最終章


たまたま話をした。あの時の記憶、思い出が蘇り急に社長に会いたくなって
連絡をどうにか取れないかと聞いてみた。数時間後BBSに静寝の書き込みが有った。
メアドを載せてメールを待った。10分も経たないうちに静寝から連絡が来た。
「どうしたの」相変わらずそっけないメールが着いた。
「もう一回雇って欲しいなと思って。駄目ですか?」本当は仕事がしたいわけじゃなく
社長にもう一度会いたかったから。仕事はしたくなかった。
「あれはもうやめた。リスク高いし女集まんないから赤字になる。」
「もうやらないんですか?」がっかりしたがめげずに聞く。
「8月から規制厳しくなったんだよ。捕まりたくねーし。」
「そっか。じゃあ今何でくってるんですか?」静寝は借金があった。
「宇都宮でバイトしてる。」どうしても静寝に会いたかった。
その時、私は彼女が居るアキと付き合っていたが最近態度が冷たくなっていたので
夜遊ぼうと誘うのもやめ、あまりベタベタしなかった。
だからせめて朝はメールを送ろうと思いアキの起きる朝6時に目覚ましをセット
して毎朝メールを送っていた。夜更かしばかりしていつも学校へは
昼頃登校する私にはしんどかったがそれでも良かった。
だがメールを送り始めて三日目の日の夜「最近しつこい」とメールが入ってきた。
いつもゲーパァでくっついて居たのもひかえ、帰り際に送ってというのもやめ、
家に着いてからの電話もやめ…挙句の果てに朝のメールもやめろと言われ寂しい
思いをしていた。だから静寝に癒して欲しいという気持ちがあったのかもしれない。
「久しぶりに会いたいんですけど。」思い切ってメールを送った。
「暇な時なら。」直ぐにでも会いたかった。
「今日は仕事何時終わりですか?その後は?」
「いいよ、けど4時ごろになるけど。」4時か…今21時になったばかり。
深夜4時まで起きていられるか不安だったが「じゃあ、その時連絡ください。」と
メールを入れて深夜3時に目覚ましをかけ眠りについた。
深夜3時、シャワーを浴びて着替えていると4時前に連絡がきた。
「あと15分位でつくよ。」急いで髪を乾かし家のほうに向かってくださいと
連絡した。用意が終わり少し歩くと社長の車が止まった。
「あれかな?」と近寄るとやはり社長だった。長い髪は短く切られていた。
そのままホテルに向かいあの時と同じく割り勘でホテルに入った。
尺のわざを教えてもらったりしながら、社長とねた。朝7時。
家に帰宅して眠り学校を休んだ。
それから何回かメールをしている。日曜日また会う約束をした。
今日は土曜日。アキとは別れた。しつこいと言っていたのは私の友達の
ナッチと隠れて付き合っていたから私が邪魔だと感じた為であった。
アキと別れDan缶への想いもまた少しずつ蘇り、アキへの気持ちもまだ残っている。
だが静寝と居る時は、その想いは無になった。
いい加減、引き際しれよっといつも自分に突っ込んで静寝を想う事に決めた。
きっと静寝は私に貢がせようとするだろう。
それでも忘れられればいい。静寝は私にとって麻薬と化していた。
きっと大きな代償がいつかは訪れる。静寝とのこれからは明日会って決めることにする。
<物語はまだ続くかも知れないけど明日会ってから決めるのでとりあえずEND>


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