2013.12.11
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
2013年12月11日掲載
夕刊フジ「山口那津男の本音でズバッと」より転載

秘密保護法成立「宿題」負った政府
「知る権利」とのバランスを

特定秘密保護法が6日、成立した。与党は終始、法案の修正協議に 柔軟に応じ、幅広い合意形成に努めてきた。公明党は法案の国会提 出前に、政府に修正させ、審議の過程でも「閣議の議事録作成」を 約束させた。

日本維新の会やみんなの党と協議を重ね「共同修正」も実現した。
...
参院の審議では、一部の野党が「会期内での成立を阻む」こと自体 を目的にしてしまい、建設的議論から遠ざかる行動を取ったのは残 念だった。

最終盤の5日、自公与党と維新およびみんなの党4党の実務者は、 修正協議や審議の過程で指摘されていたもののうち、安倍晋三首相 や菅義偉官房長官などが答弁で明らかにしたものを確認する「合意 書」に署名した。

今年1月のアルジェリア人質事件では、日本人を含む多くの国々の 人質の生命にかかわる情報のやりとりが不可欠だった。日本政府自 ら収集できる情報が限られるなか、外国政府から情報を提供しても の裏付けが必要だった。

今後、同様の事件がいつ起こらないともかぎらない。国民の安全を 確保するためには、対応する仕組みを整えておくのが政府の責任で もある。

大部分の政党は、国民の生命や財産の安全にかかる情報を保全し、 権利」とのバランスをとることが難しい法律でもあった。

国民の「知る権利」とのバランスをとるためには、「特定秘密」の 範囲と指定方法を、客観的に限定していく必要がある。また、指定 した者以外の人たちの「目」で適切かどうかチェックしていくこと も大切だろう。

保全の必要性が乏しくなったものを積極的に公開していく努力も欠 かせないし、一定期間たったものは公開できるような公文書管理を 進めなければならない。「知る権利」といっても、実際は報道機関 によって具体化されていくので、報道のもとになる取材は違法性が なければ処罰しないと保障することが極めて重要だ。

こうした要請を入れた法律になったが、さらに、チェックの体制を 重ねる仕組みを作る「宿題」を政府は負っている。国会も、政府の 運用をコントロールする役割を具体的に果たしていかなければなら ない。1年後の法施行までに、これらをやり遂げるのが国民との約 束である。

臨時国会が終わり、いよいよ予算編成である。公明党が提案した「 児童手当」の上乗せを入れた5・5兆円の経済対策を含め、消費税 引き上げによる景気抑制効果を乗り越えて成長戦略を実行していく ことが重要だ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.12.12 00:30:09
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: