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◆「基礎体温はずっと低体温で、35度台がほとんどです」 と言われる35歳の方からのご質問です。 *:★.☆:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜Q:これから良い卵が出来る日が来るのか不安です。身長は170センチ45キロのやせ型です。4年間病院で治療を続けてきました。FSHの値が最高で120ありました。カーフマン療法で正常値まで下がりましたが、卵ができず、まれに1個できたとしても空ばかりでした。体質を根本から変えようと、昨年5月から病院での治療を中止し、漢方療法だけにしてきましたが、あまり効果が見られず同時に生理もなくなりました。基礎体温はずっと低体温で、35度台がほとんどです。性交痛があるため性交は1年以上していません。生理が長期間ないと子宮が小さくなると聞いて漢方薬局に相談しましたが、漢方薬を服用しているのでその点を心配するより自力で排卵できるよう頑張りましょうと言われました。このまま病院での治療を中止して漢方療法を続けた方がよいのでしょうか?前に子宮内膜症で卵巣膿腫の手術をしており、卵巣内の卵も削って少なくなっているとも言われました。これから良い卵が出来る日が来るのか不安です。 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽アドバイス:「排卵するのは自力でできる!」と強い信念を持ちましょうね長い期間、治療してこられたのですね。FSH値が高い原因としては、卵巣機能の低下が挙げられます。それによりホルモンのバランスがくずれているので、カウフマン療法によって、ホルモン剤を投与し、人工的に排卵を促す治療をされているのですね。しかし、これは卵巣機能の働き自体を、根本から治癒する治療ではないと言われております。これに対し、漢方薬局では「自力で排卵できるよう…」とおっしゃっているとのことですので、卵巣の機能を高める処方なのかも知れないですね。それについては、漢方薬局にお尋ねになるか、もしくは専門医に相談されることをおすすめいたします。今日は一番先にすることとして、 ・体重を増やすこと ・体温を上げることを重点的にお話していきましょうね。はじめにご安心頂きたいのですが、この二つを改善するだけで驚くほどの健康体質に生まれ変わりますよ。そして身体の機能も正常に働きだすようになりますので希望を持って、明るい思いを意識して読み進めてくださいね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。Y様はかなり痩せ型体質でいらっしゃいますね。身体にとって適正な体重とは健康に生命を維持し、活発なエネルギーの循環ができる数値です。(身長-100)×0.9が理想の体重といわれておりますが、Y様の場合ですと63キロですね。あまりきっちりしてもかえってストレスになりやすいので、この数字にプラスマイナス10%あたりと捉えてください。56.7キロ~69.3ぐらいを目標にしてゆっくりと構えて徐々に増やしていきましょう。適正な体重に足りていないと、身体は生存に必要なカロリーが足りない状態と認識します。脳には視床下部という生殖機能を司る司令塔があります。するとその「視床下部」は生命の危機を感じ、防御体制に入るため、身体を守ることを最優先させます。結果、子供をつくる機能をストップさせる命令を出します。自分自身の命の危機だというのに子供ができたら大変と判断してしまうのですね。Y様の身体もY様を守ろうと、こうした判断をして生理をストップさせたものと思われます。また、低体温といった状態も、身体全体の機能を低下させます。身体の機能が活発に働くには、体内温度で37度以上(わきの下で36.5度)必要です。体内の熱が足りないと、生命を維持するために必要な臓器に対して、身体は優先的に熱量を送ります。すると生殖機能というのは、生命の維持には関係ありませんので、後回しにされてしまい、いろいろな不都合が起きるのですね。別のいい方をするなら、身体が冷えていると血管が収縮し、血液の流れがスムーズにいかなくなります。ホルモンは血液の流れに乗っていきますので、血流が滞りますと当然、ホルモンも流れにくくなってしまうのですね。このようにして、身体というのはいろんな条件が重なり合う中で、生命を維持するためにがんばってくれているのですね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。その身体を信じて、助けていくような気持ちで「一緒にがんばっていこうね」と優しく語りかけながら、バランスのよい食事を心がけてくださいね。できるだけ身体を温める食べ物を取り入れてくださいね。◆参考記事:不妊症を引き起こす冷え性の対策/食事編 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。食べ物をおいしく感じられる…それはとっても幸せなことですよね。身体の調子が少し良くないだけでも、おいしくは感じられないですものね。そもそも身体を維持していくために、食べなくてはいけない食品の数々がおいしい味でいてくれる…ということ自体、とても不思議でありがたいことですよね。「あ~、おいしいね~。」「身体のために役立ってくれて、ありがとう」と話しかけるような気持ちでいただきましょうね。すると不思議なことに、消化器系の器官も非常によく働いてくれるようになるのです。心と身体はつながっているのですね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。では次に身体の温めに移ります。先ほどの説明で身体を温めることの大切さをご理解いただけましたでしょうか。温め方については以下を参考になさってくださいね。◆参考記事:不妊症を引き起こす冷え性対策特にホルモンバランスを整えるには足湯がとても有効です。★参考記事:お湯を使うより著しい効果:スマーティーレッグホットこうしたことを日々実践されますと、身体はメキメキと活性化されていきますよ。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。最後に精神面です。Y様は、ご自分の身体の調子のことや、ご夫婦のライフスタイル、子作りについて…、といったことを、ご主人様とよく話し合い、相談しあっていらっしゃいますか。ご質問からはご主人様のお考えがわからないのでなんとも言えないのですが、お子様を望んでいらっしゃるからこそ治療をされているのですよね?それでいて「性交は1年以上していない」といった状態が少し気になります。性交痛については、器質的な問題がないのでしたら、ご主人様を受け入れたくない…といった潜在意識が働いている可能性もありますし、本当は子供が欲しくない、または子育てに対する恐怖心…といった心が隠されていることもあります。また、Y様は胃腸の状態はいかがですか。悲観的な気持ちになりやすかったり、完全主義的傾向といったものを持っていますと、胃腸も消化不良となり、なかなか健康的に体重も増えにくいものです。過去の手術の体験は大変だったでしょうね。でもその体験が心を縛り、「私の身体はこういう身体なんだ」「卵は作れないかもしれないんだ」「生理もなくなるんだ」などと考えるようになってはいないでしょうか。そうした考えがもし、ほんのちょっとでもあるなと感じられるのであれば、今すぐ捨ててしまいましょう。そして逆の考えを取り入れていきましょう。「人間は心構えを変えることによって、自分の人生を変えることができる」とウイリアム・ジェームスという心理学者も説いているように、「心を変えることによって自分を取り巻く状況も変る」ということは普遍的な法則です。ですから、「現在の身体の状態は自分が思っていることの結果なのだ」ということです。「過去の手術により、もう自分は生まれ変わっているんだ」「私は復活、再生しているんだ」と力強く自分を信頼してあげてください。そして手術のときにかかわってくださった、医師や看護師の方、ご家族、ご主人様に対して心から感謝して、そのことを「ありがとう」の言葉と一緒に、晴れ晴れと開放してあげることです。また、ご自分にも、ご自分の身体にも、感謝してねぎらってあげてくださいね。「ありがとう、私!よくがんばったよね」「ありがとう、わたしの身体よ!お疲れさまだったね」と励ましてあげましょう。ホルモンは自分の体内で作り出せるものです。「排卵するのは自力でできる!」と強い信念を持ちましょうね。そして、お医者様にも、お薬にも「ありがとうございます」という気持ちを持って、治療に臨みましょう。効果は絶大であり、身体が一生懸命にY様の期待にこたえようとがんばっていることを感じられるようになってきますよ。もっともっと自分や自分の身体が好きになっていきますよ。不思議なことに、そうするとご主人様のことももっともっと大好きになっていきます。Y様はどのようにしてご主人様に巡り会いましたか…彼のどこに惹かれ、どんなところが好きなのでしょう。彼の優しさ…ぬくもり…笑顔…そして…二人一緒になれた時の喜び…今も変わらず寄り添ってくれている…ありのままの私を受け入れ、愛してくれている…ほら、心がジンワリあったか~くなってきませんか…そしたらその気持ちをご主人様に向けてみましょう。お料理をつくるときも、お掃除をするときも「あなた、ありがとう…」「お仕事、お疲れさま…」「つたない私だけど、この感謝の思いが主人の疲れを癒しますように…」と心を込めていくことです。こうしたことが実は、Y様の心の奥の母性を引き出し、また育んでいくのです。平行して、女性ホルモンの働きも、とても活発になっていきます。◆参考記事:感謝の力◆参考記事:希望を持とう *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。あふれ出した感謝の波動は、ご主人様との間を循環し、さらにお二人の愛を深めます。その豊かな安らいだ家庭に、赤ちゃんは惹かれて降りてくるのだと思います。Y様が健康を回復され、ご夫妻がますます幸福になり、子宝に恵まれますようスタッフ一同、心から願う気持ちでいっぱいです。 ◆ こんなお便りをいただきました♪♪――――――――――――――――――――――♪ 回答を頂きました。Yです。本当に丁寧な回答をいただきありがとうございました。漢方薬局からも体重を増やすことと体温を上げることを重視したお薬を頂いていますがあまり効果が表れません。しかし、前向きな気持ちをもち、今回教えていただいた運動や半身浴をしながら様子をみていこうと思います。また何かありましたら質問させていただきたいと思いますので、その時は宜しくお願いいたします♪――――――――――――――――――――――♪♪ ////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月28日
◆「そろそろ二人目が……」といわれる37歳の方からのご質問です。 *:★.☆:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜Q:基礎体温をつけ始め、ちょっと気になることを発見しました。2歳と9ヶ月になる男の子をもつ一児の母です。仕事も続けているため、ちょっと間があいてしまいましたが、そろそろ二人目を考えています。基礎体温をつけ始め、ちょっと気になることを発見したので相談させていただきました。生理中も36.65度とか高めです。生理が始まってから15日ぐらいするとやっと36.25度とかに下がり、排卵日かなぁ?と思っていたら、その一週間後ぐらい(生理が始まってから21日ぐらい)にまた36.34度とかに下がり、そこからじっくり体温が上昇し、それから14日ほどたって生理がきます。この基礎体温には問題ありますか?前回の妊娠では、15週から切迫流産で入院し、張り止めの点滴をしていましたが、25週過ぎるころからは歩けないほど張り、結局34週で早産となりました。原因はわかりませんでした。二人目も妊娠したいし、でもまた前回のように長期入院になったら・・・と思うと、悪いところがあれば治しておきたいとも思います。どうしたらよいのか教えてください。 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽アドバイス:身体を温め、心をリラックスさせていきましょう。 二人目のお子様を…とお考えになり、基礎体温をつけ始められたということですね。基礎体温は二層に分かれていらっしゃいますか?生理中の体温が高めということですが、これは体温を下げるための卵胞ホルモンの働きが弱いことが考えられます。そして一気に高温期にもっていく体内の熱量の不足と、高温期を保つ力が弱いこともうかがえるのですが、こちらは黄体ホルモンの働きです。この二つのホルモンは、どちらも卵巣から分泌されますので、卵巣の機能が低下しているのかもしれませんね。いずれにしましても、詳しいことはわかりませんので、一度お医者様に相談されるとよいと思いますよ。ここでは日常でできる改善方法についてお話しましょう。身体が冷えているといったことはありませんか?身体の冷えと生殖機能の働きは密接な関係があります。それについてはこちらの記事をご参照ください。◆参考記事:基礎体温と冷え性また、二人目不妊で悩む方の多くは、出産後に身体を冷やしてしまうことが原因になっている場合が多いようです。産後の時期は身体がまだ完全に回復していないので、水に触れたりすると冷えたり、あるいは湿気にあたったりして、身体を悪くすることが多いものです。昔は、産後の養生法として、「21日(三週間)は水に触れてはいけない」「風呂に入ってもいけない」「川を渡ってもいけない」と云われ、身体を冷やさないようにしてきました。ところが最近では、”清潔”ということのほうに重きが置かれ、産後すぐにシャワーを浴びたり、シャンプーをしたり、また湯船につからずシャワーで済ませてしまう傾向にあるため、かえって身体を冷やす方が増えています。そして、本来排出されるべき悪露(おろ)が出きらず体内に残ってしまい、お血(古血)となって血行を妨げます。それが冷えにつながり、子宮や卵巣の機能を低下させてしまうのです。さらに、子育ての忙しさも加わり、ゆっくりと湯船につかることができなかったり…でますます身体が冷えていき、ホルモンバランスや自律神経も乱れていってしまいます。その結果、生殖機能を低下させ、妊娠しにくくなるということがあるのです。まず、この体質の改善が必要となってきます。参考記事:漢方から見た二人目不妊「冷え」の自覚がない場合でも、身体の芯が冷えている場合がありますので、「温め」を実践し、赤ちゃんに居心地のよい子宮をつくっていくことが大事です。温める方法については、以下を参考になさって下さいね。参考記事:不妊症を引き起こす冷え性対策 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。そして精神面の方からのご説明をいたしますと、生殖機能の働きに大きく影響を与えるものがストレスです。参考記事:不妊症とストレス二人目がなかなかできないという方の中には、出産による生活の変化や子育ての忙しさがストレスとなり、それが原因で妊娠しにくくなっている場合があるようです。一人目の育児は初めての経験で戸惑うことも多く、ストレスも多いことでしょう。ましてやお仕事もされていて、なかなかゆったりとリラックスする時間もとれないのではないでしょうか。もし、ストレスを感じていらっしゃるようでしたら、自律神経をリフレッシュさせて、心のゆとりを作りましょう。参考記事:不妊症を引き起こす冷え性の対策/自律神経編二人目が欲しいと思いつつも、こんな状態で二人目ができたら大変…そんな潜在的な気持ちが、心をブロックして無意識のうちに妊娠を拒否している場合もあるようです。そしてあなたも感じていらっしゃるように、「また前回のように長期入院になったら…」という不安が妊娠を遠ざけることもあるのです。長期入院…とても大変なことでしたね。今回も…と考えてしまうのは無理もない話です。でも、大丈夫ですよ。なぜならば、漢方的には切迫流産も、冷えが原因だといわれていますので、身体を温め、心をリラックスさせていくことにより、赤ちゃんをしっかりと育んでいける温かい子宮をつくることができるのです。まず、「私はもう長期入院はしない!」とご自分に力強く宣言してください。そうして心のブロックをはずしてしまいましょう。さらにその実現を推し進めるために、2人目のお子様を授かり、4人で幸せに暮らしている日々を描いていきましょう。毎日どんな風に一日が始まっているでしょうか…。一日の始まりを喜び、家族においしいご飯を作り、優しい笑顔で送り出す…。一日の終わりに、家族が今日も健康でつつがなく過ごせたことを、感謝しあい安らかな気持ちを与える…。そんな風にしていく中で、子供たちはすくすくと育っていく…。どんなことをして遊んであげようか…どこに連れて行ってあげようか…そしてこの子達が幸せであるために、人生の大切なことを教えてあげよう…心をこうしたことで満たしていくうち、いつしか不安も消え去り、生殖機能もどんどん活性化しているはず…。参考記事:希望を持とう *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。最後にワンポイント…二人目がなかなかできにくい場合の原因として最も多いのは、実は”夫婦生活の減少”です。一般的に、夫婦生活の回数と妊娠の確立は比例するのです。ですから、排卵日にとらわれず、心の波長が合ったときにお二人の愛を確かめ合うということも、大切になさってくださいね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。以上のようなことを心がけていかれたら、体調もよくなり、必ずかわいい子宝が授かりますよ。健康になられ、無事妊娠され、安産でありますようにと、スタッフ一同心からお祈りいたしております。 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇ 携帯版のメルマガ(ミニまぐ)配信中 パソコンからでもご覧いただけます ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 幸運を招く不妊克服法 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月26日
◆「今後どのような方法でも妊娠は無理」という言葉にショックを受けております。といわれる36歳の方からのご質問です。 *:★.☆:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.Q:無排卵についてお聞きします。結婚して2年目でまだ子供が授かりません。それまで判で押したように順調だった生理が、3,4ヶ月前から生理の周期が狭まったり、不正出血を起こす事があったので不妊専門の婦人科で受診してきました。結果、癌や病気の疑いはないとのことですが、視床下部を刺激して血液採取するテストでFSHが99の値を出し、無排卵になっている可能性が高く、この数値だと原因が分からないので、どのような方法でも今後妊娠は無理だと言われました。 「今後どのような方法でも妊娠は無理」という言葉にショックを受けております。本当にもう子供は無理なんでしょうか。主人も子供を望んでいると思いますので、とても残念です。その病院に通うようになってから、生まれて初めて基礎体温もつけるようになったので、まだ周期の体温も分かりませんが、もう無理ならばこれ以上子供を望めない結果ばかり出るような作業もしたくないと思ってしまいます。なにか治療法で、少しでも可能性のあることがあれば教えていただけませんか。 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽アドバイス:温かい愛の家庭に赤ちゃんは降りたくなるのですね。まずは、癌や病気の疑いがなくて本当によかったですね。さて、お医者さまに「妊娠は無理…」と言われたとのこと…。とてもショックだったでしょうね。お医者さまはその立場上、データや数値のみに基づいた対処をされますのであいまいなことは言えないのでしょう。しかし、お医者様によって見解が異なることもありますので、可能性を追求するという点で、他のお医者様の意見を聞いて見られるのも一つかも知れませんね。最近では、セカンドオピニオンという制度も普及してきておりますので、ご主人様と相談して見られてはいかがでしょうか?◆参考記事:セカンドオピニオンについてただ、「人の身体は本当に神秘的なものである」と思わせられることがたくさん見受けられますよね。例えば(無精子症)や(無排卵)と診断された方が、その後自然妊娠された…などといった話は多々あります。「末期ガンで、余命を宣告された患者さんが回復し、その後も元気で暮らしている」などといったお話を、どこかで耳にしたことがありませんでしょうか。以前、当相談室では奇跡を起こしてでも子供を授かりたいと望まれるご夫妻からのご相談をいただいたことがあります。そのご夫妻への回答の中で、「無精子症と診断されたにもかかわらず自然妊娠で子供が授かったご夫婦」という話を紹介しております。このご夫婦がどのようにして子宝を授かることができたのかをお読みくださればあなたの心に光が差しこむように、元気や勇気が湧いてくるものと思い、ここにご紹介させていただきます。◆参考記事:無精子症と心の法則◆自然妊娠をめざそうと決めたら途端に妊娠 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。記事にもありましたように、身体の細胞は日々に入れ替わっており、昨日が無排卵だったからといって、今日も無排卵とは限りません。昨日と今日を同じ状態にしているものは「自分とはこうだ」という自分自身の固定観念なのです。ですからあなたも、妊娠が無理なら基礎体温も測りたくない…とお思いのようですが、どうか数値のみで結果を決めてあきらめてしまわれるのではなく、希望を持って基礎体温も測っていただきたいのです。基礎体温をつけることにより、身体のいろんな状態を知ることができます。◆参考記事:基礎体温の測り方 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。FSHの数値が高いというのはホルモンバランスが乱れているということなのですがホルモンバランスが乱れる原因の多くは冷えとストレスです。生活習慣によっても身体は冷えますし、またストレスによっても身体は冷えていきます。冷えがなぜいけないのかというと、身体の臓器が正常に働くためには、体内温度で37度以上(わきの下で36.5度)必要です。体内の熱が足りないと、身体は生命を維持するために必要な臓器に優先的に熱量を送ります。すると生殖機能は生命の維持には関係ありませんので、後回しにされてしまいいろいろな不都合が起きるのですね。また別のいい方をするなら、冷えると血管が収縮し、血液の流れがスムーズにいかなくなります。ホルモンは血液の流れに乗っていきますので、血流が滞りますと当然、ホルモンも流れなくなってしまうのですね。そして、実はストレスも血管を収縮させるのです。毎日生きている以上ストレスのない人はいませんが、だからこそ意識して上手にストレスマネジメントをし、心も身体もリラックスさせてあげることが大切なのです。◆参考記事:不妊症を引き起こす冷え性対策◆参考記事:ホルモンのバランスを整える食品★参考記事:手軽にイソフラボン!「黒ゴマ豆乳」「黒豆豆乳」 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。さて、あなたは生理の周期が乱れ始めた3、4ヶ月前に何か強く感情が揺れるような出来事といったことはありませんでしたか?女性の身体、特に生殖機能は敏感にできており、ちょっとした心の揺れ、ストレス、心配事、あるいは風邪薬を飲んだだけでも、生理の周期は乱れがちです。身体が著しく疲れていたり、疲労がたまったりしても、正常なリズムを乱してしまうことがあります。そして、誠に不思議なことですが、「赤ちゃんが欲しい」という気持ちが固まってしまった場合、潜在意識下では、ゆえに生理が来て欲しくない…といった考えが生まれることがあります。すると身体がその思いに従ってしまい、生理を止めることさえありますので、ここは気をつけなければなりません。身体は一生懸命にはたらいてくれています。生理になったら、一ヶ月お疲れ様…と優しくねぎらい、お腹をさすってあげてくださいね。そして、一緒に赤ちゃんを迎える準備を整えていこうね…と語りかけてあげて下さい。また、ご主人様のお仕事が急に忙しくなったり、環境変化があったりなどして、ご主人様のストレスが強くなったということはありませんか。家庭内のストレスというのは家族間でキヤッチボールのように投げ合われ、上手に解消していかないとどんどん膨れていき、身体の方にも影響を与えていくということがあります。このストレスのキャッチボール状態を癒すのに、非常に効果を発揮するのが「感謝の心」です。ご主人様と出会ったときのことを思い出してみましょう。 どのようなところに惹かれましたか?一番好きなところはどういったところでしょう?彼の優しさ…笑顔…思いやり…一緒に人生を歩いていけること…家族を大切にしてくれること…一生懸命働いてくれること…このようなことに思いを向け、「ありがとう」という気持ちを出してみてください。このような気持ちが心を温めます。そして、その温かな波動は必ずご主人様に伝わります。この感謝の波動が、相手との間で循環し始めると、愛情や幸福感が高まります。このようにしていくと夫婦間のストレスも上手に消化されていき、今度は幸運のキャッチボールが始まり、身体の機能もますます活性化されていくことでしょう。希望を、笑顔を、失わないことが大切です。そのようなささやかな愛の積み重ねが、鳥が一本一本、枝を運んで巣を作るように、ご夫婦の愛の家庭を作ります。その温かい愛の家庭に赤ちゃんは降りたくなるのですね。◆参考記事:感謝の力◆参考記事:不妊症を引き起こす冷え性の対策/自律神経編◆参考記事:不妊症とストレスについて *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。以上のことを心がけながら、ご主人様と協力し合い、赤ちゃんを迎える準備をすすめていきましょうね。ご夫妻がより幸福になり、可愛い赤ちゃんが授かりますようスタッフ一同、心から願う気持ちでいっぱいです。 ◆ こんなお便りをいただきました♪♪――――――――――――――――――――――♪ 本当に丁寧な回答に感謝いたします。 実はこちらでメールでの相談を投稿した後、婦人科での子宮造影検査を受けた日に高熱が出て肺炎にかかり、治療を受けていました。 内科の先生に、婦人科での検査のときに菌が入り、肺炎になった可能性が高いと言われました。 その後肺炎がよくなり、腹痛で不正出血があったので、他の産婦人科に出向いたところ、尿検査から妊娠の可能性があると言われ、つい3週間前に子供は一生無理といわれたはずなのにと、本当に混乱しました。 しかし、内診していただいても子宮内に受精卵が見つからず出血が続き、流産となりました。 こちらでの回答を心待ちにしている間に本当に色々なことがあり、今はかえって落ち着きを取り戻しました。流産という診断になり、そもそも妊娠していたのか、、、、いまでも狐につままれた思いです。 久しぶりにPCを開いたら、分かりやすくやさしい言葉での回答を頂き勇気が出ました。ありがとうございます。 初めて行った婦人科でとても恐い診断をされ、自分なりに勉強しても、もともと知識がないのですからかえって混乱してしまいました。思い込みで悪く考えることは危険ですね。 この機会に本当にたくさんの女性が妊娠について、色々な深い悩みを持っているんだと実感しました。 二軒目に行った産婦人科の先生にも言われましたし、今回の回答にも頂きましたが、自分やパートナーの体や心の状態がどんなに最悪な状態と診断されても、それでもう一生赤ちゃんは絶対に無理と100%言い切れないということなんですね。 ここに大きな不安をもって、すがる気持ちで相談にみえた皆さんにも、もし、一生絶対赤ちゃんは無理だと産婦人科の先生に言われ、治療や相談にも乗ってもらえなくなったらそこであきらめずに、他の産婦人科のドアをたたいてみる方がいい事もあると言いたいです。 あと、これも証拠はありませんが、産婦人科の内診は、直接内臓とつながる場所を触診していただく場所ですから、私のように菌が入ってしまうこともある可能性を頭において、病院選びも慎重にしたほうがいいと痛感しました。 暖かい励ましと、参考資料や分かりやすい情報の提供に心から感謝いたします。 ♪♪――――――――――――――――――――――♪ ////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月22日
◆「こんにちは、以前、流産後の二人目不妊で相談したものです。 あの時、先生方の優しい言葉を頂き、心が軽くなりました。 その後、体調もよくなり、妊娠して、今二人目のわが子を抱くことができました。 ありがとうございました。御礼と報告でした。」 とのお便りを頂きました。◆不妊で悩まれている方の少しでもお役に立てばと思いその時のQ&Aを再掲します。 *:★.☆:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★ *:。.Q:流産後体調を崩し薬を手放せない状態です。 二人目不妊というか、二人目がほしくて相談します。去年の10月に8週で二人目を流産し、それ以来、副鼻腔炎→ウィルス性腸炎→インフルエンザ→副鼻腔炎と、小さな病気を繰り返してしまい、何かしら薬を手放せない日々を過ごしています。一人目は3年前にあっさり出来たので、体調など特に気にしていなかったのですが、元気な赤ちゃんを授かる為には、薬を飲んでいる内は避妊をした方がいいのでしょうか? 薬を飲んでいるせいで、妊娠しにくい状態になっているのでしょうか?よろしければご回答ください。お願いします。 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽アドバイス:心と身体を温めて免疫力をつましょう。 ウィルス性疾患の感染が続いていらっしゃるようですね。薬が胎児に及ぼす影響は、妊娠の何週目かによっても異なります。あなたにとっては、避妊を考えるというよりも、まず、免疫力を取り戻すということが先決です。ウィルスは胎盤を通って胎児に影響を及ぼすことがある、という観点からも免疫力をつけることが大切です。また、薬によって妊娠しにくくなっているというよりも、薬を手放せない身体の状態、つまり、免疫力が落ちている状態が問題です。なぜなら、免疫力低下の原因のひとつとして、体温の低下(冷え)ということが考えられますが、この冷えは免疫力だけでなく、からだの各機能の低下も招くからです。特に子宮や卵巣は、冷えによる影響を受けやすい臓器です。ですから、冷えというひとつの要因が、同時に免疫力の低下と、妊娠しにくい体質を作っているということが考えられるのです。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。また、別の観点からお話いたしますと、二人目不妊の原因としても、「冷え」というのは大きなキーワードです。最近は湯船につからずにシャワーだけで済ませてしまうという方が増えてきていますが、このような習慣は非常に身体を冷やします。〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 産後と生理中は特に、身体が冷えてしまいますと、 産後の悪露(おろ)や月経血を排泄しきることができず、 体内に残ってしまうということがよくあります。〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓この残ってしまった血液がお血(古血)となり、不妊の原因になると言われています。参考記事→漢法から見た「二人目不妊」 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。以上のような点から、あなたの場合かなり身体が冷えていらっしゃるのではないかと考えられますが、いかがでしょうか?冷えているという自覚がなくとも、最近、体温が低い低体温症のため、生殖機能や免疫力など、からだの機能に不調をきたしている方が増えています。ちなみに、身体の機能が活発に働くためには、体内の温度で37.2℃以上(わきの下の温度で36.5℃以上)必要と言われています。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。下記の記事を参考にされ、ぜひ日常生活に取り入れて、身体を温める工夫をしてみてください。それによって、薬を手放すことのできる体力ができ、同時に妊娠しやすい身体へと変ってまいります。参考記事→不妊症を引き起こす冷え性の原因と対策法 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。次に、免疫力や生殖機能などを低下させる原因として、ストレスが考えられます。まず、ストレスが発生しますと、交感神経が優位になり→副交感神経がつかさどるリンパ球が減少して→免疫を抑制する、という反応が起こります。ストレスでリンパが減少すると、病気を発症、炎症を起こして血流を増やし、発熱してリンパ球を活性化、その炎症の後、リンパ球が増加して炎症が終わる…という自然治癒のメカニズムがあります。ですので、ひとつには、薬にあまり頼りすぎず、自分の治癒力を信じると言うことも大切かもしれません。参考文献:病は気からの免疫学(安保徹 著) *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。また、生殖機能は脳の視床下部と下垂体の連携で、働きが保たれていますが、この脳の部分はストレスの影響を非常に受けやすい部分です。参考記事→不妊症とストレスについてあなたの場合、流産を期に体調を崩されたようですが、その際のストレスが残っていらっしゃるのではないでしょうか?流産は女性にとって辛いものです。そのショックが心に及ぼす影響も多いと思いますし、一般的に流産を経験した方の中には、「自分のせいで流産したのでは…」という気持ちから自分を責める傾向が強くなる方も多いようです。しかし、自分を責める傾向、悲観、失望、取り越し苦労…というような心の状態が長く続きますと、心の冷えを引き起こしてしまいます。 その心の冷えが身体にも影響を及ぼし、妊娠しにくい身体を作ってしまいますので、意識して、気持ちを切り替えることが非常に大切です。参考記事→心が及ぼす身体の冷え性 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。一生懸命子育てをし、家庭を築いてきた自分、流産という辛い経験もしたけれど、頑張っている自分・・・・。そんな自分をほめてあげてください。流産という経験は辛いけれど、辛さを乗りこえることによって、人の辛さもわかって上げられるような一回り大きな自分になれたかも知れません。また、これを期に、より素晴らしい人生を生きるための身体作りのチャンスを与えられたのかもしれません。そう思うことによって、心は前向きになり、日々の工夫も楽しくなるはず。大きく深呼吸して、周りに目を向けてみましょう。季節は春。たくさんの花が咲き、たくさんの希望が芽吹いています。そんな自然の営みに触れることで心がいやされる気がしませんか?そして心がいやされたら、今度は希望をもちましょう。希望は心の栄養剤です。そして、ご主人やお子様に「ありがとう」という心のゆとりができてきたら、心がポカポカになって、身体も変わっていきますよ。参考記事→心の冷えの対処法 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。今の状況を悩みとせず、今与えられている生活をすばらしいものにしつつ、身体を温める工夫をしていると、自然と心も身体も軽くなり、♪♪―――――――――――――――――♪ 忘れた頃に赤ちゃんがやってくる♪ ―――――――――――――――――♪♪・・・・そんなものかも知れません。必ず良くなることを信じて、以上のことを参考になさって頂ければ幸いです。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。◆ほんとうにおめでとうございました。スタッフ一同、自分のことのようにうれしさいっぱいです。「心が軽くなりました」お便りのなかのそんな言葉が印象深く残りました。不妊症を治したいという願いがいつしか執着へと変わり、心が重く、しばられた状態になっている方が多いようです。最近、妊娠報告をいただくことが多くなりましたが、そのきっかけの共通項は心の開放感にがあるのではと気づかされます。「愛する夫と自分のもとに赤ちゃんが降りてきてくれる」そんな幸福への予感はまず、心をほぐすことから始まるのかもしれませんね。//////////エクセレント子宝ひろば
2007年02月20日
◆「主人の精子について質問があります」という31歳の方からです。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*Q:主人の精子について質問があります。私は排卵障害で、タイミング→人工受精→初顕微受精となりました。今回は主人の精子について質問があります。 人工受精では運動率、数ともぎりぎりの数値と言われ、今回は体外受精の予定だったのですが、精子の状態がよくないとのことで変更になりました。主人は風邪で熱があり市販の薬を飲んでました。 また、2か月以上精子を出しておらず古かったようです。 そんな状況でもし妊娠できたらその後赤ちゃんにリスクはありますか? 受精できたらあとは問題ないのでしょうか? :*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:アドバイス:夫婦の愛の循環は心の状態を変え、身体の状態も変えていきます。ご主人様の精子の状態がよくなかったということで…ご心配ですねまず、お薬や精子の状態が赤ちゃんに及ぼす影響については当相談室には専門医のスタッフがおりませんので、申し訳ございませんがお答えいたしかねます。ただ、情報としてはそうした話は聞いたことはないのですが、気になるようでしたら、一度顕微受精をしていただいたお医者様に伺ってみてくださいね。無事に受精されているといいですね。ここでは、妊娠のためのみならず、ご夫妻の健康アップや奥様の排卵障害の改善のために、日常でできる対処法についてお話しましょう。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 はじめに、ご主人様の健康と生殖機能の活性化について、食事、生活習慣、精神面の3点から、考えてみましょう。まず食べ物についてですが、男性の機能をアップするには、次のような食べ物を摂るようにしてください。■ヤマイモ・サトイモ・オクラ・ナメコ・納豆・うなぎなど (これらのネバネバ、ヌルヌルした食べ物にはムチンという成分が含まれており 生命力を高めます)■にんにく・たまねぎ・ネギ・ニラなどのネギ類は強精作用があり、同時に血液も サラサラにしますので、血行も高まります。■ニンジン・りんごのジュース、セロリも強精作用があります。■「セックスミネラル」として注目されている、亜鉛を多く含む食品 しょうが・マカ・ゴマ・牡蠣・アサリ・エビ・カニなど◆参考記事:男性不妊でお悩みの方に「マカ」 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に生活習慣についてです。女性についてもいえることですが、生殖機能をアップするためには下半身の血流を高めることが必要です。ウォーキングが最も有効なのですが、「精子の状態をよくするため」という直接的な表現をすると、ご主人様にとってはプレッシャーとなります。このようなプレッシャーも男性機能を高めるためには逆効果になりますので、あなたからさりげなく誘ってあげるようにしましょう。◆参考記事:男性不妊によい運動 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 そして、精神面です。精巣の機能は脳の視床下部、下垂体から分泌される生殖ホルモンと深い関係があります。このホルモンはとてもストレスの影響を受けやすく、ストレスを感じますとすぐにホルモンバランスをくずしてしまい、精巣の機能に影響を与えます。なぜなら、視床下部はストレスの処理も行っておりますので、ストレスが続く状態ですと、本来されるべき生殖機能へのホルモン分泌がおろそかになります。主にこのような観点から考えてみましょう。ご主人様は強いストレスを受けておられませんでしょうか?現代の男性を取り巻く環境は非常に複雑化しており、普通に生活するだけでもかなりのストレスがかかります。また、近頃は女性も社会で働いていたり…ということが増えていますので夫婦共にストレスでダメージを受けていることも少なくありません。本来であれば、このような外で受けるストレスは、家庭で癒され、明日への鋭気を養うのですが、それも難しい状況になってきています。お二人のご家庭は、今どのような状況でいらっしゃいますか?不妊を克服するため、また、産まれてくる赤ちゃんが心身ともにすくすく育つには、夫婦の協力や関係の深さ、互いの理解しあう努力が必要です。奥様としてできることは、ご家庭を居心地よくしてあげることでしょうか。自らも気分をリフレッシュしながら、ご夫婦の関係を今まで以上に深める努力をなさってみてください。ご主人様の心を最も元気にするのは、奥様の感謝の心です。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 思い出してみましょう。ご主人様と出会ったときの感動…彼の優しい言葉…笑顔…思いやり…ご主人様のどのようなところがお好きですか?ご主人様の素晴らしいところを、ひとつひとつ思い出してノートに書いてみましょう。「幸せ発見ノート」です。そして、今も変わらず愛してくれること…仕事での苦労…毎日の通勤の大変さ…すべてが当たり前のことではない…そんなことに思いを馳せてみましょう。温かい気持ちが湧いてきませんか?その気持ちを笑顔や優しい言葉に乗せて、ご主人様に伝え、包み込んであげましょう。そうしたことがご主人様のストレスを回復させ、心を癒し、視床下部にも大変よい影響を与えます。鳥が一本一本、枝を運んで巣を作るように、そのようなささやかな奥様の努力の積み重ねが、ご夫婦の愛の家庭を作ります。その温かい愛の家庭は、そのまま温かい子宮の温度となり、健康な赤ちゃんを育み、また体調も整えることとなっていきます。◆参考記事:感謝の力◆参考記事:言葉の力赤ちゃんがおなかの中ですくすくと育つためにはこの温度が必要なのですね。夫婦の愛が原点なのです。そしてこのように夫婦の間を循環し始めた愛のエネルギーは心の状態を変え、それが身体の状態も変えていきます。ご主人様の生殖機能のみならず、奥様の排卵障害にもとてもよい影響を与えます。また、排卵障害は多くは冷えが原因となって起こります。◆参考記事:冷えと排卵障害の関係このような場合も身体を充分に温めることによって、必ず改善されていきますよ。安心して、身体と心を温めながら、毎日をお過ごしくださいね。身体の温めについては、下記を参考になさって下さい。◆参考記事:身体の温め方 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 お二人に可愛い赤ちゃんが授かり、ご家庭の幸福が大きくふくらんでいかれることを心より願っております。 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇ 携帯版のメルマガ(ミニまぐ)配信中 パソコンからでもご覧いただけます ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 幸運を招く不妊克服法 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月16日
◆「二人目を早く妊娠したかったのですが・・・・・・」といわれる30歳の方からのご質問です。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*Q:排卵チェッカーで試してみましたが、排卵している状態は見られませんでした。一人目はすぐに妊娠しました。2歳になる男の子がいて、そろそろ二人目が欲しいなと思い、基礎体温をつけ始めました。通常、私の生理周期は40日くらいで早く生理がくることはありません。今回基礎体温をつけ始めて1ヶ月目は、生理が終わってから低温が3週間続き、高温が12日で生理になりました。2ヶ月目は、高温にならず低温が31日続き、生理になりました。しかし一週間続いたものの出血量が通常より少なめでした。今回は、低温が11日間で高温になり、高温5日で低温になり、低温二日目で生理になりました。初めて生理が予定より早くきました。(出血量は通常通りです)今回は、「排卵チェッカー」で試してみましたが、排卵している状態は見られませんでした。一人目出産前は、排卵していたと思うのですが、出産後「無排卵」になってしまったのでしょうか・・・二人目を早く妊娠したかったのですが、このようなことになり落ちこんでます。病院にいった方がいいのでしょうか?無排卵の治療をおこなうと、多胎妊娠の可能性が高いと聞いたことがありますが・・・。とても悩んでおります。よろしくお願いいたします。 :*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:アドバイス:最も必要な改善、それは身体を温めることです。その後、調子はいかがでしょうか?まず、ご質問に書いていただきました、基礎体温から考えてみましょう。1ヶ月目は、低温期が21日、高温期が12日だったということですね。普段から周期が長いということですので、通常はこのような波形なのでしょうね。この場合、高温期の日数も正常ですし、排卵はあったのではないかと考えられます。しかし、低温期が長いタイプの場合は、冷えにより血流が悪く、子宮や卵巣などの生殖機能も低下していると考えられます。参考記事◆基礎体温と冷え性次に2ヶ月目ですが、低温期が31日で高温期にならず生理が来たということですね。この場合は残念ながら無排卵ということになります。排卵すれば、卵巣から黄体ホルモンが分泌され、高温期になるのですが、高温期がないということは、無排卵だったのでしょうね。最後に3ヶ月目です。低温期が11日、高温期が5日、その後低温が2日続き生理がきたということですが、高温期が5日というのは短いですね。この場合は、一般的に排卵がある場合とない場合があります。排卵チェッカーで反応が見られなかったということですので、排卵がなかったのかも知れませんね。基礎体温が、高温期が短い波形を示す場合は、生殖器の冷えがあり、血液の循環が悪く、卵胞の発育や黄体の機能が低下していることが考えられます。以上のようなことから考えて、「出産後無排卵になったのかどうか」というご質問ですが…一概にはそうは言えません。排卵がない周期もある…という感じだと思いますよ。ただ、体質的には冷え性があり、無排卵になることもあって、妊娠しにくい状態になっていると思います。でも、体質を改善することで、必ずよくなりますので、希望をもって改善していきましょうね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 あなたにとって最も必要な改善は、冷え性の解消…つまり身体を温めることです。もともと生理周期が長いということですので、冷え性があったのだと思いますが、出産後、前よりも冷えるようになったということはありませんか?二人目が出来にくくて悩む方の中には、出産後の冷え対策が不十分だったためにお血(古血)が残り、血行不良となって冷え性を助長してしまった、という方が多いのです。もう少し詳しくご説明しますと…身体の機能が正常に働くためには、体内の温度で37℃以上必要です。これが低くなりますと、各器官の機能や免疫力が落ち排泄能力も低下してしまいます。昔から、産後は特に冷やしてはいけないといわれていますが、それは産後の悪露(おろ)を出し切って、お血(古血)が残らないように、婦人科系の障りがおきないように、という配慮だったのです。ところが最近では、清潔ということを優先させるため、入浴を勧めます。入浴が必ずしも悪いということではないのですが、子育てが忙しいあまりシャワーで済ませたり、湯舟にゆっくりつからなかったりするために、かえって身体を冷やしてしまうのです。そのため、排泄能力が低下し、悪露(おろ)が出きらず、お血(古血)となって血行を妨げ、身体を冷やし、妊娠しにくい体質を作ってしまいます。ですから、身体を温め血行を促すことによって、かなり改善されますので、ぜひ日常生活の中で冷え性を解消していきましょう。参考記事◆心と身体の温めで無事妊娠できました!温め方は下記を参考になさってくださいね。1、半身浴(または足湯)半身浴は身体、特に卵巣や子宮や卵巣のある骨盤内を温めるのに非常に効果があります。骨盤内の血流を増やすことで卵巣の機能が改善されますので、週に何度か(はじめはできれば毎日)は必ず行いましょう。◆方法参考記事:お湯も使わず手軽に足湯「スマーティーレッグホット」2、骨盤内の血行促進ストレッチ下半身の関節や筋肉を柔軟にすることで、骨盤内の血流がアップし卵巣や子宮への血流量が増します。◆方法3、自律神経を整え、身体の熱を生産する運動筋肉を動かすことで、体熱を生産し、身体を温めます。また、リズミカルな運動は、生殖能力と深い関係のある自律神経を整えますので、一挙両得です。できれば、日中屋外で行いましょう。自律神経が更に整いやすくなり、身体に活力が出てきます。◆方法参考記事:自律神経の整え方4、食事食品にも身体を温めるものと冷やすものがあります。なかなか温めるものだけを摂るというわけにはいきませんが、冷やすものを食べたら、温めるもので補う…など、知っておくと工夫できますので、参考にしてください。食事の改善だけで生理周期が改善されたという方もいらっしゃいますよ。◆冷え性の原因と対策/食事編参考記事:女性の味方「サンシュユ真液」 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に、病院に行った方が良いかどうか…ということについてお話しましょう。多胎妊娠の可能性も耳にしますが、現在では医療も進化していますので、それに対する配慮も出来てきているようです。生理の周期や基礎体温が乱れやすい、或いは無排卵が起こりやすい、という原因として、体質的には冷え性やストレスが考えられますが、器質的な問題がある場合もありますので、一度診察を受けられるのが良いかも知れませんね。その上で治療を受けるかどうか、どのように治療を進めるかを総合的に考えられたらいかがでしょうか?原因がわかると気持ちの整理もつきやすいものです。ただ、治療はあくまでも身体の治癒力をサポートするためのものですので、体質そのものの改善は治療を受ける受けないに関わらず絶対に必要です。先に述べたような方法で体質を妊娠しやすいように改善しつつ、専門的な治療を検討なさってくださいね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 それからもう一つ、生理不順や無排卵などを引き起こす原因としては、ストレスが考えられます。子育てでのイライラ、二人目ができるかどうか・・という不安など引きずってしまいますと、卵胞の発育や排卵を促す視床下部に良くない影響を与えてしまいます。ですから、適度にリラックスの時間をとるなどして、心を緩めてあげるよう工夫してくださいね。そして、未来の生活に希望をもちましょう。家族がとっても幸せに暮らしていて、そこに新しい家族…赤ちゃんが加わって、幸福が増幅している様子…子供が二人になったら、どんな子育てをしようか…どんなお母さんになろうか…週末はどんなふうに過ごそうか…こんなことを心に描いてみましょう。そして、そのイメージを持続してくださいね。心で思ったことは実現すると言われています。また、理想を描くことによって、心が明るくなり、不安を消しこんでくれますので、できる努力をしつつ、未来の理想を信念にしてしまいましょう。参考記事◆希望をもとうもう一つ、ストレスを緩和してくれるのは、感謝の心です。今、ご主人様と一緒に家庭を築いていけること…家族を守ってくれること…お子様がすくすく育ち家庭に笑顔を与えてくれること…ご夫婦の間に生れてきてくれたこと…家族として出会えたことは、決して偶然ではありません。縁があって出会えて、共に成長していけることに心から「ありがとう」という気持ちを向けてあげてください。すると、ご自身の心も温かくなり、ご家族の心にもそれが届くはずです。このような気持ちを出す時間を、家事をしながらでも結構ですので、意識的に取ってくださいね。続けているうちにご自身の心が耕され、幸福感が増してきます。参考記事◆感謝の力そして、その幸福感は必ずご家族にも伝わり、家庭そのものが輝いてきますよ。そんな状態が赤ちゃんが降りて来たくなる状態です。また、明るく希望のある言葉や感謝の言葉、相手をほめる言葉など…プラスの言葉を口に出しましょう。口から出たプラスの言葉は耳から潜在意識に入り、心や身体を変え、良い出来事を引き寄せてくれます。参考記事◆言葉の力このように、ご家族の愛や感謝を一層高めつつ、身体もポカポカにしていきましょう。きっと可愛い赤ちゃんが降りてきてくれますよ。私たちも応援しております。 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇ 携帯版のメルマガ(ミニまぐ)配信中 パソコンからでもご覧いただけます ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 幸運を招く不妊克服法 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月14日
◆「子供が大好きで、早く子供がほしいと思っています」といわれる24歳の新婚の方からのご質問です。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*Q:「どうしよう」という不安がさらに悪循環となっています。避妊しなくなってからまだ半年、排卵日近くで行っているのですがなかなか授かりません。悩むのは少し早いのかもしれないのですが、周りの人から「まだかまだか」とか、「すぐできるもんよ」と言われたり、また、実際けっこう早期に子供を授かる人が周りにいたりして、内心、「私は不妊症なんではないか、ずっと子供ができないんじゃないか」と考えてしまい、さらに悪循環です。不妊症ではないかと思うのにも、何点か理由があるのです。(1)私自身がアトピーで、小さい頃からステロイドを使っていること、(2)4~5年前に3度ほど、カンジダ膣炎になっていること、(3)アトピーのためか、(2)のためかわからないのですが、 最近陰部がものすごく荒れていることが多いこと、(4)旦那が仮性包茎であり、陰茎のながさも短いこと、などがあります。各々が不妊に関係するのかどうかはわかりませんが、もしかするとと考えてしまいます。また、先月から基礎体温をつけ始めました。低温期と高温期の境目はだいたい36.7度と本に書かれていましたが、私の場合、低温期は35.2~35.9度ほど、高温期は36.2~36.6度ほどで、とても低いです。これも関係するのでしょうか?長々となってしまいましたが、不安があるため、どんどん考え方も「どうしよう」というものになってしまい、さらに悪循環となってしまいます。何かアドバイス等あれば、お教えください。 :*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:アドバイス:「冷え性」という体質そのものを改善しましょう。早く赤ちゃんが欲しいと言うことで、いろいろと心配になってしまいますね。では、ご質問について考えてみましょう。まず、結婚してから妊娠するまでの期間は、それぞれの方によってまちまちです。まだご結婚されて半年くらいということですので、焦る必要は全くありません。周囲の方の何気ない言葉で、心配になってしまうということはよくあることですが、言っている方も自分の経験しかわからないのですから、気にしないほうが良いですよ。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 ご質問を読ませて頂いて、むしろ一番気になるのは、体温の低さです。アトピーやアレルギーは、医学的にはアレルゲンがあって発症すると言われていますが、漢方学的に考えますと、余分な水分が身体に滞るために起こります。余分な水分が身体に溜まりますと、とても身体を冷やしますね。また、カンジダ膣炎も免疫力が落ちていることによって発症しやすく、治りにくくなります。アトピーなども免疫に関係のある症状ですが、免疫力が正常に働くためには、体内の温度で37℃以上、わきの下で36.5℃程度が必要です。また、水分や毒素などの排泄力、身体の各臓器が正常に働くためにもこの程度の温度が必要なのです。ですから、今不安に思っていらっしゃる症状そのものよりも、カンジダ膣炎やアトピーにかかりやすい体質「冷え性」そのものを改善する必要があります。卵巣や子宮は冷えの影響を非常に受けやすい器官ですので、身体をしっかり温めましょう。身体を温めて、体温を上げることによって、今悩まされていらっしゃる症状も緩和され、赤ちゃんができやすい体質になりますよ。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 行ない方は下記を参考にして下さい。1、半身浴(または足湯)半身浴は身体、特に卵巣や子宮や卵巣のある骨盤内を温めるのに非常に効果があります。骨盤内の血流を増やすことで卵巣の機能が改善されますので、週に何度か(はじめはできれば毎日)は必ず行いましょう。半身浴は、40℃程度のお湯にみぞおちから下だけ20分程度つかります。かなり冷えがありますので、髪の生え際にじんわりと汗をかくくらいまで時間をかけて入浴しましょう。身体を洗うときは、洗面器に45~47度程度の熱いけれど我慢できる…という位のお湯をはり、足をつけておいてください。入浴後は保温も忘れずに、靴下やスパッツ、レッグウォーマーなどでしっかりガードし、お休みのときは腰から下に一枚余分に布団をかけましょう。◆ 入浴の方法◆ 保温について参考記事:お湯も使わず手軽に足湯「スマーティーレッグホット」2、骨盤内の血行促進ストレッチ下半身の関節や筋肉を柔軟にすることで、骨盤内の血流がアップし卵巣や子宮への血流量が増します。◆ 方法3、自律神経を整え、身体の熱を生産する運動筋肉を動かすことで、体熱を生産し、身体を温めます。また、リズミカルな運動は、生殖能力と深い関係のある自律神経を整えますので、一挙両得です。できれば、日中屋外で行いますと、自律神経が更に整いやすくなり、身体に活力が出てきます。◆ 方法参考記事:自律神経の整え方4、食事食品にも身体を温めるものと冷やすものがあります。なかなか温めるものだけを摂るというわけにはいきませんが、冷やすものを食べたら、温めるもので補う…など、知っておくと工夫できますので、参考にしてください。食事の改善だけで生理周期が改善されたという方もいらっしゃいますよ。◆冷え性の原因と対策/食事編★参考記事:女性の味方「サンシュユ真液」 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に、精神面についてです。たとえ今妊娠しにくい状態であったとしても、改善することによって必ず赤ちゃんに恵まれますから、気持ちを前向きに、希望をもって過ごしてくださいね。あれこれ心配して、どうしよう…という気持ちに支配されてしまいますと、かえって体温も下がり、生殖機能の指令を出す視床下部に良くない影響を与えてしまいますよ。特に、新婚さんなのですから、新婚生活を充分に楽しんでくださいね。赤ちゃんができるまでの二人の時間は、とっても貴重ですよ。将来の理想を描いて、ご主人様と出会えたことに心から「ありがとう」という感謝の気持ちを出してくださいね。このような温かい心がからだをも温めて、妊娠しやすくしてくれますよ。参考記事◆感謝の力どうしても心を変えにくいなら、言葉からでも変えていきましょう。「ありがとう」という感謝の言葉…「きっといいことが起こる」という希望に満ちた言葉…「ステキね」という相手をほめる言葉など…このようなプラスの言葉を沢山出すように心がけましょう。言葉につられて心も変り、身体の調子も、身の回りで起こってくる出来事も変ってきます。◆言葉の力 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 最後に…排卵日近くで夫婦生活をもっていらっしゃるということですね。排卵日を特定するには、もう少し工夫が必要ですが、その前に注意して頂きたい点があります。それは、夫婦生活が子作りのためにならないように…ということです。子作りを始め、特に不妊治療を行ない始めたりしますと、心がそこにとらわれてしまい、夫婦の原点を忘れます。夫婦の原点とは何でしょうか?それは…愛し合う心です。愛し合う心が高まれば高まるほど、女性の粘液の分泌や精子の運動率も高くなり、受胎しやすい状態を作ってくれます。また、動物は発情期に行為を持ちますと、ほとんど100%妊娠しますが、人間の場合、20代の男女が絶妙のタイミングで行為をなしたとしても、妊娠の確率は25%程度です。このようなことを考えますと、人間の生命の営みはとても精神性が高く、同時に神秘的でもあります。このような神秘の力を授かるために…愛し合う気持ちの大切さを忘れないようにしてくださいね。いつまでもご主人様の良いところを見つめ、一緒に生活できることに感謝できるような…そんなみずみずしい気持ちを忘れないようにしましょう。それが幸せを呼ぶ心でもあります。そして、このような幸せを呼ぶ心は、赤ちゃんも引き寄せますよ。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 では、タイミングの取り方についてご説明しましょう。基礎体温をつけていらっしゃいますね。それで大体このあたりが排卵日かな…ということがわかると思いますが、最も妊娠しやすいのは、強い陽性反応が出てからの3日間ですので、この3日間連続で夫婦生活を持つのが最も確立の高い方法のようです。なぜかというと…排卵が起こる前に脳下垂体から黄体化ホルモン(LH)が大量に放出されます。これをLHサージといい、これが検査薬に反応するのですが、この反応のピーク(検査薬が最も強く反応します)から排卵するまでの時間は、16~24時間です。更に、卵子の寿命は排卵後12~24時間、精子の寿命が3日間ということを考慮すると、最も妊娠しやすいのは、「検査薬が強く反応してから3日間」ということになるのです。タイミングを取られるなら、以上のようなことを参考になさってくださいね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 以上のように心と身体をポカポカに温めることによって、赤ちゃんが授かりやすくなります。焦らずに、希望をもって改善してくださいね。私たちも応援しております。 ◆ こんなお便りを頂きました ♪♪――――――――――――――――――――――――♪早速のご回答ありがとうございました。主人ともども心温まるメールに感謝しています。私は確かに昔からかなりのネガティブ傾向があります。それを前向きに切り替えて考えてみたりしても結局いいことがおこった事がないし・・・とまたネガティブに考えてしまいます。根っからの性格なのでなかなか変えてみることはできにくいのですが、添付いただいた資料などをもとにもっと前向きに考え、行動していくようにしていきたいと思いました。主人はこんな私をいつも温かく見守ってくれ、悩みを聞いてくれ、一緒に考えてくれ、いつも救われています。主人と出会え、いまこうして二人でいられることはとても幸せで怖いくらいです。そんな主人の子供を必ず産んでもっと幸せになりたいと思います。♪――――――――――――――――――――――――♪♪ ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇ 携帯版のメルマガ(ミニまぐ)配信中 パソコンからでもご覧いただけます ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 幸運を招く不妊克服法 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月12日
◆「一人授かったので、今後妊娠できなくてもそれは受け入れ、不妊治療はしません」といわれる29歳の方からのご質問です。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*Q:無排卵という可能性もあるのでしょうか? 2年前に第一子を出産しました。二人目が授かれるのなら授かりたいと思い排卵検査薬を使ってみたのですが、6日間使って1度も陽性になりませんでした。基礎体温は低温、高温と分かれているのか自分ではいまいち判断がつきません。 子供の卒乳がつい先日なので、まだそのせいもあり基礎体温が落ち着かないのかな?とも思うのですが無排卵という可能性もあるのでしょうか? 排卵日はパソコン上で見つけた計算フォームで調べました。前回の生理から最終生理までの期間だけで計算したのでたったの一ヶ月間の生理周期なので、それで排卵日がわからなかったのかもしれませんが・・・もし無排卵だとしたら私の体に今後異常がでてきたりするのでしょうか?治療した方が良いのでしょうか?子供は一人授かったので、今後一生妊娠できなくてもそれは受け入れるつもりです。不妊治療はしません。それでも治療した方が良いのでしょうか? もしこのままもう少し基礎体温をつけるだけで様子を見たほうが良いというのでしたらどのくらいの期間様子を見たら良いでしょうか? :*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:アドバイス:体質改善の余地がありますので、焦らずに改善していきましょう。二人目を授かりたいけど、無排卵なのでは・・・と、ご心配なのですね。 ご質問の内容によると、・排卵検査薬で6日間使用し、陽性にならなかったこと・基礎体温の低温期、高温期がはっきりと分かれておらず判断しにくいこと・一人目のお子様の卒乳が最近であったなどのことから、無排卵といった可能性もあるかもしれませんね。 しかし、排卵検査薬で6日間使って陽性にならなかったということですが、ご自分でもおっしゃっているように、まだ一周期だけですので、必ずしも無排卵ともいえません。 ご質問を読ませて頂いている限りでは、まだまだ体質改善の余地がありますので、焦らずに改善していきましょうね。 授乳期は特に、脳下垂体からプロラクチンというホルモンを分泌させて、次の子供を妊娠しにくくする働きがあります。 一人目のお子様の卒乳が最近ということもあり、まだそうした時期だということも充分に考えられます。 この場合、心身を整えつつ時期を待ちましょうね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に、実際に基礎体温表を見ないとわかりかねるのですが、低温高温がはっきりしないという波型の場合、考えられるのは冷えによる機能低下です。 ◆参考記事→冷え性と基礎体温 まず、この体質の改善が必要となってきます。 二人目不妊で悩む方の多くは、出産後に身体を冷やしてしまうことが原因になっている場合が多いようです。 産後の時期は身体がまだ完全に回復していないので、水に触れたりすると冷えたり、あるいは、湿気にあたったりして、身体を悪くすることが多いものです。 昔は、産後の養生法として、「21日(三週間)は水に触れてはいけない」「風呂に入ってもいけない」「川を渡ってもいけない」と云われ、身体を冷やさないことを大切にしてきました。 最近では、”清潔”ということのほうに重きが置かれ、産後すぐにシャワーを浴びたり、シャンプーをしたり、また湯船につからずシャワーで済ませてしまう傾向にあるため、かえって身体を冷やす方が増えています。 そして、本来排出されるべき悪露(おろ)が出きらず体内に残ってしまい、お血(古血)となって血行を妨げ、それが冷えにつながり、子宮や卵巣の機能を低下させてしまうのです。 ◆参考記事→漢方からみた二人目不妊 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 一般的に、出産後はこのような原因で基礎体温の低温と高温がはっきりしないという波型となることがあります。 この場合も、基礎体温の波型から、冷えがあるということが充分に考えられますので、体質改善により、あったかーい身体にしていきましょうね。 そうすることによって、赤ちゃんが授かりやすい身体になりますよ。温め方は次を参考になさって下さい。 <身体を温める方法>1、半身浴(または足湯)半身浴は身体、特に卵巣や子宮のある骨盤内を温めるのに非常に効果があります。骨盤内の血流を増やすことで卵巣の機能が改善されますので、週に何度か(はじめはできれば毎日)は必ず行いましょう。◆参考記事→不妊症を引き起こす冷え性の対策/入浴編◆参考記事→お湯も使わず手軽に足湯「スマーティーレッグホット」2、骨盤内の血行促進ストレッチ下半身の関節や筋肉を柔軟にすることで、骨盤内の血流がアップし卵巣や子宮への血流量が増します。◆参考記事→不妊症を引き起こす冷え性の対策/運動編 3、自律神経を整え、身体の熱を生産する運動筋肉を動かすことで、体熱を生産し、身体を温めます。また、リズミカルな運動は、生殖能力と深い関係のある自律神経を整えますので、一挙両得です。できれば、日中屋外で行いましょう。自律神経が更に整いやすくなり、身体に活力が出てきます。◆参考記事→自律神経の整え方4、食事食品にも身体を温めるものと冷やすものがあります。なかなか温めるものだけを摂るというわけにはいきませんが、冷やすものを食べたら、温めるもので補う…など、知っておくと工夫できますので参考にしてください。食事の改善だけで生理周期が改善されたという方もいらっしゃいますよ。◆参考記事→冷え性の原因と対策/食事編◆参考記事→女性の味方「サンシュユ真液」このように、冷えを取り除き、身体をあたためることでかなり改善されます。◆参考記事→身体を温めたら陽性反応が! *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 もう一つ、二人目のお子様に恵まれにくいという方に多いのはストレスによるものです。排卵のメカニズムは自律神経の中枢である視床下部がコントロールしています。この視床下部は、ストレスなどの精神的影響を非常に受けやすい部分ですので、精神的ショック、ストレスなどがありますと、排卵障害の原因になる場合があります。◆参考記事→ストレスと排卵障害の関係二人目がなかなかできないという方の中には、出産による生活の変化や子育ての忙しさがストレスとなり、それが原因で妊娠しにくくなっている場合があるようです。一人目の育児は初めての経験で戸惑うことも多くストレスも多いことでしょう。もし、ストレスを感じていらっしゃるようでしたら、自律神経をリフレッシュさせて、心のゆとりを作りましょう。◆参考記事→不妊症を引き起こす冷えの原因と対策/自律神経編イライラしてきたら大きく深呼吸するなど、呼吸法はとても有効ですよ。 長く細く息を吐くことによって副交感神経を刺激し、気持ちをリラックスさせてくれます。 実は、このリラックスも血流を良くし、身体を温める作用がありますので、一挙両得です。 ◆参考記事→呼吸法 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 まだまだお子様に手がかかり、一人の時間を持つというのは難しいと思いますが、できるだけお昼寝の合間などを利用し、お茶などを楽しめるゆったりとした時間をとるように工夫されると良いですね。 そのような時間にご主人様やお子様に感謝の思いを贈ってみましょう。 いつも家族のために働いてくれてありがとう…私たち夫婦の所に生まれてきてくれてありがとう… このような気持ちを出してみましょう。 心がホワッと温かくほぐれるはずです。 そして、このような感謝の心は、ホルモンや臓器の機能もアップさせてくれます。 続けていると、ご自身の幸福感が増し、それが家族にも伝染していきます。 このような幸福感が家庭の中に広がると、この幸福感がまた新たな幸福を呼んで、赤ちゃんも降りてきやすくなりますよ。 ◆参考記事→感謝の力また、二人目が欲しいと思いつつも、こんな状態で二人目ができたら大変…そんな潜在的な気持ちが、心をブロックして無意識のうちに妊娠を拒否している場合もあるようです。二人目のお子さんができ、ご家族の幸せな情景をイメージすることで、心のブロックをはずすことができます。◆参考記事→心の冷えの対処法 ◆参考記事→希望をもとう *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 そして、治療を受けた方が良いのか…ということについてですが、 もし、無排卵なら卵巣や視床下部など、器質的な問題があることもありますので、まずは専門医で検査を受けてみられることをオススメいたします。 その上で、器質的な問題がないならば、排卵誘発剤などの薬を使わずに体質改善されることも良いでしょう。 もちろん、薬を使うことも排卵を促すのには有効ですので、副作用のことなど充分に医師に相談されて、総合的に検討されるのが良いと思いますよ。 どちらにしても、心と身体の冷えを取る工夫をして、妊娠しやすい身体づくりをすることが最も大切ですので、治療を受ける受けないに関わらず、ぜひ実行してくださいね。毎日の子育て…、思うようにならないことも多いと思いますが、「親もまた子どもと一緒に成長していこう…」そんなゆったりとした気持ちで、焦らずに毎日を充実させてください。私たちも応援しております。 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇ 携帯版のメルマガ(ミニまぐ)配信中 パソコンからでもご覧いただけます ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 幸運を招く不妊克服法 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月08日
◆「生理不順があり、多のう胞性卵巣症候群と診断されましたが妊娠できるか不安です」といわれる未婚の方からのご質問です。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*Q:将来のことを考えると、今からできることがあればしておきたいのです。大学に入ったころから生理不順が続いていて、社会人になってからは仕事のストレスを感じることが多くなりました。生理も2.3ヶ月こないことが多くなり、軽い気持ちで昨年病院にいきました。診察の結果多嚢胞性症候群と診断され、子供のできにくい体であることを告げられました。先生に、今は妊娠を希望していないと話したところ、生理を起こすための薬を処方され、様子を見るということでした。その後、生理がきて半年ぐらいは薬を飲まなくとも順調に生理がきていたのですが、今年に入りまた2ヶ月生理が来なくなってしまいました。同じ病院で、また薬を処方していただきましたが、また、生理がこなくなるたびに病院で薬を処方してもらう状況が続くと思うととても憂鬱な気分になります。将来的には、子供がほしいと思っているのですが、今希望していない場合は、何歳ぐらいから不妊治療を始めたほうがいいのでしょうか?早めに始めることによって結果はよくなるのでしょうか?(不妊治療は結婚してからでないとできないという話も聞いたことがあります)子供がほしいと望んでからでも遅くないのでしょうか?また、この病気は治ることはないと先生に言われましたが、多嚢胞性症候群はほっておくと悪化するものなのでしょうか?現在は、まだ子供は作りたいと思っていないので、生理がこなくなれば病院にいき薬を処方していただいていますが、薬に頼ってでも排卵が毎月ある状態にしていれば今後問題はないと考えていいのでしょうか?子供のことは、自分だけの問題ではないのでとても不安です。将来のことを考えると今から、できることがあればしておきたいのです。なにかよい方法があれば教えてください。 :*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:・'.:*○.:*:アドバイス:身体を温め、心をゆったりさせることで改善できますよ。多嚢胞性(卵巣)症候群と診断されたとのこと、ご心配ですね。まず、多嚢胞性(卵巣)症候群自体はそんなに珍しいことでも難しい病気でもありませんよ。症状がどの程度なのかにより、対処も変わって参りますが、当相談室には専門医のスタッフがおりませんので、申し訳ございませんが詳しいことはお答えしかねます。現在かかっておられるお医者様にご相談なさって下さいね。ただ、治療はあくまでも身体が本来持っている治癒の力を引き出し、サポートするためのものなので、体質そのものの改善は必要です。ここでは、自らの治癒力を取り戻すための、ご自分でできる体質改善法ついてご紹介していきますね。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 まず、多嚢胞性卵巣症候群の方に多く見受けられるのが体重の増加です。身体にとって理想の体重は(身長-100)×0.9です。もし、多いようなら減量が必要です。理想の体重に減量しただけで、生理周期や排卵機能が正常に働くようになった方も数多くいらっしゃいますよ。肥満などにより血液の流れが滞ってきますと、ホルモンバランスもくずれてしまい、子宮や卵巣の機能の低下を招くのです。また、体内の余分な脂肪は、エストロゲンという卵胞ホルモンを吸収してしまい、排卵障害を起こしやすくなります。多嚢胞卵巣症候群もこうした様々な要因が重なり、現れてくるようです。漢方的には、この状態を「お血」(古血)といい、血液の滞りによって古い血が残ってしまうために子宮・卵巣の機能を低下させると考えられています。これは身体に「冷え」がある状態なので、しっかりと身体を温めて「悪血」を取り除くことによって必ず改善されていきますよ。薬で生理や排卵といった現象を起こしたとしても、根本の冷え体質を改善していかないことには最終的な解決とはなりません。 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 入浴はどのようになさっていますか?シャワーや朝シャンは、身体を非常に冷やしてしまいます。それから意外なことかもしれませんが、湯船に浸かっていても熱いお湯で短時間の入浴は、かえって身体を冷やします。参考記事→身体の温め方特に、ホルモンバランスを整えるためには『足湯』がとても有効です。参考記事→お湯を使うよりも著しい効果「スマーティーレッグホット」 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に精神面です。ご質問を読ませていただいた限りでは、すこーし焦りと不安が先走っていらっしゃるように見受けられます。もちろん、あなたに限らず誰もがそれは当たり前のことだと思いますが、その気持ちがかえって生理を止めているともいえるのです。なぜなら、不安や焦りといった感情は身体を緊張させ、血管を収縮させます。結果、体温が下がり身体の機能を低下させます。その状態を身体は「ストレス」と受け止めて、脳の視床下部に情報を送ります。この視床下部は、生殖機能と同時にストレスの対処も行っています。そして、ストレスによる身体の機能の低下を生命の危機と捉えて、そちらの対処を優先させるため、生殖機能をストップさせてしまいます。生理を心配しすぎるあまりに、かえって生理が止まってしまう…。という矛盾したことが起こってしまうのですね。ですから、いたずらに心配や不安を増幅するのではなく、改善に向かってできることを一日一日と努力していきましょうね。そうすることにより必ず体質は改善され、生殖機能は正常に働き出し、生理も戻りますよ。参考記事→心が及ぼす身体の冷え性 *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 まず「心をゆったりさせる」ということです。それには呼吸法も効果的ですので、試してくださいね。不安や焦りが大きくなったときなど、ほんの少しの時間で気持ちが落ち着いてきますよ。参考記事→不妊を引き起こす冷え性の対策/自律神経編 参考記事→マイナスの思いを止めよう *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 次に、「理想を描く」ということについてお話しましょう。赤ちゃんは男女が性行為をしたら、機械のように自動的にお腹に宿って生まれるというものではありません。たとえば、動物であれば発情期に行為をすればほとんど100%妊娠しますが、人間の場合は20代の健康な男女が絶妙のタイミングで行為をしたとしても、妊娠する確立は25%程度です。身体の状態を数値のみで判断し、注射や薬だけで対処しても、なかなか思うようにならないのは、「もっとほかにも考えるべきことがあるのですよ」というメッセージのような気もします。赤ちゃんを迎えるには、身体への対処と同時に、心の準備も整えなくてはならないということなんですね。外側から身体を温めつつ、気持ちにおいても温かい器を作ることがとても大切です。赤ちゃんにとってその器とは、愛に包まれたママの温かいお腹(子宮)です。また、その器とは…それが「理想を描く」ということです。理想の伴侶との理想の人生を描くことなくしては、赤ちゃんも降りるに降りれません。「ママ、先にあったかいおふとん用意してね…」といっているかもしれませんよ。さあ、描いてみましょう。どんな方と共に人生を歩みたいですか…。幸せな結婚生活を送るための伴侶の選び方として、「この人と一生一緒に生きていける」というビジョンが描けるかどうか、一生連れ添い、自分が棺おけに入る時にこの人にお葬式を出してほしいかというのポイントがあります。あなたはどんな方とならこうしたビジョンを描けますか…。どういった方なら幸せにしてあげられますか…。その方とどのような家庭を築き、どのような子育てをしたいですか。妻として…、母として…。幸せな自分、幸せな夫、幸せな子供…。イメージしてみましょう…。季節ごとに、いつも美しく様々な花が咲いているようなさわやかな家庭…。笑顔あふれる、愛あふれる家庭…。こうした希望に満ちた理想を描いていると、だんだんそれが実現してきます。参考記事→希望をもとう *:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。:∴:*:゜:∵:*:。 心は二つのことを同時に思うことができません。希望に満ちた心には不安や焦りも入りようがありません。ですから、あなたにはぜひともこうしたことを実践していただきたいのです。素晴らしい伴侶とめぐり合い、可愛い赤ちゃんに恵まれますようにと、スタッフ一同心から祈っております。 ◆ こんなお便りを頂きました ♪♪――――――――――――――――――――――――♪ご回答いただきありがとうございました。本当に心温まるお返事をいただけて感謝しております。自分の未熟さ、先走った考えが、よけいに自分を不安にさせていた原因だとわかり、心に引っかかっていたものがすぅーっと解けてなくなったかのように、とても晴れやかな気分で一杯です。不安が無くなったところで、とても前向きに考えられるようになりました。また、自分自身気づいていなかったことにも気づかされ、本当に回答者の方はすごいなぁと感心するばかりです。実際にお目にかかったことが無いのに、私の不安をあっという間に消し去ってくれました。また、ていねいな説明、納得できるお話、たくさんのためになるお話を聞かせていただき、何も疑問に思うことも無く、迷うことなく実践していけそうです。技術的な面から精神的な面まで、トータル的にサポートして頂き、ありがとうございました。とても心強いです。回答者の方よりすすめていただいた方法を今日から実践していきたいと思います。ご回答いただいた心温まるお返事を、これからも何度も見直すことでしょう。私のお守りになりました。本当にありがとうございました。また、良い結果をご報告できればと思います。頑張ります!!また、何かありましたら、相談させてください。よろしくお願いいたします。♪――――――――――――――――――――――――♪♪ ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇ 携帯版のメルマガ(ミニまぐ)配信中 パソコンからでもご覧いただけます ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 幸運を招く不妊克服法 ◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月06日
◆「いろいろな努力の結果、36歳で妊娠しました」とのうれしいご報告をいただきました。「エクセレント子宝ひろば」に寄せられたお便りですが、ご参考になれば幸いです。 ☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜★。.:*♪♪―――――――――――――――――――――――――――――♪流産や、無事に育つかなど心配は尽きませんが、ご報告させていただきました。36歳ということもあり、半年してもできないため、病院にいきました。治療中、体温も2相に分かれており、若干黄体ホルモンの値が少ないと言われましたが(16.8でしたが、本を参考にしましたら、15以上あれば妊娠できるとありました)数ケ月タイミング療法を行いました。タイミングにはやはり市販の排卵チェックが確実でした。それもLHが上がると、線が複数出るタイプがよいです(一本の線の濃さで判定するタイプは、わかりずらかったので)。後は基礎体温を記録し続けると、段々と自分の排卵の時期がわかるようになりました。私の場合後から気付いたのですが、病院に行くまでは基礎体温を頼りに挑戦していましたが、ある本によりますと、LHが上がった後も、すぐに高温に移行せず、低温が数日続く場合は、血行不良による機能不全と書いてありました。そう考えますと、LHが終わった数日後を、排卵日だと勘違いしていた可能性もある事がわかりました。高温の前日ではない場合もあるようです。ですので、自分なりに…♪ヨーガ(下半身の血行促進)♪ウォーキング(週に3日ぐらい30分)♪サンシュユすすめていただいた…♪半身浴(20分)♪子宝風水 オレンジのグッズを寝室に。カーテンもオレンジに(和室でしたが、障子につっぱり棒でカフェカーテン風にしました)ウォーキングもヨーガも、なかなか長続きしませんが、ムリせずでよいと思います。正直妊娠できたのは、奇跡だと思います。お医者さんは不妊ではないとおっしゃって下さいましたが、当人にとっては、つらいですよね。いつ叶うのかわからないのですから…疲れていた矢先の出来事でした。ただ、だんなさんが体外受精反対派という事もあり、ムリならいいよ、というタイプだったので、まだ救われたような気がします。夫婦の考えに食い違いがあるとは思いますが、女性は年齢があるので、悔いの無い選択を望まれるのが一番かと思います。急にやめたくなったら、それはそれでよいと思います。自分の気持ちを大切にされる事だと思います。♪―――――――――――――――――――――――――――――♪♪本当におめでとうございます。スタッフ一同、自分のことのようにうれしさ一杯です!ご夫婦が共に、ますます愛を深められ、赤ちゃんが健やかに育ちますように…心からお祈りしております。 ////////// エクセレント子宝ひろば
2007年02月03日
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