We are the world

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日本からペルーへ飛ぶ


成田空港を18時35分に出発してからかれこれ18時間やっとリマ空港についた。長旅で足腰はコチコチとなり、時差ぼけで頭はボーっとしている。
とりあえずタバコがすいたかったので、急いで税関を抜け、リマ空港の外に出る。
朝5:30だったが、外はムッとした熱気があり日本の寒さとはまったく正反対の気候である。どんなに寒くても赤道を越えるとやっぱり夏なのだ。
空港のゲートには観光客目当ての客引きでごった返していて、タバコを吸うどころではない。人をかき分けながら、クスコまでの航空チケットを預けておいてくれたはずのカウンターを探さなければいけない。
途方にくれそうになったとき日本語で話し掛けてくれたペルー人の女性がいた。恰幅のいいピンクの花柄のシャツを着たおばちゃんで、名前はテレサさんといった。テレサさんも客引きの一人なのだが、困っているひとをほっとけない性分のようだった。半信半疑で私はテレサさんについていきチケットの受け取り方から電話のかけ方まで教わった。とてもお世話になったのでテレサさんのツアーに行ってあげたかったが、日本で現地の旅行会社に手配をしてしっまていた。申し訳なかったがしょうがない。
笑顔でお別れを言うと、クスコ行きの飛行機のゲートへ向かった。しかし、9:30出発の飛行機はいくら待っても出発しなかった。
初めてのトラブルにどうしたものか、と待つこと2時間。やっと飛行機はとんだのでした。
空港で驚いたのは、アメリカや日本は空港内禁煙は当たり前の話だが、ペルーではどこで吸ってもオッケーだった。
さすが南米はマフィア発祥の地である。
リマからクスコまで2時間飛行機で飛び、着いたのは標高3360mの地。
富士山の山頂を裕に越えた所にある町は、その昔インカ帝国の首都だった。その歴史に胸膨らませクスコの土を踏んだ。
なんだか心臓がどきどきしてきた。ん、なんか違う。なんだか荷物を持っただけで息が切れる。なにやらおかしいぞ。
そうだ、クスコは標高が高いため、空気が薄く階段を上っただけでも息が上がってしまうんだった。
いままで空気の存在を意識していなかったが、ちょっと薄いだけでこんなにも違うのかと改めて感じた。
クスコ空港に迎えにきてくれたのは西河トラベルの西河さんの奥さんで、黒のスーツに腰より長い髪をひとつに束ねて、軽快なしゃべりの西河夫人は誰よりも頼もしかった。
バスに乗り、クスコの町を走ると、黒髪を三つ編みにしたインディオの人々が大きな布に子供や荷物を入れて背負って歩く姿が見かけられた。
赤土でできたオレンジ色の家々が並び、貧しくとも山に囲まれ美しい町は、ほんとうにきれいだった。
バスはクスコにいる間中泊まる予定のHOTEL LOSANDES DE AMERICAに着いた。そのホテルでは木目調の清潔なロビーでコカ茶を飲めた。コカ茶とは、その名のとおりコカインの原料にもなる葉っぱを乾燥させて、お湯に浮かべてそのまま飲む飲み物で、なんともいえない自然の香りがしておいしいのです。ちなみに、このお茶はまったくの無害で、飲んだからといってトリップするようなことはないです。でも日本に持ち込んじゃだめです。
部屋は最上階の四階で、空気の薄いクスコでは階段に登るのもかなりきつかったけど、窓からの景色はすばらしかった。アルマス広場やカテドラル教会が見え、山々が町を包んでいる。教会の鐘の音がどこからともなく聞こえてきたりしてゆっくりとくつろぐことができた。
しかし、くつろぎすぎてそのまま寝てしまい、起きたら夜の10:30!!
結局、この日は夕飯も食いっぱくれて、日本から持ってきた味噌汁を飲んでひもじさを紛らわしたのでした。
(ホテルの窓から撮ったクスコの写真はトップページの風景です)


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