ナースの日々事情

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MRSA



北海道立北見病院のMRSA 院内感染の3人、菌の種類異なる
 北見市の道立北見病院(山口保院長)で、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に感染した入院患者3人が死亡した問題で、3人のMRSAの菌株(菌の種類)が、それぞれ異なっていたことが30日、分かった。道が民間の検査機関に委託していた。
 また、3人以外の入院患者2人と同病院の職員5人の計7人の感染者の菌株とも一致しなかった。7人の中には菌株が一致する者もいた。こうしたことから道は、3人が複数のルートで感染した可能性もあるとみて調べている。【笈田直樹】

(毎日新聞2004年3月31日北海道朝刊から)

昔ほど大きく騒がれなくなったが
病院の中では大変なことであります。

この菌は病気をしていて、抵抗力が落ちている人たちには
とっても悪さをする菌なんです。
元気なときには全くもって無害だと思っていい。

黄色ぶどう球菌というものはほとんどが常在菌といわれ
いろんな所にある。
その菌は意外とよわっちい菌なのだが、
抗生物質に対して耐性を持ってしまうのだ。
耐性とは
ぶどう球菌からしてみれば
そんな薬、あっしは痛くも痒くもないわ~。おほほほ
というような状態になってしまうことである。

人間で言うならば、どういうのが良いか。
恋愛しているときは相手に会うのも、電話をするのもドキドキしてしまう。
しかし、結婚したらそうではなくなってしまうように・・・

なんか違う気がするけどまぁいいや。

この菌は今のところ、病院では当たり前になってきている。
医療者もちょっと麻痺してきているのだ。

~続く~

誰が持っているか分からない。
私も持っているだろうし、町で元気に仕事している人が持っていることもある。
まぁ、持論として病院は病原菌の溜まり場だと思っている。
病院は決して綺麗ないところではない。


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