ドカベン

ドカベン



数あるスポーツの中でも野球は特にマンガに取り上げられるコトの多いスポーツだろう



この「ドカベン」もその一つである



早速、今回の場面を説明しよう



男・岩鬼が攻撃の際に放った1打である



ピッチャーのグローブをはじきその後ワンバウンドで捕球したセンターがなんと 1回転



あまりに打球が早かったため記録はシングルヒット



このシーンを科学的に検証してみたところ岩鬼のすさまじいパワーが浮かび上がってきた!



プロ野球や高校野球を見ていても捕手が1回転することは珍しくない



しかしそれは前方や横に飛んだ打球を追いかけ勢い余った場合である



どっしり構えた捕手が打球の勢いで後方に回転するなど絶無であろう



岩鬼の打球がそれほど凄かったのだろろうが人間が1回転すると言うのはいったいどれほどの衝撃なのだろうか?



コマを見るとセンターは腰を落とし体重を前方に構えている



この姿勢で立っている人間を転がしたのだから



打球には相撲の立ち合いに匹敵する勢いがあったと考えられる



プロの立ち合いは秒速2,6㎞のの速度を持つという



センターの体重を70㎏とし、彼の体重と同じ人間が秒速2,6㎞で衝突したと考えよう



硬式ボールの質量は145g。70キロの480分の1だ



物体の衝突する衝撃は、物体の質量と速度に比例する



このことをふまえて同じ衝撃を生み出すには480倍の速度が必要だ


すると打球の早さは 時速4680㎞



マッハ3,7



とんでもない打球だが岩鬼の実力はこんなモノでは収まらない



マッハ3,7というのはセンターが捕球したときの速度でありその前にピッチャーのグローブをはじき飛ばしているのだ


一体、どんな打球なんだ

恐る恐るコマを観察してみたところスゴイコトに気が付いた



センターが捕球した時よりピッチャーのグローブをはじいた時の方が「バシィ」の音が2倍ほど大きく表されているのだ



表現方法の微妙な問題ではあるが2倍大きな音が発生したと考えられるだろう



もし、そうだとすると・・・・・?



物体が衝突するとエネルギーが失われ、音や熱のエネルギーに変わる



グロ-ブから煙が上がったりしている様子はないからこの場合はエネルギーの大半が音に変わったと考えられる



マッハ3,7で飛ぶ145gのボールを70㎏の人間が捕球するとエネルギーの99,8%が失われる



つまり、ボールのエネルギーはほとんどが音に変わるわけである



するとピッチャーのグローブをはじいたときセンターが捕球したときの2倍のエネルギーが失われたコトになる



つまり岩鬼のバットから打ち出された直後は捕球される直前の3倍のエネルギーを持っていたわけだ



エネルギーが3倍なら、速度は3の平方根、すなわち1,7倍だ



すると、岩鬼のバットが火を吹いた瞬間


ボールは マッハ6.4 で打ち出されたコトになる!



コマを見るとボールは20°くらいの角度で上昇している



もしピッチャ-がボールに触れていなければ大ホームランとなったハズだ



その場合の飛距離は 310㎞


甲子園から東に打つと落下地点はなんと



富士山


驚いたよ



ビックリだ



いったい、どんなパワーがあればこんな打球が打てるのだろう?



通常、打球の速度はバットのスイングより速い



ボールの弾性ではじき返されるからだ



しかし、コレほどの速さになると変形したボールが元に戻るヒマがない


岩鬼の打球に関してはおそらくボールの弾性は 無関係



すなわち バットのスイング速度もマッハ6,4 だったということになる


岩鬼は体もデカイがフォームもデカイ、バットを高々と垂直に構えそのまま振り下ろす



バットの重心は半径1,5mくらいの弧を描き90°くらい回転しているようだ



このフォームで900gのバットをマッハ6,4まで加速させたとすれば始動から振り切るまで実に


0,0018秒


要求されるパワーはなんと



170万馬力


人間の全力運動は6馬力に相当するというが仮にプロ野球選手が8馬力のパワーを持っているとしても


岩鬼のスイングはその 21万倍 なのだ!


このように考えてみると岩鬼の打球を捕ったセンターもスゴイ



捕球した位置がホームから80mだとすると


ボールが飛んでくるまで 0,058秒


人間は脳が指令を出してから行動するまでに最短0,2秒はかかるといわれているから超人的な反射神経だ



ベテラン選手になるとバ打撃の音で落下地点が分るというが岩木の打球は 音の速さを超える


センターの選手は捕球してから0,18秒後に「カキーン」という音を聞いたことになる



ともなると、もっとスゴイのがピッチャーだ


こちらは打球が到達するまでに 0,0085秒



この間にグローブを1mつきだしたとすれば速度は 時速432㎞


プロボクサーのストレートが時速約57,6㎞だからその 7倍 である



乱闘にでもなったらコイツがいるだけで球場が 血の海 になってしまう



岩鬼がいることで程良い(?)緊張の中、試合ができそうだ










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