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2007年10月02日
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カテゴリ: 日々のざれごと
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巷では一眼レフはレスポンスに優れていると信じられているようで、そのような論調をよく見かけます。
実際のところ一眼レフは構造上、レリーズタイムラグを比べれば不利な立場の形式のカメラです。

なぜか?といえば至極簡単で、シャッターを開く前にミラーを跳ね上げ、絞りを絞り込むという作業が必要だからです。
例えば、レンジファインダーと比べると、レンジファインダーにはミラーがそもそもなく、絞りは常に指定位置に絞られています。
この結果、レンジファインダーカメラのレリーズタイムラグは10~20mSec程度ときわめて短いです。
レンズつきフィルムのタイムラグは8mSecという測定結果も聞いたことがあります。

一眼レフのタイムラグは標準的には70~100mSec付近で、ミラーがある限りは最速でも公称37mSec、半透過ミラーを使用してようやく10mSec台に届きます。

もっとも100mSecを切っていればそこまで気にすることではないとは思いますが、原理的に一眼レフは速さを求めることが難しい形式なのです。


その理由は2つあると私は考えます。
1つはAFの存在。一眼レフに採用されているTTL位相差検出方式AFは現状で精度、速度の両面で最も優れています。
この形式のAFのためにはセンサーを組み込むためのバックフォーカスやボディのスペースが必要で、この点が一眼レフとの親和性がとても高いのです。

もう一つはもっと本質的な理由です。
レンズが写した像をファインダーで直接観察できるのは、一眼レフとビューカメラしかありませんでした。
というより、一眼レフはロールフィルムでもビューカメラと同じことをするために生まれたようなものです。
実際にイメージャ(フィルムもその一種です)写る像をファインダーで確認できるという利点は、近接撮影や望遠の撮影においてとても有利な特徴です。
望遠レンズを自由に使えることこそ、一眼レフを動体に対して使いたいという需要を生み、今日の発展に至った大きな理由だといえます。

さて、このイメージャに写る像を直接見られることですが、私は"一眼レフとビューカメラしかなかった"と過去形で書きました。
ところが、これは一般的な、ライブビュー可能なデジタルカメラならばごくごく普通にできることではないですか?

この考察の続きはまた明日。





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最終更新日  2007年10月02日 22時25分29秒
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