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2013.12.25
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カテゴリ: 歴史
 大使にとって、エンジンの王道と言えばガソリン専焼であるわけで・・・
ハイブリッド車の出始めた頃には、邪道やんけ!と思っていたほどである(古い考えやがな)。

ミラ・イースが燃費30Km/Lを達成したときは驚いたが、今の燃費トップはアルトエコの35.0km/Lだって♪・・・・
(ハイブリッド車のトヨタ・アクアではそれ以上の37km/Lを達成済みであるが)

一昨日観に行った大阪モーターショーでも、ガソリン専焼車で燃費トップの新型アルトエコにはチェックを入れたわけです。

アルトエコアルトエコの展示車

・・・ということで、エコカー変遷史(軽自動車)を作ってみました。
・ミラ・イースがすごい♪(2011年夏発売)
・アルトエコが30.2km/Lだって♪(2011年12月発売)

・新型アルトエコが35.0km/Lだって♪(2013年冬発売)



<ミラ・イースがすごい♪>
ハイブリッドでないのに燃費30Km/L(JC08モード)を達成し、しかも80万を切る価格のミラ・イースはすごいと思うのだ。
そのすごさが、当時の 国産自動車低燃費ランキング の堂々第3位に表れています。なお、 実燃費ランキング では6位となっているが、それにしてもすごい。(なにかにつけて、比較表を見て納得する大使である)

ミライース

この車の緒元、質感などを ミラ・イース公式サイト で見てもそれなりであり、なにしろ唖然とするコストパフォーマンスであり・・・・
車は移動手段と考える人、そして貧乏人にとっては魅力的な車だと思うのです。
(ダイハツから宣伝料はもらっていませんが)

空雑巾を絞るような技術開発があったものと推察するが・・・エンジン改良、軽量化などでガソリン専焼車にはまだ伸び代が有るのかもしれませんね。

ダイハツ ミライース 試乗レポート



<アルトエコが30.2km/Lだって♪>

スズキ「アルトエコ」が30.2km/Lだって!♪

11/24 スズキ、JC08モードで30.2km/Lの軽自動車「アルトエコ」を発売 より
 スズキは、軽乗用車「アルト」を基本に、JC08モード燃費を30.2km/Lに向上させた新機種「アルトエコ」を2011年12月13日に発売する。ダイハツ工業の「ミライース」の30.0km/Lをわずかに上回り、ハイブリッドでないガソリン車中トップ。なお、10・15モード燃費はミライースと同じ32.0km/Lだ。

 従来の標準エンジン「K6A」でなく、「MRワゴン」から搭載を始めた「R06A」型エンジンを採用した。2011年1月に登場したばかりのエンジンだが、既に改良に着手、ピストンのコーティングのパターンや、ピストンリングの表面処理を変えて摩擦抵抗を減らした。CVT(無段変速機)油の粘性を下げてせん断抵抗を減らした。

 停まっている時だけでなく、ブレーキを踏んで9km/h以下になるとエンジンを停めるようにして、アイドリングストップの頻度を高めた。9km/h以下はミライースと同じだ。アイドリングストップができる状態を示す表示灯を採用した。事前に知らせることで、運転者を安心させられる。アイドリングストップ中にハンドルや専用スイッチを操作してエンジンを再始動でき、遅れることなく発進できる。

 軽いR06Aエンジンを採用したうえ、エンジンルーム周りの骨格をはじめ、足周り、内装に至るまで、さまざまな部品を見直した。シートクッションのパッドの密度を下げ、後席のシートバックの構造を変え、乗り心地を損なうことなく軽くした。また、トランクボードの材質を変えることで、強さを保ちながら軽くした。「G」グレードの2輪駆動/CVT車同士で比べて20kg軽くした。

 後ろのコンビネーションランプとハイマウントストップランプをLED(発光ダイオード)とした。燃料ポンプシステムを改良し、運転状況に合わせて無駄なく燃料を供給する。これらによって消費電力を抑え、エンジンの発電に対する負担を減らした。

 そのほか各部の抵抗を減らした。車高を15mm下げ、車両の下部で発生する空気抵抗を減らした。軽自動車初のハブ一体構造軸受を前軸に採用し、後ろの車軸の軸受も構造を見直して回転抵抗を減らした。タイヤは専用で新たに開発したゴムを採用、内部の構造を最適にすることで、空気圧をより高めて転がり抵抗を減らした。前輪のブレーキパッドでは、走行中の引きずり抵抗を減らした。

 2輪駆動/CVT仕様の価格(税込み)は「L」が89万5000円、「S」が99万5000円。



<新ミライースが33.4km/Lだって♪>


2013/7/22 ダイハツ:新ミライース、軽で最高燃費33.4キロ-8月発売 より
 7月22日(ブルームバーグ):ダイハツ工業 は8月に発売する新型軽自動車「ミライース」の燃費が1リットル当たり33.4キロメートルとガソリン車として世界最高になると明らかにした。価格は現行モデルからさらに引き下げる方針という。

ダイハツの三井正則社長が18日のブルームバーグ・ニュースなどとのインタビューで明らかにした。空気抵抗の低減やエンジンの動力を車輪に伝えるタイミングチェーンの形状を変えることで摩擦によるエネルギー損失を減らすなどの工夫を積み重ね、2011年9月に発売された現行のミライースと比べて10%超の燃費改善を実現した。

現行ミライースの最低価格は79.5万円と国内で販売される商用車以外の車で最安値水準だが、三井社長は新型モデルについて「燃費は上げるが、今の価格より安くしたい」と述べ、それ以下に設定したいとの考えを示した。

スズキ に加えてホンダ や日産自動車 なども軽事業を強化している。ダイハツでは激化する国内競争で培った、こうした技術を今後、トヨタ自動車 と連携して取り組む新興国市場にも展開し、競争力確保につなげたい考えだ。




<新型アルトエコが35.0km/Lだって♪>
詳しくはしらないけど、エネチャージ方式採用とかで、燃費35.0km/Lを達成したんだそうです。
(アイドリングストップ装置付きのガソリン専焼車では燃費世界一ということのようです)
詳しくは スズキアルトエコ を読んでみよう。

とにかく・・・・

メーカーのカタログ値よりはクチコミの方が実際に近いので、クチコミ投稿を調べてみました。

<ビンボー怒りの脱出さんのクチコミ投稿>
私も実際試乗程度でどちらも所有した事はないので何とも言えないのですが私の場合長距離もたまには乗りますが普段は通勤や近所の買い物程度で数キロから10キロ前後?あたりの距離が多いです。この距離だと最近の自動車だと10.15モードJC08モードの半分、つまりやく50%前後の燃費が殆どです。
まあ此が50キロ100~200キロとかの長距離になれば10.15モードJC08モードに近い数値を出してくれる事もあるのですが。
レビューだと長距離での燃費が多いので近距離でのデーターが欲しい私にとっては余り参考にはなりません。

知り合いがプリウスの旧型と新型と乗っておられる人がいますが両方とも数キロの近所の買い物程度ならリッター20程度だといっています。まあ二人とも知らない間の人なので信憑性は高いと思います。
アルトエコがJC08モードの半分と計算すればリッター17~18ってところなのでしょうか。プリウスには少し届きませんね。ただ車両価格とか維持費の差を考えれば17~18でもアルトエコのコスパはプリウスより高いと思います。

エコカー変遷史といっても、3年にわたるミライースとアルトエコの戦いだったようです。
この戦いは、いいライバル関係だと思うが・・・昨今のTPP交渉で、変質する可能性もあるわけだ。

なんか、ガラパゴス島の厳しい生存競争には、島外の種(アメリカ車)が、入りこむ余地はないはずだけど(笑)






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Last updated  2013.12.25 17:29:09
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