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2025.11.14
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『紋切型社会』という本を、手にしたのです。
このところ「夢の力」を標榜するかのように勇ましい高市首相が見られるが、その「夢の力」が載っていて興味深いのでチョイスした次第です。

*********************************************************

【紋切型社会】


武田砂鉄著、新潮社、2019年刊

<「BOOK」データベース>より
何気なく耳にするフレーズには、実は社会の欺瞞が潜んでいる。「うちの会社としては」の“うち”とは一体誰なのか。「育ててくれてありがとう」が貧相にする家族観。「国益を損なうことになる」は個を消し去る。「会うといい人だよ」が生む閉鎖性。「なるほど。わかりやすいです。」という心地よい承認の罠。現代の紋切型を解体し、凝り固まった世間を震撼させる、スリルと衝撃のデビュー作。

<読む前の大使寸評>
「夢の力」を標榜するかのような高市首相 が見られるが、その「夢の力」が載っています。

rakuten 紋切型社会



「夢の力」を標榜するかのような武市首相が見られるが、その「夢の力」あたりを見てみましょう。
P43~48
<03 ニッポンには夢の力が必要だ>
 うまいこと招致が成功してしまった2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致スローガンは「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ。」だった。プロテインの代わりに、いや、おそらく併用で「夢」を飲み続けてはこのニッポンでサヴァイブを繰り返すEXILE的なセンスに満ちた、上滑りなスローガン。

 スローガンに続く、宣言文のタキストが徹底的に浮ついている。この手の文章がそれなりのIQを持つ面々だけが集う会議で幾度となく揉まれた結果として、「よぉ~し、これでOK!今日は飲みに行こう」と繰り出した日があったと想像すると、ニッポンの国語力を心の底から憂えたくなる。

 現代文のテストにありがちな問い、「以下の文章を読み、書き手が最も伝えたかったことは何だったのか、25字以内でまとめなさい」に臨むつもりで宣言文をゆっくりと精読していただきたい。
 今回私たちが招致活動を進める信念、ニッポンの復活のためオリンピック、ニッポン復活のためのパラリンピックです。
 退会が実現すれば、それは、震災からの復興を目指す私たち日本国民にとって、明確な目標と団結をもたらします。そして、支援を寄せてくれた国際社会に対して、感謝の気持ちを示せると共に、スポーツの力が、今困難に直面している人々を励まし、勇気を与えられるということを照明することができます。


 はい、25字以内で答えます。
「これくらい前のめりに訴えるんだから納得して、お願い」(25字)

 辛うじて意味は通る宣言文。しかしながら、ネットの翻訳機能で英文を無理やり日本語に変換したかのような接続の悪さが、随所に残っている。順接の接続詞「そして」以降の読点の多さは何でもかんでも詰め込んだ挙句、文章の主述関係をぐらつかせたまま堂々と閉じてしまう、ザ・官僚の悪文だ。「勇気をあたえられるということを証明すること」の「こと」の連続は、スローガンには不向きである。勇気をあたえられるということを証明「勇気をあたえられることを証明できます」でなんら問題はない。

 強調したい事柄をここまで連鎖させてしまっては伝わるものも伝わりませんよと、誰か一人だけでも考えなかったのだろうか。目標、団結、感謝、励まし、勇気を詰め込んだ上で、それぞれの言葉に適切な役割を持たせるのはよほどの文才がなければ困難だし、性質の似ている言葉が持つ差異をちっとも説明しないままだから、波状攻撃なのか、トッピング扱いにしているのか確証が持てない。
 これまでの言葉をそれぞれ辞書で引けば、その説明文として他の言葉が登場してしまい、ぐるぐるスパイラルして、夢を見るどころではなくなるだろう。

 招致成功後、借りた5000万円に見立てた発泡スチロールをカバンに詰めたが惜しくもチャックが閉まらず都知事を辞任することになった猪瀬直樹は、東京五輪開催が決定した直後のインタビューで「これで希望を作ることができる」と紅潮した顔で答えた。

 先ほどのメインスローガンを頭に残しながらこの発言を解析すると、必要とされていた夢が手に入り、これで希望が作れる、ということになる。剣や盾を手に入れてボスを倒しにいくのがロールプレイングゲームの鉄則だが、この五輪の物語は、夢を手に入れて希望を作るというのだから、ゲーム会社がコンテンツ化を躊躇う曖昧さだ。

「石原慎太郎が『いまの若者に夢がないのが心配でならない』としきりに言ってましたけど、夢がないんじゃなくて、彼は夢がばらけるのがイヤなんですよ。みんなで同じ夢見てほしいと考えていて」と小田島隆は言う(内田樹 ・小田島隆・平川克美『街場の五輪論』朝日新聞出版)。

 石原から指名を受けた猪瀬もまた、夢をばらけさせたくなかった。夢と希望をばらけさせないように、でき得るかぎりの方法で一致団結をアピールして、都民にドーピングする。石原から踏襲したその手法の手助けとなったのが、東日本大震災を受けて個々人が多かれ少なかれ受け止めてきたマジックワード「立ち上がろう」だった。
 五輪のにとうじたつもりではなかった各々の「立ち上がろう」が、いつしか大きな国策に転用されていた。「どうだ、やりたいだろ」と胸ぐらを掴むかのようだった石原より、民意を動かす作業は易しかったに違いない。
(中略)

 漢字をカタカナにほぐすのは、「やわらかさ」を担保する常套手段のひとつ。先のスローガンでひとまず「日本」を「ニッポン」とみせたのは象徴的な例だ。五輪招致に失敗した石原都知事の時代、メインスローガンは「日本だから、できる。あたらしいオリンピック!」だった。

 口癖のように「三国人」を使い、「支那」と戦争して勝つと豪語してきた首長らしい強気のスローガンだったが、彼のアジテートがたちまち需要を上回って溢れ出て供給過多になっていた中での「日本」では、国民が動かなかった。エネルギー補給のように隣国から悪口を繰り返している現在とは異なり、「日本」という主役が投じられても「できようが、できまいが、どうぞご自由に」と、自分はそのターゲットにはあらずとしらける余裕があった。 





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Last updated  2025.11.14 00:02:06
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