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Oct 18, 2014
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カテゴリ: カテゴリ未分類
有村女性活躍担当大臣が靖国参拝後に語った言葉。
「国難に際し命をささげられたみ霊に対し、心を込めてお参りをした。」
戦争に向かい、帰らなかった人々を悼む気持ちは問題ないのですが、大臣が「国難」という言葉を安易に使うべきではなかったと、思われます。
「国難」は「国家の苦境」という意味ですが、大地震や噴火による凶作など、天変地異に使われたり、外国からの侵攻を受けての戦乱にさらされている場合に多く使われます。人口の増加に農業生産が追いつかず、また世界経済の不況下で国際取引がブロック化の方向に進み、資源が豊富と言えない日本がいわゆる「苦境」にあったことは事実ですが、多くの兵隊が命を落とすことになった直接原因は、日中戦争や太平洋戦争(大東亜戦争)です。これらの戦争は先に述べたような国家の閉塞状況を打ち破るため、日本が好んで(あるいはやむをえず)起こした戦争に他なりません。
日本を代表すると海外から見られる立場の方が、これらの戦争を「国難」と呼ぶことは、あらぬ誤解を受けかねないのではないでしょうか。
「日本人は、あの戦争の加害者ではなく、被害者だと思っています」
そう取られかねません。「兵士が命を捨てることで、国難を切り抜けた」と言っているのではないでしょうが、「国難に際して命をささげる」には、そうしたニュアンスが含まれてしまいます。
聞かれることが分かりきっている質問には、もうちょっと慎重な言葉遣いがあればなぁと思うのでした。







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Last updated  Oct 19, 2014 01:42:33 AM
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