星野監督の母、13日に亡くなっていた




 阪神星野仙一監督(56)の母、敏子さん(享年91)が13日午後6時35分に、大阪府茨木市内の病院で肺炎のため死去していたことが15日、明らかになった。13日に優勝の可能性のあった阪神はナゴヤドームで中日と対戦。その試合中に敏子さんは息を引き取った。通夜は14日に行われ、星野監督はデーゲームの中日戦が終わった後、名古屋から帰阪し、最後の対面。15日の午前11時から行われた葬儀・告別式に欠席し、甲子園での広島戦に臨んだ。

 敏子さんは父親を早くに亡くした星野監督を女手一つで育てた。7月27日に車椅子を購入したが、一度しか乗らないまま、約1カ月前に入院。そのまま帰らぬ人となった。息子への愛は人一倍で、選手時代も住居近くの駅前に貼られている星野監督のポスターを、自転車で見に行くのが日課で「仙一に会うてる気がするんや」と話していた。


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