knight of memory

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第三章~覚醒~


それでは物語の始まり、始まり~


第三章~覚醒~
 どうすればいいんだ・・・・
僕は迷っていた。戦場のど真ん中で・・・・
このままでいるとどっかから攻撃を受けて自分が死ぬ。かといって相手を攻撃すれば相手が死ぬ。僕には選ぶ勇気がなかった。その時、前から敵がこちらに向かってきた。
「ヤバイ!」
 どうすればいいんだ!僕は目をつぶった。
 だが、敵が襲ってこない。どうしてだろう。僕は目を開けた。その瞬間、目の前で機体が爆破した。・・・・人が・・・・死んだ・・・・
僕の機体に通信が入ってきた。剣からだった。
 「何をしているここは戦場だぞ!殺らないと殺られるんだ!それでも戦闘員か!」
 どうやら剣が後ろからライフルを撃ってくれたらしい。
 「いいや、僕は本当は戦闘員ではありません。一般市民です。」
 僕は言ってしまった。この通信は戦艦の方にも通じているから、向こうも驚いているだろう。
 「なに!どうして民間人が・・・・それだったら速く船へもどれ。」
 「了解。」
 僕は戦艦に向けて機体を動かした。その時、強い衝撃が僕を襲った。どうやら上かららしい。
 「なに!」
 僕は驚いた。また剣がやってきてくれるのか・・・・いいや来ないだろう。むこうも戦闘中だ。
相手の期待がビームソードを構え、こちらに突っ込んできた。僕は回避しようとした。しかし、体がすくんで言うことを聞かなかった。
「僕は・・・僕は・・・死にたくなんか・・・・!」
――――プツッ―――
頭の中で何かが切れる音がした。それから僕は自分が何をやっているのかがわからなかった。

・・・・気がつくと、敵の機体が無くなっている。・・・生きている。
また剣が助けてくれたのであろう。その時戦艦からの通信が入った。
「直ちに帰還してください。」
「了解!」
僕はすぐさま戦艦へ向かった。



短いですがこれで終わりです。なんかあっさりしちゃいましたね。
でも僕としては結構できがよかったと思います。
では第四章をお楽しみに!

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