毎日を 愉快に暮らすできごと日記

猫を知る

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野良の平均寿命は4年だそうですが、猫の寿命は10~16年と言われています。
ペットとして暮らしている猫は 元気に20年生きる猫も増えました。
日本では 36年半生きた猫も存在します。


人間の年齢換算を載せていますが、資料により差がありますので
目安と思って下さい。


幼猫:成長期
猫の年齢 人間 成長過程
出生 0歳 体重約100~120g
ほとんど眠っていて、目が開かず耳も聞こえない。排泄も自力で出来ない。
1週間 1ヶ月 体重約200~250g
目が開く(目の色はみんな青灰色)。耳が聞こえる。母猫から離れない。
2週間 3ヶ月 体重約250~300g
目が見えるようになる。耳が立ち、足を八の字開きでよたよたと歩き出す。
3週間 6ヶ月 体重約300~400g
歯が生え始める。自分で排便が出来る。離乳食を開始する。
爪を引っ込められるようになる。兄弟で遊び始める。
1ヶ月 1歳 体重約400~500g
喉を鳴らしたり感情を表すようになる。そろそろ乳離れ。
トイレのしつけ開始。第1回目の駆虫を行う。病気に注意。
2ヶ月 3歳 体重約950~1000g
目の色がそれぞれの色に変わり、乳歯が生えそろう。母猫が授乳を嫌がる
遊びから社会性、母猫から狩りなどを教わる時期。
そろそろ里親にあげてもよくなる頃。
仔猫用をフードを与える。最初のワクチン接種。病気に注意。
3ヶ月 5歳 体重約1~1.5kg
走り回り、じゃれて遊ぶ。しつけを完了しシャンプーや皮膚の手入れを開始。
里親にあげるならこの時期。ワクチンの追加接種。
6ヶ月 9歳 体重約2.5~3kg
乳歯が抜けて永久歯が生えそろう。被毛が生え変わる。よく遊ぶ。
一人前の顔に。この頃から去勢・避妊を受けさせることができる。
9ヶ月 13歳 体重約3~3.5kg
メスの初めての発情。(早い猫なら7~8ヶ月で発情)
爪とぎの手入れをさせる。



成猫:維持期
1歳 17歳 体重約3.5~4.5kg
門歯が減り始める。成猫用フードを与える。
オスは交尾をすることができ、メスは妊娠し子猫を生めるようになる。

1歳半
20歳 何とか一人前。食事を成猫用に切り替える。

2歳
23歳 オス猫の発情期がさかんになる。ケンカによる怪我や感染症に注意。
3歳
28歳 オス猫のサカリ全盛期。ケンカによる怪我や感染症に注意。
4歳
32歳 毛のツヤがよい。まだ若いが、貫禄も出てくる。活発に行動。
5歳
36歳 運動能力が低下。犬歯が衰え始め、歯が丸くなり始める。
口の周りに白いヒゲが生えてくる。落ち着いた大人の猫になってくる。

6歳
40歳 肥満が増える。白髪が混じり毛色が薄くなる。腎不全に注意。



高齢猫:高齢期
7歳 44歳 肥満に注意。寝てることが多くなる。
そろそろ老猫(シニア)用フードを与える。
8歳
48歳
体の衰えが目立ち始める(寝てばかりいる、体が硬い、歯が抜けるなど)。
9歳
52歳 シニア食に切り替える。触ってあげる。
10歳
56歳 だんだんと眠る時間が増えて1日中寝るようになる。
歯が抜けはじめる。毛つやがなくなり白髪が出たり抜けるようになる。
すばやく動けなくなる。食事と便秘に注意。病気になりやすくなる。
11歳
60歳 昔の寿命を過ぎた。元気な猫も多い。
12歳
64歳 平均寿命。運動不足や寝たきりにならないよう適度な運動をさせる。
食事も一度で食べれなくなるので数回に分けるなどする。
13歳
68歳 白内障などが出てくる頃。
14歳
72歳 日本には存命の猫が多い。
15歳
76歳 動くのがだるそうになる。
16歳
80歳 ほとんど寝ている。足腰が弱く神経も弱くなってくる。食べるのに痩せてくる。
ボケの症状が出る(エサを催促を何度もする、やたらとうるさく鳴く、夜中に徘徊する、
トイレを失敗する)。



体温  38~39度

39度~39.5度 :微熱   39.5度~40.5度 :熱がある   40.5度以上 :高熱

    体温の測り方
     体温計にカバーやラップを巻いて、オリーブオイルを塗る。
     シッポを持ち上げ、肛門に真っすぐよりも、少し背中側に向かうような角度で、
      体温計の先の銀色の部分が隠れるくらいまで入れる。
     測り終えた体温計をエタノールで消毒。

     便の中に体温計が入ってしまうと低い温度になります。


脇の下や膝下で測る場合は、人間より時間をかけて。
但し、直腸温より1~4度程低くなり誤差も生じやすくなります。

ストレスや興奮時には、体温が上がることがありますので
5~6分ほど置いて測りましょう。

日頃から注意して触っていると、およその変化がわかって異常が早期発見できます。
耳の外側の付け根や額、被毛の少ない腹部、肉球やシッポの先を触って体温をチェック
私は 耳の中を傷つけないように そっと触っています。
眠い時や興奮している時以外は、猫の耳はひんやりとしていますが、
猫が普通に起きている時に、熱いようだと、熱がある可能性が。


体温が低い場合は、命に関わることもあるので注意しましょう。



脈拍・心拍数  約90~240/分(子猫:約100~260/分)


脈拍数 1分間に130~160 :正常
心拍数 1分間に100~130拍 :正常


上昇  熱が高い時や興奮時
下降  体力の消耗や脱水、ショック症状の時

    脈拍・心拍数の測り方
     後ろ足の付け根の内側上部3分の1程の所にある動脈に軽く中指をあてて測る。

     心臓の拍動は肘の後ろの胸部に手を当てて。(太った猫は分かりづらい)
     首に手を当てて。(猫が動きやすく脈を失いがち)
     胸に耳を当てて心拍を直接聞く。
     聴診器を使って測る。

     15秒間数えて4を掛けるか、30秒間数えて2を掛ける。


    猫の脈拍の正常範囲は広いので 日頃から測って大体の数値をつかんでおくとよいです。
    うちの猫は太っている方ではないですが、指を当ててもなかなかわかりません。
    両脇に手を差し込んで後ろから上体を持ち上げ 肘の後ろ辺りに耳を当てるか
    寝ている所を 肘の後ろ辺りに耳を当てて 心音を聴いています。




    呼吸数  約15~40/分


    1分間に20~30回 :正常

      呼吸数の測り方
       猫が横になって寝ている時に、胸やお腹の上下の動きを数える。
       15秒数えて4を掛けるか30秒数えて2を掛ける。

       呼吸の状態も見ておく。


      脈拍と同じく個体差がありますから、日頃から触って、大体の数値を確かめておきましょう。
      健康なら、静かでリズミカルな胸腹部の動きが見られますが 口は開いていません。

      胸部、腹部だけが異常に大きく動いていたり、
      吸う時の動きが大きかったり、
      口を開けて呼吸しているのは病気の可能性があります。

      早く荒い呼吸(高熱、貧血など)
      努力呼吸(肺・呼吸器のトラブルなど)
      腹部が苦しそうな呼吸(腹水・脱水など)




      雑誌


      猫生活

      NEKO

      猫びより


      猫の手帖

      ベネッセコーポレーション
      毎月号ねこのきもちは
      書店では販売されません

      ネコまる




      健康な猫

      毛づや : 被毛は光沢があり、サラサラして、皮膚は白色から肌色、ピ ンク

      : 中はピンクがかったきれいな皮膚で、耳垢や油脂のような汚れがない

      : いきいきとして輝きがあり澄んだ状態で、目やにもない

      : 柔らかく湿って、鼻水は通常は無色透明で少しだけ粘り気がある

      : 歯肉や舌はきれいなピンク色で口臭もない

      便・尿 (個体差はある) : 便は適当に柔らかく、こげ茶色
        尿は濃い黄色で、量はたくさん水を飲んだりしないかぎりそれほど多くない


      異変

      毛並み
      毛づやが悪かったり、抜け毛が激しくハゲがある。


      やたら耳をかく(痒がる)、耳の中が汚れ(黒い耳垢)てたり、臭いがある。
      しきりに頭を傾けたり振ったりする。 触ると嫌がる(痛がる)。
      傷がある、欠けている、皮膚がはがれてる、耳の周りの毛が薄くなってる。


      目ヤニ、目の濁りがある。涙目になる、目をつむる(まぶしそうにする)。
      赤い、目が白く濁ってる。目をかく、目が腫れてる。瞬膜が出たままになる。


      鼻がカサカサに乾いてる(寝てる時、寝起きに乾いてるのは正常)
      鼻水が出る。鼻水の色がいつもと違う、鼻水に色がついている。
      咳やクシャミをする。イビキがひどい。


      口を触って嫌がったり、食事を食べられない又は食べなくなった。
      口臭がひどい。よだれが出たり、口の周りが汚れてる。歯が抜ける。
      歯茎から血が出たり、口内が赤くただれてる。歯茎の色が悪い(白い)。


      急に痩せたり、太ったりする。お腹がはっている。
      皮膚が赤い・ただれている。ノミ・ダニがいる。
      皮膚をつまんでもすぐに戻らない時は、脱水の恐れ。
      痛い所があると触られるのを嫌がったり怒る。
      肛門が赤く腫れている時は下痢の可能性。
      肛門の周りの毛が汚れや米粒の様なものが付いてたら寄生虫の恐れ。

      排便
      下痢をしてる、便がゆるい(軟らかい)。便に血が混じる。便が出ない。虫がいる。

      排尿
      尿の色がおかしい(赤い、白っぽい)。
      尿をしようとするが出ない。又は尿が出ない・少ない。何回もトイレに行く。
      トイレ以外でする。ニオイがきつい。

      食欲
      猫は気まぐれで、健康なときでもムラ食いをすることがあり、元気があれば1日ぐらいは大丈夫。

      食欲がない。急に食欲がなくなった。気が向いたときだけ食べる。
      いつもと同じ食事なのに残す。好きなものだけ食べる。
      食べるが時間がかかる。飼い主の顔を見たり、休みながら少しずつ食べる。
      異常に水を飲みたがる。
      嘔吐が続く(食べるとすぐ吐く、激しく吐く、水を飲むと吐く)。

      元気(歩き方・鳴き方)
      元気がない。うずくまったまま動かない。いつもより暗く、冷たい場所で過ごしたがる。
      名前を呼んでもすぐに来ようとしない。隠れて出てこない。
      歩き方がおかしい(ピョコピョコとしておかしい、片足だけ引きずる)
      鳴き声がおかしい。鳴き声がかすれる。目に輝きがない。

      その他
      異常に水を飲みたがる。
      熱がある。呼吸が苦しそう。体が臭い。
      お腹がゴロゴロなる。お腹を触ると嫌がる。体をかゆがって掻く。体の一部をしきりになめる。
      お尻を床等にこすりつける。

      いつもと違う時や気になることがある時は病気のサインかもしれません。日頃から観察しておきましょう。



      猫の視力

      記事  猫の視力と目のケア




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