すとっくるーむ

すとっくるーむ

2009年08月31日
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テーマ: メンズの靴(38)
カテゴリ: 靴
お盆休み明けから、ちょっと忙しかったです。


もう8月も終わりですね。


前回から間が空いてしまいました。
工場見学の続きです。



甲革と中底、本底を付ける工程に入ります。

長良川で縫われた甲革と中底をまずは合体させます。

最初は、トゥーラスターと呼ばれる機械で接着します。
この際に木型の形に甲革がピンと張られて中底のリブに付きます。


ヒロカワ製靴 2F05


そして、つま先の固定が出来たら、次は踵の始末です。
その前に踵の上の部分を、釘で止めて位置決めをした後に、
サイドの部分の革を引っ張り、何本か釘を打ちこみ固定します。

踵の穴

踵にあいている穴はこの釘の跡なんですね。


そして、踵部分に数十本の釘を打ち込む機械でまとめます。
これは一瞬ですね。

ヒロカワ製靴 2F06

ヒロカワ製靴 2F07



止めた後は、余り革を切り取ります。

ヒロカワ製靴 2F08



次はサイドの革と中底リブをとめていきます。
サイドラスターという機械で、針金で固定します。

ヒロカワ製靴 2F09



最後につま先部分の甲革、中底、細革のウェルトを
まとめて縫っていきます。

松脂を潜らせるような構造になっています。
この工程がいわゆる掬い縫いの部分です。

ヒロカワ製靴 2F10



不要な革を裁断して、甲革と中底をまとめる作業が完了しました。

グッドイヤーウェルト製法の靴の場合、
ここの工程が一番キモになります。

ステップ毎の工程を踏み、少しづつ靴の形になってくるのは、
実際に目で見てみると感動します。

また、機械も、踵に釘を打つだけの物、脇を止めるだけの物、
掬うだけの物などと、それぞれ分かれており、設備投資とその維持にも
かなりのお金が掛かっていそうです。

さて、次回は、本底付けの工程です。





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最終更新日  2009年08月31日 22時48分10秒
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Re:ヒロカワ製靴 工場見学 5(08/31)  
ここまで終わると、一気に靴らしい形になってきましたね。

長良川での縫製の様子も見たくなります。 (2009年09月01日 00時27分35秒)

Re[1]:ヒロカワ製靴 工場見学 5(08/31)  
レム  さん
レッドのコッカーさん

そうですね。ここまで来ると部材から靴に見えてきますね。

靴という漢字は革に化けると書きますが、
言いえて妙だなとつくづく思いました。

長良川も見てみたい気はしますね。 (2009年09月02日 23時11分54秒)

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