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光への手紙 ひいちゃんファミリーさん

愛着と反抗期 沢村 光さん

October 7, 2008
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普通学級4年生車椅子のB君。
今日はいつもと違ってゆったりしたハーフパンツを履いていました。
聞いたところ、お母さんのを借りたということ。
いつもはお腹のところでグッと引っ張ってギリギリやっとボタンが閉まるようなズボンだったので、トイレの介助の時にボタン・ファスナーの開け閉めも私がやっていました。
(B君にはできないしやる気もなかったようで)
ところが今日はお腹周りがゆったりしている上に、ボタンじゃなくてフックで引っ掛けるようなタイプのものと、ベルト部分もバックルで取り外しがワンタッチ。
で、B君、初めて自分でズボンのホックとファスナーを開け閉めしました。
「おお!B君、自分でできたじゃない!」
と大げさに驚いて見せて
「いいね~!これ!コレなら自分でできるね~!」
と言ったら、とても嬉しそうな顔をしていました。
今まで、面倒なことや自分ではちょっと無理かな?と思うことはすぐに
「できません!」「無理です!」
とキッパリと言い放ち、やってもらうばかりだったわけですから、これは大きな変化です。
お腹周りがメタボ状態のため、ゴムの跡がいつもクッキリと真っ赤になっていて(ゴムがお腹に食い込んでその部分が凹むほど!)かゆがっていたのですが、今日は自分でお腹を見せて
「今日はあんまり赤くなってないし、かゆくないですよ!」
と言っていました。
そうだよね~。
今日は薄く跡が付いている程度だもんね~。
ゴムがきつそうな時は
「お母さんにゴムを入れ替えてもらいなよ!」
と言っていたのですが、B君は
「大丈夫です!」
と言ってお母さんには言っていなかった様子。
でも見るからに跡がくっきり、お腹もその部分で二段に分かれるほどの食い込み具合でしたから、お母さんだって気づいているはずなんだけどなあ・・・
いつも着ていた160のサイズが子どもサイズでは一番大きくて、更に大きいサイズはメンズのMかLを着ていました。
が、発想の転換。
お母さんのお下がり!(レディスのLサイズ)が一番ちょうどいいみたいです。

モップでの床掃除も、最初はどうやってやったら良いのかわからずに「疲れた~」を連発していたのですが、ここのところだいぶやり方に慣れたようで1人で決まった範囲の床掃除ができるようになりました。
「B君、床掃除が上手になってきたね~!慣れてきたね~!」
と言ったら、まんざらでもなさそうな顔をしていました。

できることをできる範囲で少しでもやってみようという気持ちが出てくれるといいなと思います。
もちろん、できそうもないこともやりたいと言って主張することも度々あるんですが。
今日は体育の50メートル走をやりたいと言ったので困りました。
が、今日は担任の先生に
「Bは、ゴールのところでみんなが最後まで気を抜かずに走っているかよく見てチェックしてくれ」
と言ってくれて、走ることを断念してもそれほど残念がることもなくゴールで見張り役に徹していました。

その前に「今日の50メートル走は、競走と言うよりタイムを計る練習なんだから、電動車椅子のタイムを計っても意味が無いでしょ?」と言うことは言っておきましたけど。その説明で一応納得した上で、先生から役割を言い渡されたので気分を害することもなかったようです。









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Last updated  October 7, 2008 09:07:37 PM
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