YOROZU

YOROZU

ウタ ~混沌~

*唱* 創生帰~混沌~


舞い降りた

光りの花が ツと開き

そこにひとつの唱( ウタ )のせた


舞い降りた

光りの花の その下に

翳という名の唱のせた






闇とともに 我(ヮ)が生まれ

我( ワレ )が闇を 引き立てる

彼のもの無くして我( ワレ )はなく

我を無くして 闇もなし





云いし唱を 伝えしが

遠く光りが果てる頃

影のみ懲りて

その時に

1つの唱を 詠み落とす






我が在りて 帥( ソチ )が立ち

帥在りて 我が成る


1つ命を分かちしこの時に

帥は去りとて 途をゆく


止めど 止まらぬ 時の環に

行き逝き我を繋ぎ止め

独りで生きよと

取残す


裂き叶いし命( メイ )なれば

如何で”対”の定めに

生まれ落ちむ






詠みし唱が 果てたとき

光は闇に 溶け消えた


片翼欠きし鳥のよに

闇もまた

逝くべき途を 辿りゆく




闇も光りも果てし時。

即ち


”混沌”


生まれたり...




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