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帰国後どたばたと事務処理や引っ越し作業を終え、全てが片付いて一旦ほっとしたときなどにふと不安に陥ったりする人っていないでしょうか?
私は、ありました。
今だから整理してまとめられるけれども、帰国当初は
①隔離がつらすぎて無気力になった(さすがに今はほとんどの国から帰国しても隔離ないですよね)
②無職の自分を思い知る
③加齢への衝撃
こんなことがあって、しばらく悶々としていました。
①コロナのせいで数日間の隔離がありました。
部屋の外に出られないのがこんなにつらいとは思いませんでした。しばしば、いきなり記憶がよみがえってぞっとしていました。忘れたいのに。
②帰国するとぼっち度が加速。
あ、自分は無職なんだ、どこにも所属していないんだ…というのは日本の外でよりもむしろ自国に帰ると実感が強いです。世の中は動いており、友達は皆働いているので、自分だけ取り残された感じがします。
帯同するとそれまでの人間関係や生活環境の断絶があり、それは結構辛いこともあるのですが、家族にはあまり理解してもらえません。
③年齢を意識するポイントが増加。
体力や見た目についても年齢を感じますが、仕事を探そうと履歴書を編集すると実感します。
年齢の割にブランクがあったりして、そもそも応募できる件数が減ったりします。
65歳からしか年金が出なくても世の中は若い人が欲しいものですから。
すぐに何にでも取り掛かれるエネルギーがわかないというか、動く気力がわかないのです。
でも何かしなくてはという焦りが生まれます。何故って、連絡を取ると友達や親類は一様に
「で、今何してんの?」
というからです。
この、何かしていないといけないというのは思い込みではあるのですが、無言のプレッシャーに受け取ってしまっていました。
冷静に考えると高齢者程「やること」「行く場所」たとえ受け身でも「時間割」を欲しがるので、同じく考える必要もなかったのですが。
今は「何かをしたくなったり必要性が出たら自然に体が動き出すだろう」くらいの感覚でいます。