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tajim

tajim

Jun 12, 2005
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同監督の今までの映画が、大人の私利私欲と強欲さに的を絞っているとしたら、今回は子供の無欲な素直な心を描くことに成功していると思います。降ってきたお金を「神からの贈り物」だと信じて善行をしようとする子供の姿が、今の時代にはありえないくらい純粋で、でも現実的な兄や周囲の大人との対比によってよく描けていました。子供の目から見たお金の力、お金に踊らされる大人の姿が滑稽で、笑えるし考えさせられるけど説教くさくない、イギリス人らしい撮りかただと思いました。前作の「28日後」が冒頭が面白かったわりに練りすぎて収拾がつかなくなっていたのに比べて、話のまとまりもよく、見終わって安心できる映画でした。

それから、いつものことながら、ダニーボイル監督の映画はスタイリッシュですね。画面の切り方、撮りかた、音楽の挿入のしかたなどが独特で、見ていて飽きない。子供の空想と現実の境目がシュールで面白かったです。役者もよかったですね。何より、子役が自然で演技をしていると感じさせない。Cold Feetという連ドラで人気が出たジェームズ・ネズビットや、11 o'clock Newsというコメディで司会をしていたデイジー・ドノバン等の脇役もよくやってました。

全体的に、とてもよく出来た「観に行ってよかった」と思える映画でした。お勧めできます。





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Last updated  Jun 13, 2005 07:36:11 PM コメントを書く
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