てげてげなるままに

てげてげなるままに

Akupunktur


ドイツでの鍼治療初体験です。これが、普通なのでしょうか?それとも・・・

鍼治療初回に、看護婦から説明を受け書類にサインをしました。詳細は、相方同伴の時に説明を受け、分かったことです。
・料金に関すること(10回で350ユーロなのですが、こんなモンですか?高い気が・・・)10回終了後に支払い、2種類の書類を提出したら、90%バックされるとのこと
・鍼治療に効果があるかのデータをとることの承諾書
・保険に関すること
でした。

下着のみになって下さいと言われ、服を脱ぎ、うつ伏せに寝て待っていたら、主治医が来て(下着姿のまま)問診し、鍼治療が始まりました。
(注:主治医が鍼治療するのが一般的なのか、鍼灸師が存在するのかは、'05.01現在分かりません。)

治療の前に部屋の様子を・・・
各部屋の名前が、「木Holz」「水Wasser」等になっていて、風水の五行?東洋(中国)の雰囲気を醸し出したいのかしら?思いました。
室内には、よく整体の治療室で見る人体のツボの図や、ミニ人体模型などがありました。
診療台には使い捨てのカバーが敷いてあります。

治療が始まると、アジアチックなBGMが流れ始めました。
診療台にうつ伏せに横たわると、先生が、「舌を見せて」と言うので見せて、頭の位置を元に戻すと、更に色々質問します。

チクッ

痛い!!!・・・アイタタ・・・

質問しながら、ポンポン鍼を刺していくのです。
会話をすることで、気を逸らそうとしている?と思いました。
あたりをつける訳でもなく(そんな間がなく)、立位でポンポンと・・・

日本で受けた時は、鍼をうつ前に、患部を消毒し、ツボを慎重に指で確認してから鍼をうつ

っていうのが普通ではないですか?

今、こう書いていて気がつきました。

鍼を刺す

鍼をうつ

無意識に書いていましたが、ホントこの違いを体感しました。

日本の鍼灸師のやり方に慣れている私にとっては、

ポイントはこの辺だから、刺しちゃえ!

頭にポンッ! 腕にポンッ! 脚にポンッ!

のようにアバウトに感じました。
注射のように刺す度にチクチク痛かったです。
日本の鍼灸は痛みをあまり感じることがなく、たまに痛いと「下手だなー!」って内心思ったものですが、

痛いのが当り前!!!

ってカンジです。

「では、また・・・」鍼を刺し終えた主治医は素早く部屋を後にしました。

しばらくすると、看護婦が問題はないか確認にきました。
それだけかと思ったら、

グリグリッ!!!

鍼をつまみ、回します。刺している鍼全部です。
場所によっては、

ビーーーンッ!

電気が走りました。

BGMをゆったりとしたものから、ちょっとテンポがある音楽に変わりました。
リラックスから、覚醒といったところなのでしょうか?

それから、しばらくして再び看護婦が来て、

チクッ!!!

いきなり鍼を抜き始めました。

抜きながら、鍼を抜いたところを消毒液(アルコール?)を染み込ませた脱脂綿で押さえながら鍼を抜くではなく、抜いてはポンポンとトレーの中に投げ込んでいました。
「はい、これで終わりです。」と言い、部屋を出て行きました。

服を着ようと思ったら、診療台のカバーに血が・・・
どこから?と思い、チェックすると至る所から流血・・・
内出血しているところも・・・
更に、

鍼の抜き忘れ2本


身近に鍼治療を受けた人がいない相方は興味津々です。
帰ってきて開口一番、「鍼はどうでしたか?」
説明すると、

相方的には、しない方がいい気持ちです。痛い、血が出る・・・考えられないです。
実際に治療を見てその思いは強まりました。そして、自分は鍼治療と言われてもしないと・・・

相方は、治療に痛みを伴うのは変だという持論があるので、マッサージのイタキモは理解不能な人です。
相方がこう言うのは想像つきました。

実は私もこれでいいのか疑問です。
(抜き忘れは置いておいて)これがドイツでは一般的なのか?
知りたいところです。

2回目治療の時に分かったことですが、

内出血はいつもある

ということです。
2回終了時点で内出血は見えるところだけで、5ヶ所あります。


2005年3月1日。ようやく10回の治療が終わりました。
長かったです。

10回のうち鍼の抜き忘れ7回でした。手元に3本あります。記念にお持ち帰りしました。

10回目の時、部屋に通されたらすぐに看護婦が

お金持って来た?今出して下さい。

え?今?

はい、今。

受付でお金を払うのではなく、診療室で?
看護婦がお金を扱うの?
そのあと、手をちゃんと消毒するんでしょうね?

お金を扱った手で素手のままパンを袋に入れて売っている国。
そんな訳(消毒する訳が)ないか・・・

と、パン屋さんと医療現場の衛生観を一緒のレベルで考えてしまいながら、350ユーロを渡すと、看護婦がすぐに金額を確認します。

確かにあるわね。家に帰ったら、ここにあなたの口座番号等を書いて、この領収書と一緒に健康保険会社に出して。後からお金が返って来るから。領収書は鍼の時に先生がサインするからこのままにしておいてね。

そう言って、看護婦は部屋を出て行きました。

約3畳の狭い空間に、脱脂綿、鍼、トレーが置いてあるキャスターの上に350ユーロの現金と書類が並べられ、その横の診療台には下着姿の私が横たわる。

変な構図でした。

先生が来て、看護婦が言ったのと同じ書類の説明と、3週間後か4週間後にもう一度病院に来て下さい。そして鍼の予約をします。

と説明をしていたので、「分かりました」とだけ答えて、治療に入った。

最後まで痛いところは痛かった。
ジャストミート!神経を直撃したようで、指先まで電気が走った。

ごめんなさい

そう言いながら、さらにグリグリして場所を直そうとする先生。拷問だ!

それでは、また。お大事に・・・

そう言って現金と共に部屋を後にした。

ありがとうございました。


もう、鍼の場ではお会いすることはありません。
診察室でお会いしましょう。

この言葉を心の中で言いました。

その後、相方両親と食事をしたのですが、鍼の痕を見せたら驚かれました。そして、

鍼の先生は、内出血する、痛みを伴うのはとても普通のことと言うけど、日本だったら痛みはほとんどないし、内出血することもまずない

と、ママに言ったら、

その通りだと思う。これはおかしい。それがドイツでは普通ってことはないと思う。もう行かないで。

と、言われました。

相方も、3週間後に来て下さいとだけ言って、予約をしていないのなら、もう行く必要も断ることもないです。

と言います。

鍼治療を始める際にサインしたのは、データをとるためと言っていたにも関わらず、知りたいと思われるデータに関する質問、例えば「良くなっていると思うか」とか「体調はどうか」なんて今まで聞かれたことがないので、このままフェードアウトしてもいいものか謎ですが・・・

とにかく、10回は終わってスッキリです。


体調


ではなく、


精神的に・・・

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