patina!

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好きな女性に贈るカセットテープ


 レコード屋店主の主人公が女の子にカセットテープを送るのですが僕も昔たまーに作ってたのを懐かしく思い出しました。
でもなかなか満足の行くものができないんですよねぇ。ここでは架空の女性にカセットテープを送るって設定で選曲してみたいと思います。

A面6曲とB面6曲を選びました。僕の場合、あんまりマニアックになってもウケが悪いのでどっかで聴いたことがある曲っていうのが多くなりますね。それでは早速選曲してみよう!
( )内がアーティスト名です。

================洋楽ラブソング編================

1曲目 マイ・シェリー・アモール(スティービー・ワンダー)
まずは軽く入れる心地よくてロマンティックな曲がいいなぁという事でこの曲を選びました。しっかし、この曲を10代で書ける才能ってホントすごいよ。

2曲目 アルフィー(ディオンヌ・ワーウィック)
2曲目はメロディが美しい小品を入れたいと思い、この曲をセレクト。純粋なラブソングではないけどまぁいいや。レノン=マッカートニーと並び称されるバート・バカラックの作品。バカラック・サウンドはもう一曲選びたいところですね。

3曲目 イッツ・ユー(ディオンヌ・ワーウィック&スティビー・ワンダー)
半分シャレでディオンヌとスティービーのデュエットを選びました。スティービーのアルバム、「ウーマン・イン・レッド」に入ってる曲です。シングルカットされてないと思うけど、なかなかの佳曲だと思います。なんか3曲で完結してしまった感があるなぁ、あとA面3曲でどうやって盛りあげよう・・・。

4曲目 アイル・ビー・ゼア(ジャクソン5)
マイケル・ジャクソンのピュアでかわいらしい声がいい。ちょっとモータウンサウンドに偏りすぎかな。

5曲目 ラブ・イズ・ストロンガー・ザン・プライド(シャーデー)
好きな女性アーティストはあまりいないのですが、彼女はデビューしてからずっと好き。人間的にも相当センスいいと思う。このタイトルなんか自分のイメージをうまく利用した曲ですよね。

6曲目 アイム・ノット・イン・ラブ(10c.c.)
ラブソング集なのにアイム・ノット・イン・ラブ。ハズシてみました。ところで10ccってグループ名は男性が1回に出す精子の量って聞いたことあるけどホントかな?

B面
1曲目 コーリング・ユー(ホリー・コール)
映画「バクダッド・カフェ」に使用されていたけど、そうでなくても、この曲の映像喚起力って凄いと思うのです。 

2曲目 見つめていたい(ポリス)
スティングあんまり好きじゃないんだよね(笑)でもこの曲は完璧に美しい。A面6曲目の10c.c.のメンバーがこの曲のプロモーションビデオを作っていたというつながりもあり選曲しています。最近自分にやっと折り合いが付き「シンクロニシティ」を購入しました。スケールがデカいアルバムで間違いなく白人ロックの傑作。でもどの曲もプロモビデオの映像が出てきちゃう。

3曲目 ユー・アー・ソー・ビューティフル(ジョー・コッカー)
この曲を聴くと昔の彼女に「この曲のto meって歌詞が気にいら~ん!」と言われたのを思い出す(笑)。

4曲目 レッツ・ステイ・トゥゲザー(アル・グリーン)
この曲は80年代にティナ・ターナーが歌って小ヒットしたときに初めて聴いたな。ティナのド迫力のバージョンもいいけど、抑え目のアル・グリーンで大人の選択。

5曲目 スターズ(シンプリーレッド)
シンプリーレッドは1枚のアルバムに一曲かならずすばらしい曲がある。ホールディングバックイヤーズなんかもいいけど、ちょっと新らし目でこの曲をチョイス。

6曲目 アヴェ・マリア(アーロン・ネヴィル)
日産のCMでも流れてるので多分だれもが聴いたことがあるはず。アーロン・ネヴィルはネヴィル・ブラザースっていう玄人好みのバンドの長男(だったかな)。ま、とにかく美声の持ち主。

7曲目 アンフォゲッタブル(ナットキングコール&ナタリーコール)
6曲で終わるはずだったけど、アヴェ・マリアじゃなんとなく寝つきが悪いのでおまけで1曲。これも日立かどこかのCMに使われていたなぁ。

洋楽編が終わったので日本編に入ります。実は洋楽ほど詳しくはないのです。よってラブソング集っていうよりも単なる好きな歌集になる可能性が大。

================日本編================
1.自転車でおいでよ(矢野顕子&佐野元春)
矢野のアルバム「グラノーラ」から。~僕はだれかを好きと書く。それが誰かは分からない~、という歌詞が特に好き。

2.中央線(THE BOOM)
思えばBOOMはデビューしたときから好きだったなぁ。この歌は初期の傑作でしょう。

3.First love(宇田多ヒカル)
この曲を17歳ぐらいで書ける才能はやっぱり凄いと思うのです。フォロワーを許さないオンリーワンのアーティストという感じがする。

4.花(すべての人の心に花を)
喜納昌吉&チャンプルーズ
他人によるカバーやセルフカバーもたくさんあるこの曲ですがここではオリジナルバージョンしか許さないね。だってライ・クーダーがギターを弾いてるんだもん。日本を代表する1曲だと思う。

5.幸せにさよなら(ナイアガラトライアングルVOL.1)
山下達郎・伊藤銀次・大滝詠一によるユニットの曲。1976年発売。この曲って私の失恋ソングなんだよねー。

6.君が僕を知ってる(RCサクセション)
「スローバラード」とどっちにしようか迷ったけれど、よく鼻歌で歌うのがこっちだからという理由で決めました。でも「君が僕を知ってる」だけじゃなくて「僕も君を知っている」のが理想かな。

B面
1.星のラブレター(THE BOOM)
スカのビートが気持ちいいこの曲はB面のスタートを切るにふさわしいかな。君に会いにゆくよ~!

2.大スキ(岡村靖幸)
比較級で大好きという事を伝えるアイデアがよかった。当時この曲のビデオに出てくる女性に恋してました。

3.自由への扉(尾崎豊)
尾崎豊には2ndまではかなりのめりこんでいたものの、その後急速に興味を失った。必要以上に商業ベースに乗せられていた(コンサート会場で尾崎石なる石ころを売っていたのにはげんなりした)ことも嫌だったけど、何より曲調に進歩が無かった。ラストアルバムに収められたこの曲はそれまでのスプリングスティーン、ジャクソン・ブラウンらのソングライティングではなく彼独自の努力の跡が見える・・・と思う。

4.バンザイ(ウルフルズ)
喜びがストレートに伝わってくる佳曲。

5.今度までには(aiko)
 テレビがないのでよくラジオを聴くようになった。関西だからかもしれないけど(aikoは大阪出身)やたらaikoの「今度までには」がかかる。
 最初は「地味な曲。」としか思わなかったけど何度も聴くうちにだんだんと「すごいいい曲」という認識に変わってきた。切ない詩もいいし、中期ビートルズのようなアレンジもいい。何より声がいいと思う。なんか心臓をぐっとつかまれるような・・・というか、目の前で好きな女のコに泣かれているような・・・そんな声。

6.????
迷うなぁ。「スローバラード(RCサクセション)、風が強い日(ストリート・スライダーズ)、アンジェリーナ(佐野元春)、春夏秋冬(泉谷しげる)、セロリ(山崎まさよし)、ヨイトマケの歌(美輪明宏)etc・・・。選曲する日の気分かな。

================洋楽ドライブミュージック編================

A面
1.リトル・グリーン・バッグ(ジョージ・ベイカー・セレクション)

文句なくかっこいいこの曲は数年前、木村拓哉が出ていたウィスキーのコマーシャルで使われていた。友達から「あの曲なに?」と聞かれて映画「レザボア・ドッグス」のサントラに入っていたのを思い出し「あれは・・・」と言えた時は快感だった。

2.イェー・イェー(ジョジィ・フェイム)

ヴァン・モリソンとのセッションでも有名なジョジィ・フェイム。オルガンがかっこいい。

3.リトル・カンバセーション(エルビス・プレスリー)

この曲もナイキのサッカーのCM見てこれって声プレスリーだよなぁ~と思ってCD屋に行ってプレスリーのCD買ってきたところ、なんかちがうと思ったら、リミックスだった~。しかもシングルで出てるし・・・。

4.ジャンピング・ジャック・フラッシュ(ザ・ローリング・ストーンズ)
最初「悪魔を哀れむ歌」にしてたんだけど、ラジオでたまたまかかっているのを聞いたらこっち(JJF)の方がよかった。どうしょうもなく落ち込んだとき口をついてでるのがこの曲のサビ「全部消えてなくなるガスじゃねーか!」だ。この訳は私の解釈だが、CDについてくる対訳では”俺は稲妻ヤロウ、冗談、冗談!”となっている(笑)。この訳は絶対違うと思うなぁ。

5.ギミ・サム・ラビィン(スペンサー・デイヴィス・グループ)
ストーンズを出したので時代をもう少しさかのぼってこの曲をチョイス。映画「ブルース・ブラザーズ」や「ノッティングヒルの恋人」でも使われていました。この曲を聴くと無条件に体が動き出す。

6.ロックス(プライマル・スクリーム)
ストーンズテイストで最近の曲でもう一曲。最近といっても90年代前半だけどね。

7.クロス・ロード(クリーム)
この曲も入れてみたい。縦横無尽に走りまくる絶頂期のクラプトンのギターが最高!ライ・クーダのバージョンもいいけどドライブミュージックならこっち。

B面

1.イングリッシュマン・イン・ニューヨーク(スティング)
A面はHotな曲を中心に選曲してみたのでB面はCOOLな曲を中心にしたいと思う。数年前、レゲエ版のカバーが流行りましたが、改めて聴くとこの曲もレゲエビートだった。クラリネットとピアノが美しい。駐車場から出るときにこの曲が流れると絶対にハマると思う。

2.イッツ・ノット・アンユージュアル(トム・ジョーンズ)
駐車場から出て、シフトアップ。窓から少し風が入ってくるようになる。その時にこの曲を聴きたい。常に変態、常にオヤジ。でも変なかっこよさがあるトム・ジョーンズの名曲です。

3.サタデイ・イン・ザ・パーク(シカゴ)
この曲のおおらかさっていいよね。ドライブにぴったりかも。

4.スムーズ(サンタナ)
最近、サンタナをよく聴いている。中田英も最近サンタナを聴いてるという・・・これは偶然なのか?!・・でしょうね・・・。
スーパー・ギタリストってあんまり好きじゃなかったんだけど、すみません、食わず嫌いでした。

5.ジャングル・ブギ-(クール&ギャング)
映画パルプ・フィクションで知った曲。こうゆうの聴くとなんか血が騒いじゃう。

6.シェイプ・オブ・マイ・ハート(スティング)
この曲を聴いた誰もがあの映画を思い出す。そうです。LEONのテーマでございます。俺って本当にスティング嫌いなんだよな・・・。

7.ソングバード(ケニーG)

スティングで冷え切った心をケニーGの美しいサックスで暖めましょう(笑)

(おわり)


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