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猫に危険な食べ物

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猫に危険な食べもの.jpg


人が食べているものを ついあげてしまいたくなるのが人情。

あげていい悪いではなくて この程度なら大丈夫
コレ以上はダメと言う目安を しっかり掴んだ上で
あげましょう。

あげていいものでも 週1、2回までです。
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いけないもの

いちじく
 中毒を起こし 皮膚炎にも

葡萄
 腎臓疾患

マンゴー・パパイヤ
 痒みや炎症

※ 種(杏・桃・桜・りんご)アミグダリンが消化菅の中で加水分解し、青酸(シアン化水素酸)をつくり 嘔吐、痙攣をおこし 昏睡状態になり、死にいたる場合も。

気をつける必要があるもの 1日小さじ1杯程度

パイナップル
 舌がヒリヒリすることが
 食後口元を気にする仕草が見られたら 与えるのを控えて

さくらんぼ 与えるなら1/2粒
 食べ過ぎで下痢に
 種の誤飲に注意

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危険度ランク 
A 死亡の恐れなど、危険が高い
B 量や状況により危険度が高い
C 食べ過ぎ注意(適量なら問題ないが、過剰に摂取すると危険
体質により注意 症状に個体差が大きい
マグネシウムを含む食材 結石になりやすい
その他



危険度ランク A
玉葱、長ネギ、ニラ、ニンニク、エシャロット、ラッキョウ など ユリ科植物

症状
   胃腸障害、血尿、衰弱、心拍の増加

玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスルファイドなどの成分が赤血球を破壊。
溶血性貧血 ハインツ小体性貧血 を起こす。
量によっては死に至る事もある。

玉葱を煮込んだスープなど、 エキスが出ているものも 危険。
犬より猫の方が危険度が高い。

治療  輸血あるいは点滴
タマネギの有毒作用(酸化作用)を中和する目的でビタミン剤(ビタミンC、E)を併用することもあり

参考   タマネギ中毒 (ウィキペディア)


カカオ類(チョコレート、 ココア)

症状
 不整脈、心拍の増加、口の渇き、過剰な活動、痙攣、発作、嘔吐、下痢、昏睡
 動悸、ふるえ 、多尿

カカオの成分であるデオブロミンが中枢神経を刺激する毒素となり 中毒。

デオブロミンとは、カカオの香り成分の1つ。
カカオ含有量の高いビターチョコほど犬や猫には危険となる。
ミルクチョコレートはカカオ含有量が低いため、症状は出にくい。

参考 Chart A Dog's Reaction
単位にチェックをいれ
オレンジのタブをスライドさせて見たい体重に合わせると致死量がわかる
4キロの犬の場合、ビターチョコ87.7グラムが致死量
ココアは15グラム


人間用の医薬品、栄養補助食品、サプリメント

鎮痛剤に含まれるアセトアミノフェンは、強い中毒を起こす。
特に猫に影響が出やすく、効き目の強いタイプの錠剤1錠で致命傷。
イブプロフェンは、約4.5キロの犬の場合4錠で深刻な腎臓障害


レーズン、ブドウ

症状(犬)
 摂取後2~3時間後から嘔吐、下痢、腹痛、3~5日後に腎不全。
猫はまだ未知数

臨床結果では有害である事が立証されているため、避けるべき食材。


アボカド

症状
 嘔吐、下痢を含む胃腸の炎症、死亡の恐れ

アボカドに含まれるペルジンが毒。
ペルジンは果実だけではなく、葉、種子、樹皮にも含まれる。
多量に摂取で発症。
フェレット、ウサギ、鳥類、げっ歯類など、他の小動物にとっては少量でも危険。

グアテマラ系がもっとも危険があり、他の種類はそれぞれ程度が異なる。
アボカドが原材料に使われているペットフードについては工程がわからないため不明


マカデミアナッツ

症状
 無気力、嘔吐、 異常な高熱、 筋硬直、ふるえ、心拍の増加

解明されていない部分が多くあるが レーズン、ブドウと同様に有害
猫については、不明


キシリトール

症状(犬)
 少量でも摂取すると30分以内に血糖値が低下し、嘔吐、歩行困難、内出血、肝不全を発症する危険
約9キロの犬の場合、2、3枚のキシリトールガムで致命傷となりえる
猫については、不明



危険度ランク B
ニンニク、ガーリックパウダー、ガーリックオイル

症状
 嘔吐、血尿、衰弱、心拍の増加


アワビ、トリガイ、サザエ、トコブシ

症状
 毛の薄い耳に症状が現れやすく、腫れやかゆみが生じ、場合によっては壊死

光線過敏症になる。
特に3~5月頃は貝の毒素が強いため危険。
主に猫がなりやすい。


スルメ

症状
 胃腸障害、元気が無くなる

スルメは胃で水分を含み膨張。
膨れたスルメは腸を通過する事が出来ず、また食道に詰まって吐く事も出来ずという、危険な状態になる。


豚肉(生)

症状
 体重減少、下痢、目の障害など様々。
感染しても症状のでない猫も。若い猫ほど危険が高い。

生の豚肉には、寄生虫(トキソプラズマ)が潜んでいる可能性あり。
犬猫から人間まで感染する危険は同じでも、猫のみ体内でトキソプラズマが完全に成長。


硬い骨、鶏、鯛の骨

症状
 胃腸障害、喉の炎症、嘔吐

鶏の骨は鋭くとがった状態に割れるため、喉や消化器官を傷つける恐れ。
鯛の骨も大変堅いため、鶏の骨と同様に危険。


アルコール

症状
 嘔吐、下痢、 中枢神経系の抑制、ふるえ、昏睡
アシドーシス( 意識障害、血圧低下、痙攣、呼吸障害)


カフェイン
お茶、コーヒー、コーラ

症状
 心臓や神経系への異常、カカオと同じような症状


キノコ

症状
 肝臓、腎臓障害、重度の胃腸障害
栽培された市販のキノコは該当しないようだが、毒性のあるキノコはペットにとってかなり危険なので、念のため避けた方がいい食材。


イーストのパン (生の場合)

生のイーストは、食後に胃で膨張するため危険
また、 アルコールを形成するので、アルコール中毒をもたらす危険






危険度ランク C
食べ過ぎ注意の食材


消化に良くないもの全般
トウモロコシ、ナッツ類、こんにゃく

症状
 消化不良、下痢


生卵

症状
 下痢、皮膚炎、結膜炎、脱毛、疲労、食欲不振

卵白に含まれるアビジンがビオチン(ビタミンB群の一種)を分解。
加熱 すれば問題なし。栄養的にも優れた食品。
黄身を一緒にやると症状が出ない。


イカ、タコ、貝類、甲殻類、アサリ、ハマグリ、シジミ、エビ、カニ、淡水魚、コイ・マス・ニシンで生の場合

症状
 食欲低下、嘔吐、症状が進むと痙攣、ふらつきなどの神経障害

生の貝類や甲殻類を大量に摂取すると、酵素チアミナーゼ (アノイリナーゼ)がビタミンB1を分解するため、 ビタミンB1(チアミン)欠乏症を発症する恐れ。
加熱 すると酵素は破壊されて安全になる。

量を多く取らなければ大丈夫。イカ・タコなどは消化に悪いため、良い食材とは言えない。
ワラビなど一部の山菜のアクにもチアミナーゼが含まれている。


青身の魚 サバ、アジ、イワシ

症状
 皮膚の下にしこりができる。痛みを伴う事もあり、さわると嫌がる。

慢性的な食生活の偏りがこの病気を発症
過食すると、青身魚の不飽和脂肪酸により、体内の脂肪が酸化して 「黄色脂肪症(イエローファット)」に。
特にビタミンEが欠乏するとなりやすい。

治療  食生活の見直しなど時間をかけて行う。
不飽和脂肪酸自体は悪い成分でなく 食べ過ぎなければ、青身魚も体に良い食材の1つ。

青魚に寄生するアニサキスの幼虫は 害を及ぼす恐れがあるので
与えるなら充分な加熱をして。
また、鮮度の落ちたものはアレルギー反応に似た症状を出すことがある。

あわび

猫の体内で、日光により毒成分となる。
特に耳の部分に中毒性の皮膚病

レバー

症状
 骨(脊髄)の変形。症状が進むと起きあがれなくなる。

過食で ビタミンA過剰症


ピーナッツ

症状
 肥満、糖尿病、腎臓病、結石(泌尿器症候群)

油分が多い。50%以上が油分でできている。
人間用に加工されたものは、塩分が付着している場合がある。
マグネシウムを多く含むため、結石の原因にもなる。


生ほうれん草・セロリ

症状
 結石

シュウ酸が結石の原因になる。
シュウ酸はアクに含まれる成分なので、茹でたりしてアクを取るとシュウ酸も減らす事ができる。


ごぼう・レンコン

症状
 肝臓・腎臓障害

タンニンが含まれてる。



野菜類、おから

症状
 下痢、便秘

野菜に含まれるセルロースを消化できないため、大量に摂取すると胃腸の負担になる。
適量なら体に良い食材なので、 細かく刻むなど 工夫をすると負担を減らせる。
猫に危険なもの2.jpg
あげても良い分量
トマト
ミニトマト1個程度のサイズ
ミニトマトは丸呑みにしないよう4等分に切ってから
とうもろこし
消化されにくいため 茹でて5粒程度
かぼちゃ
茹でて種と皮を取り除いて 大さじ1程度
高カロリーなので与え過ぎ注意
きゅうり
千切りで 15g程度
ピーマン
茹でて 5mm角に細かく刻み、小さじ1弱程度
ゴーヤ
茹でて 5mm角に細かく刻み、小さじ1強程度

気をつける必要があるもの

いんげん
 茹でて 5mm程度に刻んで 小さじ1程度
 食べ過ぎで腸内で過剰発酵が起きるので 胃腸の弱い猫には控える

なす
 アクでアレルギーが出ることがあるので、水にさらしてアク抜きしてから
 茹でて 小さじ1程度





体質に寄る
牛乳

症状
 下痢

牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を消化するためにはラクターゼという酵素が必要だが、犬や猫はもっていない。
全く平気な犬や猫もいる。
下痢をする場合は体質にあわないと言うだけなので、牛乳が危険な食品というわけではない。
母乳代わりに子犬や仔猫に与えると栄養不足になるため、市販の犬用・猫用のミルクを与えるのが好ましい。



マグネシウムを多く含む食材

症状 犬
 下痢、泌尿器症候群

症状 猫
 下痢、FUS(猫泌尿器症候群)


煮干し

マグネシウムを多く含むため、食べ続けると結石になりやすくなる可能性。


海苔

煮干しほどではないが、マグネシウムを含むため、猫の場合尿結石(ストロバイト結石)ができやすくなる。
味付けとして調味料が多く使われている事もあるため、犬や猫の体には良くない。


鰹節

人間用の鰹節には 塩分、マグネシウムが含まれている。
海苔と同じく、猫の場合尿結石(ストロバイト結石)ができやすくなる。
少量なら問題ないが、大量に与えない方が無難な食材。


ミネラルウォーター

マグネシウムを多く含むものがある
他のミネラル分も、猫や犬には多すぎる場合が多い。





その他

猫のトイレ用の砂

症状
 胃腸障害。嘔吐、下痢、元気が無くなる

「水分を吸って固まる」タイプは、これが胃腸で行われることになるので、量を多く摂取すると命に関わる危険もある


ドッグフード

猫が食べ続けた場合、栄養不足になる。特にタウリン不足になりやすい。


キャットフード

犬が食べ続けた場合、栄養過多になる。



特記

塩分
猫は体内での塩分調整がきかない。
ミネラル分を補給するためのキャットフードに含まれる微量配合天然塩は問題ない。


糖分
糖尿病・肥満


香辛料
胃を刺激し、肝臓や腎臓に悪影響を及ぼす可能性。


特別編 水
2012.05.25猫のおやつ 猫と水
注 ここであげている おやつの肉、ごくたまにでないといけません。
Pが多いので 他の栄養成分が不足してしまい 栄誉バランスが かなりくずれてしまいます

    手作りおやつ
記事: 猫の手作りおやつ_チーズ
チーズ11.jpg




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