星野監督、第一声は「あ~しんどかった」



星野監督、第一声は「あ~しんどかった」優勝あいさつ


 あー、しんどかった。

 (昨年の最終戦、この甲子園で「来年は必ず、悔し涙をうれし涙に変える」とファンに約束したが、その通りになった)

 そんなに自信はなかったんですが、言ってみるもんですな。しかし本当に選手がファンの夢をかなえてくれました。ありがとう! 絶対にこのタテジマのユニホームで、この甲子園で皆の前で胴上げをお見せしたかった。終わってみればブッチ切りですが、最後はモタモタモタモタしました。けれども最後は、私の計算どおり甲子園のファンの前で約束を果たせました。

 (亡くなった扶沙子夫人はナゴヤドームでの胴上げを望んでおられたが)

 これはもう全くプライベートなことなので…。このファンがあればこそ、選手たちは躍動感あふれる、感動あふれるプレーを甲子園で見せてくれた。十二分に満足しています。

 (監督はいつ、優勝を確信されたのか)

 きょうです! 冗談はさておき、6月から長かったな、ぼくは…。(V逸なんてことになると)これだけのファンがどういう態度に出るだろうと、恐かった…。でも選手を信頼していたから。7月を乗り越え、8月はつまずいたけれども、本当によくやってくれた。本当に私のバ声を浴びながら、それによく耐えてファンの夢をかなえてくれた。ここまでよくやってくれました。ファンの期待に応えるためにも、素晴らしい日本シリーズにしたい。

 (甲子園に来ることが出来なかったファンに)

 えー、皆さん、よかったね。選手も本当に18年間苦しんで、でもそういった選手の頑張りで夢に日付けをつけることが出来ました。寒い日から暑い日まで頑張って、ファンの18年ぶりの夢をかなえることが出来ました。そんな選手にもう一度、拍手してやって下さい。そして、今の甲子園に来ていない東京のファン、名古屋のファン、全国のファン、本当にありがとう! 最後は本当にやきもきさせました。私は余裕があるようなことを言っていましたが、腹の中は煮えくり返っていたんです。でもきょう、こうして甲子園に帰って自分の家に戻ったような気持ちで落ち着くことが出来ました。その中で、赤星が決めてくれました。いろいろな意味でシーズンはまだ終わったわけではない。10月はまたこの甲子園で、この声援の中で、選手たちは日本一を目指します。ありがとう。本当にありがとう。ありがとう。



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