てげてげなるままに

てげてげなるままに



●牛乳パック
日本使用済牛乳パックは洗って、切り開いてから、お肉、お魚などの使用済トレイは洗ってから、スーパー等ののリサイクルボックスにいれますよね?
ベルリンはしません。

洗う水がもったいない
洗う、切り開く労力がもったいない

ちっとも節約にならないらしいです。
ゴミとして捨てて燃やした方が節約になるそうです。


●食器洗い機
相方弟からのお下がりを最近もらいました。
食器洗い機は、
・水の節約
・時間の節約
・きれいになる
と、いいことだらけです。

相方は買う予定がなかったのですが、水の使い方、洗い方にお互い違いがあり、快く思っていなかったので、二つ返事でした。

・私
油モノ以外をサッとお湯をかけた後洗い、すすぐ。
最後のモノをすすぐ時に油モノをシンクに置き、すすいでいるお湯が油モノにかかるようにした後、洗い、しっかりすすぐ。
・相方の不満
水を使いすぎる!!

・相方
シンクにお湯を溜め、その中に洗剤、食器を入れて、お湯の中で洗う。
一つ洗っては新しいお湯をかけて水切り場に置く。
お湯がシンク一杯になったら、お湯を抜き、上記を繰り返す。
・私の不満
油モノとそれ以外を一緒にお湯に入れる
食器に油膜が張っているようなヌルヌル感が残っている
すすぎ不足で食器に泡が残っている

ドイツの食器用洗剤は「すすがなくても人体に問題ない」旨の説明が書いているらしいです。
それを盾に「本当はすすがなくても問題がないです。でも、なんとなく気持ちが悪いからすすいでいるだけです。(もっとちゃんとすすいでほしいと注文をつけるなら)すすがなくてもいいです」と逆ギレしたことが過去に一度ありました。

(だったら洗いません。自分で洗って下さい。と言わないのがミソ。いい子だね。)

一方が洗ったら、一方が拭くのが暗黙の我が家のルールですが、汚れが落ちていない時のみ言って、泡が残っている時、私は無言ですすぐことにしています。

水の使い方の解決策が「食器洗い機」だったのです。

でも、私にはそのことによって別の問題ができました。
使用後、予洗いせずに洗い機に入れ、洗い機が満タンになったら洗う。
つまり、洗わないで(機内に)放置する時間が数日あるので、
・和食器を入れないように目を光らせないといけない
・臭い
・衛生的に大丈夫?

現在、週1くらいのペースで洗っています。
夕飯はドイツの夕食「冷たい料理」なので、そんなに食器を使わないのでこのペースです。

2ヶ月放置してあった洗い機。
でも、母訪独にあわせて設置しました。
「食器洗い機を見せましょう」と・・・

母の職場で使っているので珍しいものではなく、食器が溜まるのを待つよりも、手で洗った方がよっぽど早いと母は思っているので、そのことを事前に話しておいたのですが、
相方は「ドイツの食器洗い機をお母さんに見せる」と気にすることなく、張り切って第一号の食器を自慢げに入れていました。

食器洗い機奉行の相方は、全て自分でやっているので、私は楽チンになりました。
自分流があるので私には触らせません。


●洗濯
日本人は服、タオル等の交換が頻繁すぎるようです。
清潔すぎます。
だから、菌に弱過ぎです。
と相方は言います。

服は毎日着替えなくても汚くないので、お替え時は、
服の脇が臭うか否か、
ズボンは臭いがキツイか否か
で判断するようです。

下着、靴下は2-3日、
服は4-5日
に1回替えるのもアリ(っていうか、普通)だそうです。

さすがに、現在はもっと頻繁に替えている相方です。
何をどれ位の頻度で替えるか・・・
相方の名誉のためノーコメントです。
毎日替えるものもあります。
毎日替えて欲しいものもあります。

清潔か否かの問題とあわせて、ここでのお題「水」の節約のためでもあります。
人間少々汚くても死にはしない。
それよりも、水を大切に使う方が重要だと。
洗濯の回数を減らした方がいいと・・・

硬水地のベルリンは、常温で洗濯はしません。
洗剤が溶けないからです。
下着は60度(相方のね)、Tシャツは40度など温度別に洗います。

家庭科で服についている温度表示は「○度のお湯まで洗ってもいい」という意味だと習った気がするのですが(覚え違いでしょうか?)、ドイツの温度表示は「○度のお湯で洗う」の意味だと言っていました。

同じ温度で洗う洗濯物が5キロ溜まったら洗います。
相方実家に仮住まいしている時、相方両親と4人で生活していました。
それでも、2、3週間に1度の頻度でした。

仮住まい、洗濯する、すぐに荷物が来ると思っていた私は必要最低限の服しか持ってきていませんでした。
ドイツは洗濯物を人が見えない所-裏庭、地下室等に干します。
ベランダ、室内に干すのはとんでもないことです。
手洗いは断念しました。

事情を知った、相方ママは「お下がりパンツ」をくれました。
私の中では下着のお下がり、ましてパンツのお下がりというのは信じ難いことですが、いくら日本の嫁姑とは違うと言っても姑。
お礼を言ってもらいました。

相方は「日本人がそんなことをしないのは知っています。だから、嫌な気持ちだったら、もらわなくていいです。返してきます。本当のことを言って下さい。」

知っているなら、私の手に届く前にママにビシッと言って新しいのを買っておくれ!

とは思いましたが、

本当は、すーーーーーーっごく嫌。でも、ドイツではこれが普通と聞いて、理解ができたし、家族だから今回はもらうけど、今後は必要なし。そんな話があったらすぐに断って、預からないでね
と釘をさしておきました。

相方ーママ間で、相方が断る(相方が自己判断で断った)
モノを預かった後、断る(私が実際にモノを見て「必要なし」と断った)
じゃ、えらい心証が違いますもの。

話が横に・・・軌道修正します。

ドイツ在住のある方のHPには「洗濯を月1しかしないから、パンツを50枚(位)持っています」と書いてあり、ドイツでは普通なんだと納得しました。

決して、

水道代をケチっているわけではなく、

地球環境の観点から、本当に必要な時だけ水を使っている

のでしょう。


私はまだ青いです。ひよっ子です。水の大切さを思う前に、

汚れた服を長い間放置している方が、衛生的に問題だと思う

っていうか、汚い

臭い
と思っています。


●入浴
週に2、3回朝シャワー。
洗髪は週1、2回
それ以外の日は、
起きたら、洗面台のシンクで腋のみ洗う

これが一般的だそうです。

バスオイルを使って入る時は、風邪をひいた時など体調が悪い時が主。
先に家族全員体を洗った後、服を着て部屋で待機。
浴槽にお湯を溜め、バスオイルを入れて順番に入る

これは相方家族のルールなのか一般的かどうか謎ですが・・・

入浴に対しても、洗濯に対する考え方同様、環境最優先の考え方です。

人間の快適さより、地球環境を考えるドイツ
(日本人から見ると、そこまでして・・・と思う)

少々の労力を費やしても、燃えるゴミを減らそうとする日本
(ドイツ人から見ると非効率的)

みなさんはどう思いますか?

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