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2007年02月12日
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カテゴリ: 画像処理・DPE
PICT5196.jpg


ノイズ、というのは電気屋さんの理想に従えばいかなる種類のものでも当然ないほうがよいもので。
その考え方では消せるものはとにかく消そうという考え方になるのでしょう。

あいにくと、私のアイデンティティは電気屋さんでなく、さらにいえばレンズ屋さんであるよりは画像屋さんであるので、まったく異なる考え方をします。

最近仕事でノイズとシャープネスに関する議論があり、その結論を来週早々に出すことになりました。
うちの会社が画像処理をお願いしている会社の技術者は、最もノイズを低減する設定を推奨して、それに対するこちら側の回答を問うてきたのです。
一般にノイズとシャープネスはトレードオフになってしまうもので、どこでバランスを取るかが大事になってきます。
ところが、今回の話はそれだけではありません。

今回、私が重要視したのはノイズの周波数です。

まったくランダムに発生する多くの周波数成分を含むノイズをWhiteNoiseといいます。

BlueNoiseは最も消しやすく、かつ消す処理によるシャープネスへのインパクトの少ないノイズです。
PinkNoiseを消そうと思うとかなり強力な処理をしなくてはならず、シャープネスへのインパクトを軽減するために複雑な処理が必要になってしまいます。
そして、たちの悪いことに人間の視覚にとってとてもPinkNoiseは目障りに感じられる一方、BlueNoiseは、わずかであれば、原理こそよくわかりませんが、リアリティを感じさせる重要な構成要素なのです。

ほぼWhiteNoiseが乗っていた画像に対し、推奨された設定ではBlueNoiseが消えてPinkNoiseが残る結果でした。
さらにシャープネスを大きく損なっていました。
PinkNoiseが残るようであれば、数値上のノイズが低減したとしても決して画質は向上しないと思うのです。
その上シャープネスまで台無しにするなんて... というのが私の側の主張。
でも高感度のノイズは、よく雑誌やネット上のユーザ評価で言われるポイントだから、軽視できないというのが偉い人の主張。
どちらがどの程度妥当と言えるのでしょうか?

上の写真はISO800です。





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最終更新日  2007年02月12日 15時05分00秒
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