ごご

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添乗記 ドジ編



トルファンにて
トルファンというのはシルクロードにある町です。
そこには火焔山(かえんざん)という、名前のとおり、見るからに熱そうに赤い山があります。別に燃えていないんだけどね。
6月のシルクロードはむちゃくち暑い。アフファルトは溶けてます。
その火焔山の前で記念撮影しました。景色は最高でした。
たまたま人数の多いツアーだったので、新人の男の子を研修がてら連れていきました。
彼は仕事内容がまったくわからないので、私は人数と荷物の個数だけはきちんと数えるのが大事だ(自分がしょっちゅう数え違いをするから)。なんて偉そうに言ってました。
記念撮影後、いつものごとく人数を数えてもらって、本来だったら私も確認してから出発するのに、暑くて面倒だったので、OKです。っていう言葉に安心して出発してしまいました。
しばらくして、のんびりとバスはトルファン市内へ向かっていたら、後ろから人が走っているのにバックミラーで気づきました。
・・・お客さん1人残してしまいました・・・・
私もお客さんも顔が真っ青w暑いのにw
あんなところへ残されていたらヒカラビテしまいます。
ごめんなさいね。今でも思い出します。

リオデジャネイロにて
上記の出来事があってから、私は人数を最低2回数えることにしています。
数年後のブラジル旅行の時、リオ(ブラジル)に到着した一行は、夜着だったので、そのままレストランへ行きました。日本食レストランを予約していたので、すごく楽しみにしながら。
リオの夜景(って言ってもスラム街の夜景)を鑑賞しながらやっとのことでレストランに到着。
おおおNHKが流れてるー!なんてお客さん達と喜びながら日本のビールにて乾杯!
ふぅ。なんか落ち着くねー。なんて言っていた時です。
席が1つ余ってる・・・。しかもお客さんが気づきました。
私はひさしぶりに顔が青くなりました。
どう考えてもリオに着いたときはちゃんと人数いたんですが。
も、、、、もしかして、、、、バスから降りてジプシーにさらわれた???
いや、彼は旅なれているし、若いからそんなことはない。
ええええええええ!!!どうしよう!!!
まじであせりました。探すにも探せないし・・・。

その時です。ガイドさんが彼を連れてきました。
どこにいたんですか????って聞いたら、
「バスの中で寝てました」
だったそうです。まじであせった。いやいや降りるときの人数はさすがに数えなかったです。彼いわく
「起きて気づいたら、バスはすごいスラム街に止まってたよ。バスの運転手さんは誰もいないと思っていたので、降りようとしたんだけど、必死で俺いるよ!って言っちゃった。運転手は超びびってました。」
びびっていたのはこっちだよ・・・。

まぁ失敗談なんてしょっちゅうです。

一番ショックだったのは、初めて言ったヨーロッパ(イギリス)添乗のこと。

ホテルでチェックインの時、私が必死で英語を話していました。
そしたら フロントの彼女
「Speak English,Please!」
今でも思い出します。英語で話していたのに・・・。
それからイギリスは大嫌いになりました。


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