ruka126053のブログ

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第7章―


ズダァぁぁァァァン。
「しねええええええええええええ」
「くたばれぇぇぇぇ」
ネオ人は今日も守るために侵略する。

「それも期待の一つなのよね」
「正しくないけど」
夢を抱くのだ。

ゴットフリードが勇者から降下してくる。
「タチカ」
冷たい能面のような少年だ。
「・・・戻ってきたんだな」

新装備、その武器の名前はミーティアの竪琴。

神罰、というべきか。
その武器は使用するだけで、破壊する。オレンジ色の雷鳴が天空を引き裂く。

空母の上に、ミディアムのゆるウェーブにオレンジのジャケット、短パンの女神、そう言っていいほどの美貌と品のよさを漂わせて、絶体絶命のヴァルディアの元に向かう。新装備としんスステム、勇者の精鋭部隊を連れて現れた。
「あの鷲の紋章はまさか」
セリュージョンの将軍が焦りを表情に表わす。

「世の中、いらない奴殺せばすっきりするのに」
「こらこら」
「物騒だな」
「馴れないことが続いたからな」

「何だ、君まだ生きていたのか」
「・・・おやじ?」
勇がは驚いたように、目の前の白衣の男を見る。
「やめてよね、そんな呼び方、僕はまだ20代だよ」
「会いに来てくれたのか?」
「ん、ああ、まあ、ゼウスに恩は売りたいしね。やあ、勇が、元気か?」
「父さん・・・っ」
勇がは体を起こし、青年のもとに駆け寄る。
「ハイ、抱きつかない、僕の息子にしては君、馬鹿な反応だな」

全ては失った恋人のために。そのために響子の戦いは会った。過剰な武装やコスモ・シードの改装、部隊の編成。敵はゴットフリード、ただ一人を倒すために、冷酷な狩人に断罪を与えるため、ヴァるディアのデータをとり、それを女性方のユーロピア製の勇者に作り替え、パイロットを載せていく。
ヨーロッパで大きく支配地域を我が物にしようとするアトラスの部下達とそのパイロット、アポクリフぁの少年少女、貴族達。彼らは毒へびの紋章に剣を掲げていた。それこそが彼らの部隊ヴィペールの紋章。
「中央会議には君も出るのかな」
地球防衛組織ヨーロッパ支部部長ゲイル・ヒートにロシア支部の戦術士官のヴァダ―・ザ―トはそう声をかけた。
「・・・ああ、本格的にエンディミオン掃討に入るらしい」
ゲイルは格納庫の方の勇者たちをみる。
「お前の部隊も参加するんだろう」
「そりゃ・・・」
施設内のいたるところに勇者に関連した特撮ドラマやアニメが流れていて、旧世代の音楽が流れている。
「お前は平気なのか?」
「何がだ」
ヴァダ―は不思議そうに首を傾けた。
「第二次勇者戦争、あの戦いで俺たちは自分の子供や孫に遺伝子なんかというふざけた代物で勝手に未来を決め、今も戦場に子供を正義といって送り込んでいる」
「それは仕方ないだろう、俺たちじゃあれは扱えないんだ」
「・・・俺の子供は来年検査を受ける年になる、舞台のヒーローになりたいとな」
「・…だが、おそらくあの子は軍関係の仕事に勉強につくことになる」
「戦争何だ、仕方ないだろう」
「そうだ、仕方ない・・・だがヴァダ―、これは正しいのか?本来なら俺たちだけで背負うものではないのか、才能がないだけで俺の息子に挑戦する権利さえ与えないのが本当に正しいのか?」

「屈辱に耐えろというのか、この私に」
「殿下、抑えてください」
「余裕こそ将の証です」

「すべて、許すのはすばらしいが、響」
「何だよ」
「それは人間じゃない」

・・・・ここが、宇宙人の敵の基地。
以外と自分は大物なのか。

ついてきたけど家に帰してくれるのかな、。
「あ、こんにちは」
廊下に通りかかったゴットフリードを見張りの兵士を連れた立夏が声をかける。
だがゴットフリードは無視する。
「おい、ゴットフリード」
「ふん」

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