ラジェンダ エリコムリ            L'agenda d'erikomri

『それでも生きる子供たちへ』


めんどくさいし、辛いことばかり。
いいこともあるし、幸せなときもあるけど。
基本、やっぱり、怖い。

大人と子供の違いは?ときかれるなら、
生きることへの怖さが、子供のほうが少ないこと。
子供は、どこでも生きつづける。

7カ国の映画監督が無償で参加したという
『それでも生きる子供たちへ』
http://kodomo.gyao.jp/

お目当てのクストリッツァはもちろん、
どの作品も素晴らしくよかった。

自分がまだ大人になっていないからか、
一般的な子供賛歌が好きじゃない。
子供が天使なんてのはウソで、
子供は純粋な分、社会の暗部をまざまざと見せ付けてくれる。

この映画がいいのは、子供を通して暗部を見せることを、
怖がっていないこと。

少年兵士の幸せな自殺直前の表情。
HIVに感染した少女の前向きな表情。
どれもこれも、恐ろしくストレートで、
だからこそ、グサリと心を刺す。

最終話のジョン・ウー。
こんな作品を撮る人だったのか?と驚いた。
彼の描く少女たちは、あまりにも透明で、
美しく、消え入りそうだけど、強い存在感をもっていた。

悲しくなると、生きるのが怖くなると、
この映画を見るといいと思う。
子供たちは、やっぱり生きつづける。


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