Record with VFR400R  NC24

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キャブレターの同調



なんとまともなバイクのメンテナンスなのです。

もうね、調子がよくなってから

メンテナンスらしいことは

ほとんどやってなかったんですよ、不具合なくて。

ですから、定期交換部品くらいに気を使っていたんですが

・・・・そういえば・・・って思ったことがあるんです。

それは

キャブレターの同調!!

実はいままで・・・・新車のときから

同調ってとったこと、なかったんです。

キャブレターをバラスときにも、狂わないように気をつけていたし

不具合もなかったんで必要ないだろ??って思ってました。

しかし予備のキャブを触ってて気になっちゃったんです。

・・・・ネジを‘チョイッ!’とねじるだけで簡単に狂うんだなぁ・・・って!!

もう24年。

ずれててもおかしくありません。

普通ならショップに持っていって調整を頼む、ってことになるんでしょうけど

自分のバイクですからね!

やらなきゃソンソン!!(笑)

というわけで、早速4連バキュームゲージを購入したのです。

ゲージかいました


さて、この同調って作業ですが

単気筒なら関係ないこと。

多気筒のエンジンを持つバイクでは

それぞれに存在する燃料装置(キャブレター)が

どれも同じ程度の作業をしなくちゃいけません。

どれかひとつの働きが悪い・・・・ってことになると

他のところに負担がかかって

回転が安定しない、アクセルあけたときにスムーズじゃない・・・などの

不具合が出てくるんです、

ですから同じようにバルブが開くように調整してやる・・・って感じなんです。






さて作業ですが

ストレート4エンジンみたいに幅がないV4エンジンなんで

タンクはずしたりはしなくてOKです。

手の届かないほど奥の方の作業はありません。


アンダーカウルはずして


しっかり暖気したあとにアンダーカウルをはずして

負圧取り出し口(4箇所)にアダプターを装着!!

アダプターつなぎます


タンクの上に置いてる4連ゲージとチューブで連結します。

そうそう、このときパイロットスクリューは

規定の2回転戻しにしておきます。

そしてゲージの元栓は締めこんで止めておき

エンジンスタート!!

元栓をじわりとあけると、針が動きます!

これ、元栓あけたままエンジンスタートすると

あんまりよくないみたいですよ!(最悪、壊れるらしい)


で・・・ゲージを見ると・・・・

あらら・・・・

なんか3番シリンダーのやつだけ

ずれてるなぁ・・・他のもちょっとバラけてる!!

ずれてる~~~!


調整しよう!!

しかし、この調整しなくちゃならないアジャストスクリューは

中ほどにあるんで調整しづらいっ!!エンジン熱いし!!

私は火傷しないように長袖と軍手という装備で

手を突っ込んでやりました!

はじめは難しいっ!!って色々考えたんですが

もう慣れちゃった!!



スクリューでの調整は、

閉めこめば、または緩めれば、

キャブレターのバルブがどう動くのかは頭で考えてやることが必要です。

ま、それも楽しいんですけどね!



さて、調整が終わってゲージの指針は

ばっちりそろっています。

ばっちり!


・・・・で、驚きの変化が!!

VFR400R(NC24)のアイドリングって

直4と違って、ばらつくもんだって思ってたんですが(新車のときから)

それが

びたっ!!!

と安定しています!


安定してるっ


1300回転に合わせると、

今までだと1200~1400くらいの間を往復していたんですが

まったくないのです。







面倒だったけどやった甲斐があったぞ!!




少しエンジン冷やしてから

再度始動してみたんですが

今までと違ってストールの気配が全くなく、

しっかり低回転で回り始めました。

おおおおお!

おっちゃん感激!!


調



ということで

久しぶりに、実感できたメンテナンスでした。

これ、簡単といえば簡単ですが

逆に調子を崩す危険性もあります。

確実なのは、ショップに任せることでしょうね。

時間がある人は

是非ご自分でチャレンジを!!

調整後の変わった瞬間・・・・

結構感激しますよ!!(マジで!!)





2011.10.15


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