Record with VFR400R  NC24

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パイロットスクリューのOリング交換



カウルを取り外した状態で乗ってると

エンジンが丸見えなんで、ついつい奥まで点検します。

するとキャブレターのパイロットスクリューから

ガソリンがほんの少し滲んできています。

そうだ・・・パイロットスクリュー用のOリングはあるから

チョイチョイって変えちゃおう!!

そう思ってパイロットスクリューを抜き始めたんですが

キャブレターのリンケージが邪魔して抜けない箇所があります!!

30分格闘して諦めました。

・・・・やっぱバラそう・・・・・。




パイロットスクリューのメンテ





結局、シート外して・・タンク外して・・・・

キャブレターも取り外しての大掛かりなものになっちゃいました。

しかしこうやってキャブを外せば、Oリング交換なんて簡単なもの。

パイロットスクリューの先端も汚れが付いていたんで

そこも清掃して綺麗な状態に!!



パイロットスクリューのメンテ



またまた調子が良くなっちゃうかも????



さて、こうやってキャブレターを外した時には必ず

インテークポートの中を電気で照らしてバルブの状態を確認しています。

インテークバルブって排気バルブに比べて温度が上がらないんで

バルブの傘の部分にタール状のスラッジが付着するもの。

だから気にしているのです。

ところが・・・・・・

バルブの傘はピッカピカ!!スラッジ、カーボンなんていうものが

全く付着していないのです。

2年前にレストア始めたときには少し付着していたんですが

それも無くなっちゃってます。

なんていい状態なんだぁ?????



インテークポートの中は・・・・





よくよく考えてみると、

私はもうずっとハイオクを入れ続けています。

これはオクタン価を・・・というより

環境と、エンジン内部の洗浄効果を狙ってのことなんです。

私は ‘エネオス・ヴィーゴ’ を入れ続けているんですが

環境ハイオクってサブネームも付いてますし、また洗浄剤で燃料系から燃焼系まで

綺麗にすると謳われてます。

コレがバルブを綺麗にしたとしか考えられません。

しかしですね、約18年前にエンジンオーバーホールしたときにも

他社のハイオクを入れてました。洗浄剤いりってことで。

しかし開けてびっくり!!

インテークバルブには、タールがビッチリ付いていたんです。

18年の年月は、ハイオクの洗浄剤の性能をココまで上げちゃったんでしょうか。

すごいもんだ。

ま、たまにガソリンの添加剤も入れるんでそのお陰かもしれませんけど

ここまで綺麗になってるとは・・・・。

ガソリンの価格がとても高いこのごろ・・・。

ハイオクなんて・・って思っちゃいますよね。

でもこの洗浄効果を目の当たりにすると、

これからもハイオク、入れ続けようって思いますぜ!!






・・・・・・・・・・・・・・

さて、パイロットスクリューのOリング交換やったんですが

走らせた感じがスゴクいい!!

これはOリングの交換・・・っていうよりも

パイロットスクリューを取り外して先端部の汚れを清掃したことが

大きいんだと思います。

もともとNC21、24って6000rpm前後にトルクの谷間があります。

でもそれはほんの少し。

もしその谷間が大きくなったり、中間の回転域でのトルク感がイマイチで

アクセルのツキが悪いって感じた時には

キャブレターのジェットやジェットホルダーの穴の詰まりと同じく

パイロットスクリューのメンテナンスも行ってみるといいと思います。


VFR エンジン



もともと小さな経路に刺さっているこの部品。

少しの汚れでも変化があるようです。

私には結構な違いが感じられましたよ。

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