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⭐️3.7
不遇な環境で主人公・桂介が見つけた将棋という生きがい。
金の無心する父親も
師匠的立場の賭け麻雀師も
憎しみの対象であるとともに愛おしい存在であって、桂介が関係を断ち切れないところが不便だった。
誰も信用できない孤独な中で、
唯一ともいえる心の拠り所の将棋に
何があってもしがみついてほしいなと思った。
題材は地味だったが、
スラッとしたスタイルの坂口健太郎の表情の変化や
野性味あるワルの渡辺謙の凄みなどで集中して見られた。
※ネタバレ
渡辺謙が「生ききるんだ」はすごく映画全編を通したテーマを象徴するセリフで心にくる納得できるものだが、老い先短いとはいえ弟子の坂口健太郎に自らを殺すよう依頼して、全く自分で言っていた「生ききるんだ」を守れてないし、死体まで埋めさせて最期まで迷惑かけてなんだかなという感じ。
身元不明の死体の真相を追う刑事の捜査は、大したミステリーもない事件だったので不要だった。
監督が〝いくら俳優の演技がよくても、どうしても将棋盤の画が多くなるので、全国各地で捜査している様子があったほうが退屈させないのでは〟という気持ちがあって、入れたんだろうなあ。
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