑)があったら、’ドリス’と共に様々なタイプ(?)の’オーキッドハースト’を買って咲き比べをしたいところだが。。。
3月1日追記。
 今日、そのアンザック ’ドリス’を置いていた蘭園へ行ったのだが、お目当ての株は温室の隅で放置されてすでにご臨終になっていた・・・(泣)。欲しいと思ったものはすぐその場で買わないと後で後悔することがあるが、かと言ってお金と場所の制約があるので何でもすぐに買ってしまうわけにはいかない。ん~、世の中難しいものだワ(笑)。





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最終更新日  2015.03.01 20:04:45コメント(0) | コメントを書く


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