・女子高生の性事情


女子高生の性事情


最近、女子中高生を中心にクラミジアや淋病といった性感染症が急増している。そんな話しを耳にしたのでちょっと調べてみた。中でも最も恐ろしいエイズに関しては厚生労働省のまとめによると、平成13年の全国HIV感染者(薬害を除く)は621人。これは前年の1.5倍。中でも女性は20歳~24歳の層の感染が最も顕著であるという。しかしこの感染者数は検査を受けた人の数であって、実際の感染者は爆発的に急増しているそうだ。エイズは通常、感染後、10年から15年で発症するといわれているが、実際は生活環境によって5年から10年で発症する。つまり、女性の性交渉によるエイズ感染は年齢から計算してほとんどが10代の頃に感染しているということになる。10代の頃の認識の甘さがツケとなって20代にきたと言うわけだ。


別の調査では女子中高生の性交渉率というのがあって、これによると驚くことに性交渉率は約50%。つまり女子中高生の2人に1人がなんらかの形で性交渉をもっているということになる。


なぜ今の10代はこれほどまでに恋愛や性といったことに軽率なのか???


テレクラ、メール、インターネットといったさまざまなものが今では発達しているが、しかしそれらのせいではないだろう。なぜなら出会い系にしろそれは使う側のモラルの問題。それで結婚するケースもあれば病気をうつされるケースもある。それ自体が悪いわけではない。


ではナンパはどうだろう。ナンパはそれ自体が間違っている。ナンパされてついて行って遊ばれるのは当然のこと。国語辞典でさえ「ナンパ」を引けば「遊び」と出てくる。男がナンパするのはその女性に魅力を感じているからではない。単純にヤリたいからだ。その中で適当についてきそうな奴に声を掛けているだけだ。おそらくそのことを認識できていないのではないだろうか。


頭が悪いと言ってしまえばそれまでだが、やはりこれは恋愛や性に関するそれぞれの認識の甘さとしか言いようが無い。最近の10代といえば、夜のコンビニにまるで光によってくる昆虫のようにたむろしているものもいれば、昼間の海や夜の海でナンパやナンパ待ちをしている人たち。孤独なのかなんなのかよく知らないが、そんなことをしても心の隙間は埋まらない。


性に対して軽率なことは悪いことだと思う。なにより、生命に対する冒涜だからだ。そしてその罰として性感染症というものがあるのだとも思う。しかしもうすぐその罰ですら受けなくていいようになる。医学の進歩と言うのは非常に優秀で、すでにアメリカの大学ではエイズの特効薬が研究、開発され試験的に投与が始まっている。あと数年から数十年で世界中に普及するだろうと言われている。それにより、例えば日本においては薬害エイズに苦しむ人々は救われるだろう。それはすばらしいことだ。しかし一方でもっともっと人間は性に関して軽率になるだろう。そしてそれがまた新たな問題を生み出すことは明らかだ。例えばイギリスの例を挙げれば、イギリスでは日本よりかなり前からピル(経口避妊薬)が使われてきたが、結果、最近の調査で河川に住む魚貝類のメス化が進んでいる。原因はピルを使うことで女性ホルモンが尿から排泄され、下水から河川に流れ出たそれらが生物のメス化を引き起こしているそうだ。さらにその汚染された水は厳重な水質検査を容易にくぐりぬけ、家庭の蛇口をひねれば出てくるという。いくら医学が発達したとしてもどこかで人間はその代償をはらうことになる、ということだ。


最後に昔、僕の友人でT君というのがいた。Tは恋愛や性に関して非常に軽率な奴で、いわく「ヤレたらいい。」そうだ。僕は何度かTと議論を戦わせたことがあったが全く彼は聞こうとはしなかった。そんなある日彼から電話がかかってきた。なんとエイズに感染したかもしれないというのだ。話によると、ナンパで知り合った女子高生とラブホでH。朝、目を覚ますと女子高生の姿はなく、ただ洗面所の鏡に口紅で「エイズワールドへようこそ」とだけ書かれていたそうだ。Tは怖くなって僕に電話をしてきた。病院に行くべきか迷っている、でもエイズだったらどうしよう...。僕はその言葉に思わずキレた。「お前さっきから何寝言ゆうとんねんっ!!お前が自分で巻いた種やろ!!なったらなったでハラくくらんかいっ!!」僕はそういって電話を切った。後で聞いた話によるとTは運よくエイズ感染を免れていたそうだ。そして反省もなくまたナンパをしては女をホテルに連れ込んでいるそうだ。おそらく次は神様も見逃してはくれないだろう。


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