2011/11/09
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テーマ: 社交ダンス(8724)
カテゴリ: アニメのはなし
ベルギーから帰って、ここのところずっとボクシングの試合を見ていました。

10年くらい前に日本テレビ系列で放送されていたボクシング・アニメ『はじめの一歩』全76話、試合のシーンが多く展開が速くて面白かったです。

主人公の幕之内一歩(まくのうちいっぽ)は内気で目立たない少年でした。女手一つで育ててくれている母親を助けて家業の釣り船屋を手伝いながら高校に通っています。

いつも3人組の不良にいじられて抵抗することも出来ずに殴られるままだった一歩。

あるときランニングの途中だったボクサー、鷹村に助けられ自分もボクシングをやってみたいという気持ちが芽生えます。



全くの初心者でしたが彼には強靭な足腰がありました。

鷹村の所属する鴨川ジムに連れていってもらい、サンドバックを初めて叩いた威力はみんなを驚かせます。

お客さんの重い荷物を担いだり不安定な船の上でバランスをとる釣り船屋を手伝っていたことで自然と培われていたものでした。

ボクシングの世界はよく分かりませんが、プロになるには年齢制限があるらしいんですね。





なんか ヒカルの碁 の塔矢アキラ君か、 スラムダンク の流川君といったクールな二枚目でした。

一歩は宮田を目標に練習を重ねて行きます。

プロになると体重別に階級が別れて、それぞれチャンピオンを筆頭に順位がついているようです。フェザー級5位とかミドル級3位とか。知らなかったんですけど1位とチャンピオンは別なんですね。

職場で『社交ダンスにも階級がある』と言ったら、『何キロ級ですか』って言われてたまげたことがありましたが、柔道などの格闘技ってみんな階級に体重が絡んでます。もしそうだったら私なんか必要以上に上の階級に出なくちゃいけないから大変なところでしたよ。




さて、一歩君は最終的には19才でフェザー級日本チャンピオンになります。

しかしその道のりは大変なものでした。

試合はいつも自分の実力を超える相手で、しかも毎回ぼこぼこに打たれた上、ギリギリ逆転勝利。

見てる私の方が拳に力入って筋肉痛になるくらいでした。

ただ強いだけでなく、性格が超素直ないじられキャラで、まじめで練習熱心、しかも親孝行なので視聴者のウケはよかったんじゃないかと思います。






セコンドやってるジムの会長、ときどきいいこと言います。

『努力したものが全て報われるとは限らん。しかし、成功したものはすべからく努力しておる。』

『地味なことの反復になるが、優秀な選手ほどその努力を惜しまないと知れ。』

努力なんて今時流行らないかもしれませんが、その積み重ねが大きな成果を生むんですね。




このア二メ、音楽がかっこいいんですよ。



一歩君たちの練習も半端じゃないので、私もちょっと見習って一緒に筋トレしながら見たりしてました。

出て来るキャラがみんな体脂肪率0みたいな凄い筋肉質の人たちばかりで、筋肉の形ってこうなんだなあなんて感心してしまいます。

大将はぽにょぽにょでどこに筋肉が隠れてるのか全然見えてないのでね。大笑い


アニメ見て覚えたリバーブローとかデンプシーロールとか鏡の前でスローモーションで真似して喜んでます。

するとそこへ大将が。

『なにそれ。うふっ?』





うふっじゃないよ。ピーマンとかカブとか言う名前の防御スタイルなんだからね。



『うふガード?』



これね、ピーカブースタイルと言うそうです。マイク・タイソンが使ってたとのこと。

ピーカブー(Peekaboo)は英語で『いないいないばあ』のことだそうです。

私がやると『うふっ』って言ってるみたいに見えるらしい。

何が違うんでしょう…。







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Last updated  2019/02/17 09:20:49 PM
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