<投稿ポエム>

【月灯り】


あなたと過ごせる 僅かな時間

どんなに愛し合っていても

許されない関係

世間は「不倫」と詰るけれど

誰よりもあなたと早く出逢いたかった

そんな二人の想いを

包み込んでくれる 今宵の月

熱く燃え盛る二人の愛の炎を

誰に消すことができようか

二人の行く末を案じながら

今宵の月は 二人に温かい灯りを

惜しみなく届けてくれる

優しさと 慈しみを 含んだ月灯りを

03年10月12日(日) 04:38 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



 【思い出の宝石】


若き日の思い出の一頁に

身を委ねては ため息一つ

思い出の宝石箱には

沢山の宝石が詰め込まれて

その一つ一つが取り出されては

ため息に包まれ 磨かれる

色褪せることもなく

磨き続けられている

そして今日の明日の

新しい宝石が増えていく

恋の欠片という宝石

優しい言葉という宝石

心の底に誰にも見せないままで

私の大切な宝石達の輝きが

今の私を輝かせてくれる

3年10月13日(月) 05:55 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



 【曼珠沙華】


恋する女の情念は

心に咲かせる一輪の曼珠沙華

深紅に燃える曼珠沙華

あなたの声を耳にする

ただ それだけでも

熱く紅く 身体の芯まで

染め入る曼珠沙華

逢えない日でも

あなたを想う それだけで

私の身体も心も 

深紅の曼珠沙華に彩られてゆく

03年10月13日(月) 05:36 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



 【羞恥心】


あなたの優しい愛撫から始まる
あなたの唇が肌に触れる時
既にあたしの中では
蜜が精製され始めている

あなたがあたしの身体全てに
Kissし終える頃には
蜜は溢れてシーツを濡らしている

あたしがあなたの固いモノを
唇でそっとKissする
そのまま含む時のあなたは
あたしの蜜を吸い始める

あなたとあたしが一つになれる時
あたしは声を押し殺す
そしてシーツや枕をギュッと掴む
恥ずかしいから目を閉じたままで

それなのに嗚咽のごとく
時々声を洩らしてしまう程
あなたはあたしを責めてくる
優しく 激しく責めたてる

その度にシーツを掴む手に
力が篭るあたし
誰も居ないのだから
恥ずかしいことなど無いと責められる

それでも恥ずかしいと
あたしは声を押し殺す
けれどあなたの責め方に耐え切れず
悲鳴にも似た声を洩らしてしまう

シーツを思い切り握り締めながら
思わず洩らした自分の声に
羞恥心に苛まれながら
あなたに愛される悦びに浸る

03年10月14日(火) 04:12 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



 【帰る場所】


あなたの帰る場所は

あたしの住む町から

遠く離れていて

温かい家庭がある

あたしはいつまで待っても

あなたの帰る場所に

一緒に住めない

あなたと会う場所は

あたしの住む町でもなくて

あなたの住む町でもなくて

いつまでこうしていられるんだろう

あなたの残り香を身体に感じながら

あなたとあたしは

違う場所に帰って行く

03年10月14日(火) 04:22 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



  【麻酔】


互いの心の傷を舐め合う
互いの肉体を貪り合う
そんな若い頃の経験も
今の私には懐かしい

今の私はあなたの傷に
三日月の刃を突き立てる
そんな荒療治でも
あなたは私を求めてやって来る

古い傷ほど麻酔が必要
私に酔わせる手段は48手
その殆どを使う事無く
あなたは麻酔にかかる

今宵の月も美しい三日月
あなたは必ず迷わずに
あたしの処にやって来る

03年10月14日(火) 04:41 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



   【森の闇】


  毎夜のように眠りに落ちると 此処にやってくる

月灯りさえも遮る 鬱蒼とした森の闇

其処に何があるのか 記憶は途絶える

夢の続きは 未だ見られぬままの日々

オードリナの様な過去を背負っているのか

闇を彷徨うのは 魂なのか定かではない

いつも同じ場所で 激しい苦痛を伴い目覚める

それはやはり記憶の中に 拒絶が潜んでいるのだろう

森の闇を彷徨う魂は 今夜も同じ場所に辿り着くだろう

其処から先は 未だ見ることのできぬ世界

何があるのか 森の闇の迷路の出口だろうか

03年10月16日(木) 14:54 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



  【君に】


軽やかに弾けるようなステップ

ビートの利いたどんな曲にも

ためらう事無く笑顔で踊る

君の姿は 爽やかな若さを

惜しみなく全身から溢れさせている

そんな事を思い出しながら

今夜はジャズを聞いている

カクテル片手に微笑む君の美しさは

あの頃よりも増して 色褪せる事も無く

あの頃と変わり無く 周囲の人を感嘆させる

ダンスの誘いを 事も無げに笑顔のまま断る君に

Mistyを プレゼントしよう 

03年10月16日(木) 15:18 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



  【大切な人】


好きな人がいるのに

好きになってくれた別の人に

甘える私が居る

好きな人には素直になれないのに

その人には素直になれる

どちらも優しい人

どちらも失いたくない人

そんな自分に 愛想が尽きる

友達以上の好意

恋人以下の心

好きな人に求める行為を

全てその人がしてくれる

甘えてばかりいる私

このままではいけないと知りつつ

その人を失うことが怖い 

私の身勝手 でも大切な人

03年10月16日(木) 15:36 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



 【涙】


あたしは涙を失くして

何年経つだろう

娘のように無邪気に 

泣いたり 笑ったり 怒ったり

素直になることも 

怖くなってしまってる

あたしには 

まぶしい 

娘の表情

涙を拭かずに

眠ってたり

ティッシュで

自分で涙を

拭えるようになった

幼い頃のあたしには

娘と同じ様に

泣き顔も笑顔も

あったのに

あたしの涙は

何処に行ったのだろう

03年10月20日(月) 15:41 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



【言葉】


伝えたい

なのに伝えられない

このまま飲み込んで

独りで泣いてしまおうか

あの人に伝えたい言葉

この人に伝えたい想い

言葉を発しなければ

あたしの気持ちは伝わらない

それでも

言葉を選んでいるうちに

伝えられなくなっていく

また

人を信じることが恐くなりそう

素直に自分の言葉で

伝えたいのに

伝えられない

言葉

傷つけたくないから

傷つきたくないから

臆病になっていく

03年11月20日(木) 04:14 - ふわふわり♪



☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆



【大切なもの】


失ってみて初めて気づいた

大切な人

そう思い込もうとしていただけ

逃げ場が欲しかっただけ

卑怯なあたし

でも

先に逃げたのはあたしじゃない

捨てられたというのとは違う

自然消滅に近い

お互い逃げ場が欲しかっただけ

大切なもの守る為に

元に戻っただけ

さよならもなく

自然消滅

これでいい

これで良かった

ほっとしてる

あたしがいる

03年12月15日(月) 02:39- ふわふわり♪





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