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保障額(入院日額)を大きくすると損?


■保障(入院日額)を大きくすると損になる!

医療費の実費を補える保障(入院日額)は日額5,000円前後でよいことがわかりました。
そして医療保険は短期入院ではなく、長期入院になった時、効果が大きいこともわかりました。

ここでは、10年間で実際に支払保険料と入院日額5000円の場合と1万円の場合について
比較してみましょう!

・入院日額は、1万円必要か? CMでいう差額ベッドの保障は必要か?
入院日額
保険料
10年後の保険料累計
差 額
差額で自己負担できる月数
5000円
5,000円
60万円
120万円-60万円=60万円
60万円=約10ヶ月分の入院費
1万円
10,000円
120万円
差額が60万円となると、入院日額120日分の保障が得られます。実際に自己負担したと仮定した場合、約10ヶ月分に相当。保障を大きくせず、その分の保険料を貯蓄にまわした方が得策です。

・短期入院しかしないと仮定した場合 20日間入院した例
入院日額
保険料
10年後の保険料累計
20日間入院した場合の保障
10年後の収支は?
5000円
5,000円
60万円
10万円
10万円-60万円=-50万円
1万円
10,000円
120万円
20万円
20万円-120万円=-100万円
短期入院では、完全に保険料が保障額を上回ります。全く保険になっていません。

・短期入院しかしないと仮定した場合 60日間入院した例
入院日額
保険料
10年後の保険料累計
60日間入院した場合の保障
10年後の収支は?
5000円
5,000円
60万円
30万円
30万円-60万円=-30万円
1万円
10,000円
120万円
60万円
60万円-120万円=-60万円
まだ、収支は赤ですが、入院期間が長くなると効果が出てくるように見えます。

・短期入院しかしないと仮定した場合 120日間入院した例
入院日額
保険料
10年後の保険料累計
120日間入院した場合の保障
10年後の収支は?
5000円
5,000円
60万円
60万円
60万円-60万円=0
1万円
10,000円
120万円
120万円
120万円-120万円=0
今回の保険料の設定では、1入院120日以上の入院で収支が同じになります。1入院60日型では完全に赤字。貯蓄したほうがよいことがわかります。つまり、入院日額を増やすことではなく、1入院の保障期間を増やすことが重要で、保険としての機能を果たすためには、1入院365日型以上の医療保険を選ぶことが大切です。
保険としての機能を果たすとは、1入院したときの医療費(自己負担額)が、それまでの保険料累計額より大きくなること。
これが果たされていなければ、保険に加入する価値はなく、保険料を貯蓄したほうがお得でしょう。
短期入院の備えのためならば、医療保険は必要でなく、貯蓄で対応しましょう。
長期入院への備えとして初めて医療保険を検討し、しかも1入院365日型以上の商品を選ぶことが大切である。

・自己負担額と保険料の兼ね合いで比較した場合
入院日額
保険料
自己負担額
保険料が保障額と同額になる期間
自己負担額と保険料が
同額になるまでの期間
5000円
5,000円
18万円
30万円÷5,000円=60月(5年)
18万円-5,000円=36月(3年)
1万円
10,000円
60万円÷10,000円=60月(5年)
18万円-10,000円=18月(1年6ヶ月)
保険料と自己負担額の割合で考えると入院日額を大きくしても保険料負担だけが大きくなり、医療保険の効果が出る期間が短くなるだけとなる。従って、入院日額を大きくするのではなく、1入院に日数を長くする。同程度の保険料で医療保険を選ぶならば、1入院の長い商品で、365日以上の商品を選択した方がよい。


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