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2004年05月10日
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漂泊の詩人"種田 山頭火"
明治15年(1882)-昭和15年(1940)57歳

 山口県防府市に生まれる。本名正一。

「山頭火」の号は,教師の萩原「井泉水」にならって運勢判断の「納音」(なっちん)によったものです。

妻子を捨て,世間を捨て,行乞の人生を送り,自然と一体になり,自己にいつわらず,自由に一筋の道を詠いつづけた彼は,生涯約八万四千句を詠みすてました。

放浪の俳人"種田山頭火"は、昭和14年10月松山にやって来ます。
松山の生んだ俳人"野村 朱燐洞"を思慕し、彼の墓参りを終えた彼は、その足で四国遍路に旅立ちます。

12月、念願の四国遍路を果たした彼は、高橋一洵 が見つけた御幸寺山麓、御幸寺境内の空家に落ち着きます。




老いてはとかく物に倦みやすく、一人一草の簡素で事足りる。
所詮(しょせん)私の道は私の愚をつらぬくより外にありえない。

"おちついて 死ねそうな草萠ゆる"



山頭火は、「一草庵」をこのように表現していいます。

お宮とは、御幸寺山麓にある護国神社であり、お寺とは一草庵を借りている御幸寺の西に竹薮を隔ててある龍泰寺です。

「一草庵」での山頭火は、ゆうゆうと水の流れるごとく澄みきった心境で句作にうちこんでいます。

"朝は 澄みきっておだやかな流れひとすじ"
"夕焼うつくしく 今日一日つつましく"

昭和15年10月11日未明、念願の"ころり往生"を遂げました。

享年"57歳"。









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最終更新日  2004年05月10日 01時02分45秒
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