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ひであき104 @ Re[1]:TECH1(テックワン)(04/28) yastroさんへ はじめまして! この記事、…
yastro@ Re:TECH1(テックワン)(04/28) はじめまして 20年近く前の記事にコメント…
ひであき104 @ Re:BMW C1がまたクラッシュ(02/05) 訂正しました ありがとうございました
ひであき104 @ Re:BMW C1がまたクラッシュ(02/05) 180kgですね ポンドでも408…どっちも違い…
y9う@ Re:BMW C1がまたクラッシュ(02/05) 380キロ???????? 180キロですよ…

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2006年04月28日
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最近のクルマってコンピューター化がすごい!





エンジンマネージメントやらトラクションコントロールはもちろんだけど、カギを使わずにエンジン始動できたり、前を走る車と車間距離を保って自動で追従しながらハンドル操作までする車まであるほど!










そこまで必要あるんかいな?という疑問はあるけれど







それより問題なのは、そういった電子機器満載のクルマが万一故障した場合は、専用のテスターがないと手も足も出ない場合が多い








そこまで極端ではないけれど、ロータスにもエスプリ以降のモデルには、最低限エンジンマネージメントとかABSとかに電子制御が使われるようになった














そこで問題発生











なによりも 軽量化を優先したコーリンチャップマンのロータス思想





コンピューターの ICも軽量化 された可能性が高い















つまり末永くロータスエスプリやロータスオメガ・カールトンを維持するためには、ボディやエンジンのメンテナンスと同じかそれ以上に、コンピュータのメンテナンスが必要という事になる












そこでも問題発生






ロータスも最近ではロータススキャンなる専用テスターを各ディーラー等に配備しているが、エスプリのV8以前は、GM(ゼネラルモータース)系のコンピューターを使っていた関係で、GMのTECH1(テックワン)というテスターを必要としていた



TECH1は80年代後半から90年代前半に使われたテスターで日本でもヤナセなどで使われていたが、その後はTECH2に進化







その進化具合は、ファミコンからプレステ2くらい一気に進化した







その結果、GMのクルマならばTECH1時代の車でもTECH2で引き続きサポートされていたが、丁度その頃GMグループを離脱したロータスは、TECH2のサポートを受けることなく、TECH1だけに取り残される結果になった







つまりロータスエスプリとロータスオメガ・カールトンの電子機器用テスターはTECH1が最初で最後







東京や大阪のロータス専門店は、当然TECH1を常備していらっしゃるが、地方のショップさんでは、ほとんどロータスエスプリやM100エラン専用とも言える診断機器を常備するというのはまず無理な相談である






やはり将来的なことを考えると、是非とも個人的に欲しいアイテム







しかしTECH1テスターそのものが2003年には製造中止になっており、手に入れるためには中古を探すしかない








そもそもこの手のテスターって、需要が整備工場やディーラーに限られるため、一般的な感覚からすると異常に高価であるうえ、流通量も少ない










一説にはセットで80万円だったらしい











仮に値段の事は置いておいたとしても(置いてはおけないが)









流通量が極端に少ないため、ヤフオクなどでお目にかかることもほとんど無く、個人で手に入れる方法は皆無に思える















そこで考えた











日本では入手困難でも、GMのお膝元アメリカ合衆国でなら流通しているかもしれない










アメリカの(世界の)ヤフオクとも言えるebayUSAで検索したところ・・・

















しかも、ボロい物なら100ドルくらいからあって、送料を入れてもかなり現実的な値段に思えた











しかしここでも問題発生










アメリカ人の特性?か、イギリスのebayではほとんどが海外発送OK(will post to worldwide)となっていたのに、アメリカの出品者はほとんどアメリカ国内にしか発送しない








けちっ









気長に海外発送してくれる出品者を探していたが、なかなか出てこない









ここで発想を変えて、アメリカ近くの国カナダで探してみると








あった!will post to worldwideのTECH1!







コンディションも良さそうだったので、世界規模でのオークションに参戦





名付けて World War Tech1





オークションの極意はいずこも同じ



終了直前の入札連打で無事落札する事ができた






落札後の発送や支払いの打ち合わせも、カナダ人とのメールのやり取りともなると、ある意味異文化交流でそれなりに楽しい








それから待つこと1週間








はるばるカナダのカルガリーから、カルガリーヘラルド新聞に包まれて無事に届いたTECH1


Pa0_0001.jpg







開けてみると






ラ~ブレタフロォ~ムゥカナァ~ダァ~♪


鼻歌も出るくらいコンディションが良い!


Pa0_0006.jpg





カルガリーといえばオリンピックくらいの印象しかなかったが、これからはTECH1というイメージが加わった






これをロータスエスプリやロータスオメガ・カールトンで使うには、専用のカートリッジや接続ケーブルがさらに必要なのだが、急ぐものでもないし気長に揃えていく予定







カートリッジが揃う頃には、英語で書かれた取扱説明書も理解できるかな






まあそれまではなんとなく機械を眺めるだけでも楽しい・・・と思って隅々まで眺めていると














隅っこの方に小さく

























MADE IN JAPAN













つまり イギリス の車を診断する アメリカ のテスターを カナダ から入手したら 日本製だったと・・・









エスプリ保存会の活動もワールドワイドになってきたな・・・























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Last updated  2006年04月29日 00時24分29秒
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Re:TECH1(テックワン)(04/28)  
yastro さん
はじめまして
20年近く前の記事にコメントさせて頂きます
TECH1を探し求めてこちらの記事にたどり着きました。
その後TECH1はどうなっておられるでしょうか? (2025年10月18日 14時47分46秒)

Re[1]:TECH1(テックワン)(04/28)  
yastroさんへ
はじめまして!
この記事、もう20年近く前になるんですね・・・早いなぁ

そのカナダから入手したTECH1の記事の後にもいくつかTECH1ネタを載せてますが、結局アメリカからロータスのカートリッジやケーブルがセットになったものを入手し、不足のカートリッジも足して、ロータス向けにはだいたいの診断ができるようになりました(エアバッグのカートリッジは未入手ですが)

今でも時々役に立ってますよ

ただ、このTECH1で診断できるエラーコードはかなりアバウトなので、エラーコードを元に不良箇所を経験から類推しなくてはならず

先日も診断でエラーコードはハッキリしたのですが、結局専門店のお世話になることもありました

知る限り、東京のオーセンティックカーズさんと、大阪のミツヤマモータースさんにはTECH1とロータス用のカートリッジがあり、かつエラーコードを元にした診断スキルがあると思いますよ

参考までに (2025年10月19日 22時23分43秒)

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