ruka126053のブログ

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小話1


明日に渡す幸福
憧れの色を語る
白い指に
毎日ちょっとずつ無理をする
会いに行かない理由をきかせて
元いた場所へもどるから
息を忘れるほど、満たされる
いつか降りる星
願いに疲れ切った人
kisstocry在り処八題

欺むく一瞬のためだけの、壊れた信愛


01. 君はそんなの、と呟くから。
02. 青い庭
03. 消えない矛盾を、抱えて
04. 悲しい笑顔をくれるんだね
05. なくせない、ぜんぶなくせない
06. 優しさの真似事
07. 砂のベールを被いて
08. たったひとつの癒しと、お揃いの記憶で
kisstocry目を背けないでいてほしい
あなたの贅沢をおしえて
明かりを添えた道
しあわせを願うものは
ー全て、アリスのために。
ウルリヒとヴォルフリートは、フォボスとゴットヴァルトの生き方に強さと深い悲しみを感じた。誰かの幸福のために、多くを犠牲にして、心まで使い切って、それで二人は幸せになれるのか。いいや、なれない。
「お前たちは間違っているよ」
「それは私が決めることだ」

夜を待つ静けさ
どこが似ているの?
「似ていない、僕とアルバート様はどこも似ていない」
アリスは顔を上げる。
「双子の兄弟でしょう」
「似ていないよ、僕とアルバート様は全然似ていない」
「そんな言い方は寂しいわ」

きみの後を追いかける
あなたの夢に会う
「実現できるでしょうか」
「してみせるわ」

沁み渡る水に似た、
夏に立つ鳥
kisstocry愛詩八題

空が泣きやみましたね、と君は笑った


01. 不器用なキスも好きだよ(ライスバ)
「スバルのいる所ならどこでも」
「耳元でささやくなよ」
こいつはこういうところがあるから、油断できないのだ。
「どこいても駆けつけて見せるよ」

02. 優しく、なったね
03. 憎しみの先にある美しさ(スザルル)
ー全てユーフェミアの理想のために。
記憶を改修され、ただの学生となったルル―シュはロロを大切にして、学園生活を満喫している。それ自体はいいが、以前のような感覚が戻りそうになるから困る。美しさも以前よりさらに磨きがかかったように思える。

04. 一緒にいて幸せを感じるなら(スザ→ルル)
学園でルル―シュとの再会を喜びつつ、常にそばに入れないことに寂しさもある。特派での日々も重要だが、常にそばにいたいと思う。優しくしたいと思う。
「何だ、俺の顔になんかついているか」
「ううん、何でもない」
「変な顔をしているぞ」
あわてて、自分の顔をチェックする。
「冗談だ」

05. 手の触れ合い、心の通い合い(ナナルル)
「お兄様の音ならすぐにわかります」
「そうか、ナナリーはすごいな」
本当にお兄様の音ならわかるのだ。整った足音、優しい声。
「どこにいてもお兄様がどこにいるかわかります」

06. 無自覚ふたり
07. 歌うように囁かれる日常(スザユフィ)
「歌もうまいんだね、ユフィ」
「お姉さまはまだまだだっていいますけど」
「いや、うまいよ」
頬が熱くなるのが自分でもわかる。
「スザクは言葉がうまいですね」
「そのままの意味なんだけどな」

08. 奇跡のあと
kisstocry強がりと紙一重の強さ
思い出したように吹く風
寄る辺ない気持ち(スザルル)
ーすべて無駄だったとは思わない。けれど、運命は決した。
裏切っていた、ずっとだまして、多くの人を傷つけて利用して。それでも胸が痛む。他に方法がなかったのか。

自分に同情して泣くんだよ
繰り返す日々が報われますように(はやはち)
「君さえいればいいんだよ」
「そうかよ」
いつも思うが、なんでこう恥ずかしいことがいえるのか。
「君を愛してる、この気持ちは変わらない」

あるいは繋ぐように
海を回す
ひどく幸福な日
「-アリス」
「アロイス、そばにいていい?」
ヴォルフリートはむっとなる。
「もちろんだ」
アリスの彼氏、ブランシェ・カルヴェエ―レの第二の騎士として、
大事にしたいからね
態度と距離のとり方について
アンネローゼとの距離が近い気がする。僕の目的はただ一つ、姉さんを元に戻すこと、
復讐相手に復讐を果たすこと、レッドレジ―ナさえ利用し、帝国に真の自由と平和を取り戻す。
「お前はいつも愚かね」

kisstocryお別れ十題

今はもういない




02. 叶う事のないものを得る
「オスカー、また来たの」
鳥籠の姫君、ちょうどその言葉が未来を見る力を持つエメロードにはよく似合う。
「帝国の滅亡は免れないのかい」
瞳もとじられている。目が見えないのだ。極度に布地が少ない黒の服、薄ピンクの腰までの長い髪、とがった耳に、妖精の羽が生えた背中。彼女はパンドラ。
「仕方ないわ、それが運命だもの」
明日、二ケの肖像から帝国政府に引き渡され、処刑される。滅亡を予言したから。
「なんとか免れないのかい」
「無理よ」

03. いずれ来ること
ーたとえ、何を犠牲にしても姉さんを助けて見せる。
「本当に実験に参加する気か」
「そうじゃないと助からないから」

04. 君を忘れず
05. 何度でも見るまぼろし
06. どうしても断ち切れない
「どうして、どうして・・・」
アリスが彼女の死に涙する。
「まだ、たくさん話したいことあったのに」

08. 指の隙間を見つめる
09. やっぱり消えない
10. あのね、今日はね
kisstocry居心地の良い価値観
「ハルトヴィヒ、あなたがいてくれてよかったわ」
「そうかよ」

今日もあなたに話せた幸せを。
君の一番近くで生きていたいよ
価値観がすべて壊れた日、ヴォルフリートにセアドアはヘンリーといってすがった。
「帝国すべてから人間を消したい」
「無理だよ」

信頼に足る背中
何度感謝を伝えられたかな(スザルル)
ルル―シュに救われた命だ。だからこの命、ルル―シュのためにある。
「ともに行く」
「死ぬかもしれないぞ」
「もとより承知だ」

あなたの意思を邪魔したくない
運命の糸は赤いと聞きましたので。
「うふふふ、いんだよ、素直になっても」
「何の事だか」
「隼人君のこと気になるよね」
ぎくりとなるが、すぐに表面上通常の顔を出す。
「何のことかわからねえな」

持て余す痛み
持っていたはずの日常
相変わらず泣かせてくるね
kissttocry雨垂れ十題

癒されてほしいけれど


01. 痛みを伴う成長
「ハルトヴィヒ、腕を上げたぞ」
「ハイリヒ師匠」
ウィル・フォルスの腕がどんどん上昇していく。ハルトヴィヒの体からマナがどんどんあふれていく。

02. 手に負えない(ライスバ)
「スバルは手厳しいなぁ」
ラインハルトは、軽く笑いながら、森の中をスバルとともに歩いていく。エミリアの元までたどり着くまで、どれくらいの距離と時間が必要だろうか。
「お前が無茶するだからだろうが」
「スバルのためには無茶もするよ」

03. 巣食っているもの
04. このまま終われない
05. 今度こそ手を握る(スザルル)
ナイトオブラウンズとして、皇帝に使える。日本を取り戻す。ユーフェミアの夢をかなえる。闘い合い、そして今一つの目的のために、同じ理想のためにルル―シュと手を握り合い、現在に至る。
「後悔することになるぞ」
「僕が決めたことだ」

06. あなたのいる今
07. 言葉では追いつけない
08. 目を背けないで
09. その応えと傍の者
10. 壊しては、駄目だよ
kisstocryエゴだとしても、
心の底からは忘れてあげない
ゼロレクイエム。ルル―シュが起こした世界を変える出来事。カレンはその日、処刑される寸前だった。ゼロがブリタニアの皇帝を打つ。
カレンはその日のことを忘れないだろう。
「何よ、ジノ」
「カレンガサ、落ち込んでいるかなって思って」
「そんなわけないでしょ」

知るにも覚悟がいるなんて理不尽なものだ
明日は何の約束をしようか
君が私の幸せを一番に考えるから
ナナリーの幸せを第一にルル―シュは考える。
「いいんですよ、お兄様」
イベントの最中、ナナリーのそばにルル―シュの姿があった。
「一人では不安だろう」

依存先を変える
独占欲だって拗ねますよ
辛さに順位なんてないのにね
手に入れたいものを秤にかけたくないよ
「いいんだ、ゴットヴァルト」
セアドアが肩をたたく。フレッドはその姿を見て、複雑な思いでみていた。二人にはキズナがある。
「俺はこれで満足してるから」

ふたつ、その感情を。

kisstocry一歩を踏み出す音が軋んだ日(はやはち)
「妹さん思いなんだ」
「悪かったなシスコンでよ」
くすり、と葉山は笑う。
「そう邪推しなくても」
こちらをすべて知っているような態度、本当にこういうところ雪の下姉に似ている。
「素直にほめてるんだよ」

愛したがり屋の休日
声越しに情を囁いてよ
何を言っても君には敵わないんだ(スザルル)
「ああ言えばこういう」
「君こそ」
下らない喧嘩だ。すべて知っていて、知り尽くしているからこその喧嘩。全く、居心地が悪い。

ふたりの最初で最後の秘密
自分の在り方を肯定して
透明高速の速さ
その愛情の代替
どこを探しても無い物
kisstocry一人になったら君は泣くのだろう
洗いざらい嘘を吐いたら本当を囁いてあげる
「君は意地悪だな」
部室で葉山が俺の横を陣取り、唇を尖らせ、俺をにらむ。
「俺の気持ち知ってて、その口ぶりだからな」
「ほっとけ」
ひねくれが早々治るか。

君の物差しとはどうやら相性が悪いらしい
今はもう違う花言葉
ありふれた夜の訪れだ
「よう、あいているか」
葉山の家に遊びに来るのも何度目かだ。いまでは半分、俺の私物が多い。
「わかってて来てるだろ」

ゆるやかな永遠
思いの粒子
幸せに近い獣
きみを探すのが癖になっちゃった
僕らの間に横たわるため息
「お互い意地を張っているの馬鹿らしくなっちゃったね」
「全くだ」
ワインを片手に恋人のスザクの家に入る。
「今夜は長くなりそうだね」
「ああ」

kisstocry両腕に星を抱えるには、少しだけ足りない(ロロルル)
兄さんに出会えて僕は変わった。無感情な日々から、人間としての日々に。
「兄さんはうそつきだから」
「ロロにはかなわないな」

私の帰る場所になってくれますか?
ゼロは素晴らしい。ゼロさえいれば日本開放も夢じゃない。それに恋をしている。
「ゼロ、お話が」
「何だ、お前か」
シ―ツ―、ゼロの護衛役。気に入らない少女だ。

刃の先の、小さな存在
泡沫のかみさま
すべての感情はお互い様に出来ている
「君が俺の言うこと聞くはずがないだろう」
「ひどいな」
葉山は笑顔だ。
「だって、事実だろ」
「違いない」

その笑顔があたたかすぎるんだ
君は頑張りすぎなの
心の中でいっぱい泣いてる人だから
カイザーはゴットヴァルトの過去を詮索しない。笑っている、いつも。だが知っている。誰よりも多く、仲間の死を悲しんでいることを。救えない命について真剣に考えていることを。
「下らないよ、仲間意識なんて」
「そうだな」

それが最善の幸福じゃないとしても
沈む憧れを
kisstocry2571 : 当たらない天気予報と増える傘
2572 : お前が空になれ
2573 : 錆び始めていた心
2574 : 天使の看病(スザユフィ)
「私が看病します」
「ユフィ無理しなくていいんだよ」
「いいえできます」
困ったとスザクは思った。

2575 : 今日には残れない
2576 : 優しい君に手錠をあげたい
「がんばりすぎだよ」
「放っておけ」
比企が矢はいつもこうだ、素直じゃないくせに人のことで一生懸命で。だから大好きだ。

2577 : 前へ進め、嫌なら待て
2578 : 月を照らす桜
2579 : 久しぶりのキスは時間がかかる
2580 : 眠りの中で毒を飲む
配布元反転コンタクト仮想十題

私に愛しさを伝えてくれていた心臓が足りない


01. 運命じゃない人
ヒッキーがゆきのんを好きなのはだいぶ前から気付いていた。私はただの友達なんだってことも。それでも好きだった。手に入れたかった。
「ヒッキーはバカだな」
「うるせ」
こんな時をずっと繰り返したかったのだ。

02. それは涙を拭う感触に酷似している
彼らに頼り切ってしまう。そんな自分がひどく嫌だった。
「やめましょう」
「そんな・・・」

03. 瞬間を切り取る、写真
04. きみの庭に入るにはあと何歩必要?
ラインハルトには秘密が多い。それでも立ち入るには、相当覚悟が必要だ。
「覚悟しているぞ」
「そこまで身構えなくていいよ」

05. 人の体温が、嫌いだった
06. 優しい、あの子の微笑み
オスカーは、それでも理想を抱く。助けられなかった彼女のほほ笑みは忘れることはない。たとえ永遠に会えなくても、きっと願うだろう。再会を。
「また逢う日まで」
「もう会えないわ」

07. 連れ出してなど、言えるはずもなく。
サイトで生き残る中、何度か願った。姉さん、助けて。ここから連れ出してと何度か心で叫んだ。いつか姉さんを助けたい。
「生き延びてやる」

08. 僕もそこに行こうかな
09. 今日だけの贅沢な願いを
「生きて」
アンネリーゼとアリスにヴォルフリートは願われる。
「もちろん生きて帰る」

10. その場所であくびをして待っていてね
kisstocry1701 : もう誰もいないから帰っていいよ
1702 : 飲み干された思い事
1703 : 疲れた時はいつもの場所で(はやはち)
「肩貸してくれ」
「おお」
何気ないこんなひと時が俺たちには尊い。
「気持ちいい、ずっとこうしていられたらいいのに」
「本当にな」

1704 : 生きたいけど死にたそうな顔してる
「目が死んでいるわ」
「放っておけ」
雪乃は比企が矢とのこうした日々が嫌いじゃない。

1705 : 非常識なダンス
1706 : 良心的なステップ
1707 : 冷たい雨の中、虹を期待する君と太陽を望む僕。(スザルル)
「今日一緒に寝よう」
「どういう意味だ」
「そのままの意味だよ」
まっすぐにスザクは俺を見つめてくる。
「俺たちは敵同士、今は利害が合うから手を取り合っているだけだぞ」
「僕のこと好きなんだろう」

1708 : 幸運な事にあいつは死神に嫌われている
1709 : 革靴で踏み潰された災い
姉さんを、願いを守って見せる。
「弱い奴が悪いんだろう」
だけどいつしか他の死なんてどうでもよくなっていった。

1710 : 素手で引き寄せた希望
配布元反転コンタクト仰ぐ十題

あの日のあの場所


01. すべてが私のもの
「何で剣を取るの、あなたが戦う理由もないはずでしょ」
「君こそなんで戦場に出てきた、戦う理由もないはずだ」
ゴットヴァルトとアリスが剣を交じり合う。
「何で悲劇を選ぼうとするの」

02. 終わりの日
ガウェイン側の勝利が決まった。フォボスは袋の鼠だ。
「投降すれば命まで取らん」
「勝負は最後の最後まで分かんないぞ」

03. もしも、がつきまとう
04. 永久を丁重に御迎えだ
「世界平和のためよ」
イシュタル軍を背後に、アリスリーゼとヴォルフリートにアンネローゼが宣言する。
「武力による平和を実現してみせる」

05. 結んだ命が破滅を呼ぶ
勝者はルードヴィッヒ側となり、アルフレートたちエース軍は多くの兵を生き残らせることができた。
「だが完全な被害なしはない」
フレッドやデヴィッドは苦しそうな表情をする。

06. 好意を尋ねてみたのですが
「・・・思い出せるでしょうか」
「え」
「貴方との思い出を思い出せるでしょうか」
意外な言葉にヴォルフリートは顔を上げる。

07. 囁きの果て
08. 運命と成った暁には
09. 憩う場を持てずに
10. おつかれさま
kisstocry
0511 : なんてこと囁いてくれちゃってるんですか
0512 : 空想相手
0514 : どうしよう。どうやって謝ればいいの?
0515 : 連なる数字を指先で止めて
作戦遂行まであと数秒。ヴォルフリートの頭は冴えわたる。
「発射」
攻撃の一手をかける。

0516 : 腕を組んで逃げよう
0517 : 釣り合わない状況(スザルル)
「俺が割に合わないのだが」
「いいだろ」
納得いかない、しかし。

0518 : 離れないで、ほしかった。
0519 : 言い訳は簡単な理由
0520 : 魂と心と神と君
ーたとえこの場のだれもを犠牲にしても、姉さんを助けて見せる。
それこそがゴットヴァルトの生きる理由であり、行動の理由だ。
「行くぞ」
「おお」

配布元反転コンタクト
2881 : 聞こえない雨音とお前の声(はやはち)
「君はいつも悲観的に物事を考えるな」
「現実主義者なものでね」
「よく言う」
お付き合いしている、葉山と。なぜか、成り行きで付き合うことになったが、俺がききたい。葉山はなんで男と、俺と付き合うことにしたのか。

2882 : 見ようとしなかった流れ星
「私にもあったな、流れ星に祈る時期が」
「先生重すぎます」
平塚先生は美人だ、性格も悪くない。なのになんで買い手が来ないのか、不思議だ。
「だが、ここでの星は、今年が最後かもな」
「まだ一年あります」
「どうかな、先のことはわからんぞ」

2883 : 実は狙っていました
2884 : コインロッカーの一日
2885 : 輝きを増す意地悪な瞳
2886 : 指先で弄ばれる恋心
2887 : 明るい場所はここにもある
2888 : 唇からこぼれた記憶の言葉
2889 : 雨降り宿らす相愛論
2890 : 夢想家を抱きしめた悪人
2471 : 甘すぎる熱帯夜
2472 : 君の言葉が消えてしまう前に(はやはち)
「後悔したくないんだ」
「近づきすぎ」
「いいだろ」
頬に熱が走る。これからのことで予感が走る。

2473 : 続きは今夜、星空の下で
2474 : 作り物の雨
これで終わりだ、もう終わりなのだ、そのはずなのに思い出が僕の胸を駆け巡る。
「笑えよ」
「トマス・・・」
「姉ちゃん、救うんだろ」
死んでいく、あっさりと。あっけもなく。

2475 : 謝る時と場所を考える
2476 : 言いたいならここに来い
2477 : あなたにまつわる恋の歌
「明日もあえる」
「まあな」
「そっか」
これで最後、もう終わり。

2478 : 眠れないアリスは兎を探す
どこへ行ったの、ヴォルフリート、ねえ、あなたはどこに行ってしまったの。今も探しているの。

2479 : どれが本物ですか?
2480 : 檻越しには通じ合えない
配布元反転コンタクト

2202 : 裏切りの世界はいつしか色を変えて
2203 : 眠りにつけない君にキスを
「口が悪い癖に仲間のためにあんな真似、ヴィクターはバカよ」
「リリは口が悪いな」
彼のことを思っているが故の発言だろう。そうなのだ自分勝手なくせに、いざとなると体を仲間のために張るのだ。


2205 : こんにちは神様、お世話になります
2206 : 月明かりの下で微笑む強い狼
2207 : 閉じたページに挟まった涙
2208 : お前はまた俺を選ぶのか
2209 : 指先ほうき星
2210 : 別れの追憶
配布元反転コンタクトひととき十題

黄昏時の夕焼け色


01. そんな季節があるとしたら
「友達ができたそうね」
レッドレジ―ナとして、ブラウンローズとして報告に上がった時、そう言われた。
「友達じゃありませんよ」
アンネローゼは軽やかに笑い、顎を軽くつかむ。
「いいのよ、私には何も隠さなくて」

02. またきた意地悪日和
「でもね、死体漁りはやめて方がいいと思うの」
アンネローゼがグイ、と頬を引っ張る。
「いてて」
「誰のためとはとわないけどいい気持がしない人はいるし」
「誰のことだよ」
「わかっているくせに」

03. 手は離さずに握っていて
「いい、ヒスイ」
「私の手を離してはだめよ」
きれいにアンネローゼほほほ笑む。嬉しそうに、当然のように。

04. お帰りアンコール
05. 増やしてきた嘘もそれさえも
ー貴方を愛したことはない。
その後悔は今も残る。アンネミ―ケもアンネリーゼも愛したことはない。利用してきた。
「愛しています」
腕の中のアンネリーゼが僕に言う。

06. ここに残る君の体温
07. イルミネーション
08. ヘリクツで満ち足りた部屋
09. あなたは恋を、した
10. 最後の言葉に綺麗に頷けば、
kisstcry
0851 : それは明確な死亡フラグ
柊真昼は、柊に百夜教に反逆を始めた、ただ一人、グレンを求めて。明確な死亡フラグだ。シノアはただの恋する少女が世界を救った英雄扱い、今のシステムを作った立役者としての姉の姿をおかしく思う、ただグレンがほしかった、身分違いの恋をかなえようとしただけなのに。

0852 : これは暗黙の生存フラグ
「俺たちは家族だ、だからそいつらを守ればいい」
グレンは多くの隊員にそういうが、シノア自身予防線のようにも感じる。結束力、もう誰も失いたくないから、仲間意識を高め、家族を守るため鬼と契約し、吸血鬼と戦う。
「できますかねぇ」
「できるさ」

0853 : 灰色夜と彩涙雨
0854 : 存在しない存在
0855 : あなたがいる明日に届かないなら今ここで笑わせて
「もしアリスが助からなかったら」
アルフレートの問いにゴットヴァルトの笑顔が崩れる。
「やだな、そんなことあるわけないだろ」
しまったと思った。触れてはいけない部分に触れてしまった。

0856 : つむぎ糸のかわりに手と手を繋ぎ合わせた
「僕がなんとかする」
眠るアリスにヴォルフリートは誓う。
「安心して眠っていて、ね、姉さん」
寝ているアリスの手をぎゅっと握る。

0857 : 匙はどこだ
0858 : 悲しむ顔も笑う顔も見たくない
0859 : 思い馳せる雨の歌
0860 : 首ががら空きですよ
配布元反転コンタクト琴線十題

いっしょに鳴り続けている


01. 積みあがった数だけ
セアドア自身、兄のフィリップがいやな人間ではない。血のつながらない兄ではあるが、優しく優等生、まじめで謙虚。およそ彼を嫌いな人間はいないように思える。
「なら、なんであんな態度とるんだよ」
アルヴィンといったか、粗暴だが善良な人物なんだろう。
「君に関係あることか」
「ねえけど」
言葉に詰まる。

02. 水の落ちる音
03. 褪せた色に似て
04. うれしそうな声
05. 隣で朝を眺めている
06. ふりかえった先に
07. 手紙と横顔
08. かすかな輝き
09. 足跡が増えていく
10. 静かな幸せ
kisstocry添える十題

距離の問題ではない


01. 気にしすぎなんだよ
02. 飾る花のぜんぶ(コ―ネリア、ユフィ)
「ユフィは可愛いな」
「お姉さまったらもう」
ぎゅう、とコ―ネリアがユフィを抱きしめる。

03. 人がつくった形
04. いくつかの星と祈り
本当はさ違ったんだろう、ゴットヴァルト。君は同胞の死に耐えられなくて、だから冷酷になったんだろう。優しいからこそ、その死に耐えられなかったんだ、セアドアはそう信じる。

05. 残っている道
06. 私から最も遠い場所
07. 墓標にも似た存在
08. うれしくなる嘘ばかり
09. もらいあくび
10. 細くなる影に重ねた
kisstocry1581 : 預けられた命
1582 : あなたの力が愛しいの
1583 : お前の言葉を壊したい
1584 : あの日から君が怖い
「誤解だって、ソフィア」
「何のことですの、ねえ、メあり」
「ええ」
ゴゴゴという単語が聞こえてきそうだ。姉さんの頬に花弁がついてとっただけだ。それだけなのに。
あの日からにらまれている。

1585 : 妄想回想
1586 : これが噂の夏風邪か
1587 : ノックしないの?
1588 : 優しさを嫌がらないで
1589 : 見返りはゴミ
1590 : 私を知ろうとしないで
配布元反転コンタクト
1161 : 暗い場所には思い出がいっぱい
お兄さんぶるオルフェウスに優しいエウリア、妹がわりのクララやロロ。トとだってここに思い出がないわけじゃない。薄暗い場所ばかりではない。
「クララ、こんなところにいたの」
「だって、だって・・・」
クララは泣いてばかりだ。

1162 : 明るい場所には不満がいっぱい
クララは正直生徒会のメンバーが苦手だ。ギアス響団で育ったせいもあるかもしれない。明るくて優しくて、息苦しい。
「やめてください」
「いいではないか」

1163 : 月が空色に変わるまであなたのお姫様でいてあげる
1164 : マアトの羽だけが知る0グラムの罪滅ぼし
1165 : 鏡よ鏡よ鏡さん。世界で一番美しかったのはだあれ?(ノーマン)
症状が出始めた。
「エマ、レイ・・・」
くそ・・・・。でも鬼を殺し、夢を手にするまではミネルヴァをやめられないし、立ち止まる気はない。
「負けるものか」

1166 : 離せば狂い千切れば苦しい私の指先、悲喜交交
1167 : あなたの血は赤いのね(だけど私の方が赤いと思う)
1168 : 湿った砂時計
1169 : 小さなバクは悪夢グルメ
「そばにいればもっと楽しいよ」
アンネローゼにヴォルフリートはのほほんという。
「そうね」
貴方がいればどこでも楽しいわね。

1170 : あとは滑りやすい手袋を外すだけ
配布元反転コンタクト遠く十題

果てのない時の中途にて



02. 聞こえたふりをするよ
03. 花の置き場
04. いつも触れないまま
「お前はお前自身であればいい」
「ありがとうございます」
のほほんと答えながらも、よく言う。自分のことは何一つ言わないままなのに。
「殿下はいい方ですね」
「正面から言うな」

05. 透き通る音に似て
06. うまく話せないんだけどね
07. 差し込む光
08. 傘はあなたのために
09. 印だけが示す人
10. いつかの君にあげたい
kisstocry
2771 : 戦場の蝋燭
一つも後悔しない戦争はない。ロイドにとってナイトメアを作ることは人生そのものだ。だがそれはブリタニアの敵、多くの流血を生むことではある。今更後悔はしないし、明日も同じことをしているだろう。ユーロブリタニアでも同じことだろう。

2772 : 墓と籍、どちらか選べ
エリスにおいて、フォボスの命令は絶対だ。打倒アルトメルデを掲げ、彼の敵を殺す。その生き方に後悔はない。しかしである、それでも流れる血はあるし、彼の未来がつぶれたことは後悔していた。

2773 : 眠れないキスをあげる
2774 : 愛ではないと言い切れる?
2775 : ありがとうに僕は弱い
2776 : その声が憎いのと彼女は思う
2777 : 通り雨に蝉は心から泣く
2778 : 優しさは混乱のもと
2779 : 捨てていいか中身ごと
2780 : え、いつのまに落としたの?
配布元反転コンタクト
(一)
01. 置き忘れてきたもの
02. 泣けずにいる人
03. 愛しいの言葉
04. 最期によりそう
05. 大切を見送る日
06. ひとつひとつ、真似をする
07. 泡の願い
08. そこにいる音
09. わがままを許せる関係
10. 生きてゆく時間
kisstocry氷雨十題

愛ではないと、知っている


01. 迷い込めない貴方の庭
ダヴィデの心をフロイデが救えることはない。両親と人として合わないことはフューエル、運命の騎士として経験がある。どちらが悪いではない。ただそうなのだ。妹でさえもそれは変えられず、両者の間には隔たりがあるだけだ。
「放っておけよ」
「そうね、なれ合いなんて忌むべきことだもの」
シエラもダヴィデも素直じゃないが、己の心を曲げない。ブレアはそれだけは知っている。

02. 冷たすぎる音色
03. ゆるやかに首を振った
04. 叫び声と共に散る奇跡
エリア11、正直クロヴィスでは収められなかった戦乱の地だろう。抵抗運動が激しい場所。コ―ネリアはそれでもだ、亡くなった命、守るべき命のため、総督としてエリアを収め、ゼロを捕まえるべきだと思う。

05. ありはしないよ、そんなもの
06. 取り忘れた希望の数だけ、
07. 光を弔う
08. とぼけた答え
09. 君を思いだす仕草に見とれた
10. おひとつ、お尋ねしよう
kisstocry止まりかけている針を戻そうか
わたしの宝物をあなたにわけてあげるね
手を繋いだら、溶けあうもの
いつか分かりあえる、ユーフェミアはそう信じている。ブリタニアも日本もなくなって、みんなが笑いあえる世界になる。シ―ツ―は、知っている。奇跡はそう、起こらないことを。故に理想は美しい。

君は小さな星を見て目を細める
どうして忘れようとするの?
きっと、ルル―シュもナナリーも隠れて住むことなく、堂々と会える日が来る。そのための行政特区日本だ。何もすべて否定する必要はない。
「かなわない夢なんだよ」
ゼロとして銃口を向けられる。
「どうしてわかるの」

それでも構わない
甘く縛られた手をほどく(はやはち)
「これが最後なら俺も何も言わないよ」
「でも続くなら、俺は関わっていくよ」
木に腕を縫い付けられ、距離は近い。離れる、そういっただけだ。
「俺は君をあきらめはしない」

ひとつずつを、選び取れない(スザルル)
「馬鹿・・・」
「スザクこそ」
結局、最後は自分で選んでしまう。
そう決まっているのだ。

跡形もなく消し去って欲しい
祝福の鐘を鳴らし、君は泣く

kisstocryこの一瞬にいつまでもとろけていたい
どっちみち変われない
楽園などあるわけないでしょ
君が残す体温に縋りつく
いつか終わる夢にすがりつくのは愚か者がすることだ。サイト、ここにいたらただ絶望するか、今を受け入れるかするしかない。
「あと一歩」
「もう少しだ」
ヴォルフリートはあきらめない、ゆえにまぶしい。

麻痺した涙は枯れることを知らない
絶たれた青空(ノーマン、エマ)
エマに会いたい、レイに会いたい。望みは一つだけ。鬼たちに復讐を、子供たちに自由を、ノーマンの望みは変わらない。

つま先はいつも君に向く(ライスバ)
「スバルはどこにいても見つけやすいから」
「そうかよ」
恥ずかしげもなく良く言える。
「僕はどこにいてもスバルがわかるよ」

邪魔しないでくれない?
結果は出ない
尊敬なんてしてくれなくていいよ

kisstocry0681 : ちぎった紙の隅っこで笑うキミ

0683 : 餌が嫌なら何がいい?
0684 : 逃げながら隠れるなんて器用なことできない(スザルル)
そういう可愛い態度とられても困るんだけどな。
「ルル―シュ」
「うるさい黙れ」

0685 : かわれたくせ
0686 : バケツいっぱいの流れ星
0687 : 面と向かって言いたい事は山ほどあるけど忘れたわ!
0688 : 神と君に捧げる七つの夜
0689 : 桜並木のいろは
0690 : せめて相手を見極めて
反転コンタクト3491 : 裸足でこの世界を歩けたら
3492 : できないとは言いたくない
3493 : あいつが好きな味
3494 : 手を伸ばして笑った。僕はその手を切り落とした。
3495 : お前たちが幸せに暮らせる魔法
それでもシ―ツ―は願うだろう。マオの笑顔を、ルル―シュの笑顔を。かなわない願いだ。呪いを振りまいたのは私だ。
何も戻せはしない。

3496 : 王子様は自分にキスをしました
3497 : 憎しみを真っ白に塗り替えてお前に絵筆を差し出した
友達だろう、白々しい。
すべて奪っておいて良くも。裏切ったくせに。
「ああ、友達だ」

3498 : 喜んだ。怒った。哀しんだ。楽しかった?(はやはち)
キスは嫌いだ、自分じゃなくなるから。
「いつでも隙があれば襲いかかるお前と同じにするな」
「君がそうさせるんだよ」
全く合わない、合わない。なのに、好きでいる。いつか終わり来るのに矛盾している。

3499 : 受け皿は傷だらけの手のひら
3500 : いなくなれ愛しさと共に
抱えたものは何だったのか、今でもわからない。オルフェウスはゴットヴァルトを思い、ゴットヴァルトはアリスを思い。
先がない。

2171 : 蠢く指に釘を刺す
2172 : ありもしない結末はつぎはぎだらけ
「ゼロが皇帝を誘拐した」
「ゼロが」
周囲がざわめき、カレンたちもぽかんとなる。ナナリーも同様、間抜けな顔だ。

「お前」
「もういいだろ」

2173 : 感情の無い瞳に浮かんだ涙
2174 : 友達終了のチャイム(はやはち)
イケメンは何してもイケメン。その事実は世界が終了しても消えることはない。
「・・・・友達だっけ」
「違うね」
キスされた、男に。葉山に。

2175 : 甘くて不自然な秘密
2176 : 「お前を逃がすためだ」
2177 : 与えられた愛はとても幼く純粋で
実際、出会った時芽生えたのは感情だった。あるはずのない感情。グロテスクで気味の悪い、ブレイクエッグの赤子。誰かの代用品。愛だった。
「きー、きー」
腕の中で確かにそれは生きていた。

2178 : 一週間の命令
2179 : 僕には君が見えた
2180 : 馬鹿に嫉妬
反転コンタクト
(一)
01. 星の花束
「生かすのですか」
暗殺者にゴットヴァルトを託す。終わりはわかって、苦しい生を与える。生きてほしい。ベルンホルトは涙ぐむ。
「計画のためだ」
ゆっくりと腕の中から話すが暴れはしない。ただ静かに自分を見ていた。嘘だ、そばに置きたい。もっと知りたい。
「もう合わない」

02. 疲れを知らぬ輝き
03. 言葉を残して消えていった
04. なにがきこえるの?
05. 目を閉じて待っていてね
06. 夢、希望を持つ一秒前
07. 小さな星の呟き
08. この先も変えないで居られるよ
09. 何を目指しているのだろうね
10. 私からキミへ、願いを込めて。kisstocry1381 : お前に似合う世界だから
1382 : 空は青く海と月を泳がす
1383 : 新しい靴は逃げ足が遅い
1384 : 籠の鳥よ、愛を教えろ。
1385 : 憂鬱のため息、それもまた誘惑
1386 : 携帯電話と言葉探し
1387 : 色褪せた私の髪と帰路
1388 : 真ん中を通って帰ろう
1389 : 帰さないよお姫様
1390 : ダンスの相手は帰宅中
反転コンタクト1821 : いえないんです
1822 : 誤り路線
1823 : 足手まといの願望
死にたい、スザクは思う。生きているのはなんと息苦しいことか。それでも生きてしまう。誰かのために死にたい、日々そう思っている。

1824 : 息苦しい今日と狭苦しい明日
1825 : 剥がされた月(はやはち)
葉山隼人も高校生男子、その手の雑誌は読むであろう。だがない。
「スマホ派か」
「何してんの比企がや」
「お、おう」

1826 : 落とされた星
百や優一郎、それがグレンが拾った孤児の名前だ。生意気でうるさい、それだけの餓鬼だ。
「眠れないのか」

1827 : 懐い鍵
1828 : 壊れた君の手
1829 : 君を守る盾は冷たい手のひら
1830 : 愛を貪る度、醜い蛾に近付く
此の手の中に十題

まだ在ると信じていたかった


01. もう一度愛して欲しい
02. 誰よりも知っていたんでしょう?
すべて手に入れたい、姉さんが手に入れたものを。ずっとそうしてきた。足りないのだ。姉さんが奪われた何かを取り戻すためには。
「それ以外ないのですか」
「他に方法がないのですか」
アンネリーゼが悲しく表情をゆがめる、こんな終わりなど嫌なだけど。
03. 執着か、恋着か。
04. わかってくれる筈も無い
05. 心の一番柔らかい場所
06. 臆病だと言ってくれてもいい
07. 光の下で 笑ってろ
08. そして雨は降り続く
09. 世界が遠ざかるまで
10. ああ、気配が途切れた
kisstocry感傷十題

傷を見るのは怖いよ、だから目を背けたの


01. そうやって笑えるんだね
02. 最初からそのつもりだったよ
03. 流れ出した時間を背中合わせで見る
04. 届かない声を聞こうとした(はやはち)
彼と彼女の間に何があったのか、俺は知らない。知る必要もないが落ち込むなよ。
「葉山、よくあることだから」
「・・・・」
面倒くさい。

05. 今も、そっと見つめている
06. それは間違いだよ
07. かなしい記憶に手を伸ばす(真昼、グレン)
「いつでも私を求めてる癖に」
鬼が言う、楽しげに。
「お前を殺した」
「そう思いたいのね」

08. 大好きなものを作るのが怖かった(ジノ、スザ)
怖かったのだ、ジノが。復讐を忘れそうで。ユフィのことを。ルル―シュへの憎悪を。なぜ殺した。

09. 傍にいることもない
10. 壁越しの涙音に耳を閉ざす。
花梗十題

ながいながい終わりの話をしよう


01. 空っぽの両手(はやはち)
葉山が背負ったものを俺は知らない。比企がや八幡は本来関わる人物ではない。壁に背中がかかる。葉山らしく怒り。
そうこれでいい。この方法しか俺は知らない。

02. 枝分かれた道に見たもの
正義なんてカイザーになかった。あったのは欺瞞と嘘だけ。ゴットヴァルトを救いたい。アルフレートは今そう思う。
本当に。

03. 知りたくないなら、来ないで。
04. こじつけた正義
「詭弁だ」
ダヴィデはリーゼろってをにらむ。
「その間、人は死ぬ」
「救って見せる」

05. 水もない花瓶を引っ繰り返す(八幡、結衣)
きっと的外れな答え合わせだ。どこからいっても先がない。続いてしまったなら終わりも唐突で。
「本当に行くな馬鹿」
「悪い」

06. 言いだせない覚悟なんて必要ですか
07. 反対側から支えることくらいは、(八幡、雪の)
あこがれていた、それが恋かは知らないが恋焦がれていた。
「私は違うわ」
いつか終わる夢。
「貴方も私もたまたま時間が続いただけ」

08. さわらないでの温度
09. だからこうやって隣にいるしかない(はやはち)
どうしたものか、葉山は悩む。昼休み、葉山は比企が矢と一緒にいる。ずっと一緒にいたいと思う。

10. いつか手放す花びらと。
静思十題

こじ開けても勝手に廃物にするだけだ


01. 雑音で溢れた世界
02. いっそ、溺れさせてよ(スザルル)
記憶が戻っていない今なら聞ける。
「あほか」
ユーフェミアのこと、騎士のこと。
「俺が知るわけないだろ」

03. 癒えない寂しさを
04. 乾いた花
05. 砂時計を引っ繰り返す、から
「偶然だね」
「ええ、偶然」
会話が持たない。幼馴染、勝手はあんなに一緒だったのに。雪の下雪乃は他人なのだ。

06. 追憶を歌ってあげる
07. さようならの引き金を引いて
「変えたいの、私は」
雪の下の決意。終わらない世界なんてない。

08. 放せないこの手を、許さないでほしかった
依存していた、比企がや八幡に。終わりを迎えなければいけない。
「他に言い方あるでしょう」
「言えるかよ」
認めないでほしかったのに。

09. ほんとうは見たくなどないのに
10. 手元には何が残ったの?
羽休め十題

私のシナリオに手をかして


01. 時計を壊す
02. 散らばるもの
「いなかったですもの」
カイザーいやヴォルフリートは目を大きく見開く。
「貴方は最初から」
まるでこっちが狂人かのように見る。

03. さみしげな文字盤
「お前でもあるのか」
「そりゃあな」
葉山に関してはないと思ってた。

04. 手首をさする
05. 迷い込んでいるの?
いつか終わりが来る。結衣は知っていた。もっと違う別れもあったのかと思う時がある。
「ヒッキー、ゆきのん」
「待ってよ」

06. 隠してあげるよ
07. 直すことくらい出来るだろう
すべて逆だった。ゴットヴァルトの方が被害者だった。すべて背負い、帝国のために戦い、壊された。カイザーは加害者だ、何もせず、安穏と生きていて。
「許せない」
こんなこと許してはいけない。

08. 自分で回す歯車
09. ほら、同じ速度になった
「無駄だよ」
「抵抗しても」
雨が降る。終わったのだ、すべて。ヴォルフリートは倒れて動けない。

10. 早く目を覚ましてあげて
ようこそ七題

そして今日も振り回される


01. 僕が飽きたら離してあげる
02. 甘噛み
「コーデリアには余暇が必要だね」
「伯父さまはそればかりね」
ヴィクターやアリシアはバカにした笑いだ。丸わかりなのだ。

03. お仕置きかな?
04. このまま抱き寄せてしまおうか
「近づくなよ」
リリは今ヴィクターを抱きしめツィ衝動に駆られたが抑えた。そんなことしても彼の葛藤は消えないからだ。

05. 幼い幸福
スザクがいて、ナナリーがいてそれでいいはずだ。ずっとそうであればいいのに。
「王冠、できましたよ」
こんな思いで重ねられればいいのに。

06. せなかだっこ
「無茶しすぎよ」
「ヴォルフリート、あなた一人でどうにかなるわけないでしょ」
「すまない」
女性におんぶされて、助けられて、恥ずかしい。

07. そういうところも、全部好きだ(スザルル)
ナイトオブゼロ。皇帝唯一の騎士。
「・・・・・・離せ」
夜の闇の中、騎士の腕の中で目を覚ます。

kisstocry絡みつく熱帯夜に刻んで
胸がおしつぶされたっていい(スザルル)
「離せよ」
「お前が話したら離す」
スザクはしつこい。

/ 骨まで愛して、骨ごと愛して /
君だけを抱きしめるための腕
「細い」
「うるせ」
比企が矢の顔は真っ赤だ。

/ 隣で触れたらたちまち火傷 /
焦がれて焦がした焼け跡
マリ―ベルには何もない。もう何も。家族がテロリストに殺された日燃えてしまった。きれいなものも。美しいものも。

/ その唇で、この心にくちづけて /
耳元で囁くアイノウタ
「葉山お前な」
「じゃ」
笑顔で去って行った。なんなのあの自分勝手さ。

/ むせかえるキスの味 /
溺死寸前、できればこのまま(スザルル)
「スザク」
「キスしよう」
近づく距離。遠ざかる意識。重なる手。

gerogeboy死は穏やかに歩み寄る
空に散らばった月の欠片
世界は僕を拒絶した
「だいじょうぶかな」
「まだ心配」
ゴットヴァルトは心配性だ。

終わりと始まりを告げる
二人を語る上で部活は外せないだろう、一人だけの部活に比企がや君が来て、結衣が浜結衣がきた。
「変な顔ね」
こんな日々が続けばいい。

それでも良いと貴方が言うから

騙していてごめんなさい
どうか貴方に無限大の幸せを
落ちていく、少しずつ。マリエルはこれで終わりなんだと気づく。すべて彼のために。
この命尽きるまで、ずっと。
誰かに向けられた呪いの言葉
いいえ、知りませんでしたよね。マリアベル様。私がどんな痛みを背負っていたか。想像すらしていませんよね。貴方には、正義の行いですもの。復讐なんてされるなんて。思ってもいないでしょう。

眼差しの誘惑
好きだけど、大嫌い
ゆめみつき片隅にある十題

出会いから別れまでの日々


01. 一歩追えば、一歩下がる度に、(結衣、八幡)
どこかおかしい関係。すぐ終わる関係。八幡はそう思っているが三人別々でもいい。結衣はそう思うのだ。
「やっはろー」

02. 当り前の日々がただ愛しい
「何だよ」
「ううん何でも」
唯いとしいのだ。

03. 君は帰りを待っていてくれるかな
04. 私の傷、舐めてくれるの?
「本当にしたら縁切るぞ」
シ―ツ―が真剣な顔で言う。
「冗談だ」
本当に引くな、頼むから。
「なら、いい」

05. もう名前を呼ぶことさえ
恥ずかしいなこの二人。エステルは思った。
本当にそう思う。

06. 重ねたふたつの吐息
あわせた背中。近づく敵。
「はぁっ」
ハルトとフレッドは会わせる。轟音。敵が撃墜されていく。

07. のんびりしているのが君らしいよ
08. 優しさが添えられた日々
壊れる覚悟もなく、死を求める。そんなのは生きることじゃない。スザクに思う。ユーフェミアは思う。

09. いるのなら、返事をしてよ
コミュニケーションって何だろう、雪の下さんに思う。壊せばすぐ終わる関係だ。
「何か言いたげね」
「特にねえよ」
ぼっち同士だからと、仲良くならず。

10. 二人じゃなきゃ寂しいなんてさ
kisstocry3631 : 使われなかった灰皿
3632 : 一昨日の天気なんて覚えていないし、明後日の君の機嫌なんて知るわけない
3633 : 戦乱の花を一輪、守ることを許して
アリスリーゼ。君を守ることを誓う。
いつまででも。

3634 : ベッドまでの長い道のり
3635 : お前の本命は誰なんだ
3636 : この愛は永遠だと笑えた頃
ユフィが死んだ。ゼロが殺した。ルル―シュが。

3637 : 僕の中にも狼がいると言ったら嘘つき呼ばわりされました。
「気づいていなかったでしょう父上」
ヴィンセントは笑う、いつもどおりに。
「私が壊れていたことに」
多くの身内を手にかけて。

3638 : わがままな人助け
3639 : 飛べなくても君がいる(スザルル)
「無茶しすぎだ」
「君こそ」


3815 : 君じゃないと満足できないのか確かめたかった(はやはち)
「お前性格悪い」
これで終わりなのだ、ふんぎりつけろ。
「そっちもだろ」

3816 : 冬が終わる頃、春の死を知った(はやはち)
どちらでもない、葉山との関係は何となく続いている。
「何」
「何でもねぇよ」
いつまで続くかわからない。その時どう思うんカ。

3817 : 生まれたての私でいこう
3818 : 今までとは違うんだ
3819 : 蜘蛛の巣のように紡ぐ
3820 : 新しい恋人を買いました

血濡れの手で君の姿を追い求めて
「ユフィ」
変えてしまった、俺が。彼女を。どれだけ後悔しても。
変えられない。

魔術理論について軽く一時間ほど論議してほしい
「人を救う魔法なんてないよ」
ヴィンセントはゴットヴァルトに言う。
「貴方の言うとおりだ、これは滅ぼす魔法だ」

魔物退治の依頼とかそう言う面倒なのは却下
「セアドア」
リリは彼が憤っていることに気づいていた。このところずっとだ。
「行きましょう」

あ、星屑が降ってきた
天使に振られました
空の向こうの世界なんてまるで御伽話
「妙なこと言うのねライアー」
「そうだろうか」
「ええ」
人は争い合うものなのに。

どうして愛してると伝えなかったのだろうか
お前が死んだら俺はどうやって生きていけば良いんだよ
「告白見たい」
「フレン、ふざけんな」
ユーリは涙ぐむ。

ねえ、「帰ってくる」って言ったよね
崩壊した国と最後の姫君配布元手のひら十題

思い知ったような表情だよね


01. 掴みとりたいもの
復讐を夢想する。あいつらに苦しみを痛みを。ゴットヴァルトはアルヴィンが隣にいてもそう思うのだ。復讐は意味がない。
アルヴィンは言うだろう。

02. 目を閉じて、強く思うこと
03. 冷静にさせていて(はやはち)
「こういうことだよ」
離れていく葉山の顔。一瞬で対応できなかった。
「お前サゾか」
「まさか」
青春ラブコメか。

04. このままでは駄目だよ
05. 代わりなんていらない
06. 膝に顔をあてる(はやはち)
「そうしていても意味ないと思うけど」
「頬にコーヒーあてるな」
くすり、と葉山は笑う。

07. 決して、優しくはないけれど。
08. 当たり前の声がない日
アンジェリカはいなかった。フレッドはすべて失った日、何度も復唱した。たとえ同じ顔でも。同じ声でも。姉は死んだ。
アンジェリカ。
「フレッド」
「誰だ、お前」

09. 安心させてやらないとね
10. 二度と黒に戻ることはない
kisstocryブラックコーヒーのような苦い恋
わたしは子犬じゃありません!
掴めない心
アルフレートにはゴットヴァルトの在り方がわからない。出会ってからずっと。価値観も思考も何もかもがつかめない。確かに目の前にいるのに。
「何だよ」
「何でもない」

五度目の電話
リセットボタンが欲しい
「にいさん」
「なんだ」
「すこしだけいい」

涙味のキス
ruka4361 : 宇宙で一番きれいな虹の橋

4364 : 君を裏切る言葉が欲しい(はやはち)
「キスしたい」
ここは教室だ。
「冗談にしてはきついぞ」
「本気なんだけどな」

4365 : 愛は素直に消えはしない(スザルル)
「いくなよ、ルル―シュ」
「うんいかない」
「本当に」

4366 : あなたの口づけから伝わる憎しみ(スザルル)
レがそうさせた。
それだけだ。でも過去の記憶は消えない。どうしてもだ。



4369 : 愛をむしり取ってはいませんか(スザルル)
「焼くな」
「そうはいっても」
面倒な展開だ、おさまりがつかない。

4370 : 君にかき回されるたび、とけていく悩みと不安
配布元反転コンタクト
先を見据えて思うは希望
姉の形した化け物の存在で家族の形が変わった。
「ゴットヴァルトいいか」
「何だよ」
「君がいるだけでいいんだ」

明星の再来(はやはち)
同居してしばらく立つ。だが一向に比企がやはなれない。どうしたものか。困る。
「もういいんじゃないかな」
「何が」
「俺との日々だよ」
バツが悪そうだ。よく見る顔だ。

ハギア=ソフィア
御冥福をって笑って言ってやった
子宮に巣食え(スザルル)
「君が女の子だったらいいのに」
「今さらだ」
「まあ、そうだけど」
下らないが重要だ。

あの赤い口紅を撒き散らして
奇怪な重傷者
GROTESUQE HEAVEN配布元メロン畑
通り魔中毒
焼き尽くす懺悔(シオン、ライナ)
焼き尽くした感情。ライナへの思い。
ああ、後悔ばかりだ、本当に。自由を手にしたはずなのに、もう。とらわれている。

キスが終わるまで目は開けないで
不死の証明(スザルル)
生きることはそんなに軽いか。軽くないはずだ。他人のために死ぬ。救われない、だれも。

信じたら始まる物語
blue link
思い出を離せない(スザルル)
「友達だろ」
「ああ、友達だった」
燃える炎、飛び散る血。崩れ落ちる皇女。ユーフェミア・リ・ブリタニア。

解けない合図
記憶の夜を越えて(スザルル)
彼が死んでからずいぶんたつ。だが思い出は鮮明だ。彼が消えない。
消えないのだ、何も。何もかも。
すべてが大事な時間なのだから。

永遠の快楽
殺したいほど狂おしい(フレユリ)
フレンは危うい。まじめすぎて、正しくて。
「ユーリ、何」
「ううん、何でもねえよ」
そんな恐ろしいこと考えんなよ、な、俺いるぞ。

渾身のブルードライブ
終わりなんて見えない
あなたの夢はなんですか?

「太陽の下で君を待っている配布元メロン畑
浅はかなひと(スザルル)
「もう」
「いじわるだ」
甘えてきている、疑うな。愛されている。

たぶん愛している
雨は笑う(はやはち)
「帰るのかよ」
「無理するなよ」
「ああ」
自然だ。

おんなじ嘘をつこう
白にひたる
枯れない涙
溺れていたいの(シオライ)
「しつこい」
「いいだろ、ライナ」
熱情だ。焼き尽くす感情だ。炎だ。

自由の愛しかた
微熱の理由
きみならいいよ
配布元57秒
1641. 信じていないのにどうして 楽しくないのにどうして 面白くないのにどうして
「雪の下」
倒れそうな感じだ、今までの感じがない。取り戻したい。感覚を。雪の下。足りない。こんなんじゃ足りない。
「ヒッキー」

1642. まだまだ 達観が出来ていない と いうことで
「ああ、忘れていた」
この感覚を


1660. 月が降って来て 中身を開けたら蝶の図鑑
配布元猛毒劇場
君を見つめる10のお題






● 君もまた誰かの心の番人なのだ。

● 君は耳を塞ぐ前に口を塞いだ。
セシリアは敵の攻撃に、思わず得意技の一つ、ファイアアローの呪文を言う。短慮、それがセシリアの欠点だ。すぐにセーブのマギアコードが詠唱される、ふさがれる。呪文の早さが勝負の決め手だ。
≪炎の精霊よ・紫煙の・衝撃持って打倒せ≫
三節の呪文が四節になった。


● 君の胸には見えない数字が刻まれている。
● 君は縋りたくないと言いながら。(シーツー→ルル)
ナナリーへの依存がすごい。無理はない。
「ダメだぞルル―シュ」
「うるさい」

● 君の瞳、その心、やがて閉じて。

abandn幸せと繋ぎ止めた
身代わりを探す癖が治らない
魂の半分を預け合う(シ―ツ―、ルル―シュ)
本当に馬鹿な皇子だ、マリアンヌにそんな感情あるものか。復讐だって、意味はない。だがこれは恋じゃない。
「これは契約だ」
「ああ」
始まりもなく、終わりもない。
マリアンヌ、いい息子持ったな。
「裏切るなよ」
「ルル―シュこそ」

私には眩しすぎる目
すきくらべ。
神成りの子
一回休みのマスに一緒に進みたい
沈黙に耐えた後の一言
震えるほど愛しかった
呪いじみた誓いと覚悟
kisstocry2161. チョコレート2粒と ワイン色のアイシャドウ
2162. ああ ねえ あなた わたしは しあわせです
2163. 秋までさよならまた今度
2164. 知らぬ場所に帰ってきてしまったようだ(ソキア、レオンハルト)
ソキアは悩まない。レオンハルトが知る限り、いい仲間でお茶目で明るい。いや、そうふるまっているのかもしれない。


2170. 夢に見る世界まで 現実が邪魔をして 自由に歩くことが出来なくて
ユーフェミアは矛盾している。マリ―ベルは思う。無理なのだ、共栄した世界は。ユフィは何も分かってない。
「マリー」
「ユフィ」

kisstocry手許十五題

顔をあげて、


01. 強い言葉を結ぶ
「フレーズ、性格が悪いわね」
リリーシャはワイングラスを持ちながら言う。いい夜だ。
≪ライト・ブレイク≫
リリーシャの得意技が刺客に出される。

02. 未来の話を共有する人
どうせ人は死ぬのだ。
それは変わらない宿命。
「諦めないわねヴォルフリート」
「当たり前だ」

03. 君がいてくれる日
04. ふたつの場所
ときどき思う。ヴォルフリートとゴットヴァルト。
二人の主人。
「風邪ひきますよ」

05. 肩をさする
06. 選ぶことのできる心
07. 信じるもの、そのもの
08. おなじ重さの言葉
09. 息の仕方も忘れそうな考え
10. 手を握る順番
11. 荷物が増えてもいいんだよ
12. もっと聞かせて
13. なにもない静かな誓い
14. 地面に手を添える
15. 声を、のばして
kisstocry(二)









/ あおの絶叫 / よるの絶命 / とうめいなこころ
配布元レテの涙
片割れ十題

迂闊すぎるよ


(一)




08. そこにいる音
「・・・・・そこまで憎むか、あいつらを」
ワイバァン隊のオルフェウスがゴッドナイトの少年に言う。
「奴らは全員この世から消すべきです」
悪魔崇拝しゃがいれば、当然だがパンドラを滅ぼすという多数派がいる。アテナの剣との共闘。
少年からすれば屈辱だろう。

09. わがままを許せる関係
「なぜ許せる、アルヴィン」
「あいつらがいなければお前だって、母親や妹が死なずに済んだのに」
「もうやめろ、投降するんだ」

kisstocry
0721 : 奇遇って言うな!
0722 : 殻の中身
0723 : 泣きやませたかった
「オルフェウス・・・」
「エウリア・・・・」
どうして、自分たちは。ギアス響団。不幸だと嘆くのは簡単だ。

0724 : 近付くな!離れるな!

0726 : これでも着てろと差し出されたのは濡れ衣
0727 : 待ち合わせる場所と相手を間違えた(スザルル)
「そんな・・・」
「今さらだよ」

0728 : どんなに待っても
0729 : 啼いて得たものも泣けば空になってしまうから

配布元反転コンタクト
761. 万華鏡は曇りのち、
762. 鏡と一緒に自分を磨け(スザルル)
「デートと言ってもな」
正直困っているがいやではない。
人が多いし、嫌いではないが、なんというか。




770. 自覚無き悪魔(二期)
「それはどうかしら」
「モニカ」
すざくのいさめる声だがモニカは表情を変えない。

771. こんな綺麗な世界じゃ、汚れた私は生きられない。
ああ・・・わたくしは今まで。
なんてひどい。マリ―ベルは。


773. 居た堪れなくなって、出て来てしまった。本当は寂しいし、怖いし。耐えられないし、耐えたくない。(はやはち)
足りないが仕方ない。そういうものだ。
「おう」
「デートになれないね」
夜のデートと言うと誤解がある。暇は罪だ。

774. 1人でも大丈夫。だから近付かないで。1人でいられなくなるじゃない。
775. 怖くても、疲れても、震えていても、なんとか笑える。
「ルル―シュ休もう」
「生徒会のをもう少し」
「もう」

776. 楽しいことがなくて、追い詰められてしまった。
777. 幸せ
778. アルミ製
779. ・・・あれ、1人多い?
780. 眠くなる歌
配布元猛毒劇場
0291 : Straight Fight!
0292 : サンタが来たら追い返す
0293 : 殺される前にキス
0294 : 君が望んだ僕を守り通したはずなのに
「そう言われても困る」
「ルル―シュ・・・」
「俺はお前の望み通りは困る」

0295 : 腕の中の独裁者
「ギル・・・」
「オズ、起させたか」
「大丈夫」

0296 : 月を眠らせて
0297 : ナイフより爪を立てて
0298 : 身代わりならここにいる
0299 : 生まれて初めて朝帰りした恋人に、敬意を表して。
0300 : ダメな兄を矯正するのは、妹の責務。
「お兄ちゃんはもう」
「うう、小町」

配布元反転コンタクト

始発電車の一本前
ラクガキ怪獣の行方

toy










13. その言い方に救われたよ
「あいつはクルーエルエッグだ」
「でも助けたのに・・・」
「君は帰るがいい、明日は学校だろう」

15. かけがえのない場所もあった
「え、ああ、まあ、いるけど、エルフがどうかしたの」
ゴットヴァルトは不思議そうだ、またジャージ。

「え、はい、その場所でしたら」

16. あなたの傍はとても好き
「いいわ、いいわ、命の鼓動」
リリーリャは笑う。
「この音、大好き」

17. 見過ごしていた美しさ
夢か。ゴットヴァルトが冷たい顔でパンドラを殺している。
あんな軍服をきて。


20. 取った手は小さくて。
「アルフレート、どうして」
シエラもアルフレートも。

kisstocry空っぽ十題

いつかは届くことを願います





06. Mit allem Dank und.≪すべての感謝を、そして。≫
「ああ、死者の行進だな」
「くわしいのか」
「・・・え、まあ、学校の友達に詳しい奴がいて」
「お前がカ」
さすがに驚いた。
「お前、無神経だからいないんだろ」
「やめなさいよ、二人とも」
「いい格好しいが」
「何だよ」




kisstocry361. 合言葉認定委員会
362. こんな遅くに、何処へ?

今のあなたしかいらない(スザユフィ)
「あ、あ、愛してるとか」
シャーリー、声が裏返っているぞ。
「くだらない」
「あはは」

優しい鼓動
笑顔の真似なんてするもんじゃない
「マリエル」
何度だってぶつかる、そうしてきた。これからもそうする。
「はいマスター」
叫ぶ、何度でも。

戻れない感情の中にいるのは
流れ落ちてしまう絵の具のよう
kisstocry3831 : この手は君のもの
3832 : 史上最悪のプレゼント
3836 : 面倒なんでまとめてください(はやはち)
「俺は君のそういうところが嫌いだ、わからないじゃないか」
あ、怒るところ、そこ。しかし、この怒り具合。いや、まさか、なぁ。
「まさか、お前俺が好きだから付き合ってくれたのか、あ、嘘です、調子に乗りました」
「・・・・最初は、そうかもしれないけど、冗談で君と付き合うわけないだろ」
ふい、と顔をそ向けられた。
「まあ、高校生で同居の話は重いだろ」
そう、少女漫画なら多分結婚エンド、俺だってそこまで世間知らずではない。世間が選択肢が増えたとはいえ、やっぱりそういう人は変だという保守派も根強い。つまりは俺が好きだから、高校出たらアパートで同居したい、確かに一度は男子なら考える。だが俺だぞ。怖い想像しそうになったが、葉山君がそんな想像するわけない。
「それでなんで、そんなこといいだしたいんだよ」
「えっ」
その反応、お前の幼馴染の僕の友人と同じなんですが。俺がスイ―ツ好きと聞いた時の彼女の箱庭ブリが殺意感じたな、男でも別にいいだろ。
「・・・・言わせるのか」
葉山がため息をつき、俺に手招きする。内緒話?まあ、いいにくいのかな、料理番か女よけか。そう思い、耳を近づけたが。
「つまり、・・・・・で、・・・・・の」
「・・・・・・・・・・であってほしいというか」
「・・・・・・・のほうなら多分・・・・・だよな」
葉山の声がイケメンボイスでぞくぞくした、やだときめく。高校生らしいといえばそうだけども、知りたくない。
「まあ、今のままでいようぜ、今のままでな」
「・・・・・・・・まあ、不満はないけど」
不満そうだな、それも大いに。お前は何か、俺が戸塚にでも見えているのか。





胸を震わす二十題

責め立てるのは平穏な日々




04. あんたの喋り方が好きだ
皇帝陛下の前で、いざべらやリーゼロッテはいた。
「その力、エルフリーゼが試そう」
「アンネリーゼが試そう」

ワァァァァ・・・。
「全く、とんだハプニングですわ」
「何よ、アーデルハイト」














kisstocry
071 : 心を読むな馬鹿! (Labradorite/曹灰長石)

073 : 無意味な疑問に終止符を (Kyanite/藍晶石)
「貴方に比企がや君を任せてもいいわ」
ああ、彼女は出口を見つけたのだ。
「それは君がすることじゃないな」
「・・・・友達はいいけど、それ以上は私の、だから」

074 : たったそれだけの運命 (Azurite/藍銅鉱)
頬に冷たい物体が落ちてきた。由比ガ浜結衣はそれが雪だと気づいた。雪は好きだったのに、ただ今は苦手なものになった。一番きれいで、純粋で可愛くて。
けれどその隣に立つ彼が受け入れられない。

075 : この傷痕は絆なんです (Sugilite/杉石)
過ぎた季節なのだろう。優美子はなんとなく、葉山の横顔を見て思う。彼の中では完結した死んだ物語。
踏み込むことは無傷でいられない。わかっている、雪の下雪乃は危惧するようなものではないと。
076 : 禁猟区での出来事 (Chrysoberyl/金緑石)
077 : 見ていて飽きないやつ (OceanJasper/碧玉)
078 : 欲の無い雨 (Jade/翡翠)
「・・・・何だ、スザク」
「ううん」
「何かあったのか」

079 : 笑う切り札 (Pyrite/黄鉄鉱)
080 : あなたに貰った花の種 (MossAgate/苔瑪瑙)
「そうかよ」
「そうだ」
海老名ヒナはその光景が何を意味するか、気づいていた。きっと死んでいく、でも彼と彼が共有する一過性の記憶。でも、きっと残る。

配布元反転コンタクト

2456. 私が嘘を書いたってどうせ分からないくせに
多くの騎士に囲まれながら、ヘレネは卒業した青の賢者の塔の先輩に、ああ疲れている。
「健気ね」
「うるさい」
エンペラーに、オルグを負かす。

2457. それでも周囲は大人になることを要求してくる 早く 早く
2458. 私がどれだけ眠れなかろうと どれだけ悪夢を見ようと どれだけ途中覚醒しようと アナタは構わないくせに アナタは構ってもらえて 良かったわね

2460. 大好きよ でもね 愛を持って抱きしめることはできないの
配布元猛毒劇場

062 : 緑色になった砂漠 (Atacamite/アタカマ石)


toy
結末が見たいけど終わるのも少しこわい(八、結衣)
本当はそうならないでほしかった。彼女を嫌いになればよかった。他人になり切ればよかった。ずっと答えを引き延ばして逃げていたのは、あの二人じゃない。私のほうだ。自分が大事で、だから負けるいいわけを、勝てない理由を、二人との絆を。ああ、くっつくんだろうな。胸の奥が痛む。
こんなのはよくあることだ。いい人ならいくらでもいる。

不安はふわふわと雲になる
大丈夫だよとだれかささやいて
夕日のなか一人の感覚をおぼえている(一期、ルル)
「なんだかな」
「何がだ」
「お前って、絵になるよな」


13. 冷えた呼吸の仕方
「ヴィクター、てめえ」
「何だ、その責める目は」
「やっていいこととしてはいけないことわかんねえのか」

14. 悲しみの駆け引き
「・・・・時臣」
「君は不器用だな」
「何の話だか」

15. 出逢いの終わり
kisstcryさびしがりやの独りぼっちで難題

筆箱忘れた、けど(だれにかりる?)
今日も世界は恋で満ちている。
「なんだよ」
「ひっ」
妹から手紙が来た。間違いなく、妹は俺を馬鹿にしてるが愛してくれてはいるのだろう。
「なんなの、あいつ」
「きも」
魔術師としては変な家庭だ。家族愛も友情も薄いといわれている昨今で。クラスでは今日もサラダボウルがごとく、ひしめき合い、愛や友情があり、トラブルがあり。
「あいつ彼女どころか友達いないんだぜ」
「かわいそう、自業自得だけどさ」
まるでいじめられているようだが真実は違う。あれは自分のポジションを確認し合う、日常の通過儀礼だ。


toy









kisstocry飴玉十五題

例えばそう、ひとつひとつの言葉



目を逸らすな。
耳を塞げば聞こえなくなるわけ?
マリ―ベルのトラウマを罪をギアスで見えなくする、確かにマリ―ベルは立ち直ったでしょう。でもシャルルはやはりわかっていない。ナナリーの件もそうです。ブイツーの目はごまかせても、娘は現実を見ない、立ち向かわない人になってしまった。とあるラノベで共依存とありますが、ルルナナとオルマリの場合、壊れていく関係に思えます。
スザクとルル―シュもですが、もう少し他人ということもあり、案外冷静な気がします。マリーは少なくともナナリーほど、悲惨ではないですが、それでもオルドリンの裏切り、離反はかなりダメージでしょう。少なくとも家族をテロで失った数年を否定されたような。
オルドリンとマリ―ベルは当然ですが他人です。皇族としてはマリーは普通の思考ですが、オルドリンはわかっていない。

すぐ泣くくせに。
それがどんなに懐かしくても、
口が裂けても言ってやらない
マリ―ベルもコ―ネリアも大事にしなければいけないのは、当然ですが神聖ブリタニア帝国であり、民であり、彼らの生活や安全です。ルル―シュサイドでは悪であり、よくないことですが、ブリタニアにおいて守るべきはブリタニア人、その上に皇族がいて、彼らが倒れれば国が倒れる、引いては秩序の崩壊です。ではなぜ、テロをナンバーズが起こすか、弱者を犠牲にするか、強いものが虐げられた者に支配される、オルドリン達をみると特にそう思いますし、ブリタニアの実力主義や貴族主義にどっぷり浸かっている。マリ―ベルは行動こそ過激ですが、テロから皆を守りたい、シュナイゼルが死ねば、あるいはユーフェミアのように殺されれば、皇帝になるものしかわからないでしょう。
さぁお前の魂を渡してもらおうか

命を食い荒らしている

kisstocry
2867. 出掛けたいのは本心なんだ。でも、ちょっとしたことで打ちのめされそうだから、出たくないのも本心なんだ。
たとえばだ、川崎沙希に対して、俺が知る周囲の人々を善意を、材木座に対して、俺はぞんざいにしてきた。
由比ガ浜結衣は苦手だ。好きではあるが、それは名前なんてついていない。恋愛感情がなかったというのは。
「宣伝とか」
いやそうだな、おい。だが部活動が個人のものという認識は俺でもしない。
「お前、かわいいし」
以前ならノリノリだったのだが、
「そんなことないわ」
ええ、依然と違う。
「由比ガ浜なら」
「無理だよ」
奉仕部は部員が四名だが、やはり俺のせいで以前近づきがたい、近頃は俺のハーレムだという噂もあり、新入部員がこない。まあ、名前もあるだろう。
「なあ、奉仕部って名前自体変えないか、ボランティア部とか」
「いやよ、貴方と由比ガ浜さんと私の部活なのよ」
嫌われ者と人気者女子に名。
「来年は俺達いねえんだぞ、小町一人で部活するのか」
「うーん、じゃあ・・・・」
「よし、じゃあ、お兄ちゃんが出ましょう」
「は?」

6870. 逝く年 狂年
6871. 口を閉ざすな。私との会話から逃避するな。

2873. そう見えればこちらのものです

。配布元猛毒劇場

kisstcry静寂に満ちるまで
全てが今日の延長だと、あなたは云う
仕方がないから笑ってあげるよ
諦観を抱えて。
思い出も感染しちゃえばいいよ
あと何度許せるかな

君が笑う音
kisstcry


kisstocry
刃を削がれた君の傷をはんぶんこしよう
何度でも、恋に落ちてよ(スザルル)
「さすが王女様の騎士は違うな」
「いやみだな」
「気のせいだろう」

雲になって海を見ていたいな
鳥こぼした涙(ギルオズ)
坊ちゃん・・・。
「夢か」

おはよう、私のこと覚えてる?
恋しや恋し
あなたに共鳴するには、私の声は空っぽで
冬歩の音
大人は子供の前じゃ泣けないんだね
kisstocry他人になる事を許される夜|
まどろみにメルトダウン(アーニャ、ナナリー)
「・・・・おはよう」
「その声はアーニャさん?」



|しあわせな冬の匂い(はやはち)
「待ち伏せするなよ」
「つい、な」
この男は・・・。

|君の為にもう一度死のう|
夢でさえ心、しむ
4年前だ。また、この夢。ロザリンデはもう、戦士でかない。
「ばっかだな」
「すぐ騙されて」
でもあきらめることはできない。ローズのどこに入るかは知らないが、いつかここを出るのだ。ここに染まるなんて冗談じゃない。

|どうか消えてよ紅花|
夢中にさせたお詫びに(ルルナナ)
「お兄様ってば」
「本当にあなた達って」
「はい?」

|怠惰にリボンを掛けてみた(スザ、ナナ)
「そうですか」
「うん・・・」


20. 転びそうになったら、今度は絶対に手を取ってあげるね
21. だって愛されたくないもの
22. 信用していないなら肩を並べるな(二期)
「あほか、逆だろ」
「そうかな」
ルル―シュは相変わらずすざくは変だと思う。

23. 選び続けてきた間違った道
君ならわかるはずなのに、どうして、間違う、不幸になる道を選ぶ?憎悪とともに疑問もうかんだ。
君は、なぜ戦う?

24. すべての愛がある朝をずっと夢見てる(ルルシャリ)
「いつか」
「どうだろうな、正直想像できない」
「もう、ルルってば」

25. また会えたら訊きたいことがあったの
26. 半分にも満たない愛情
27. あなたのその優しすぎる声は私が聴くべきではなかった
28. 短命な太陽
29. すべてを許すわけじゃないけど、
30. もう一度君と手を繋ぎ合える世界が見たかった2501 : まるい月ひとつ目印にして
2502 : ガラスの王冠
2504 : 花束を贈りたくなる恋
2507 : 色違いの虹
2508 : また隠せなかった
2509 : 無口なライバル
2510 : 血まみれの綺麗事
配布元反転コンタクト
ふさわしい自分でありたい(騎士皇子)
「そう言われてもな」
いきなり自分を選任騎士といわれても。
「君は日本人じゃないか」
「それでもだ」

この胸に詰まった涙の残骸をくれてやろう
君色の世界に誘われる(ヨナ、ハク)
「え、ハクが何」
「・・・・・冗談だよね」
「?」

笑顔のかわりに悲しみが降り積もる
いったい、いつまで続くのだろう
たまには「いってきます」と言ってほしい
辿りつけないままでいい(はやはち)
「いや、いいよ」
「それって、好きになってもらえなくても」
「ああ」
「苦しいだろ、それにきつい」
「でも、こうどうしたら死んじゃうだろ」
いや、いや。
「別に好きな人ならいいじゃねえか」

kisstocry氷雨十題

愛ではないと、知っている



02. 冷たすぎる音色
「ギズベルト、着ていたのか」
「ハインツか」
だが二人の会話はそこで止まる。

03. ゆるやかに首を振った

05. ありはしないよ、そんなもの

08. とぼけた答え
09. 君を思いだす仕草に見とれた
10. おひとつ、お尋ねしよう
kisstocry思い出を重ねた十五題

擦り傷みたいな関係でした。










kisstocry
4089 : 最後のさようならで愛を知る
4090 : 愚者達の未来
配布元反転コンタクト忘れてあげられなかった
あなた以上の悲しさがあろうか(グレ真)
柊真昼、彼女はそうまで最強で、かばう価値がなかったか。16歳で、そんなはずがない。自分の目の前にいた少女は強くもくるっているわけでも、まして強いわけではない。ずっと、弱かった。
天才が痛みを感じないなんて嘘だ。すべてすべて皆が真昼という少女に押し付けたのだ。背負わせたのだ。普通でいられるわけではない。

掴めない、未来
背中合わせの愛情
夜は怖い(ナナリー、ルル―シュ)
「ああ・・・」
「お兄様・・・」
こわいこわい。夜がはれることはない。










26. 浅ましささえ切り取ってくれたのなら、
27. 月が眩しいだなんて、そんな戯言を。
28. …怨まないでくれよ
29. 黒い雨は嗅ぎ慣れ過ぎて
30. そして、膝をついて項垂れたkisstocry
2749. ごめんなさいね。もう、アナタみたいな立場の人を信頼も信用も出来ないんです。その気持ちを、より強くしたのは紛れも無くアナタ達なんです。
2750. 排斥とか排他とか、そろそろ止めないといけない。
2751. やりたいこと明確にしないと伝わらないの?それは感性が麻痺しているのではなく?
2752. 悪いのですけれど、私はそれに時間もお金も割けないんです。
「ばかみたい」
「だよな格好悪い」
「全然」

2756. 逝ってらっしゃい お還りなさい
マリアンヌは他者になりたいのだろうか。シャルルは追わない。問い詰めない。深入りしていい時とそうでないときがある。

2757. 私が現実見ないから 親に溜息をつかせる 私がやりたいことをやるから 親に溜息をつかせる 私は芝居も出来ないし 人形も作れないし脚本もかけないし絵画もかけないし文章もかけないのにやろうとするから周囲を絶望させる
2758. 「趣味に留めておくのも幸せだよねぇ~。」趣味で?どうやって?何処で?
2759. ねぇ、お前。どれだけ失礼なこと言ってるか解ってる?
2760. 本当は芝居を続けたいけれど芝居ではやっていけないという諦めがある時点で幸せではないのです
配布元猛毒劇場
止まりかけている針を戻そうか(オルドリン、マリー)
いつか心からマリーが笑えたら。
怖いものも何もかも、でも、マリーから復讐を取り上げることはマリ―ベルという少女から何もかも奪うことだ。


あなたで言うところの均等ってやつ
果敢にも掟破り
配布元神威
3171 : 灰まで君色
3172 : お別れの花は向日葵
3173 : 君へ贈る溜め息(スザ→ルル)
ルル―シュ・ヴィ・ブリタニアは歪んでいる。それがわかっていたくせに僕は理想を押し付けた。けれどその性格の悪さと同時に彼は純粋だ。

3174 : 焦がれていた日々に愛しい人の姿は無い
3175 : 古今、君を求めていた(ゼロ、シュナ)
「そうだね、私は父上に認められたかったかもしれない」
「まさか、そんなこと」


3179 : 幻みたいな夜だから
3180 : どこまでも黒くいつまでも白い
配布元反転コンタクト
0847 : 致死量の笑顔(はやはち)
「お前名」
「行こうよ」
そう言って、背中を向ける。ああ、もう心臓がうるさい。
「・・・くそっ」

0848 : 俺が閉じ込められました
0849 : もっと、いっぱい
0850 : きみにはなれず
配布元反転コンタクト
どうせ忘れちゃうんだ、そうでしょう?

値をつけないと気が済まないんでしょ(リヴァミレ)
「奥ゆかしいからな」
「会長がカ」
「たんに悪いものでも食べて、運動不足だろ」
「そういうところがルル―シュは危険なんだよな」
「そうか」
ぷっ、とリヴァルは笑う。
途切れていく時間の中でも
全部洗い流せると勘違いしていたの、
退路を断ち切ることは容易かったはずなのに
「・・・・カイザー、背中かして」
こつん、とアリシアは頭をカイザーに乗せる。
「先輩?」
「少しだけだから」

手は繋いだかい
送信箱に放り込むいくつかの叫び声(ロイせし)
「・・・・乙女の秘密です」
「そうだね、君はお姫様ってタイプじゃないもんね、何かあれば友人に相談するタイプだもんね」
「それはどうも」

愛を休めた

kisstocry





16. 青と白のなかで
「いいかげんにしろ」
「・・・・何で止めるの?」
アルフレートがにらむ。



kisstocry月で10のお題

01.満ちては欠ける
02.囚われの三日月
「シン・・・・」
兄さん、貴方は今何を思っていますか。俺はあなたの。
「・・・・」

03.幾つもの姿
04.月のない夜
05.真昼の月
シンは月を見ていた。いつまでもいつまでも。

06.十六夜の晩
07.雲の向こうに
08.太陽を失った月
09.望月の頃
10.月光を浴びる配布元七色の橋を渡って
2581 : 悪夢に抱きしめられたお姫様
ナナリーのすざくへのきれっぷりについて。そりゃあ、内側にすごいものがあったんでしょう。マリ―ベルといい、シャルルといい余裕がないですね。まあ、兄がゼロで。でも多分、ぐれたのではなくスザクがひどすぎたから当然のような。マリアンヌが死んでから本来の自分を隠すってよく精神おかしくならないな、それとも皇女であることがそうなのか。ナナリーは最初から最後まで皇族だったってことで。

2582 : 後付けの未来に負けるな
2583 : 禁煙フラグが立ちました
2584 : 君が近寄れない場所
「シュナイゼル様・・・」
近づけない、触れれば傷つくような、壊れそうな、怖いような。ナナリーもそんな怖さがある。

2585 : 二回目の嘘と三度目の正直
2586 : 日本語でもう一度
2587 : 歯形とキスマーク
2588 : 無添加の恋人(スザルル)
本で顔を隠し、キスするって。
「ちゃら男か」
「ひどいな」

2589 : 玩具の殺し屋
2590 : さくらラング
配布元反転コンタクト
291-300

遠いのだ君までの距離(スザ→ルル)
「まあ七年だしな」
「そうかな、本当に絆があれば距離なんて」
「スザクはわがままだな」

きっと君は信じないよね、僕だって信じられない
どこまでが本物の自分でどこからが作り物かなんてもう分からなくなってた
こんなに悲しいのに、どうしてかな、涙枯れたまま(雪→八)
「いってらっしゃい」
由比ガ浜さんが彼と部室に出ていく。
自覚がないのだろう。でも、このまま彼が同じ方法取っていたら、彼は。

君がいてくれないと、泣くことだってできないよ
おかしいね、君がもう隣にいないから、泣きたいのに(パラレル)
自分で決めたことなのに。彼は部活をやめた。交流もなくなっていない。
でも、もうあの三人での時間は来ないのだ。
「よう、早いな」
「ええ、貴方も」
何も変わっていない。

あの人の冷たい視線だけで、わたしは息もできなくなっちゃった
憎んでもらうことさえ、高望みだったのかな
もう夢が見れないのだと気づいた(八結、はやはち)
壊してしまったのだ、大好きな時間を。
「・・・・からかうなよ」
「だって」
その表情は私がほしかった。

眠ったところで忘れられないけど
配布元確かに恋だった

17. 僕には勿体ない人です

19. ひとつの偶然を捨てた

22. 幸せ巡り
24. 全てを置いていけたとして、

27. 君だけは譲れない

29. ずっとこのままでいようか
30. 108本の薔薇を交換しようkisstocry
4271 : 君を愛せないことに、不満なんてない
4272 : 暗い手の中で太陽を探す花
4273 : 君を起こすと約束したから(スザルル)
「馬鹿だよ」
「最高の間違いだろう」
「お前たちは全く」

4274 : 願うなら幸せを、叶うなら来世を
4275 : 愛だって恋に落ちる(はやはち)
いや、なに、無意識にあいつの姿追いかけてんの。
机に思わずつっ伏した。
「・・・・」
違うから、これはそんなのじゃ。

4276 : 冷たい鎧をつけた優しい心
「その評価は変わらないよ、アルフレート」
「お前は同情と友情を混ぜていないか」
フレッドは人を信じる。それはいいことだが。
「僕を心配してくれるのか」
「俺は別に」
「大丈夫、彼は君が思うよりいい人だ、ほらわかるだろ、彼は不器用なんだ、本当は優しくて温かい人だけど、素直にそういう感情が出せない、君ならわかるだろ。本当に冷たいなら、三人も孤児の世話なんてしないよ、心がなければ人は代えられないんだ」
「いや、それは・・・」
「うん?」
4278 : 祝ってほしいなら歌ってやろうか?(はやはち)
「ああ、まあ応援する気ないし」
「お前」
さも世間話するようにいいやがった。
「君は自分の恋が素直に応援するほど、今まで普通に過ごしてきたかな」
にこり。
「・・・つまり由比ガ浜を応援すると」
怖いが、まあそうかなと思う。葉山は俺にい感情持っていないし、この先嫌いな感情が俺への好意になるのはありえない。
「・・・というかさ、君はまともに、男女交際できるの?普段の君を見ていると、どうも信じられないけど」
「マジレスするな」

4279 : 消えろと笑ったもうひとりの自分
4280 : 空を飾る宝石は曇らない
配布元反転コンタクト


17. そうやって穏やかに笑っていてよ


20. 君はいない、いない、と強く言い聞かせることでしか

22. こんなにも深い愛情をどうして伝えようか
アレクシスとアリ―シャは、日だまりの中でアリスをなでるそばかすの少年を見つけた。ほほ笑んでいる。
それは優しい光景だった。でもまるで兄が妹を見守るような、逆なのにそう見えた。

23. 正しいと思える道を歩んでもいいんだよ


28. 待ち人、来たらず。が、よく当てはまっちゃうねkisstocry
仄か十五題

そんなカタチの関係の秘密


01. 紡がれた言葉
優秀な兄、オリバーにとって、祝福ではなかった。マギア・ウォー、彼らの一族は貴族の間の闘争の間にすべてをささげ、オリバー自身は闇と炎のマナを持つにいたった。だからこそ、ディアナとウォンの間に起きた鬼属との戦闘も当然というべきだ。








12. 追いかけた終わりがあった
「?」
サアラが不思議そうにヴォルフリートを見る。
「アリス様、彼は誰です」




kisstocry
02. いい子だからここで笑って待っていて。
03. 心の中で、ごめんねといつも謝ってばかり

05. 白い白い、雪の上、ふたつの小さなあしあと


3581 : ただの塩水を海とは呼ばないでしょう?
3582 : 落ち着け相手は寝ぼけている(スザルル)
「ルル―シュ・・・」
寝ながら俺の名前を。何だろう、幼い時の夢でも見てるのか。そう思い、定位置に座り、生徒会室の中で本を広げたが。

3583 : お前が持ってくる物なんてたかが知れている
3585 : 名残惜しいから嫌い


現実を飛び越えて(はやはち)
「ここはこういう方がと来やすいよ」
「お。おお」
イヤ居心地悪いんだけど。葉山の家で部屋で。でも、そういう関係も趣味も俺は持っていないが。
これはあれだ、17年、男友達いないから。
「・・・・お前、よく疑われないな」
「なにが」
「今みたいなの、けっこうするけど」
ああ、と意味に気付いたらしい。
「いいことばかりじゃないんだよ、俺はそこまで人間ができていないよ」
あの、わかる前提で話すの止めてくれない。
「同じ距離でいるつもりなのに、みんな、それ以上だとかってに決めるんだ」
自分よりはよほど彼女を手に入れられる、彼女も彼を手に入れられる。けれど、彼らはずっとこういう孤独を持っていた。まるでそれ以外は偽物だというように。こいつの彼女とか、大変そうだな。
「君は彼女とどこまでいけるんだろうな」
「わかんねえよ、そんなの」
彼らの過去は、自分程度が変えられるはずがない。葉山が雪の下をどう見ていたとか。
「君は意外と一途そうだしな」
「俺は別に相手に清廉潔白とか押し付ける気ねえよ」
今、彼女は自分を選んだが将来は分からない。俺の手を取り続ける確証はない。
「だから、その、誘惑するなよ」
「俺は相手にされてないから、それに彼女は君を離さないから、永遠に」
応援してくれているが何だろう、俺を別れさせたいのか、中学は雪の下は外国で救えたかどうかは不明だ、愛と彼女の傷は別物だ、おごるな、甘えるな。ただ別れる時があっても彼女が次を自分で選ぶ時が来ますように、恋愛というか宗教臭いが。
特別は作らない、けれど葉山は雪の下ではない。別れも出会いもちゃんとしないと進めない。
「お前、実は俺が好きだろ、雪の下に取られたくないだけだろ」
「自信をもちなよ、君は選ばれたんだから、まあ君達は長続きするかは、今は言わないでおくよ」
ご、ごめんね、まあ一年もくっつくかどうか見せられてこじらせて。
「俺はしつこいんだよ」
「まあ親友みたいな夫婦もいるしな、気の毒に」
「俺を信用しろよ」
「君のそういうところは急に直せないだろ、期待してないから大丈夫」
妬いているのかな、よく考えれば今否定しなかったし。ええっ、そんなに僕ら別れそうですか。
「誘惑は君の方が弱そうだし、結衣も覚悟決めただろうし、君がすんなりうまくいくならこうなってないだろ、根性のない君のことだからきめておいてずるずるして、変な意地張って喧嘩して、相手が折れるのを待って、そのままとかありえそうだし、あまり彼女を甘やかさないでね」
「見てきたみたいなことをいうな」
というか、それは幼馴染として雪の下家族にかかわった結果なのか。
「もうかかわらない相手とはいえ、あまり駄目になっていくのも見ていていいものではないし、君はリードできるんだよね?」
「お、おう」
ふけえよ、お前らの溝。まあね、普段の俺見てたらそう不安に思うのも、俺がいい方向に導くとか、一年の言動見てれば、どんだけ俺が好きなんだよ。・・・・・こいつ、俺、スキなのか・・・え、妬かれてんの。
「・・・・」
「顔が赤いけど、どうかしたのか」
「じゃあ続けようか」
近い、近い。男のくせに何でいい匂いとか、いい声すんの。
「俺は誘惑されても断るぞ」
「そうだな、でも何で急にここで宣言を?結衣への宣言か、後何で固まっているんだ」
俺にそんな変態趣味はない。ないが、ないはずだが。

「イケメンが怖い」
「・・・ヒッキー」
「比企谷君」
ゼロ距離とか、近頃の密接禁止を知らないのか。
「わかるわ、友達いない18年にあんな虫好きが近づいてきたらコロリよね」
「・・・俺は雪の下、大事だ」
「嬉しいけど、目を売る売るさせながら手を握られても」
「俺は女の子大好きだ」
「うん、隼人君、迫力あるもんね」
・・・・どういう三角関係なんだろう、お兄ちゃん達。

蜃気楼を編む(賢、大輔)
「そう言われてもな」
「いいだろ、別に」

音楽は叫ぶ
真実のままを許さない
断末魔になるまで en

1718 : 届かない現れない(はやはち)
「きみがよくわからないんだけど」
「うるせえよ」
「普段はあんなに認めるの嫌がるのに」
服を選んでいるが、まあ、むかつくわ。
「こじらせているんでね」
「そうだな、でも、頬を膨らませながらにらむのは高校生がすることじゃないよ」
さらりと人の数分前の嫌な記憶を思い出させるな。
「俺はお前の趣味がわからんわ、そんなにひねくれたやつをす、すぐ」
いやだな、思い出したくないな。
「きみはしつこいな、いい思い出じゃないか」
ええ、アレ両想いじゃなければ犯罪だと思うんだけど。
「・・・ともかく、もう少し清純でいこうぜ、ほら長くなるし」
「え、そんなに付き合う気なのか」
何か微妙に困っている表情は何、あれか、微妙な顔してるくせにキモいことを言うなか?
「すまん、言葉のあやだ、うん、多分、大学の途中までは付き合いたいな?」
「すごい告白のようだけど、まあ、あせらなくてもいいだろ」
「え、それお前が言う」
「よくいうだろ、かわいい子は独り占めしたいって、浮気は許さないよ?」
「・・・お互いのこと理解しあうべきだと思うぞ」
「君はたまに大胆だな、・・・・・いい傾向だけどさ、じゃあ、買ってくるよ」
だから俺は高校生らしい清らかな恋愛がしたいんですが。
「小町、お兄ちゃんいえにかえりた」
「うん、じゃあ、お友達の家に泊ってるって言うね、頑張れ♪」
切られた。
「次何買いに行く?」
「とりあえず、かたを抱くな」


1719 : クラスの実力者
1720 : 夢中で君に重ねた理想
配布もと反転コンタクト

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